2008/1/28  21:07

さようなら、子供たちの時代  映画

『暗くなるまで待てない!』も今日で最終回。


主人公たちが「これ以上いい映画はあるもんか。」と撮るのは吸血鬼映画
「時間ですよ」の藤竜也風チンピラの風間さん(この人もセリフはくさいがイイ味)演じるこの吸血鬼は昼間から出てくる。
なぜかというと、あせっていて暗くなるまで待てないからだ。
(ヘップバーンが盲目のヒロインの映画ではない。)

ロジェ・バディム『血とバラ』が吸血鬼映画の最高傑作だと佐倉先輩の口から語られる。
ここでまたひとつの映画を思い出す。
1967年、自主映画のさきがけとなったあの映画。
当時CFを撮っていた大林宣彦監督の『EMOTION 伝説の午後 いつか見たドラキュラ』だ。
先のバディムへのオマージュ含め、西部劇(「暗く〜」では『荒野の用心棒』の鉄板のとこ)のパロディなど
この映画を大森監督が意識したのは間違いない。
「さよならドラキュラ、さよなら青春。」と唱われるラストは
萩本(村上知彦 現・マンガ評論家 さりげない演技でいい。)がシンシア似の恋人に云う
「もう子供の時間は終わりや。」と同じ意味だ。

で、今日は大林監督の
『金田一耕助の冒険』

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同じ金田一でも、国語辞典の金田一京助と壇ふみに間違われるところからはじまる
この<横溝正史>&<角川映画>のセルフパロディこそが、もっともアマチュア時代の大林作品に近い。
古谷一行扮する(TVシリーズでも演じた)金田一は、ラスト近くで映画の終わりかたに反抗する
もっとおどろおどろしいものをと自ら殺人を犯し、等々力警部(田中邦衛)が金田一を撃つところで映画は終わる。
さよなら金田一耕助、そのセンチメンタリズムは「〜ドラキュラ」と全く同じだ。
松田優作の『蘇る金狼』(蛇足だが本作で、後の妻、熊谷美由紀がデビュー)との2本立だから、こんな趣味的な世界ができたのかも。


「暗くなるまで待てない!」は、CGになれた今の映画学科に通う学生たちにとっては、技術的にはツタナイ作品だ。
高橋聰(現・映画評論家『ポンコツのバラード』って8ミリもあった。)が担当するカメラは手ぶれはするが、その性急なカメラワークには今の映画にはない映画というものに対する憧憬が存在する。
かつて大森監督はじめ若きキャスト&スタッフたち(ぴあフィルムフェスティバルのプロデューサー西村隆もいる。)が観ていたヌーベルヴァーグ、アメリカンニューシネマ、日活アクション、ブルース・リーのカンフー映画(竹中直人含め、誰でも1回は貧弱な上半身裸でヌンチャクを振りたくなる。)や
その他モロモロの映画対するオマージュ
映画の主人公たちは、その時代を生きていた自分たち自身だ。
そして彼らは、他ならぬ観客たち自身(筆者ら8ミリ青年含む)でもある。
それゆえ30年たっても、この映画は唯一のオリジナルとして永遠に心に焼きつく。
モラトリアムの終焉は、いつも美しくそして哀しい。
大森監督自身は「暗く〜」の3年後すでにオトシマエをつけてプロの道を行く。
その映画を(稲田)『夏子に長いお別れ<ロング・グッドバイ>』と云う。

本作のオークションは終了しました。  

大林監督のメジャー・デビュー作
『HOUSEハウス』のパンフレットはこちらを見てね。




2008/1/27  17:51

鈴木青春ふぁんたじい  映画

引き続き、『暗くなるまで待てない!』

佐倉先輩が大学の前で撒いているのは、<鈴木清順の5本立>のビラ。
たぶん特集のオールナイトだろう。
映画では、福原国際東映(現ピンク映画館・当時は旧作日本映画各社取り交ぜの5本立だった。)で、
監督本人が舞台あいさつしているところが映されている。
殺し屋について語っているから、特集のトリは『殺しの烙印』のはずだ。
(この映画はオールナイトの明け方に見るのがBEST、筆者も今津文化で観た。)

ギャビン・ライアル「深夜+1」をモチーフ(モーゼル銃や主人公が殺し屋NO.3であるところ)にして、殺し屋の存在意義<リーゾンレーテル>を唯一描いた、日本ハードボイルド映画史上に残る最高傑作。
こないだ京都造形芸術大学の宍戸錠映画祭(エースのジョーは清順先生と呼んでいた。)で再見したが、
21世紀になった今でもモダンで、いつみても素晴らしい。
(これについて書かれた文章を読んだことがないので一応書く。ラストの対決でジョーさんがヘアバンドをわざわざするのは、NO.1は必ず眉間を一発で撃ち抜くための弾よけね。)


で今日は鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』 のアートシアター。

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昨日書いたパキさんが俳優として主演です。
サラサーテが演奏中にしゃべってるからはじまる不条理劇だがよくわからない。
大谷直子の作る<ちぎりこんにゃく>の鍋がおいしそう。
東京では製作の荒戸源次郎がドームシアターで公開したが(シネマ・プラセット第1回作品)大阪ではATG系の三番街シネマ2だった。(この後の『陽炎座』は南港にドームが来たけどね。)
シネマ・プラセットは大阪未公開のものもあり(内藤誠『時の娘』・長嶺高文『ヘリウッド』)清順の再評価と阪本順治の発見『どついたるねん』だけが記憶される。
(後に荒戸自身も『赤目四十八瀧心中未遂』等で監督にもなる。プラセットのラインナップには、大和屋竺監督作も入っていたけど。)


清順監督は、『殺しの烙印』の発表の1967年「わけのわからない映画を撮る」との理由で日活を解雇される。
復活するのは10年後の『悲愁物語』
『地上最強のカラテ』で空前の大ヒットした三協映画製作で梶原一騎原作の女子プロゴルファーのスポ根もの。
でもこのへんから、本当に「わけのわからない映画」になっていく
(『殺しの烙印』のリメイクと云われた最近の『ピストルオペラ』もダメだったな。)
さっき書いたが筆者にとって『殺しの烙印』程、わけのわかる映画はない。
『東京流れ者』の白い部屋での白いスーツの渡哲也。(黒沢直輔は『愛獣・襲る!』で青い部屋の青いレインコートの泉じゅんで再現。)『関東無宿』の小林旭の襖が倒れた後に広がる風景。『花と怒濤』の雪の迷路。『肉体の門』の強烈な色彩や『けんかえれじい』のリリシズムも忘れられない。
鈴木清順は、単なる優れたB級映画作家だったように思う。
それをある意味神格化して、実際<仙人>みたいになってしまったのは、われわれ映画ファンにも責任はないか?



オークションしたいひとは、こちらを見てね。 







2008/1/26  8:45

非行少年にもなれなかったし、非行中年にもまにあいそうにない。  映画

しつこく、『暗くなるまで待てない!』

撫子を<もっといいの映画>の世界につれていく、ヒゲに帽子のあやしげな監督。
大森一樹自身が演じているが、このモデルもあのヒトだ。
「あの娘イイネ。桃井かおりよりイイ。」
「秋吉久美子よりいいよ。今度の映画のヒロインは彼女だ。」

そう『赤い鳥逃げた?』(同じようなシーンもある。)や『赤ちょうちん』のことをいっている。
藤田敏八、通称パキさん(助監督時代に、西河克己から「パキスタンの皇太子みたいな顔をしているね」と言われたことに由来する。)のことだ。
<撫子がスカウトされて出演する映画は「マリリン・モンロー、ノーリターン」という。初めの講演会に出てた野坂昭如原作『バージン・ブルース』の続編か?>


で、今日紹介するのは藤田敏八監督の『海燕ジョーの奇跡』

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優作+深作コンビも狙っていた、佐々木隆三の同名ルポをマニラロケを含めて時任三郎で映画化。
でもパキさん色より製作の奥山和由の色のほうが強い。
同じ奥山製作の『南へ走れ、海の道を!』(和泉聖治監督・岩城滉一・安田成美)と、
よく勘違いされる。
この映画のヒロインは当時の奥山の愛人(?)藤谷美和子だが、それこそ撫子のほうが演技もうまくて魅力的だ


デビュー作『非行少年 陽の出の叫び』から、一貫して青春映画を撮り続けたパキさん。
封切で観たのは、森下愛子二部作あたりからだが、毎日ホールでやっていた<映像のロマン>や特集のオールナイトなんかで旧作をよく観たな。
何処にいるのか分らない者<警官?>に撃たれる梶芽衣子『野良猫ロック ワイルドジャンボ』
籠城の砦の爆破のあと、子供ひとりだけ歩いてる『野良猫ロック暴走集団´71』
行先もしれず漂い続けるヨット『八月の濡れた砂』
車ごと焼きトリにされる『赤い鳥逃げた?』
奥田英二の唐突な死と落下するラジコン飛行機を見る高沢順子『もっとしなやかに、もっとしたたかに』
永島・森下の自殺ゴッコの果てと海辺にたたずむ小林薫『十八歳、海へ』
カメラを向けられて、銃をつきつけられたように手を上げる山崎努『スローなブギにしてくれ』
ロッポニカのラストフィルムとなった遺作の『リボルバー』まで
何かが終わって、何かがはじまる。そんな余韻のラストが多かったな。
まあ、それが青春映画ってやつかもしれない

オークションしたいひとは、こちらを見てね。 



パキさんの名づけ親、西河監督の
『エデンの海』のパンフレットもあるよ。

2008/1/25  8:19

先輩の光と影  映画

『暗くなるまで待てない!』の続き。

主人公のひとりで、
「フランスのヌーベルヴァーグはシャブロルの叔母さんの遺産とルイ・マルのオヤジの財産で始まったんだ。日本のヌーベルヴァーグが競輪の車券から始まっても、おかしくない。」
高らかに宣言する佐倉先輩。
(普段の何気の台詞は自然だが、映画的キメのセリフはなぜかくさくなる。)
いつも、片足を引きづって歩いてる
女のためだったとか、映画のためだったとか、その理由は定かでないが、
後半の回想シーンで、実は学生運動の内ゲバでやられたらしいことが判明する。

佐倉先輩のモデルも映画ファンならわかる。
ラッツォ、そう<ドブネズミ>って名前だ。

というわけで、今日は、アメリカンニューシネマの代表作
『真夜中のカーボーイ』 のビデオ。

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ラッツォは、ダスティン・ホフマン扮する主人公の相棒ね。
いつも咳をしながら、右足が不自由。
物語はジョン・ボイトの主人公が、大都会N・Yでは西部男<カーボーイ>が有閑マダムにモテモテだと田舎から出てくるが、
そんなにうまくいくハズもなく挫折していく話。
子供の頃、「日曜洋画劇場」で観て西部劇じゃないじゃんと思った記憶がある。
結局、底辺から這い上がろうとして主人公は病気のラッツォと長距離バスでフロリダを目指す。
でも相棒は、旅の途中肺炎をこじらせてバスの中で死んでしまう。(オムツまであてて)
(このへんは、TV「傷だらけの天使」の最終回、アキラ<水谷豊>の死にざまにも影響している。)
監督は、後にホフマンをまた起用して『マラソンマン』を撮るジョン・シュレジンジャー
アメリカンドリームに否定的なのは、イギリス人の監督だからね。

ところで、ラッツォに影響されたのは大森一樹監督だけではない。
筆者が自主上映をしてたときの先輩は、むかし<探偵>をやっていた。
映画でみるようなカッコイイ事件ではなく、
どこそこのデパートはお中元にこんな包装紙を使ってるとか
そんなセコイ内容をクライアント向けに調査していたそうだ。
その名を<ラッツォ探偵事務所>
松林さん、消息わかりませんが今もお元気ですか?

オークションしたいひとは、こちらを見てね。 



シュレジンジャー監督の『コードネームはファルコン』のパンフレットもあるよ。


2008/1/24  9:20

いとしのナデシコ (口笛つき)  映画

恥ずかしい思い出はこれくらいにして。

『暗くなるまで待てない!』で主人公の8ミリ青年たちにからむ、
ヒロインの名は撫子(ナデシコ)だ。
彼女は前衛芸術をやっていて公園で個展を開くが、誰にも理解されずムクれてしまう。
この元ネタは、当時の映画ファンならわかるだろう。
ジョアンナ・シムカス。そう『冒険者たち』レティシアだ。
(ご丁寧に口笛のテーマも流れる。)

ロベール・アンリコ監督の1967年の作品。
アラン・ドロンの複葉機のパイロット、リノ・バンチュラのレーサーがヒロインのレティシアと共に、アフリカ沖に沈んだを探しに行く。
当時の映画青年たちの涙を誘った青春冒険映画の傑作。
日本でも、西村潔の『黄金のパートナー』(三浦友和・藤竜也・紺野美沙子)と東映『冒険者カミカゼ』(真田広之・千葉真一・秋吉久美子)で二度リメイク(?)
<男と男と女>の元ドリカム状態は、その後のアメリカンニューシネマ、『明日に向って撃て!』等にも影響している。


というわけで、今日の紹介はロベール・アンリコ監督の
『ラムの大通り』 のビデオ。

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カリビアンじゃないけど、主役のバンチュラは海賊
映画館のスクリーンで観たB・Bに一目ぼれして、本人を追いかける。
ラストの映画館のシーン『ニュー・シネマ・パラダイス』より泣けるゼ!
映画愛にあふれた1本だ。
短編『ふくろうの河』、ベルモンドのGANGもの『オー』(なぜかネクタイを大量に集めている。)とアンリコ監督の作品は、どれもいいな。

ところでレティシアのジョアンナ・シムカスだが、<黒人の良心>シドニー・ポワチエ『招かれざる客』『いつか見た青い空』)と結婚し、女優は早々と引退してしまった。(稲田夏子と同じね。)
ふたりの娘のシドニー・タミア・ポワチエが、去年の『デス・プルーフinグラインド・ハウス』
<ジャングル・ジュリア>そのひとだ。
(ちなみにジュリアの友達の金髪の子は、「チャーリーズ・エンジェル」のシェリル・ラッドの娘ね。)


オークションしたいひとは、こちらを見てね。 

シドニー・ポワチエ主演の
『招かれざる客』のパンフレットもあるよ。


2008/1/21  18:48

暗くなるまで待てない!の恥ずかしい思い出  映画

神戸映画資料館で、大森一樹監督の『暗くなるまで待てない!』を、
それこそ30年ぶりぐらいに観る。

こちらも、はやりの<デジタル・リマスター版>
ユーミンの音楽だけ(著作権の関係)なくなっていたが、そこに映されていたのは、まぎれもなく当時の8ミリ青年だった我々だ。
(飲み屋のおかみさんの、オデコに止っている蝿をデジタル処理で消せばいいのに消してなかったのは正解。)
またまた思うことが多かったので何回かに分けて書こう。

まずこの映画を初めてみたのは、大森監督が城戸賞を受賞した脚本『オレンジロード急行』で、松竹全国配給(併映は山根成之・郷ひろみコンビの『ダブル・クラッチ』)のメジャー映画デビューした1978年だった。
前に書いた抹殺された石井聰互監督の35_『高校大パニック』も。自主映画が華やかだった年。こちらの併映は藤田敏八の『帰らざる日々』。)

当時の8ミリ(オタク)青年たちにとり、大森一樹は神のような存在だった。
オレたちでもいずれあのヒトのように映画監督になれる。
だれもがそんな幻想を共有していた。
大森監督はラジオ大阪で映画の番組(たしかムービーランド)を小崎くに子とやっていて、熱心なリスナーだった筆者は、番組にリクエストして、当時未見だった「暗くなるまで〜」の上映会を番組でして下さいとハガキを書いたら、その企画が採用されてOBCのスタジオで上映が行われた。

というわけで、今日の紹介は大森監督の1986年の
『テイク・イット・イージー』

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『すかんぴんウォーク』にはじまる吉川晃司の第3弾の完結篇。(最後に…。)
脚本は、シリーズ通じて優作の座付作家だった『処刑遊戯』『野獣死すべし』丸山昇一
名取裕子が、山下洋輔ばりの即興ピアノを演奏するのだけ印象に残る。
あっ、つみきみほもこれでデビューだね。(『精霊のささやき』はこのアト。)
実は彼女が吉川を○○す役なんだけど。


ところで先の上映会だが、招待制だったのでハガキを山程書いて当選した。
緊張の面持ちで会場の一番前に陣取り(20人ぐらいだったか)、ゲストで来ていた監督にも質問した。
いま思いだすと赤面する内容だが、確か
「僕たちは、大森一樹を目指すんじゃなくて大森一樹を超えなければならない。」
といったと記憶する。


このオークションは終了しました。 

吉川晃司も出ている三池崇史監督の
『漂流街 THE HAZARD CITY』のパンフレットもあるよ。



2008/1/18  20:25

友人は、よく彼のポーズをマネしていた。  映画

元旦に電撃挙式したエディー・マーフィが映画プロデューサー(バネッサ・ウィリアムスの『ソウルフード』しかNETでは引っかからないが)、トレーシー・エドモンズと早くも破局したそうな。

ハリウッド・セレブのやることは、よくわからん。
エディの映画初登場は、この前、紹介したウォルター・ヒルの『48時間』
黒人白人囚人刑事、相反する立場の彼とニック・ノルティが、限られた時間の中(エディがシャバに出られる48時間)で反目しあいながらも犯人を追いつめる、友情ありーの相棒映画<バディ・ムービー>の傑作だ。
(B級アクションのお手本とも言える。)


というわけで今日は、その後、エディをスターダムにのし上げたポリス・アクション
『ビバリーヒルズ・コップ』


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監督は、デニーロ『ミッドナイト・ラン』パチーノがオスカー『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』ブラピ『ジョー・ブラックをよろしく』を後に送るマーティン・ブレスト。
デトロイトから犯人を追いかけてビバリーヒルズにやってきたアクセル刑事が
口八丁、手八丁で事件を解決するコメディだが、アクション描写に手抜きはない。
きき腕を撃たれた彼が、愛用のブローニングHPを膝の裏に挟んでマガジンチェンジするところは、GUNマニアとしてはうなったね

ところでエディの主演映画も最近は少ない。
『星の王子 ニューヨークへ行く』『ハーレム・ナイト』『ネゴシエーター』『ナッティー・プロフェッサー』昔は毎年のようにあったのに。
昨年は『ドリーム・ガールズ』の助演と『シュレック3』の声だけだった。
コメディアンも、はやりすたりがあるな。
エディの前は『大陸横断超特急』『スーパーマン3/電子の要塞』リチャード・プライヤーだった。(2005年に死去。)
最近でいえば、『ラッシュ・アワー』シリーズのクリス・タッカーね。
オバマが初の大統領になるかも知れないからコメディアンもスポーツ選手なみにガンバッテ欲しい。


本作のオークションは終了しました。。 

ウォルター・ヒル監督の
『ウォリアーズ』のパンフレットもあるよ。




2008/1/14  17:34

組長のこと (ヤ●ザじゃないよ。)  分類なし

プロレスもスキなので、たまには書こう。

正月の園田競馬場藤原善明組長モチつきのゲストで来てた。(行けなかったけど。)
組長には、以前に写真を撮らせてもらったことがある。
<プロフェッショナルレスリング藤原組>から、船木や鈴木の<パンクラス>勢が抜けた
1994年の春だった。
(ちなみに、この年初めの大阪府立体育館で興行のチケット買っていたが中止になった。)

常盤貴子『冴子SAEKO・新宿事件屋稼業』ってVシネマのプロモだった。
阪神百貨店のイベント会場で握手しながら写真を撮った。
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シャッターを押してくれたのは、組に一人だけ残った石川雄規<後に格闘探偵団バトラーツを旗上げ>だったと思う。
組長はこれから本格的に俳優業にもチャレンジしていくと前向きで、大きな手が暖かかったのを覚えている


というわけで、今日の紹介は、1995.5.19後楽園ホールで行われた
『藤原組 不死笑祭』 のビデオね。

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ビデオ安売王
だぜ!(当時組長はここでAVも撮ってた。)
組長は、長州力の助っ人で新日で抗争していた平成維新軍<越中詩郎・斎藤彰俊(現ノア)>と対決する。
ツボ原人vsモンキーマジックなんてキャラ対決や、
現在、新日本の(田中みのる)は、TAKAみちのく(当時みちのくプロレス)とシングルマッチの名勝負も収録よ。

ところで、『修羅がゆく』シリーズなどで俳優としても名を馳せた藤原組長だが、
1本だけ幻の映画があるんだ。
そう山本政志監督が、今もって完成できてない『熊楠KUMAKUSU』
和歌山ロケで、撮影の合間に若いスタッフたちと相撲を取っていたと聞く。


オークションしたいひとは、こちらを見てね。 

長州力がグレート・ムタと一騎打ちする、1992年8月16日福岡国際センター
『闘魂VスペシャルVOL.9』
みちのくプロレス1994年10月30日 岩手産業文化センター
『永遠の炎 大仁田厚VSザ・グレート・サスケ』のビデオもあるよ。


2008/1/12  9:36

圏外に気をつけろ  映画

国際劇場のつづき。
深作の息子『エクスクロス魔境伝説』が、プリキュアの後のレイトショーで<国際シネマ>でやっていたので、応援の意味も込めて観に行く。

B級ホラーテイストでなかなか面白かったね。
主演の松下奈緒もスクリーミングヒロインらしく十字架にはりつけにされて殺されそうになったり、仕事がなさそうな鈴木アミーゴが糞尿まみれになって『シザーハンズ』小沢真珠(最後は『ターミネーター』みたいになる。)とチェーンソーで対決するのは笑ったね。
<それから、拓三の息子もやっぱり出てた。> 


さて、この映画も携帯電話が重要なアイテム
現代社会の生活に欠かせないものだが、その歴史はまだ浅い
映画の中でそれを見た最初の記憶は、確か『極道の妻たち』で、岩下姐さんが、子分が肩に担いだ大きなバッテリーのバカでかい黒電話(昔はそうっだった。)を受けるところだった。
しかし映画上、これはそのスジのひとたちが使ってる単なる小道具のひとつ。
『着信アリ』シリーズのように、映画の構成に直接かかわるようになったのは、筆者の記憶ではこのB級アクション映画が最初だと思う

というわけで、今日の紹介は、ウォルター・ヒル監督の
『トレスパス』 ね。

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廃工場に隠された純金を探す主人公たちと、偶然そこで仲間を殺した黒人ギャングたちの対決を描いたアクション映画。
ラッパーのアイスT扮するGANGたちは、当時珍しかった携帯電話を持っている。
Vシネマでもおなじみだが工場を舞台にしたアクションは、縦横に広く隠れるところも多いので空間論をどう描くかがポイント。
そこにどこにいても連絡がとれる携帯電話が絡むことにより、設定が二次元的になった。
トラップや戦況の情報伝達がすぐにとれることにより、そこにからめたサスペンスも生まれる。
鑑賞当時(1992年)は、なるほどなと思ったが今考えればごく普通のことなんだけどね。

製作総指揮・脚本に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキスが入っている。
当時の携帯電話は、まだSF感覚だったんだろうね。
監督は、ペキンパーの流れ(『ゲッタウェイ』のライター)を汲むウォルター・ヒルだが、前に紹介した『ストリートオブファイヤー』や初期の傑作『ザ・ドライバー』『ウォリアーズ』にくらべてキレ味は悪い。
(この頃のヒル監督作は、ミッキー・ローク『ジョニー・ハンサム』『48時間PART2/帰って来たふたり』とどうしょうもない作品ばかり。)

でもスターで客を呼ぶのではないアイディア満載のB級映画こそ<時代の鑑>
当時の世相や風俗は、必ずそこには現われている。
<予算の関係もあり日常にあるものを使う。>

オークションしたいひとは、こちらを見てね。 

ウォルター・ヒル監督の面白い、『ザ・ドライバー』
あまり面白くない『ダブルボーダー』のパンフレットもあるよ。


2008/1/6  12:37

がんばれ!国際劇場  映画

新年明けましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願いします。


さて新年の楽しみは正月映画だが、近年シネコンの影響で
どこへ行っても同じ映画ばかりで面白みがない。
(ミニシアター系は、テナントビルの関係で元旦は休みだし。)
女房と初詣の帰り、ミナミにくりだし繁華街を歩くと見覚えのある放浪紳士の看板があった。
そう、千日前の<国際劇場>チャップリンの特集がやっていた。
早速、2日のレイトショーの『チャーリー・チャップリン ライフ・アンド・アート』を観る。


というわけで、2008年第1弾は チャールズ・チャップリンの
『街の灯』 ね。

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放浪紳士と盲目の花売り娘の恋。
ヒロインの目がみえないのがポイントね。
トニー<赤木圭一郎>の『紅の拳銃』やチョウ・ユンファとサリー・イップの『男たちの挽歌 最終章』でもあったように、数多の作品スチエーションの原型になっていることは間違いない。


ところで「ライフ〜」のほうだが、女房いれて6人しか観客はいなかった
<国際劇場>は2階席まであって、前来たときより多少キレイになってたのにサビシイ入りだ。
小学生時代『燃えよ!ドラゴン』をここで観たときは、劇場に入れないぐらいの立ち観だったのにね。

<なんばパークスシネマ>が出来た影響か、ここだけは洋画系列からはずされたみたい。
昨年からミニシアター系の韓国映画や過去の再映をやっている。
でも広くりっぱな造りの劇場は、昔の<映画館>を思わせなつかしくなる。
チラシが置いてあったがシネコンとは別のかたちの映画館として<京マチ子名作映画まつり>など独自のプログラムをやっていくそうだ。
エクセス系の<国際地下>や、<道頓堀東映>がなくなったので唯一東映系の香りを残す<国際シネマ>とあわせてこれからもシブトクがんばって欲しい

オークションしたいひとは、こちらを見てね。 


『チャップリンのサーカス』のパンフレットもあるよ。


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