2006/12/9 6:24
私のしごと館(博物館)の「知とコンテンツ」 文化・芸能
私が、私のしごと館の準備にささやかながら関わらせていただいていたとき、本屋でひきつけられる本がありました。
それが下に表紙の写真の載せました「出版、わが天職 −モダニズムからオンデマンド時代へ−」(J・エプステイン著 堀江 洪訳 新曜社刊)です。
著者はニューヨークを拠点とするアメリカでは伝説的な編集者(エディター)ということで、ペーパーバック革命に大きな役割を果たした、出版の世界では大変に有名な方だそうです。
原題は「Book Business −PUBLISHING PAST PRESENT AND FUTURE」ということで、一人のエディターが静かにわが人生を振り返る回顧録なのですが、この本が未来の出版の世界におけるインターネットの価値を大いに認め、若者に「出版の世界には未来がある」ことを高らかに宣言した革命的な本なのです。
正直申し上げてオンデマンド出版はまだまだ成功しているとは言い難いのですが、この本はインターネットコンテンツ(電脳コンテンツ)の制作を目指される方々にとって、大変に参考になります。
インターネットコンテンツ(電脳コンテンツ)の世界は、映像や小説がさかんですが、やはり中心は地道な活字文化のように思います。
それは活字文化がもっともコストも安いし、人々に愛されているメディアだからです。
それは聖書や論語を見てもわかります。
映像は活字文化と組み合わせてこそ、インターネットの世界で大きな役割を果たすと思うのです。
今後は電脳編集者(電脳エディター)のような職業が、さらに発展していくような気がいたします。
その職業は多くのコンテンツを制作し、経済を発展させていくことでしょう。
私は思うのですが、博物館や図書館の提供する「知」は、電脳編集者のコンテンツ制作に大変に役立ち、相互協力する関係にあると思うのです。
博物館、図書館、文書館の資料に基づき多くのコンテンツを制作し、それをインターネットで発信していくのです。
それはインターネット放送を通じ、ビックビジネスともなる可能性もあります。
「知とコンテンツ」こそ、今後の電脳社会におけるビジネスのキーワードとなると思うのです。
エプステイン翁の本は、アメリカの出版の雰囲気を余すことなく伝えておりますが、その姿は未来の電脳エディターを充分にイメージさせる、アメリカ教養市民の高い「知的な雰囲気」を表現しております。
本に読まない人にとっては退屈な話ですし、翻訳も真面目すぎると評判ですが、電脳エディターののヒントになることは間違いなく、今後多いに参考にされるべきだと私は思います。
そしてそれは、「私のしごと館のような巨大施設でさえ活字文化で支えられる」という事実をあらわすと思うのです。
それは大寺院でもお経とそれを研究する学僧がいなければ、ただのハコであることと同じだと思います。
あまり外に語るべき内容でもありませんが、巨大施設といえどもその運営は地道でなければならず、地道な仕事が展示、体験事業のおもしろさへとつながることを、あらためて指摘しておきたいと思います。
見せかけだけのものは長続きしません!国民の皆様と楽しんで運営していきましょう!
それが万人に認められる唯一の道だと思います。
(だいぶ前になりますが、本の表紙を使用することは新曜社様に伝えてございます。)

それが下に表紙の写真の載せました「出版、わが天職 −モダニズムからオンデマンド時代へ−」(J・エプステイン著 堀江 洪訳 新曜社刊)です。
著者はニューヨークを拠点とするアメリカでは伝説的な編集者(エディター)ということで、ペーパーバック革命に大きな役割を果たした、出版の世界では大変に有名な方だそうです。
原題は「Book Business −PUBLISHING PAST PRESENT AND FUTURE」ということで、一人のエディターが静かにわが人生を振り返る回顧録なのですが、この本が未来の出版の世界におけるインターネットの価値を大いに認め、若者に「出版の世界には未来がある」ことを高らかに宣言した革命的な本なのです。
正直申し上げてオンデマンド出版はまだまだ成功しているとは言い難いのですが、この本はインターネットコンテンツ(電脳コンテンツ)の制作を目指される方々にとって、大変に参考になります。
インターネットコンテンツ(電脳コンテンツ)の世界は、映像や小説がさかんですが、やはり中心は地道な活字文化のように思います。
それは活字文化がもっともコストも安いし、人々に愛されているメディアだからです。
それは聖書や論語を見てもわかります。
映像は活字文化と組み合わせてこそ、インターネットの世界で大きな役割を果たすと思うのです。
今後は電脳編集者(電脳エディター)のような職業が、さらに発展していくような気がいたします。
その職業は多くのコンテンツを制作し、経済を発展させていくことでしょう。
私は思うのですが、博物館や図書館の提供する「知」は、電脳編集者のコンテンツ制作に大変に役立ち、相互協力する関係にあると思うのです。
博物館、図書館、文書館の資料に基づき多くのコンテンツを制作し、それをインターネットで発信していくのです。
それはインターネット放送を通じ、ビックビジネスともなる可能性もあります。
「知とコンテンツ」こそ、今後の電脳社会におけるビジネスのキーワードとなると思うのです。
エプステイン翁の本は、アメリカの出版の雰囲気を余すことなく伝えておりますが、その姿は未来の電脳エディターを充分にイメージさせる、アメリカ教養市民の高い「知的な雰囲気」を表現しております。
本に読まない人にとっては退屈な話ですし、翻訳も真面目すぎると評判ですが、電脳エディターののヒントになることは間違いなく、今後多いに参考にされるべきだと私は思います。
そしてそれは、「私のしごと館のような巨大施設でさえ活字文化で支えられる」という事実をあらわすと思うのです。
それは大寺院でもお経とそれを研究する学僧がいなければ、ただのハコであることと同じだと思います。
あまり外に語るべき内容でもありませんが、巨大施設といえどもその運営は地道でなければならず、地道な仕事が展示、体験事業のおもしろさへとつながることを、あらためて指摘しておきたいと思います。
見せかけだけのものは長続きしません!国民の皆様と楽しんで運営していきましょう!
それが万人に認められる唯一の道だと思います。
(だいぶ前になりますが、本の表紙を使用することは新曜社様に伝えてございます。)



