2008/5/27 18:25
世界経済史【中村勝己】 本
イマイチ。
というか、俺は経済史があんまりスキではないのだな。
アンフェアな書評であることを先に書いておく。
人とモノとカネの流れをまとめて読む、という姿勢で俺は経済学を見ている。
時たま人やモノが動いたり、カネが動いている点は見える。しかし、三つまとめてどう動いたのかイメージしづらい。
もっと単純に言うと、関わっている人の感情が見えづらい。
というか、俺は経済史があんまりスキではないのだな。
アンフェアな書評であることを先に書いておく。
人とモノとカネの流れをまとめて読む、という姿勢で俺は経済学を見ている。
時たま人やモノが動いたり、カネが動いている点は見える。しかし、三つまとめてどう動いたのかイメージしづらい。
もっと単純に言うと、関わっている人の感情が見えづらい。
2008/4/25 0:47
思想としての近代経済学【森嶋通夫】 本
面白かった。
俺の経済学の修行がもっと深まれば、さらに面白い本だったと思う。五年後くらいに再読したくなる本だったな。
この話は面白かったので、できれば新書ではなくきちんとした書籍で数式をまじえて展開して欲しかった。
基本はセイ法則と非セイ法則が、経済学の中で整理されないまま議論展開されてきた歴史図。
セイの法則 wikipedia
ものすげぇややこしいけれども、サプライサイド経済学の根っこになっている思想について。
俺の経済学の修行がもっと深まれば、さらに面白い本だったと思う。五年後くらいに再読したくなる本だったな。
この話は面白かったので、できれば新書ではなくきちんとした書籍で数式をまじえて展開して欲しかった。
基本はセイ法則と非セイ法則が、経済学の中で整理されないまま議論展開されてきた歴史図。
セイの法則 wikipedia
ものすげぇややこしいけれども、サプライサイド経済学の根っこになっている思想について。
2008/3/30 16:49
昭和金融恐慌史【高橋亀吉 森垣淑】 本
昭和金融恐慌についてのルポ。
研究書よりも軽く、読み物といった程度。
適当に内容を抜粋。
昭和恐慌以前の大正時代に問題があったという指摘。
とくにヤバかったのが銀行の体制。
もともとカネだけ持っていて倫理観もない田舎もんがやっていることも多かった。今は銀行って規制がいっぱいあるけれどね。
資本がとにかくいい加減すぎる。貸出額よりも資本が少なかったりするミラクル。
貸出先。ほぼなぁなぁになってしまった財閥系。カネを欲しがる大手に出すという構図。
資本の貸し手が儲けないといけないので、蛸配当続出。いまどき見ないな、蛸配当なんてことば自体。
研究書よりも軽く、読み物といった程度。
適当に内容を抜粋。
昭和恐慌以前の大正時代に問題があったという指摘。
とくにヤバかったのが銀行の体制。
もともとカネだけ持っていて倫理観もない田舎もんがやっていることも多かった。今は銀行って規制がいっぱいあるけれどね。
資本がとにかくいい加減すぎる。貸出額よりも資本が少なかったりするミラクル。
貸出先。ほぼなぁなぁになってしまった財閥系。カネを欲しがる大手に出すという構図。
資本の貸し手が儲けないといけないので、蛸配当続出。いまどき見ないな、蛸配当なんてことば自体。
2008/3/30 16:48
国際経済学入門【浦田秀次郎】 本
国際経済学についてコンパクトにまとめた本。
あまりにコンパクトすぎて、これ一冊では国際経済学とはどういう考え方をする学問なのかよく分からない。
図が多くて厚くて練習問題がいっぱいある専門書を読んでから、試験前にでも改めて最終チェックに使うという用途になると思う。
ふつーのサラリーマンが仕事のために勉強に使うとなると、かなりしんどい。
一般的な経済学の知識や数式の扱いに慣れていることが必須。
悪書と断言できるほど悪くないけれども、良書ではないね。
あまりにコンパクトすぎて、これ一冊では国際経済学とはどういう考え方をする学問なのかよく分からない。
図が多くて厚くて練習問題がいっぱいある専門書を読んでから、試験前にでも改めて最終チェックに使うという用途になると思う。
ふつーのサラリーマンが仕事のために勉強に使うとなると、かなりしんどい。
一般的な経済学の知識や数式の扱いに慣れていることが必須。
悪書と断言できるほど悪くないけれども、良書ではないね。
2008/2/5 23:06
国際問題ということばの意味が分からない件 疑問
重大な国際問題ですよ、と真顔で言われたことがある。
どのへんが重大なの?と聞くとだいたい答えられない。国際問題だから重要だったりする。
よくある国際問題について。
1、著作権侵害
中国製のロレックスを日本人が喜々として買うとか。
ロレックス本社に架空の損失を与えるというパターン。
いち企業の収益に損害を与えるという意味での国際問題。
どのへんが重大なの?と聞くとだいたい答えられない。国際問題だから重要だったりする。
よくある国際問題について。
1、著作権侵害
中国製のロレックスを日本人が喜々として買うとか。
ロレックス本社に架空の損失を与えるというパターン。
いち企業の収益に損害を与えるという意味での国際問題。
2007/12/11 2:28
思考スピードの経営【ビル・ゲイツ】 本
工学部出身のため、ビルゲイツなんか真に受けたって仕方ないよ、という土壌で生きてきて、額面どおりに受け取ってきた。
改めて社会変革者、企業家としてのビルゲイツの考え方に触れてみる本。
紹介者サンクス。
情報システムによる効率化という議論に的を絞って書いてある。
やや古いかなーと思えるところはあるけれども、サーバ関連技術ってのは社会変革をつくり出すものであり、ビジネスの見方を大きく変えるものなんだよーというお話。
いくつか考える部分も出てきて、知らない話が出てくるたびに未来は明るいの図式になっていた。
正直補論はちょっとタルかった。現況はこの補論の延長線にあるとはいえ、相当変化が出てきているし。
経営サイドの人間や、技術者は読んでみて損はない。
自分の仕事が誇れるものに感じることができるようになると思う。
改めて社会変革者、企業家としてのビルゲイツの考え方に触れてみる本。
紹介者サンクス。
情報システムによる効率化という議論に的を絞って書いてある。
やや古いかなーと思えるところはあるけれども、サーバ関連技術ってのは社会変革をつくり出すものであり、ビジネスの見方を大きく変えるものなんだよーというお話。
いくつか考える部分も出てきて、知らない話が出てくるたびに未来は明るいの図式になっていた。
正直補論はちょっとタルかった。現況はこの補論の延長線にあるとはいえ、相当変化が出てきているし。
経営サイドの人間や、技術者は読んでみて損はない。
自分の仕事が誇れるものに感じることができるようになると思う。
2007/11/20 19:06
バターの在庫調整と中国の件 分類なし
1、日本で搾乳量が減る
2、中国でバターの需要が増える
結果として、無塩バターの在庫が減る。
クリスマス商戦を前に無塩バターが足りない
というニュースの内容だった。
日本で搾乳量が減ることと、中国の需要とどういう関係があるんだろうと思って調べてみた。
結論から言うと、まったく関係が無かった。
なんだ、キャスターが中国について口を滑らせただけかよ。
(注:ちょっと追記しました。)
2、中国でバターの需要が増える
結果として、無塩バターの在庫が減る。
クリスマス商戦を前に無塩バターが足りない
というニュースの内容だった。
日本で搾乳量が減ることと、中国の需要とどういう関係があるんだろうと思って調べてみた。
結論から言うと、まったく関係が無かった。
なんだ、キャスターが中国について口を滑らせただけかよ。
(注:ちょっと追記しました。)
2007/11/5 22:51
社長になる人のための税金の本【岩田康成・佐々木秀一】 本
中間管理職から、社長・経営に関わろうとする人のための本。
うーむ、課長職以上で40代の働き盛りの人が読む本だったな。学生の読む本じゃなかった。
企業会計と、税務会計の違いがあらかた理解できた点は収穫。
損金と益金っていう用語や、益金に対して税率が決まるっていうあたりさえおさえておけば、とりあえずはOKかと。
社葬が損金になるかとか、そういった個別の話がちらほら入っている。こりゃひとつひとつ記憶しても仕方ないな。税の考え方とか、大前提みたいなものを咀嚼しないとなかなか簡単には入ってこない。
そもそも個別案件については、税理士に聞けっていう話なんじゃないかとも思う。
うーむ、課長職以上で40代の働き盛りの人が読む本だったな。学生の読む本じゃなかった。
企業会計と、税務会計の違いがあらかた理解できた点は収穫。
損金と益金っていう用語や、益金に対して税率が決まるっていうあたりさえおさえておけば、とりあえずはOKかと。
社葬が損金になるかとか、そういった個別の話がちらほら入っている。こりゃひとつひとつ記憶しても仕方ないな。税の考え方とか、大前提みたいなものを咀嚼しないとなかなか簡単には入ってこない。
そもそも個別案件については、税理士に聞けっていう話なんじゃないかとも思う。
2007/10/27 20:35
不確実性の時代【ジョン・K・ガルブレイス】 本
イマイチ。
1970年くらいに出た、世界の見方的な本。
経済学という意味ではあんまり役に立たない。経済史だと思って読むとエラい目にあう。俺はエラい目にあった。
政治と歴史の話に、経済学の話をちょっぴり書いてますよというくらい。
ある国家体制の支持とか、思想の支持をすることでラクして生きることができない時代になった、という思想のために傍証を繰り返している本。
いま改めて考えてみると当たり前で荒っぽい議論に見えるけれど、当時は鮮烈だったんだろうな。
どっかで読んだ書評には、すげー難しくて分からなかったと書いてある。
そりゃそうだ。
1970年代の欧米人の知識が前提になっているもの。
極東の21世紀人が読みやすいようにはできていない。捨て値で買えて引用率が低い理由がよく分かる。
おまけに文体がずいぶんとややこしい。キューバ危機の文章なんか、副題がついていないと、なにについて書いているのかすら分からない。
1970年までの政治経済について、政策担当者の生ソースが欲しい人にとっては重要なんだと思う。一般的にはあんまり読む価値は無かったな。
1970年くらいに出た、世界の見方的な本。
経済学という意味ではあんまり役に立たない。経済史だと思って読むとエラい目にあう。俺はエラい目にあった。
政治と歴史の話に、経済学の話をちょっぴり書いてますよというくらい。
ある国家体制の支持とか、思想の支持をすることでラクして生きることができない時代になった、という思想のために傍証を繰り返している本。
いま改めて考えてみると当たり前で荒っぽい議論に見えるけれど、当時は鮮烈だったんだろうな。
どっかで読んだ書評には、すげー難しくて分からなかったと書いてある。
そりゃそうだ。
1970年代の欧米人の知識が前提になっているもの。
極東の21世紀人が読みやすいようにはできていない。捨て値で買えて引用率が低い理由がよく分かる。
おまけに文体がずいぶんとややこしい。キューバ危機の文章なんか、副題がついていないと、なにについて書いているのかすら分からない。
1970年までの政治経済について、政策担当者の生ソースが欲しい人にとっては重要なんだと思う。一般的にはあんまり読む価値は無かったな。
2007/10/24 0:16
マネー経済ってなんやねん 分類なし
テレ朝でたまにニュースをみるたびに不思議な気持ちになるんだけれども、マネー経済ってなに?
言葉としての定義もよく分からないし、よく分からないまま使用・非難されている。
なんとなーく理解できたことからまとめてみる。
どうやら、マネー経済って言葉は、お金にたいしての考え方の違いから出てきた言葉のようだ。
そもそも、お金ってものはその性質が実はよく分かってない。専門書を読んでみても、なんだかスッキリしない。
暫定的にいくつかの機能がある。
言葉としての定義もよく分からないし、よく分からないまま使用・非難されている。
なんとなーく理解できたことからまとめてみる。
どうやら、マネー経済って言葉は、お金にたいしての考え方の違いから出てきた言葉のようだ。
そもそも、お金ってものはその性質が実はよく分かってない。専門書を読んでみても、なんだかスッキリしない。
暫定的にいくつかの機能がある。
