2008/5/10 23:23
ババ、特養へ ババの介護
今日は一日家に篭り、ポコ&プーに勉強をやらせる。
ワークと称して、問題集が各教科に出ていて、それを全範囲やらせるのは、
ちときつい。
どんなに風でもやっつけていいのなら簡単だが、試験当日提出なのである。
汚い字で書いているところを書き直させたり、精神的に大変。
ポコはポコで、音楽の楽典の問題集や、ソルフェージュも。
漢検また受けるらしいので、それの準備も。
ふたりともハハが傍についていてやらないと、サボる。
んー気持ちわかりますけどねー。やらないと大変なことに・・・
あれ?中学生ってこんなに大変だったっけ?ハハはそんな大変だった印象ない。
女の子は自分で言われなくても問題集とかするからかもなー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
妹に電話。
今日はババを特養に預けた日だ。
声が消え入りそう
疲れきっているようだ。
夜1時にトイレ行かせて、しばらく大丈夫みたいやったから、2時に帰って
仕事しててん。それで朝7時頃行ったら、一度一人でトイレ行って。
ほんま。大丈夫やったン?
うん。大丈夫やったみたい。それで特養の車が迎えに来たら、車に
○○特別養護老人ホームって書いてあって、それ見て
「いやぁ、こんなん近所の人に見られたら・・・」
て気にしてんねん。
へぇ・・気持ちは、そんなんちゃうのにみっともない、と思てんのかな?
うん。水泳バリバリしてた頃のつもりなんちゃう?
せやけどな・・・私がちょっとおらん間に、2階に上がってるみたいやねん。
迎えの車が来るいうてんのに、「ちょっと化粧してくるわ」て2階に上がろうと
すんねん。化粧なんかせんでいいていうても、2階に連れて行かして、
部屋の中ですってんねん・・・
喫煙は、ババの唯一の秘密なのだ。バレちゃってるんだが。
こっそり吸われると危ないので、困ってるんだが、みんななぜか言えない。
唯一の彼女の大切なプライベートゾーンのような気がして。
他に秘密の部分を持たずにやってきた人だというのは、わかるから。
金銭的にも愛情的にも、苦しい人生だったと思うのだが、結局逃げずに
やり通した。
それはすごいな、と思う。
長い時間かけて、家庭内の主導権を闘い取った人なのだ。
そのかわり、浮いた話も贅沢な趣味の時間もなかった。
こっそり喫煙することだけが、彼女なりの抵抗や冒険だったかもしれない。
だからいいようなもんだが、火を使うだけに、危ない。
それが心配。
秘密を持つことは、どうなんだろう?
精神的にはいいんだろうか。
それとも後ろめたさが、かなりのストレスになるんだろうか。
特養に入ってしまえば、吸うことはできないのではないだろうか。
職員に頼むということはしないと思うのだ。
しかし、電話口で話したババの声は、いままでにないくらい涼やかだった。
なっちゃんが、泊り込んでくれてナ、夜中おきてくれんねん。
車でどこへでも連れてってくれるからナ。
なんだか神々しいほどの清らかな声だった。
優しい声で、妹への感謝を素直に述べているババ。ちょっとびっくり。
昔はイケイケだけど辛らつな人だったから。
そう思うと、ババの世話をしてくれている妹が、本当にありがたかった。
電話でそのことを伝えた。
ありがと。おおきに。なっちゃんのおかげさまで、落ち着いたわ。
疲れたやろ。早う寝や。
うん。ありがとう。もう寝るわね。
いままでに聞いた事もなかったような、妹の声だった。
身心の緊張がふうっと解けていくようなやわらかさで、これがほんまに
欲しかったものだったんだ、と思った。
ばらばらだった家族がまた思いあえる。
こういう事象をいただかなければ、むずかしかっただろう。
ワークと称して、問題集が各教科に出ていて、それを全範囲やらせるのは、
ちときつい。
どんなに風でもやっつけていいのなら簡単だが、試験当日提出なのである。
汚い字で書いているところを書き直させたり、精神的に大変。
ポコはポコで、音楽の楽典の問題集や、ソルフェージュも。
漢検また受けるらしいので、それの準備も。
ふたりともハハが傍についていてやらないと、サボる。
んー気持ちわかりますけどねー。やらないと大変なことに・・・
あれ?中学生ってこんなに大変だったっけ?ハハはそんな大変だった印象ない。
女の子は自分で言われなくても問題集とかするからかもなー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
妹に電話。
今日はババを特養に預けた日だ。
声が消え入りそう
疲れきっているようだ。
夜1時にトイレ行かせて、しばらく大丈夫みたいやったから、2時に帰って
仕事しててん。それで朝7時頃行ったら、一度一人でトイレ行って。
ほんま。大丈夫やったン?
うん。大丈夫やったみたい。それで特養の車が迎えに来たら、車に
○○特別養護老人ホームって書いてあって、それ見て
「いやぁ、こんなん近所の人に見られたら・・・」
て気にしてんねん。
へぇ・・気持ちは、そんなんちゃうのにみっともない、と思てんのかな?
うん。水泳バリバリしてた頃のつもりなんちゃう?
せやけどな・・・私がちょっとおらん間に、2階に上がってるみたいやねん。
迎えの車が来るいうてんのに、「ちょっと化粧してくるわ」て2階に上がろうと
すんねん。化粧なんかせんでいいていうても、2階に連れて行かして、
部屋の中ですってんねん・・・
喫煙は、ババの唯一の秘密なのだ。バレちゃってるんだが。
こっそり吸われると危ないので、困ってるんだが、みんななぜか言えない。
唯一の彼女の大切なプライベートゾーンのような気がして。
他に秘密の部分を持たずにやってきた人だというのは、わかるから。
金銭的にも愛情的にも、苦しい人生だったと思うのだが、結局逃げずに
やり通した。
それはすごいな、と思う。
長い時間かけて、家庭内の主導権を闘い取った人なのだ。
そのかわり、浮いた話も贅沢な趣味の時間もなかった。
こっそり喫煙することだけが、彼女なりの抵抗や冒険だったかもしれない。
だからいいようなもんだが、火を使うだけに、危ない。
それが心配。
秘密を持つことは、どうなんだろう?
精神的にはいいんだろうか。
それとも後ろめたさが、かなりのストレスになるんだろうか。
特養に入ってしまえば、吸うことはできないのではないだろうか。
職員に頼むということはしないと思うのだ。
しかし、電話口で話したババの声は、いままでにないくらい涼やかだった。
なっちゃんが、泊り込んでくれてナ、夜中おきてくれんねん。
車でどこへでも連れてってくれるからナ。
なんだか神々しいほどの清らかな声だった。
優しい声で、妹への感謝を素直に述べているババ。ちょっとびっくり。
昔はイケイケだけど辛らつな人だったから。
そう思うと、ババの世話をしてくれている妹が、本当にありがたかった。
電話でそのことを伝えた。
ありがと。おおきに。なっちゃんのおかげさまで、落ち着いたわ。
疲れたやろ。早う寝や。
うん。ありがとう。もう寝るわね。
いままでに聞いた事もなかったような、妹の声だった。
身心の緊張がふうっと解けていくようなやわらかさで、これがほんまに
欲しかったものだったんだ、と思った。
ばらばらだった家族がまた思いあえる。
こういう事象をいただかなければ、むずかしかっただろう。
