2008/8/13  9:44

映画 素粒子  映画

昨日の夜11時くらいにプーとチチが帰ってきた。
チチが、N君からのお土産(DVD)を持って帰ってきた。

Nくんに連絡したのは前日だったので、Nくんは演奏は聴きにこれなかったが
会いに来てくれたらしい。律儀なやつ。いい人なんです。

ポコとチチが寝てしまってから、そのうちの一枚を見てしまった。
素粒子 という題のドイツ映画。
銀熊賞受賞だって。

http://www.espace-sarou.co.jp/soryushi/main/trailer.htm  :素粒子 予告編

この映画、まだ消化しきれていない。
やや難解なのだ。

性と愛の問題を扱った映画、とはっきり切り捨てている批評もあった。
はて。そうなのかしら。

精神を病んでいく主人公は、愛に飢えている。
母親は彼を産み捨てて、時々様子を見に来る女である。

彼の異父兄弟は、愛を諦めることによって自分を守っている。
求めて傷つくくらいなら、最初から求めないのだ。

しかしどちらの男にも、寛容な愛を注いでくれる女が現れる。
母親から得られなかったものを、得ていく物語なのか。

ハッピーエンドの物語ではない。
ハリウッドじゃあるまいし、世の中にハッピーエンドの人生なんてない。

どこで自分が対象の幕を引く、もしくはフェイドアウトしていくかだと思う。
どのタイミングでミートして、消えていくか。
もしくはもう出会わないようにするか。

一番いいところで終わりにするのが、いいのだ。
そして何度も一番良かったところを繰り返しイメージして、定着させる。

あの映画の男たちも、ママの一番いいところをイメージしていればよかった
んだと思う。

でも、気まぐれママは、気の向いた時にやってきて、引っ掻き回して、また行ってしまう。
だから動揺するのだ。

しかし、愛の問題が、究極的にセックスとして集約されているのは、
これが男性の目で作られたものだからだと思う。

兄弟を受け入れた二人の女の気持ちをもっと掘り下げて欲しかった。
愛とは何か・・・とね。





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