2005/9/25  6:39

昔話の魅力がつまってる  読み聞かせ

うまかたやまんば おざわとしお再話/赤羽末吉絵(福音館書店)
5分/幼児から(読み聞かせは4歳、自分で読むなら小学校初級と書いてあります)

先日、小澤俊夫さんの講演を聞いたとき、『うまかたやまんば』をやってくださって
「細かいところまで覚えているものだな」と感心した私です。
作者(再話者)と知りませんでした。
なんといっても恥ずかしいことです。
子どもはこの話は知ってる、と言いながら、かなり、楽しんでいました。
本の向きが変わったところで、ひっくり返りました。
ぽんぽんと勢いよく不条理が進む昔話のおもしろさが伝わって
私も、うまい読み手のような気さえして、いい気持ちでした。
たくさんの人が読むので
かぶらないようにするのがたいへんな一品(逸品)だと思います。
早い者勝ち!ですか?
(「翻訳もの専門じゃなかったっけ? ずるいよー」と言われそう)

明日から二学期の読みなんだよ。(学校ばれる?)
図書室のデコレーションも変えるので、展示する本の表紙を選ぶのに、
うっかり仕事入れちゃった。ごめん、みんな!
(公共図書館の本は、きれいな外カバーごと全カバーかけてあるけど、
学校のは本にバーコードを直接貼るので、カバーが不要になるのです。
そのカバーを展示して、「新着本だよ、季節ものだよ、読んでね!」と
紹介するのもお手伝いさせていただいてます。
たくさんの本が入るので、選ぶのはたいへん。
メンバーにも司書資格を取ろうという人も現われて、すごいぞ!)

2005/9/20  15:45

パパは根気強く  読み聞かせ

おやすみなさい フランシス
   R・ホーバン/G・ウィリアムズ絵(福音館書店)
BEDTIME FOR FRANCES


12分/幼児から
けっこうボリュームありました。
寝付くまでの、フランシスの悶々にパパとママが根気よく付き合ってくれます。
特にパパ。
私なら三回目くらいで切れますね。
この本を図書館ではじめてみたときは、ちょっとイライラして「つきあいきれん」
と思いました。
それからしばらくたって、「読んだかも」と思って今回借りたのですが、
意外、自分で「つきあえるかも知れん」と、気持ちが変化していました。
なので、最後にお父さんがお尻ぺんぺんを匂わせたときは、
これもありかーと感心しました。
フランシスは、その一言で、悶々する自分と戦って、眠りに落ちます。
幼児が成長する、大人も成長する物語なんだなと感じました。
しかも、ただ読んでも、子どもは楽しんでくれると思います。
飽きてきたらすぐラストに飛べばいいのです。
子どもの要求に対応できるのもすごいかもしれません。


仕事を始めたの。3年ぶりの臨時雇いだけど。
朝の読みきかせにはしっかり入ります。
ガンバレ自分。

2005/9/15  15:06

読むほど味が出る民話  読み聞かせ

人間だって空を飛べる アメリカ黒人民話集
 V・ハミルトン語り・編/ディロン夫妻絵(福音館書店)
THE PEOPLE COULD FLY

一つ一つは5分前後/幼児から(自分で読むのは中学年くらいから?)

牡ライオンとクマ兄貴とウサギ兄貴の話 他5編 45分くらい
 イソップのように動物に置き換えて話した物語。
 強そうな動物がまぬけだったり、弱いウサギが小ずるくて
 トリックスターになるあたりがおもしろいです。
月の塔の美少女 そのほか 60分くらい
 子どもに聞かせる教訓話のようです。家の近くから離れて遊んではいけない、とか、
 お母さんのいうことは聞きなさい、とか。
 そういうメッセージがとっても想像力豊かなエピソードで語られているので
 「またか」みたいな反応にならなくて、
 「また、あのお話して」になりそうなのがいい。
ジョンと大魔王の娘の話 そのほか 40分くらい
 世にも奇妙な怪物の話 しっぽを食われた怪物が、
   夜な夜なやってきて、ついに取り返す(相手を食う)話
 リトル・エイト・ジョンの話 これも言うことを聞かない子の末路なんだけど、
   辛らつな話です。
 ジャックと魔王 飲んだくれのジャックが死神(魔王)を
   だまくらかして死を免れる話なんだけど、ブラック。
 マーティンが来るまで待とうよ これはわりとストレートな怪談。
 このシリーズは好き!どこかで読もう!
逃亡奴隷を運んでゆく そのほか 35分くらい
 自分ではどうしようもない奴隷という境遇にいた人たちが、
 それでも自由になれたケースはあるんですね。
 それが伝説のように語り継がれたり、誇張されたり、願望が入っている物語です。
 悲惨な状況で生涯を追えた人もいると思います。
 そういう人の魂を安らげる物語なのかもしれません。
全部を読み通して、くすっとしながらも、どこか悲しいものを感じました。
…これは過去の物語なのでしょうか。

どうしても気になって原書を買ってしまいました。しっぽを取り返す話では、訳では
「シシッポー、おれのシシッポーを返しとくれ」
原書では”Tailypo, tailypo. Give me back my tailypo.”
犬の名前は、great, big, long tailでした。
訳ではサイコー、ヨロシイ、マアマアでした。
伝わるものが微妙に違ってきますが、訳は訳でいいと思いますヨ。
素敵なイラストがあって読みやすそうな本です。短編集なのもいいです。

2005/9/13  16:48

2学期は20日  読み聞かせ

「インターネット保存ファイル」の「削除」を押すと
凍るんだよ。
時間かかっているだけかなあ。
記事の反映に二日もかかるなんて変だなあ。

リストの話の続き
この一年間読んだ本リスト、ちゃんと活用されているか不安でしたが、
学校図書館では利用しているようでした。
よかった!


2学期の予定入れの話し合いが終わりました。
2学期は20日読む日があります。
学年によってはその半分。
寒くなると風邪とかもはやるし(去年は細菌性胃腸炎?だった)
予備の人も大切。
穴が開いてしまうときの連絡先も確認しなきゃ。

2005/9/11  19:30

おほしさまとダンス  読み聞かせ

そらへのぼったおばあさん S・パトック/A・ジェイ絵(徳間書店)
A Ladder to the Stars


七歳のお誕生日に星空を眺めて「星とダンスしたい」と願った少女。
その願いを聞きつけた星は、
その願いをかなえてやりたいと思い、
お月さまやお日さまや空の仲間と相談します。
風が探した特別背の高い樹の種を女の子の家の庭に植えます。
その気はすくすくすくすく伸びて…
100年後に空に届くまでになりました。
でも、女の子はもう107歳。
その木を登って空の星のところへ行って、あの願いを叶えられるのでしょうか。
絵がとってもいいんです。広くて柔らかくて暖かくて。
空まで届く樹を登れる107歳はすごい!
そういう107歳になるようにがんばろう!(なんか勘違いしてるな?)
7分/幼児から


「読み聞かせをしたいけどどんな本を読んだらいいかわからない。」
「高学年にはどんな本がいいんだろう。」
そんな質問がいろんなところで聞かれます。
全体で集まって予定入れをするときなどに、そういう質疑の
場面も作るのですが、それを、出席できなかった方に知らせるのもたいへん。
なので、3年ほど前から、1年間に読んだ本を学年ごとにまとめた一覧表を
作って、メンバーや各クラスの担任の先生に配っています。
作業を夏休み中にするので、2学期の初めに出します。
どう活用するかは各自の自由。学校への報告も兼ねています。
…この1年で、のべ1100冊以上読んだようですよ。

2005/9/7  7:27

最終日は二人  図書修理トホホ

出だしが好調で、12人の参加者で新着図書カバーかけを始め、
3日目には終わってしまいました。
3日目4日目は学級文庫の本を直し、
最終日は、図書室に戻って、夏休み中の貸し出しから
戻ってきた本を中心に修理しました。
だけど、さすがに最後のほうは学校も始まってるし
10時から12時って、微妙なのね。
修理参加者二名で、ゾロリ60冊ほどを修理しました。
忍たまもあったしね。

上記は、夏休みの特別修理というかカバーかけで、
「やってみたいな」とか「通常の月1回の修理に参加したいけど
仕事の都合がつかない」などという方が参加してくれました。
うれしかったのはPTAの役員さんが来てくれたときですね。

わたしたちの活動は、PTAのある委員会にある学年の先生から
依頼があって立ち上がったのですが、
その後、ほかの学年でも保護者から「やりたい」という声があがって、
PTAとは独立したボランティアとして組織化されたものです。
PTAの役員さんも多数参加されていますが、
そうでない方や地域の方もいます。
広報活動もはじめはPTA広報誌頼りだったのですが、
今は独自に、学期に1回は活動報告をかねて図書の紹介などもしています。
なので、PTAの役員さんが来てくれると、
精神的なものがうまくつながるといいなーと思うのです。

さあ、2学期の活動が始まりますよ!

2005/9/7  4:17

寝かしつけるのってたいへん  読み聞かせ

しーっ!ぼうやがおひるねしているの
ミンフォン・ホ/H・ミード絵(偕成社)
Hush!


6分/乳児いけそう?
舞台は東南アジアかしら。
植物性の高床つくりの風通しのよさそうな家で、
お母さんが赤ちゃんを寝かしつかせようとしています。
赤ちゃんは床すれすれの布製のハンモックで眠ろうとしています。
でも、蚊がブンブン言ったり、ヤモリが覗いたり、黒猫が歩き回ったり、
お母さんは赤ちゃんがおきるのではないかと、
「しーっ! しずかにしてね ぼうやがおひるねしているの」
と頼んで歩きます。
夜になって、すべての動物が眠りにつくまで。そしてお母さんも。
読んでる途中で、あなたの赤ちゃんが眠ってくれたらもうけ。
眠ってくれなくても、このお話を読んだら、「まあ、そんなもんよ」
寝かしつけに失敗してどっと疲れるのを慰めてくれます。
だれもがこそりとも音を立てない、葉の擦れ合う音だけが聞こえてくるような、
そんな夜があることを思い出してみませんか。

2005/9/1  6:10

やっぱりゾロリ  図書修理トホホ

今日ゾロリが3冊帰っていましたが、1冊はページが粉々に取れていました。
セロテープで直してなくてありがとね!
まだ80冊くらい帰ってくるのです。楽しみだなあ。(???)

新着本を入れるために棚から去っていく本もあります。
図書館支援職員がそのために選別をして、
はじかれた本は学級図書に降りていくようです。
カバーかけが本格化したのは去年からなので、
おととし以前に入った本にもカバーをかけなくちゃ。
来週もやろうかな。(公的には今週いっぱい)

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