2007/2/18  15:54

気を楽にする  心と体

毎回ぐちぐちと書き込んでおりますが、これでも以前に比べれば随分とおおらかになったのです。どちらかといえば大雑把になったといえるかも知れません。


あれは一種の病気とも思える神経質なまでの完璧主義。しかも自分という世界で最小の単位内で完結した完全さ。つまり、自分だけが全て真実。多かれ少なかれ、大概の人はそういう世界観を持っている時期があるでしょう。そしてその中の多くの人は、そんな価値観で社会生活を営むのは不可能であると気づいてきたことと思います。

かつて鳥が孵化する場面に比喩をしていたのは、ヘルマン・ヘッセだったでしょうか。

ここで各々、自らの殻から表に出るための格闘をする訳ですが、私の場合、この辺りで、全てがどうでも良くなってしまったというか、それまで大変な恐怖だった、失うものや変わりゆくものへの執着を、すっかり捨ててしまったようです。


さてそんなふうに葛藤を乗り越えたおかげで、生きて往くのは非常に楽になり、以前の繊細さは完全に損失したように思えます。しかし制作の場では未だ以前のように、本人にしかわからないような小さなこだわりに固執してしまいます。

気をつけるのは、常に遠くから全体を眺めるようにすること。作業中はどうしても部分的にものを見てしまいますが、仕上がったときの、全体のバランスが取れていることが、最終的な完成度を上げるのです。


今私が苦手としていることは、そういうことで、つい目の前にやってきたものに片端から手をつけていってしまいます。それはきっと、日常生活にも当てはまることで、その辺りが、私の計画性のなさの大きな原因ですね。
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