2008/2/3  21:01

プロローグ 前編  プロローグ


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それは、かれこれさかのぼること8ヶ月前......2007年6月吉日 in Paris。

日本から用意した履歴書と動機書を片手に、ずっと働きたかった憧れのレストランのエントランスをくぐる。

右・左・右・左 緊張のあまりロボット歩きになってたことに違いない。

しかも30分以上前から、さり気なく何度もお店の前を通り、中をのぞいてお客様の引け時を見計らっていたので、レセプション係に余計に怪しまれていたかもしれない。

87「ぼんじゅーる ムッシュ〜。ワタクシ、『87(おはなぼ〜略)』と申します。スタージュ(研修)の件できました。シェフにお会いできますか」(声がひっくりがえっていただろう)

ピチッと手入れされたスーツを身にまとったギャルソンに厨房へと通され、『シェフP』にご対面。

どきどきしながら自己紹介をし、スタージュのこと、将来自分のやりたい事...etcを話す。(あがり性の87、前日にフレーズを鏡に向かって練習してきたカイあり?! いや声がまたもひっくりがえっていただろう)

シェフ、その間、渡した書類にじっと目を通している。

P「ところで、なんで、ここで働きたいの?  っていうか、あれっ?!どこかで前に会ったことあるよね?」(全くもって、新手の口説き文句ではありません)

そうなんですよ〜! ひえ〜、覚えていたなんて、びっくり!!

87「ウイ!シェフ! 私、数年前に料理学校FのS先生のクラスでした!」

P「あ〜、そうだ、そうだ〜! 君か〜! で、スタージュはあと半年先までいっぱいだよ。来年2月からなら、受け入れよう!」

え〜、っていうか受け入れてくれるの〜! 話しの流れの早さに、またまたびっくり!

そうそうこのレストラン、それこそスタージュしたい人が山ほどいて、国内ふくめ世界中から連日に履歴書がどんどん送られてくる。そんな大量の履歴書に目を通してもらえるわけもない。スタージュしたいなら店に履歴書持ち込みで、シェフに直接アタックしないと絶対に無理!!と以前から聞いていたのだ。だからこそ、はるばる日本から来たのです!!

P「で、どのくらいやりたいの?」

87「6ヶ月、いいえ、1年おねがいします!!」

つづきはプロローグ後編にて。。。。




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