2008/8/22  21:14

協会その伝統と歴史 その5  協会について
 時代は昭和38年、この年に開催されました第23回、24回本場所は、荒登さんが最後の力を振り絞り優勝。3連覇の偉業を成し遂げました。また丁度この時期は、大関付け出しとなった照の花さんを始めとするブラジル力士勢の本参戦に加え、新しい世代の力士が徐々に台頭し、まさに新旧交代を思わせる時代の幕開けでもありました。

 初霜部屋より巨漢の逆波、富士浪部屋より鯉ヶ瀧、新星の荒笠部屋より三津知、そして住之江部屋からは三条山。このなかで最初に頭角を現したのが、後に横綱となり照の花さんの好敵手ともなる三津知さんです。翌年昭和39年の第26回本場所では、上位陣が総崩れのなかで、新入幕ながら好成績を挙げ、見事な優勝を果したのがこの三津知さんでありました。

 そして、第27回本場所では、横綱荒登は三津知に、横綱田子の浦は逆波に揃って土を付けられ、場所後両横綱は引退を表明。ここに永きに渡り紙相撲界に君臨してきた三横綱の時代は完全に幕を閉じたのです。

 横綱不在の時代はまさに下克上、果たして誰が飛び出すのかという紙相撲戦国時代に突入していくのでした。

(つづく) 

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