2007/7/26 22:27
日本経済の罠【小林慶一郎・加藤創太】 本
90年代の不況をどうやって経済学的に解説するべきか、という本。
数年前の経済原論の参考書指定になっていたから、政策にも影響した本だと思う。
気になることがいくつか。
著者が説明するバランスシートの罠。
罠ってることは理解できる。おおかたこの方向で調整が進められたのも納得。
んでもゲーム理論でマクロの説明しちゃっていいの?複数均衡になっちゃうってことは理解できたけれど、この数値って設定する人のさじ加減ひとつで決まるんじゃないの。
そもそもゲーム理論でマクロの説明をしていて、実証例があるもかどうか知らないんで、これが判断できない。
数年前の経済原論の参考書指定になっていたから、政策にも影響した本だと思う。
気になることがいくつか。
著者が説明するバランスシートの罠。
罠ってることは理解できる。おおかたこの方向で調整が進められたのも納得。
んでもゲーム理論でマクロの説明しちゃっていいの?複数均衡になっちゃうってことは理解できたけれど、この数値って設定する人のさじ加減ひとつで決まるんじゃないの。
そもそもゲーム理論でマクロの説明をしていて、実証例があるもかどうか知らないんで、これが判断できない。
2007/7/22 22:04
社会学の根本概念【マックス・ヴェーバー】 本
イマイチ。
経済学の根っこのところで、なんかヒントになること書いてないかなと思ったけれど、なんも書いてなかった。経済学部の人たちはムリして読む本じゃないかも。
人間の行動パターンを色々分類する、という視点から見るとそれなりに面白い。
ただこれが、社会学全般に適用できるかというと相当疑問。
次世代への課題を残したというよりも、使いづらい分類だけが残ったというカンジがする。できれば相関が少ない独立した分類項目で残してほしかったな。循環しそうな分類もあるし。
マックス・ヴェーバーを研究する上では重要な資料らしいけれど、言っていること自体はいまの経済学や社会学全般にとってあんまり意味が無いと思う。
現代素粒子論を学ぶためにデカルトを読んだ気分だ。
経済学の根っこのところで、なんかヒントになること書いてないかなと思ったけれど、なんも書いてなかった。経済学部の人たちはムリして読む本じゃないかも。
人間の行動パターンを色々分類する、という視点から見るとそれなりに面白い。
ただこれが、社会学全般に適用できるかというと相当疑問。
次世代への課題を残したというよりも、使いづらい分類だけが残ったというカンジがする。できれば相関が少ない独立した分類項目で残してほしかったな。循環しそうな分類もあるし。
マックス・ヴェーバーを研究する上では重要な資料らしいけれど、言っていること自体はいまの経済学や社会学全般にとってあんまり意味が無いと思う。
現代素粒子論を学ぶためにデカルトを読んだ気分だ。
2007/7/16 22:40
文明の生態史観【梅棹忠夫】 本
地理学の参考書。
和辻哲郎の風土からつながる一冊。
重要なとこは、
1、東洋ー西洋という二者択一を否定
2、文明論的にこうなるから、人生や政策をこう考えるべきだ、という発想を否定
という二点。
地理学とか文明論という意味では、概観しただけというカンジがする。
戦後モデルとして最も重要とされているけれども、今はもう少し使いやすいモデルがあるんじゃないかなと思う。もしくはもっと数値化しやすいモデルというべきか。
和辻哲郎の風土からつながる一冊。
重要なとこは、
1、東洋ー西洋という二者択一を否定
2、文明論的にこうなるから、人生や政策をこう考えるべきだ、という発想を否定
という二点。
地理学とか文明論という意味では、概観しただけというカンジがする。
戦後モデルとして最も重要とされているけれども、今はもう少し使いやすいモデルがあるんじゃないかなと思う。もしくはもっと数値化しやすいモデルというべきか。
2007/7/16 22:33
経済原論【山田勝裕】 本
グラフィックを重視した経済原論。
マクロ、ミクロ、ラスト一章でゲーム理論を概説している。
面白そうだなーと思って買ってみたんだけれど、これがアタリ。
あ〜、初学者のためによく考え込まれて作ってあるな、と感じる。
数式を使ったほうがスッキリする説明は、やっぱり言葉を軸にした説明だと難しいと思った。ミクロは数式ができないとイマイチつまんないな。
参考文献がやや弱いくらい。
ちょいと価格が高めなんで古本で売ってたら買い。
マクロ、ミクロ、ラスト一章でゲーム理論を概説している。
面白そうだなーと思って買ってみたんだけれど、これがアタリ。
あ〜、初学者のためによく考え込まれて作ってあるな、と感じる。
数式を使ったほうがスッキリする説明は、やっぱり言葉を軸にした説明だと難しいと思った。ミクロは数式ができないとイマイチつまんないな。
参考文献がやや弱いくらい。
ちょいと価格が高めなんで古本で売ってたら買い。
2007/7/8 22:43
資本主義・社会主義・民主主義 その3 本
第三部 社会主義は作用しうるか
シュムペーターの立場としては、作用しうるとしている。
民主主義と矛盾しないから。実際のとこ、日本の直近30〜40年は、程度の差はあれ作用していると思う。
面白そうなのが中国。
右向け右の全体主義っぽい国家が、果たしてどう市場や民主主義と折り合いをつけていくのか。これはマジで老後まで面白いものが見られそう。
ぶっちゃけ民主主義とか社会主義の文脈って、ふつうは中高の教科書レベルでの議論しかしないじゃないですか。新聞の社説ですらそう。引用がもう中高の教科書レベルだもんな。いや、中高の教科書はレベル高いよ。正直俺クラスだと読みごたえあるよ。んでも現実ってそんなカワイイもんじゃないよな。世の中は色々な事情と妥協が存在するし、外交戦略に内政が犠牲になった結果の経済成長なんていくらもあるわけだし。
シュムペーターの立場としては、作用しうるとしている。
民主主義と矛盾しないから。実際のとこ、日本の直近30〜40年は、程度の差はあれ作用していると思う。
面白そうなのが中国。
右向け右の全体主義っぽい国家が、果たしてどう市場や民主主義と折り合いをつけていくのか。これはマジで老後まで面白いものが見られそう。
ぶっちゃけ民主主義とか社会主義の文脈って、ふつうは中高の教科書レベルでの議論しかしないじゃないですか。新聞の社説ですらそう。引用がもう中高の教科書レベルだもんな。いや、中高の教科書はレベル高いよ。正直俺クラスだと読みごたえあるよ。んでも現実ってそんなカワイイもんじゃないよな。世の中は色々な事情と妥協が存在するし、外交戦略に内政が犠牲になった結果の経済成長なんていくらもあるわけだし。
