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2006/12/9  14:46

豊臣秀吉を再評価しよう!  勤労文化
 関西関係の方と話していて感じることに、大阪はいささか自信喪失しているような気がいたします。
 五畿七道といい、そのうち五畿とは摂津、和泉、河内(大阪府)、大和(奈良)、山城(京都府中南部)、そして七道とは山陽道等の主要街道と地方をあらわします。
 この五畿(=畿内)に日本の中心地が長い間あったのです。
 その畿内の要地として大阪に天下城を建てたのが、豊臣秀吉なのです。
 ところが秀吉は朝鮮出兵において失敗し、韓国側がうるさいことから、最近悪く書かれることがひじょうに増えております。
 豊臣軍は国内の戦ではあまりひどいことをしなかったので、総大将豊臣秀吉が現地にいない中、功名心にはやってしまったということだと思います。
 秀吉は国内にいて、そのような現地における乱暴を知らなかったと思うので、現実にはあまり罪に問うことはできないのです。
 噂を聞いたのか後には石田三成を中心に、軍監の役割を強化しております。
 別に海外への雄飛は当時の価値観で悪いことではなく、後の帝国主義も当時の価値観では悪いことでもなく、豊臣秀吉をことさら悪人仕立てあげる必要はありません。
 歴史学は道徳学とイコールではないからです。
 外国と悲劇の歴史があれば、それは「不幸な歴史」としか言いようがないのです。
 今の日本人拉致被害も、後には「不幸な歴史」としか言いようがないと思います。
 不幸の連鎖を断ち切ることが重要なので、過去をやたらに言うべきではないのです。
 それよりも、大阪が「豊臣家の都」であったことは間違いなく、その都市設計がよかったからこそ日本一の都市の地位を長く譲らなかったのです。
 また茶道や絵画などをはじめとする安土桃山文化への貢献を考えれば、豊臣秀吉が日本の歴史に果たした貢献はひじょうに大きく、大阪は「豊臣家の都」であったことを大いに誇り、豊臣秀吉の遺徳を誰が何と言おうと顕彰するべきだと思います。
 その活力がなければ、商都大阪の復活もないと思います。
 そして畿内の文化と研究の新しい中心地、けいはんな学研都市の発展もないと思います。
 大阪城と城下町の建設は、平安京、平城京の建設と同様、莫大な資金が投入されました。
 都市建設とは富がなければできない、未来への投資なのです。
 21世紀けいはんな学研都市により関西が栄えれば、その公共投資は成功なのです。
 体調が悪くなってきたのですが、頑張って書きました。

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