2006/12/19  23:49

パリ郊外 Château-Thierry近く [11]   管理釣り場 FF Fields 1
当日、シャトー・ティエリChâteau-Thierryに近づくと、深い霧。ここは、シャルルドゴール空港にも近い。上空にランプを点した何機かが旋回を続けている様子。冬季のシャルルドゴール空港は、特に早朝、この霧で離着陸が困難になることがある。

フィールド入り口の管理事務所に到着すると、前回と同じ青年が出てきて笑顔で迎えてくれた。フィールドへ急ぐ。前にランチを取ったテントのあった場所は、小屋ができてレストランになっていた。

気温は1℃。しっかり着込んで、防寒目的でウェーダーも履く。はやる気持ちを抑えながら、ロッドを組み立て、いざっ!

朝靄に覆われた湖面が、目前に静かに拡がっている。澄んだ水面を見つめても魚影やライズは観察されない。以前来た際に釣れたポイントに赴き、対岸から釣ることにする。

多少切り立っているので、大岩の上に陣取りそこからキャスティング。釣れたら、水辺に降りよう。

キャスティングをすると、今日はシュルシュルッとラインが真っ直ぐに伸びてくれる。風の具合いも程良いし、防寒もバッチリ効いている。バブアBarbourのオイルびきは、やはり温かい。最初は曇り空であったのがやわらかな陽射しがひろがってきて、魚の気配はしなくとも、竿を振っているだけで何とも気持ちよい。

と、ひとつ、ふたつ・・・とライズが目に留まった。

オリーブのグリズリーマラブーのストリーマーを、ほれ、ほれ、こっちだよ、とばかりに心を込めてイレギュラーっぽく引く。すると・・・、キタッ。
と思ったら、ブチッ。
反転してキラリと腹を見せながら立ち去る姿に、これはデカイ・・・。

今秋以降の管理釣り場で、スレスレの鱒たちを相手にして苦戦したし、ここは水が澄んでいるので6Xのティペットを結んだ、というのはどうにも愚かであった。しかし、こんなことでへこんでいられない。5Xに変更。ノット部分がどうも納得いかず、やり直す。どうしてこんなに不器用なのか、フライも何度かつけ直すはめに。いや、場を静めることも大切、と心乱れぬよう言い聞かせる。

そしてついにヒット。現れた姿を見て、うわっ、やはり大きい。

必ず返してやるから、早くこっちにおいで。じゃないと、切れちゃうよ〜。
過去に経験したブチッ、それに続くヘナヘナ感が脳裏をかすめる。
嫌だ、絶対に嫌だ。
が、嫌なのは先方も一緒で、魚体をくねらせ抗戦の決意を見せる。それでもなんとか引き寄せやっとランディングしたのはブルックトラウト。この時点で既にもう大満足。しかし、この日はこれで終わりではなかった。

続く・・・。
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