2007/7/11  21:19

ラングドック・ルシヨン地方 ピレネー・カタラン [6]   自然渓流 FF Fields 2
クリックすると元のサイズで表示します それからはアワセのタイミングがつかめたのか、チビばかりではあるがブラウンもチョイチョイ釣れた(チビの割には鰭がしっかりしている)。雨雲と追いかけっこをしながら釣り上がる。もう少し大きいのも釣れたけれど、3尾目以降はデジカメの電池切れで写真なし。もっと大きいのはバラす。

直ぐ近くのアンドラやスペインと渓相はだいぶ違うのだろうか。質問してみると、アンドラの渓流とは多分に似ているそうだ。そして、ピレネーの峰の向こうのスペインは、赤土が多く緑も少ないので、かなり違う。そう言えば、昨年フランスからアンドラ経由でスペインにはいった際、ピレネーの向こうはアフリカ、と言ったナポレオンの言葉をナアルホドと実感したっけ。一方、昨年釣行したアドゥール川沿いをそのまま進んでスペインとの国境を越えれば、そこでは緑豊かな中での渓流釣りとなるそうだ。



湖は? アンドラよりフランスのこの辺りのほうがおもしろい、というのが彼の意見。アンドラのフィールドは放流魚が多いのに対し、ここでは純粋に野生魚が対象だかららしい。ピレネー・カタランのこの辺りのレインボートラウトは150年前に移植したきり、あとは自然に繁殖、定着してきたもので、レインボーとは言え野生魚、だそう。確かに、フランスで、管理釣り場以外の自然渓流・湖沼での放流というと、多分に定着、自力再生を目的とした放流であり、魚影の日常的な補充補強やアングラーの満足を高めるための即日即効の手段としての放流ではない、ということは薄々感じていた。地元ピレネー・カタランのフィッシング・プロとしてのプライドがチラリ。

近づいてくる黒い雲が怖いので、渓流はここで切り上げて山上湖に戻り、ぎりぎりまで再挑戦することにする。が、着くと正直言って、もうヘトヘト。一度、惜しい悔しい美成魚のバラシをするが、疲れていてしっかりアワセるのももう無理、という感じ。いずれにせよ、今や明白なのは私のアワセには問題がある。相手が野生魚となると問題が一気に露呈する、との確信に至る。

終にポツリポツリと雨も始まる。ガイドさんは、天気は自分が見ているから大丈夫、帰らねばならない時には言うからと言うが、こちらは山歩きも慣れていないし、本格的に降り出したらまずいことになるかもしれぬと用心の撤収を決める。1時間かかって無事に宿へ帰着。この日は全部で15−17キロ歩いたらしいのだが、前日と違って行程の標高差が300メートルあり、運動になったなんてものではなかった。

で、戻るなりまた、生ビールをグビーッ。うまーっ。度胸があればもう少しねばれたし、結局のところ雷雨はなく雨雲もそれた。実釣時間は短く、でももう、体力的に限界だったと思う。トレッキングステッキがなかったら、足首のひとつも挫いていたのではないか。とにかく達成感。

スロベニアが桃源郷なら、ここピレネー・カタランは地上の楽園。

参考になるサイト

以下、共にフランス語。

Fédération des Pyrénées Orientales pour la Pêche et la Protection du Milieu Aquatique
(ピレネー・オリエンタル県釣り組合連合) 

釣り許可証の取り扱い店リストあり。事前にネットで購入も可能。

Parc Naturel Régional des Pyrénées Catalanes(ピレネー・カタラン自然公園)

尚、釣行の渓流名は現場に標識は見当たらず、釣行後ガイドさんに聞いたが忘れたので追って確認の上、追記するつもり。が、初訪問の人がフィッシングやトレッキングのプロのガイドの同行無しで行けるとは思えず。一方、トレッキングルート近くで見かけた流れは釣り禁止だそうなので注意。

コメントを書く

名前
メールアドレス
URL
コメント本文(1000文字まで)


RSS1.0