2007/8/24 20:33
ノルマンディ地方 リール川 自然渓流 FF Fields 2
シャンブルドットでフライフィッシング。
オート・ノルマンディーNormandie地方、ユールEure県、セーヌ川水系のLa Risleリール川。このリルもまた、シャルル・リッツCharles Ritzが通ったという伝説の川らしい。ノルマンディーへ赴くと、そこここで出くわすのでその度に気になっていた。けれども、フランシュコンテのルー川やブルゴーニュ地方のセーヌ上・源流付近同様、私有地、しかも非商業フィールドが多くてヨソモノにはアクセスがなかなか難しい一帯。そこでシャンブルドットのフィールドで釣ってみた。
モンフォール・シュル・リルMontfort-sur-Risleから直ぐ、敷地面積が20ヘクタール近くもありその中をリル川が悠々と流れている。フィッシングフィールドとしての整備は特にはされておらず、全長は6キロあるそうだが川沿いの地上を歩けるのは今のところ一部、あとは藪をかき分けて突き進むかウェーディングすることになる。ウェーディング可能な場所は限られるところに例年より水位が高いとあり、自分のレベルで安心して釣れる部分は更に短い。フィッシング・フィールドというより宿で釣りができると考えたほうが良いか。
瀟洒な館に泊まってこの静寂の中でロッドを振るというのは、相当気持ちが良い。
まずは、館の前で竿を出す。散発ライズはあるが、キャストすると止まる、遠ざかる。デジャヴュ・・・。水面を叩いてしまう。
敷地の入り口付近に移動。時々、小型の魚影が目にはいるが釣れない・・・。不機嫌になってくる。ウェーディングして、やっと釣れた。のだが、レインボーだ・・・。明らかに養魚の姿態。隣りに養魚場がある(池があって釣りもできる)。また、釣れた、が、またレインボー。3尾目、またまた養魚のレインボー。豪雨も多かったようだから、どさくさに紛れて集団脱走したのだろうか・・・。しかし、どうも、1匹は1匹、3匹は3匹と素直に喜べない。名高い“リール川のブラウン”、っていないんじゃないだろうな、と思った先から、すぐヨコで釣果が上がりきっちり否定される。野生の姿態のブラウンで尺を超えている。
疲れて宿の館に戻る。館の前の散発に向かってキャスティングするが反応なし。更にカヌーの登場で散発さえ見られなくなり、鱒は引きこもりを決めた様子。気温も下がってきており、今日はもう終わりだな。
まあ、いいか。久しぶりにフランスでフライフィッシングできただけでも良かった、と、近くの村に夕食に出かける。レストランもしくはメニュー選びに失敗して、マズイもの食ってしまったと意気消沈し宿に戻ると、館の前の流れ、キャストの到達可能な範囲内数箇所に、コンスタントなライズあり。日没寸前。
庭に出しっぱなしにしてあったロッドをあわてて手に取り、ドライフライをキャスト。すると何投目かにバシャッと出た。が、アワセ切れ。ここで焦って叩いては全てが台無し、落ち着け、と自分に言い聞かせ、再びライズが活性化するのを待ってキャスティング。出ない・・・。取り替えたフライが悪い? 刻々と暗くなってきて、フライを取り替えていたら終わってしまいそう。投げ方、流し方をもっと丁寧に、ふわっ、ふわっと、と唱えながら。
そうしたらもう一度出た。今度は逃さぬ。現れたのは、こんなの釣りたかったというメタリックなボディに黒ブチのブラウントラウト。35センチ超の野生モノ。
ファイトで疲れたせいか、このブラウン、なかなか泳ぎださない。呼吸を助けるべく水中で押したり引いたり、5分以上していたと思う。マズイな・・・、と思い出したところ、鰓を大きくビクビクさせてのっそりと動き始めた。すっかり暗くなっている。行く末を見届けようとヘッドライトを照らして観察。細い倒枝に行き当たって乗り越えられず、困っている。やっと退路を見つけて、流れに戻っていった。
運良く黄金の日没時をモノに出来て幸せ。翌朝は、更に冷え込み、日の出(と言っても曇天、霧雨)から部屋の窓から覗き込んで水面を観察していたが、活性見られず。せっかく気持ち良い釣果が出た後だし、ということで翌朝は竿は出さぬまま帰路に着いた。
このシャンブルドットの敷地内での遊魚は宿泊者のみ可、釣法はフライフィッシングのみで、遊魚料は宿泊料金とは別に1日60ユーロかかる。
追記
この後、2匹目のドジョウを狙って再度出陣。しかし、今度は前日までの雨で大幅増水、流れも相当速くなっており、カフェオレというより薄いブラックコーヒーもしくは濃い麦茶色で釣りにならず。
オート・ノルマンディーNormandie地方、ユールEure県、セーヌ川水系のLa Risleリール川。このリルもまた、シャルル・リッツCharles Ritzが通ったという伝説の川らしい。ノルマンディーへ赴くと、そこここで出くわすのでその度に気になっていた。けれども、フランシュコンテのルー川やブルゴーニュ地方のセーヌ上・源流付近同様、私有地、しかも非商業フィールドが多くてヨソモノにはアクセスがなかなか難しい一帯。そこでシャンブルドットのフィールドで釣ってみた。モンフォール・シュル・リルMontfort-sur-Risleから直ぐ、敷地面積が20ヘクタール近くもありその中をリル川が悠々と流れている。フィッシングフィールドとしての整備は特にはされておらず、全長は6キロあるそうだが川沿いの地上を歩けるのは今のところ一部、あとは藪をかき分けて突き進むかウェーディングすることになる。ウェーディング可能な場所は限られるところに例年より水位が高いとあり、自分のレベルで安心して釣れる部分は更に短い。フィッシング・フィールドというより宿で釣りができると考えたほうが良いか。
瀟洒な館に泊まってこの静寂の中でロッドを振るというのは、相当気持ちが良い。
まずは、館の前で竿を出す。散発ライズはあるが、キャストすると止まる、遠ざかる。デジャヴュ・・・。水面を叩いてしまう。
敷地の入り口付近に移動。時々、小型の魚影が目にはいるが釣れない・・・。不機嫌になってくる。ウェーディングして、やっと釣れた。のだが、レインボーだ・・・。明らかに養魚の姿態。隣りに養魚場がある(池があって釣りもできる)。また、釣れた、が、またレインボー。3尾目、またまた養魚のレインボー。豪雨も多かったようだから、どさくさに紛れて集団脱走したのだろうか・・・。しかし、どうも、1匹は1匹、3匹は3匹と素直に喜べない。名高い“リール川のブラウン”、っていないんじゃないだろうな、と思った先から、すぐヨコで釣果が上がりきっちり否定される。野生の姿態のブラウンで尺を超えている。
疲れて宿の館に戻る。館の前の散発に向かってキャスティングするが反応なし。更にカヌーの登場で散発さえ見られなくなり、鱒は引きこもりを決めた様子。気温も下がってきており、今日はもう終わりだな。
まあ、いいか。久しぶりにフランスでフライフィッシングできただけでも良かった、と、近くの村に夕食に出かける。レストランもしくはメニュー選びに失敗して、マズイもの食ってしまったと意気消沈し宿に戻ると、館の前の流れ、キャストの到達可能な範囲内数箇所に、コンスタントなライズあり。日没寸前。
庭に出しっぱなしにしてあったロッドをあわてて手に取り、ドライフライをキャスト。すると何投目かにバシャッと出た。が、アワセ切れ。ここで焦って叩いては全てが台無し、落ち着け、と自分に言い聞かせ、再びライズが活性化するのを待ってキャスティング。出ない・・・。取り替えたフライが悪い? 刻々と暗くなってきて、フライを取り替えていたら終わってしまいそう。投げ方、流し方をもっと丁寧に、ふわっ、ふわっと、と唱えながら。
そうしたらもう一度出た。今度は逃さぬ。現れたのは、こんなの釣りたかったというメタリックなボディに黒ブチのブラウントラウト。35センチ超の野生モノ。
ファイトで疲れたせいか、このブラウン、なかなか泳ぎださない。呼吸を助けるべく水中で押したり引いたり、5分以上していたと思う。マズイな・・・、と思い出したところ、鰓を大きくビクビクさせてのっそりと動き始めた。すっかり暗くなっている。行く末を見届けようとヘッドライトを照らして観察。細い倒枝に行き当たって乗り越えられず、困っている。やっと退路を見つけて、流れに戻っていった。
運良く黄金の日没時をモノに出来て幸せ。翌朝は、更に冷え込み、日の出(と言っても曇天、霧雨)から部屋の窓から覗き込んで水面を観察していたが、活性見られず。せっかく気持ち良い釣果が出た後だし、ということで翌朝は竿は出さぬまま帰路に着いた。
このシャンブルドットの敷地内での遊魚は宿泊者のみ可、釣法はフライフィッシングのみで、遊魚料は宿泊料金とは別に1日60ユーロかかる。
追記
この後、2匹目のドジョウを狙って再度出陣。しかし、今度は前日までの雨で大幅増水、流れも相当速くなっており、カフェオレというより薄いブラックコーヒーもしくは濃い麦茶色で釣りにならず。


