2008/11/5 23:59
「星野之宣SF作品集成T」 マンガ
「星野之宣SF作品集成T」(光文社より)が発売されていた。
星野之宣先生は結構気に入っているSFコミック作家である。そして、これを購入する最大の理由となったのが、あの「ブルーシティー」の続編「バトルブルー」が収録されていたからだ。
ファンならこれだけで、ピンとくると思うけど。
そうでない人のため、「ブルーシティー」については、こちらを参照↓
http://diary.jp.aol.com/72wzuahfs/251.html
「バトルブルー」だが、1984年にヤングジャンプで3話だけ連載していたもの。つまり、続編といっても大分昔の話であり、今まで幻の作品扱いだったようだ。
話の方だが、「ブルーシティー」より8年後。生き残りの人類2万人は、人類を滅ぼした敵と戦うため力を蓄えていた。
そして、遂に戦いの火蓋が切って落とされた!というプロローグ的な展開で終わってしまっている。
続きはなぜ書かないのだろうかと思っていたら、作者の星野之宣先生は、あとがきで「ブルーシティー」について、こちらが困惑するようなことを語っていた。
なんでも、連載当時行き当たりばったりで勢いで描いただけなので、何で受けたのか全然わからないんだそうだ。そのため、何が受けたのか解明できない限りまともな続編なんて描けないし、描く気もないそうだ。
これは困った、つまり作者は、「ブルーシティー」という作品がどうして描けたのかわからないと言っている様なものだ。こちらは非常に感銘を受けた作品なのに、当の作者がどうやって描いたのかわからず、そしてどう続編を描けばいいのか判らないのでは話にならない。
「続編を描くというだけなら簡単だ。しかし、読者が納得できる続編を描くというのは難しい。」というのはこういうことなんだろう。
作品が、作り手の感性によるものである以上、こちらはお手上げだ。ある日突然閃くという奇跡でもお願いするしかない。
それと、
「星野之宣SF作品集成T」だが、「バトルブルー」を除くと、過去に出ていた星野之宣先生のSF作品集で読んだことがあるものばかりだった。
それと、収録作品の一つである「イワン・デジャビュの一日」は作者自ら納得いったという作品。これだが、まるでアニメ映画「メモリーズ」の「大砲の街」の元ネタになったとしか思えない内容だった。















