2008/8/20  0:00

報道ステーション イーモウ監督インタビュー  分類なし

昨夜たまたまTVでテレ朝「報道ステーション」にしていたら、加藤千洋氏が五輪開会式についてチャン・イーモウ監督にインタビューしていた。3年前に引き受け、関心の高さからプレッシャーはあり映画の仕事より難しかった、開会式で発信したかったのは、中国が悠久の歴史と輝かしい文明を持った国であり、他国と同じ世界を共有している1つの家族である、というメッセージ、と。

オープニングの花火がCG、56の民族衣装の子供の多くが漢民族、少女の歌が別の子の口パク、等で海外メディアに批判され国内でも論争が、とのことで、加藤氏が聞いた口パク指摘について、議論は予想したけれど、完璧なパフォーマンスを求めたための選択で、芸術上の創作で、過大評価する必要はない、開会式の全てを否定して欲しくない、等のコメント。

この騒ぎは、確かに9才の少女の大舞台での一発勝負の歌、というのはリスクもあるだろうし、外観華のある子+歌声のいい子のミックス等、全て芸術上の演出、と言えばそれまでで、見応えある豪華ショーだった、という感触は変らないけれど、

TVを通してであっても、映画に例えれば元々CG駆使のファンタジー、でなく、ユニークな足型の花火等、ありのままの生のドキュメンタリー、と思っていたものが、人工的だったということで、少し微妙な気も。

インタビュー終盤、少数漢民族問題について、やはり「和を以って貴をなす」という理想を語っていて、ならばやはり民族衣装の子供達も、外見上民族別の見分けなどつかないし、現実的に難しさもあったのかもしれないけれど、「あの子を探して」等地元の素人の人々、子供達を使った素朴な作品感覚で、実際の各民族から一人ずつ出演、という地道な演出はどうしても無理だったのだろうかとは思えたりも。

また開会式に出演した26才のピアニスト朗朗(ラン・ラン)へのインタビューや取材もあり、中国が今空前のピアノブーム、文化大革命でクラシックが禁止されていた親の世代が、一人っ子政策もあって、子供にこぞってピアノを習わせる風潮、朗朗氏は、無理に習わせるのでなく、その子供がピアノ好き、という事が大切、等語っていたけれど、多人工国の競争世界の一面が、とも。

この人は今回初めて知り、来年日本ツアーも予定で、かなり人気らしいけれど、ちょっと暴走族のような髪型、ラフな物腰で、親がイーモウ監督と同世代、今回2世代の共演、でもあって、

イーモウ監督は、自分の青春時代は政治的に不安定な文化大革命時代だったけれど、オリンピックが中国にいい影響を与え、今後も文化開放政策を続けて欲しい、と結んでいた。相変らず余り競技は見ていないけれど、番組では同監督が閉会式の演出も担当、とのことで、それも何にしても気になる所。作品関係は記事整理を終えてからに。(http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles北京五輪開会式ハイライト

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