2008/2/23  23:24

プロローグ 後編  プロローグ


我が恩師、Parisの料理学校FのS先生はその昔、3つ星レストランAP (現在、日本のホテルにてディナーなどがしばしば開催されている)にてシェフPと共に働いていた。アメリカでもおなじみの一世を風靡した、かの料理対戦番組の収録のため日本に一緒に来た事もあるらしい。

そのS先生の計らいで、ある日シェフPがわざわざ私達のクラスのために学校にデモをしに来てくれた。

当時、私のクラスメートは8人で日本人は私のみ。だからこそ、なんとなくシェフPの記憶の底に、かすんでいたのかもしれない。そのデモにも日本製品ベンリーナ(家庭の台所の必需品!おなじみの野菜スライサーです)を多用し、マッシュルームやアボカドなどをきれいにスライスしていた。

そう、シェフPは日本を愛する仏人シェフの一人でもある。

その後、レストランにも学校の仲間と食べにいったこともある。
でもまさか、それだけでシェフPが覚えてくれているとは思いもよらなかった。

あのデモがあったおかげである。

この時ばかりは、大仏様のようにS先生の顔が思い浮かび、ひれ伏して拝みたくなるほどだった。(いいえ、いつも尊敬しております!恩師!)

シェフPは以前のフランス滞在中に私がお会いした仏人シェフの中で一番感じがよく、料理や食材に対する考えにも一番感銘をうけた。「世界にはいろいろな食材があり発見がある。組み合わせは自由自在。味の創造は無限大」そのような事をデモで話してくれた。

このシェフの下でいつか働いてみたい。そう思い続けていた。そしてその夢がかなう時がきた。

あとはもう、突っ走るのみ!!

心臓をバクバクいわせながらも、勇気をだして憧れのレストランの扉をたたいたこの日、偶然にも、おはなぼ〜、3x回目の誕生記念日!!でありました。

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