2008/5/15  16:26

本社神輿の出ない三社祭  ニュース

今日から三社祭。
三社は雨の祭、三社が終われば夏・というイメージがあるんだけど・・今年は昨日までの
寒さもあり、週末は晴天の予報でもあるので、少々様子が違う。 

クリックすると元のサイズで表示します
写真は昨年の京都・祇園祭

勿論、一番違うのは本社神輿が出ないことだ。。

再三の警告を無視した複数の罰当たり者による「神輿乗り」が昨年の三社祭でも行われ、
逮捕者まで出る事態となったために早い段階で中止決定が下された「宮出し」と「渡御」。
町内の神輿は出るとはいえ、祭としての盛り上がりに欠けるのは疑いようもないだろう。

祭本来の意味を考えれば、「神輿乗り」などもってのほか!だと私も思う。
ところが、地元の飲食店や土産物屋などを中心に、町内会の皆々様方は、初めからこの
“中止決定” には、反対の声がかなり強かったらしい・・という話を聞いて、正直驚いた。

いや、、、驚く方がどうかしていたのかもしれないと、今になれば、何となくは分かる。
しかし、地元住民ではないからこそ、商売上直接かかわりがないからこそ・の無責任さを
重々承知で言わせていただくならば、伝統よりも祭の意味よりも信心よりもカネを第一に
考える三社祭なんて、しらけちゃうでしょ?と思う。

まあ、生活がかかっていないから言えるんだ・・と言われればそれまでだけどね。

町内神輿なら「神輿乗り」OKにということにしていくんだろうか? 
本当にそれでいいんだろうか?と、単なる見物客の部外者は考えてしまう。

コミュニティの「外」から担ぎ手を集めなくてはならない祭で、コミュニティのルールも慣習も
伝統も阿吽の呼吸も無視した騒ぎが起こるとき、それをどうコントロールしていくのかという
課題を前に、祭や神輿の権威(?)が通用するのかどうか・・という試練・・なのかな。

そんなものに何の権威もありゃしない!というなら、祭の意味なんてないじゃーん!?って
思ってたんだけどね。。 
現実は、かなーり根深く金勘定優先の世の中ってことなのかもしれません。

・・・・・でもなぁ。。
「罰当たり」な連中への怒りよりも先に、「中止」の決定を怒ってるらしい人たちって・・・・
変だけどな、やっぱ。。


『盛り上がらない』 三社祭『宮出し』中止
(東京新聞 TOKYO Web 2008年5月14日 13時48分)

十六日に開幕が迫った東京・浅草神社の三社祭。 見応えのある本社神輿(みこし)の
「宮出し」や各町渡御(とぎょ)が今年は行われないとあって、地元・浅草では「ムードが
盛り上がらない」との声も聞かれる。 一方、宮出し中止の理由となった担ぎ手による
「神輿乗り」が町内神輿で再発するのではとのうわさも絶えず、関係者は気をもんでいる。 
三基ある本社神輿が神社を出る宮出しと、その後に本社神輿が各町内を巡る渡御は例
年、三日間の祭りの最終日に行われ、興奮は最高潮に達する。 昨年は約八十五万人
が見守った。 今年は四十四カ町の町内神輿のみで、迫力不足は否めない。 三社祭に
毎年遠征してくる新潟の神輿同好会の佐藤元さん(35)は「新潟では味わえない熱気が
三社にはある。寂しい」と残念そう。 「今年はポスターの数も少ないし軒先でちょうちんを
出す店も少ない」。 浅草の喫茶店主の女性(50)は街の異変を感じている。 「客足が
読めず当日の仕入れ数に悩む総菜屋もあるとか。 宮出し中止は経済的にも浅草全体に
大きなマイナス」神社前で祭り用品店を営む男性(54)は10%以上の売り上げ減を見込
み、はんてんや足袋の仕入れを調整。 既に15%近くの売り上げ減に悩む別の祭り用品
店主は「浅草全体が地盤沈下してしまう。来年は復活を」と訴える。 
神社側は三月に出した公式見解で、本社神輿に限らず町内神輿でも乗ることは禁止する
と念押し。 今年も町内神輿での神輿乗りなど問題が起きれば、来年の宮出し中止も濃厚
で、各町会とも神経をすり減らす。 
浅草署によると、最終日の警備は機動隊を中心に約七百人で実施、町内神輿を重点的に
警戒する。 

<三社祭の宮出し中止> 担ぎ手の「神輿乗り」が近年常態化したため、昨年神社側が、
伝統や風習を守る観点から神輿乗り禁止を通達。 だが、一部で守られず、逮捕者も出た
ため、神社と奉賛会が今年の中止を決めた。 
中止は戦後神輿が復活してから、昭和天皇崩御の1989年(宮入りは実施)と神輿修理
を行った95年以来で、3回目。



コメントを書く


名前
メールアドレス
URL
コメント本文(1000文字まで)


RSS1.0