2008/7/31  20:44

今欲しいもの  心と体

去年まで、今欲しいものは?と訊かれれば、迷わず時間、と答えていた。

欲しがったところで誰かがくれるものではないので、生活の中での余分なものを出来るだけ排除してみた。
週に5回の習い事を織物のアトリエひとつに絞り、語学学校もひとまず切り上げ、仕事も生活できる収入が得られ、且つ許可されている範囲を超えない週20時間を守った。

フランスの年度初めは10月。
自由時間が大幅に増えた。
家事の時間はある程度諦めているけれど、以前に比べると格段の手抜きである。
同居人に気づかれた気配はないが、矢張り気にはなる。

自由時間が増えて、仕事が捗るかといえば、そうでもなかった。
現在の職場に替わって約1年。仕事量が多いのは間違いないが、非常に疲れやすくなったし、睡眠時間も以前より長くなった。
勤務は昼間なので、午後帰宅するが、すぐに仕事にかかれない。
椅子に座ったとしても、集中できず、仮眠を取る日もある。
しかし、太陽光がないと作業は出来ないので、日没とともに終了。思うほど進まない。

ここで、自分には体力が足りないことに思い当たった。
出来れば出勤日数を減らしたいところではあるが、職場の状況からそれは出来ない。
けれど問題は、時間はあるのにそれを有効に利用できていないことなのだ。
そんなわけで、現在欲しいものは体力である。

これも誰かがくれるものではないので、どうやって身につけられるのか考えてみた。
以前と違うもの。
年齢。否、こればかりはどうしようもないが、私より年上の人々は、私よりずっと働き者ばかりだ。
食事。これがいまひとつ謎で、最近は動物性たんぱく質とカロリーの摂取量は以前よりずっと増えている。食事量そのものは少ないが、菜食よりも胃の負担が大きいので、疲れやすいとも聞く。試みに野菜の量を増やしてみたが、相変わらず目覚めが悪い。
運動。多分これが大きい。歩く時間も減ったし、遠回りを嫌うようになった。常に急いでいる所為もあるが、つまり、動く時間を惜しんでいるのだ。

それで、何度中断したかわからないヨガを、何度目かで再開した。
自分の身体の硬さに愕然とする。
かつて出来た複雑なポーズを出来なくなっていることは明らかだが、そういうポーズから始めると、無理をして逆に身体を痛めかねないので、今回は、相当に単純なポーズばかり繰り返している。
それでもヨガというものは本当に良く出来ていて、続ければ間違いなく効果が現れることを早くも実感している。
そしてこの続けることこそが最も難しいことである。
継続力。体力とともに、私がどこかへ置き忘れたものだ。この機会にぜひ、取り戻したい。
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