2005/8/4  22:07

’I love you’は便利な言葉  その他

 夫が外国人だというとよく効かれる質問は次の通り。
・二人で何食べているの?
・家では何語で喋っているの?
・どうやって知り合ったの?
・やっぱりしょっちゅう’I love you'って言ったりするの?
今日は、一番最後の質問について答えようと思う。答えは’Yes’。でも私は決してのろけたいわけではない。今となっては、この’I love you'がいかに便利な言葉かを発見し、西洋人の賢さに感心している。

 'I love you'は、何も男女間だけで交わされる言葉ではない。家族間、友人間、などなど、様々な場面で登場する。例えば、夫はママと何か口論して気まずい雰囲気になった後に、こう言った。「ママ、さっきは感情的になっちゃったけど、でも忘れないで。’I love you'」ママはこう答えた。「わかっているわよ、ハニー。I love you, too」
 これが、日本だったらどうだろうか?「お母さん、さっきは感情的になっちゃったけど、でも僕はお母さんのこと大好きなんだよ。わかっているよね?」「わかっているわよ、坊や。ママも大好きよ。」なんて、いう親子いるかしら?いいとこ、互いにてれながら、別の話題を語りだしたりするのが関の山じゃないかしら?ちょっとした言い争いならそれでもOK。でも、大喧嘩をした時は、その程度ではなかなか仲直りできなかったりするように思う。謝る代わりに’I love you'と伝えることができたら、いろんなことがもっとスムースに運んでいかないかしら?実は私が自分の母親と大喧嘩した時、夫は言った。「なんで、’ママ、ひどいこと言っちゃったけど、I love you’って電話しないの?」と。私は思った。日本にはそんな便利な言葉はない。謝るか、謝らせるか、忘れるか、忘れたふりをするか、だ、と。

 最近、男女間で愛の言葉を素直に交わす人は増えてきたように思う。とても素敵なことだと思う。でも、日本では、家族間、友人間でも親愛の情を表す言葉が乏しいと感じさせられる。その点、本当にこの'I love you’は便利。私たちが、喧嘩とかする相手って、それなりに親しい人だったりして、一時的に悪態ついても、コネクションは深かったりするもの。そんな時に、「私の口がどんなに悪いこと言っても、心はあなたを好きですよ。」って表現できる言葉があることって、良いことだと思う。



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