2005/5/31 21:05
我が救いの神、花子様 仕事ネタ
実は社長婦人にも、苦手な人がいる。
顔がイカツイとか、体がでかいとか、そういった類ではなく、
何となく威圧感を感じるような・・・人を見下したような・・・まともに目を見て話してくれないような・・・
早い話がエラそうな人である。
ただ経験上から言えることだが、そういう人に限って、実はあまり能力の無い人だったりもするのだが・・
だからといって、大切なお得意さんである限り、好き嫌いなど言ってはおれない。
これは、あるお得意先のA社長さんなのだが、
気位が高いというか、なんというか・・とにかく、私などはまるで相手にされない。
ある時、経営セミナーでバッタリ出くわした。
一瞬たじろぐも、しっかり挨拶をしておかなければ・・と、お辞儀をして頭を上げた時には、すでに立ち去られた後だった・・・
ああ・・・やっぱりダメなんだ・・・
ますます苦手になってしまった。
そしてその数日後、最悪の事態を迎える。
A社長さんと、事務所で二人きりになってしまったのである。
程なくして、出先での打ち合わせが長引いているから間を持たせてくれと、社長から電話が入る。
最悪だ・・・
でも、何とかしなければ・・・
話題、話題、話題、話題・・・何か話題はないか・・・
頭の中を「わ」「だ」「い」の三文字が駆け巡る。
そのときふと、以前社長が、「あのA社長の事務所、犬が放し飼いなんだよ。もうペロペロペロペロと舐めてきて、気持ち悪くて仕方がないよ〜〜」←当社社長は犬が大の苦手
と、ぼやいていたのを思い出した。
こ、これだ!!
「社長さんの事務所には、かわいいワンちゃんがいるそうですね。うちの社長が、人なつっこくて、かわいい、かわいいって、言ってましたよ」
と言うやいなや、A社長の顔面が一気に崩れた。
「そうなんだよ〜、花子って言うんだけどね〜、もう〜これが自分の子供より可愛いんだよ〜〜」
(ええっ???)
私はそのとき初めて、私に向けて下さるA社長の笑顔を見た。
それから延々と、その花子ちゃんが如何に可愛いかを、上機嫌で説明なさるA社長さん。
それ以来、A社長さんには、「花子ちゃんはお元気ですか?」の挨拶が定番に。
花子様、あなたは私の救いの神。
そしてこのことから一つ学んだ社長婦人。
お得意先にペットがいる場合は、大いに褒めよう。
ペットは心の垣根を飛び越える。
(但し、ペットがいない場合は無効。あしからず)
顔がイカツイとか、体がでかいとか、そういった類ではなく、
何となく威圧感を感じるような・・・人を見下したような・・・まともに目を見て話してくれないような・・・
早い話がエラそうな人である。
ただ経験上から言えることだが、そういう人に限って、実はあまり能力の無い人だったりもするのだが・・
だからといって、大切なお得意さんである限り、好き嫌いなど言ってはおれない。
これは、あるお得意先のA社長さんなのだが、
気位が高いというか、なんというか・・とにかく、私などはまるで相手にされない。
ある時、経営セミナーでバッタリ出くわした。
一瞬たじろぐも、しっかり挨拶をしておかなければ・・と、お辞儀をして頭を上げた時には、すでに立ち去られた後だった・・・
ああ・・・やっぱりダメなんだ・・・
ますます苦手になってしまった。
そしてその数日後、最悪の事態を迎える。
A社長さんと、事務所で二人きりになってしまったのである。
程なくして、出先での打ち合わせが長引いているから間を持たせてくれと、社長から電話が入る。
最悪だ・・・
でも、何とかしなければ・・・
話題、話題、話題、話題・・・何か話題はないか・・・
頭の中を「わ」「だ」「い」の三文字が駆け巡る。
そのときふと、以前社長が、「あのA社長の事務所、犬が放し飼いなんだよ。もうペロペロペロペロと舐めてきて、気持ち悪くて仕方がないよ〜〜」←当社社長は犬が大の苦手
と、ぼやいていたのを思い出した。
こ、これだ!!
「社長さんの事務所には、かわいいワンちゃんがいるそうですね。うちの社長が、人なつっこくて、かわいい、かわいいって、言ってましたよ」
と言うやいなや、A社長の顔面が一気に崩れた。
「そうなんだよ〜、花子って言うんだけどね〜、もう〜これが自分の子供より可愛いんだよ〜〜」
(ええっ???)
私はそのとき初めて、私に向けて下さるA社長の笑顔を見た。
それから延々と、その花子ちゃんが如何に可愛いかを、上機嫌で説明なさるA社長さん。
それ以来、A社長さんには、「花子ちゃんはお元気ですか?」の挨拶が定番に。
花子様、あなたは私の救いの神。
そしてこのことから一つ学んだ社長婦人。
お得意先にペットがいる場合は、大いに褒めよう。
ペットは心の垣根を飛び越える。
(但し、ペットがいない場合は無効。あしからず)
2005/5/30 19:25
美麗唯のヒ・ミ・ツ・・・ 子育てネタ
長男に彼女はいるのか?
大学生の長男には、もう彼女がいてもおかしくは無い。
夫は21歳で私と結婚し、その一年後にはもうパパさんだった。
・・・となると、その息子も父親の血を引いて・・・
と考えるのは確かに不思議なことではない。
ある日、長期休暇で帰省中の長男に、何とか聞き出そうとする夫。
が、敵もなかなか手強い。
すぐに話をはぐらかして抵抗する。
そこで夫は、強硬手段を決行した。
長男の携帯電話をひょいと取り上げ、アドレス帳強制捜査だ。
「わ〜やめてくれ〜〜!!」
と長男が叫ぶも虚しく、アドレス帳は開示された。
そして、ひたすら女性名を探す夫。
「・・・う〜ん・・・ないなぁ・・・・・」
と、しばらくして、「あった〜!! これだ!! これに間違い無い!! 」
見るとそこには・・・
「美麗唯 (ミレイユ)」
とある・・・。
あ・や・し・い・・・・
夫は、「よ〜し、掛けちゃうぞ〜〜」と、すっかり晩酌で勢い付いているので、怖いモノ無しだ。
またもや、「やめろ〜〜、やめてくれ〜〜!!」と長男が叫び、
私も、人道的見地から、「パ、パパさん・・そ、そりゃ、やめといた方がいいよ・・・」と助言するも虚しく、ついに発信!!
そのとき丁度、プルルルと私の携帯に電話が・・・
「こんな面白い時に電話かい・・」←人道的見地はすっかり失われている
と、見てみると、発信者名は・・・
長男であった・・・。
美麗唯=母
この式が意味するものは・・・
唯一、美しく麗しい母・・・(母本人解釈)
ちなみに、長男のアドレス帳に入っている夫の番号には、
「オヤジ」
とだけあった・・・。
可愛い息子だ。
大学生の長男には、もう彼女がいてもおかしくは無い。
夫は21歳で私と結婚し、その一年後にはもうパパさんだった。
・・・となると、その息子も父親の血を引いて・・・
と考えるのは確かに不思議なことではない。
ある日、長期休暇で帰省中の長男に、何とか聞き出そうとする夫。
が、敵もなかなか手強い。
すぐに話をはぐらかして抵抗する。
そこで夫は、強硬手段を決行した。
長男の携帯電話をひょいと取り上げ、アドレス帳強制捜査だ。
「わ〜やめてくれ〜〜!!」
と長男が叫ぶも虚しく、アドレス帳は開示された。
そして、ひたすら女性名を探す夫。
「・・・う〜ん・・・ないなぁ・・・・・」
と、しばらくして、「あった〜!! これだ!! これに間違い無い!! 」
見るとそこには・・・
「美麗唯 (ミレイユ)」
とある・・・。
あ・や・し・い・・・・
夫は、「よ〜し、掛けちゃうぞ〜〜」と、すっかり晩酌で勢い付いているので、怖いモノ無しだ。
またもや、「やめろ〜〜、やめてくれ〜〜!!」と長男が叫び、
私も、人道的見地から、「パ、パパさん・・そ、そりゃ、やめといた方がいいよ・・・」と助言するも虚しく、ついに発信!!
そのとき丁度、プルルルと私の携帯に電話が・・・
「こんな面白い時に電話かい・・」←人道的見地はすっかり失われている
と、見てみると、発信者名は・・・
長男であった・・・。
美麗唯=母
この式が意味するものは・・・
唯一、美しく麗しい母・・・(母本人解釈)
ちなみに、長男のアドレス帳に入っている夫の番号には、
「オヤジ」
とだけあった・・・。
可愛い息子だ。
2005/5/29 19:53
お茶で量る度量 仕事ネタ
来客があると、お茶をお出しする。
これも社長婦人の重要な仕事だ。
このお茶汲み、一見簡単なようで実はとても難しい。
客人の好みやおなかの具合まで考えていると果たしてお茶がいいのやらコーヒーがいいのやら、
コーヒーも、時間が許されるのなら豆からがいいし、無いのならインスタントの方がいい。
はたまた、出先で飲み過ぎて、胃が痛くてもううんざりなのやら・・・・
そうこうしている内にタイミングを失い、
お茶をお出しする前に帰ってしまわれたり、ということもある・・・
たかがお茶汲みも、相手の立場に立って、喜んで頂こうと考えれば考えるほど、
悩める作業なのである。
先日も、いつもの取り引き先の営業マンが訪れた。
アポイントメントがあったにもかかわらず、社長がまだ不在のため、少し待って頂くことにした。
好みはもう把握している。
インスタント・コーヒーに砂糖一杯だ。
退屈させないように雑談をしながらお湯を注ぎ、砂糖も忘れずに入れ、お出しする。
とにかく社長が帰社するまで、間を持たせなければいけない。
話題の提供を惜しまず、何とかその場を盛り上げる。
そのうちに社長が戻り、ホッと一息・・・
数十分後、話も上手くまとまり、客人は上機嫌でお帰りになる。
・・・と、普通はそれで一件落着なのだが・・・
夕方仕事が終わって自宅に戻り、夕食の用意をしていると、
なぜかふと、あのコーヒーを入れている時の場面が思い浮かんだ。
そして、数秒後にはタラ〜リ、冷や汗が・・・
(失敗に気付いた時の定番だ)
当社には常に、インスタント・コーヒー用の白湯と、番茶が沸かしてある。
どうも私は、話に気を取られて、コーヒーを番茶で溶かしてしまったようである。
いや、確実だ。
その状況が、脳裏に鮮明に思い浮かぶ。
コーヒーの番茶割・・・これは笑えない・・・
どうしよう・・・大変失礼なことをしでかしてしまった・・・
迷いに迷ったが、一大決心をして、その営業マンの会社に電話を掛けた。
直接掛けるのは初めてだった。
いきなりの予想外の相手に、営業マンは驚いたようだった。
とにかく説明をしてお詫びをしなくては・・・と
「あ、あの・・・今日お出ししたコーヒー、変な味しませんでしたか?」
「え?いえ、別に?・・どうされましたか?」
「じ、実は・・・私・・コーヒーを番茶で割ってしまいまして・・・。本当に申し訳ありませんでした!!」
すると、その営業マンは、
「いえいえ、大変美味しかったですよ。全然気になさることなんて無いです。で、何か?」
「いえ、要件はそれだけです。本当に申し訳ありませんでした!!」
考えてみたら、とんでもない内容の電話をしている自分に気付き、最後はしどろもどろになってしまった。
コーヒーの番茶割・・・
本当に美味しいのだろうか・・・
恐くていまだに試してはいないが、それを何も言わず、普通にすっかり飲み干して、
美味しかったとまで言って下さった営業マン・・・。
妙な毒入り殺人・・なんていう恐れもあるこの時代に・・・(当社は彼を殺す動機は何も無いのだが)
度量が大きいとは、このことを言うのであろうか。
すっかり感服した社長婦人であった。
この営業マンが、社長から絶大なる信頼を得ているのは言うまでもない。
そしてその後は、白湯と番茶を、ちゃんと心の中で指差し点検をしてから、お茶をお出しするようになった社長婦人である・・・。
これも社長婦人の重要な仕事だ。
このお茶汲み、一見簡単なようで実はとても難しい。
客人の好みやおなかの具合まで考えていると果たしてお茶がいいのやらコーヒーがいいのやら、
コーヒーも、時間が許されるのなら豆からがいいし、無いのならインスタントの方がいい。
はたまた、出先で飲み過ぎて、胃が痛くてもううんざりなのやら・・・・
そうこうしている内にタイミングを失い、
お茶をお出しする前に帰ってしまわれたり、ということもある・・・
たかがお茶汲みも、相手の立場に立って、喜んで頂こうと考えれば考えるほど、
悩める作業なのである。
先日も、いつもの取り引き先の営業マンが訪れた。
アポイントメントがあったにもかかわらず、社長がまだ不在のため、少し待って頂くことにした。
好みはもう把握している。
インスタント・コーヒーに砂糖一杯だ。
退屈させないように雑談をしながらお湯を注ぎ、砂糖も忘れずに入れ、お出しする。
とにかく社長が帰社するまで、間を持たせなければいけない。
話題の提供を惜しまず、何とかその場を盛り上げる。
そのうちに社長が戻り、ホッと一息・・・
数十分後、話も上手くまとまり、客人は上機嫌でお帰りになる。
・・・と、普通はそれで一件落着なのだが・・・
夕方仕事が終わって自宅に戻り、夕食の用意をしていると、
なぜかふと、あのコーヒーを入れている時の場面が思い浮かんだ。
そして、数秒後にはタラ〜リ、冷や汗が・・・
(失敗に気付いた時の定番だ)
当社には常に、インスタント・コーヒー用の白湯と、番茶が沸かしてある。
どうも私は、話に気を取られて、コーヒーを番茶で溶かしてしまったようである。
いや、確実だ。
その状況が、脳裏に鮮明に思い浮かぶ。
コーヒーの番茶割・・・これは笑えない・・・
どうしよう・・・大変失礼なことをしでかしてしまった・・・
迷いに迷ったが、一大決心をして、その営業マンの会社に電話を掛けた。
直接掛けるのは初めてだった。
いきなりの予想外の相手に、営業マンは驚いたようだった。
とにかく説明をしてお詫びをしなくては・・・と
「あ、あの・・・今日お出ししたコーヒー、変な味しませんでしたか?」
「え?いえ、別に?・・どうされましたか?」
「じ、実は・・・私・・コーヒーを番茶で割ってしまいまして・・・。本当に申し訳ありませんでした!!」
すると、その営業マンは、
「いえいえ、大変美味しかったですよ。全然気になさることなんて無いです。で、何か?」
「いえ、要件はそれだけです。本当に申し訳ありませんでした!!」
考えてみたら、とんでもない内容の電話をしている自分に気付き、最後はしどろもどろになってしまった。
コーヒーの番茶割・・・
本当に美味しいのだろうか・・・
恐くていまだに試してはいないが、それを何も言わず、普通にすっかり飲み干して、
美味しかったとまで言って下さった営業マン・・・。
妙な毒入り殺人・・なんていう恐れもあるこの時代に・・・(当社は彼を殺す動機は何も無いのだが)
度量が大きいとは、このことを言うのであろうか。
すっかり感服した社長婦人であった。
この営業マンが、社長から絶大なる信頼を得ているのは言うまでもない。
そしてその後は、白湯と番茶を、ちゃんと心の中で指差し点検をしてから、お茶をお出しするようになった社長婦人である・・・。
2005/5/29 13:55
長女との一問一答 引き潮編 好きに語る
高1長女「オレンジレンジと友達になりた〜い♪」
私 「それなら、お兄ちゃんの友達と友達になればいいんじゃない?」
高1長女「・・・・」
私 「B’z と友達になりた〜い♪」
高1長女「それなら、パパの友達と友達になればいいんじゃない?」
私 「・・・・」
お互いに、どこからともなく潮が引く音が聞こえてきた会話であった・・・
私 「それなら、お兄ちゃんの友達と友達になればいいんじゃない?」
高1長女「・・・・」
私 「B’z と友達になりた〜い♪」
高1長女「それなら、パパの友達と友達になればいいんじゃない?」
私 「・・・・」
お互いに、どこからともなく潮が引く音が聞こえてきた会話であった・・・
2005/5/28 16:41
ゴルフ・ウィドーの決意 ゴルフネタ
「キミは世界一素敵な女性だ」
お、また始まったな。
このセリフが夫の口から出ると、
大概その数日後にはゴルフの予定が入っている。
ちなみに、昨日も今日もそう言うので、怪しいな・・と思っていると、
案の定、明日は早朝からゴルフとのこと。
多分夫は、休日に自分一人だけ楽しい思いをしていることを
私に申し訳なく思っているのであろう。
そうでなければあんなクサイセリフは・・・
確かに、子供たちがまだ小さかった頃は、とても悲しかった。
家族連れで賑わう休日の公園、子供たち3人と私が、
公園の芝生でお弁当を食べている姿は、どう見ても子連れ未亡人だ。
これは、正直言って、「悲しい」というより「くやしい」に近い感情だったかもしれない。
そして、「ゴルフ」という競技そのものを憎んだ。
ゴルフというものがこの世に無ければ・・・とも思った。
ゴルフとの出会いは、長男が幼稚園へ行き始めた頃、
土曜日に夫婦だけの時間が持てるようになり、
一緒にゴルフなんか始めちゃおうか〜と意見が一致したのが始まりだった。
当時ようやくゴルフというものが庶民にも広まりかけていて、
新物好きの私たち夫婦の目にも止ったのだ。
一緒にゴルフ用品を買い、練習場に通い、
とてもいい夫婦のコミュニケーション・ツールだった。
だがそれも、程なくして断念せざるを得ない状況になった。
私の第二子妊娠が発覚したのである。
当然夫もやめてくれるだろうと思っていた。
今まで、何かをするときは、必ず二人一緒だったから・・・
ところが、今回はそうではなかった。
夫は私を置いて、ゴルフに出かけた。
妊娠中も出産後も・・・
そしてそのうちに、今度は第三子・・・
こうして、完璧なゴルフ・ウィドーが誕生した。
長年耐えたゴルフ・ウィドーは、今でもゴルフのテレビ放送を見るのがキライだ。
あの中継アナウンサーの、異様に落ち着いた喋りと、時々湧き起こるギャラリーのどよめき・・
一種のアレルギー反応を起こしてしまう。
が、子供たちも成長し、最近になってようやくゴルフ・ウィドーは、
ゴルフ・ウイドーであることを、楽しもうと思い始めた。
ゴルフ・ウィドーは、「世界一素敵な女性」
・・・になるのはチト(いや、かなり)難しいかもしれないが、
ゴルフ・ウィドーだからこそ与えて頂けた時間を、美味しく料理しようと企んでいる・・・
ゴルフ・ウィドーで良かった
と、言える日が、きっとすぐ来る。
お、また始まったな。
このセリフが夫の口から出ると、
大概その数日後にはゴルフの予定が入っている。
ちなみに、昨日も今日もそう言うので、怪しいな・・と思っていると、
案の定、明日は早朝からゴルフとのこと。
多分夫は、休日に自分一人だけ楽しい思いをしていることを
私に申し訳なく思っているのであろう。
そうでなければあんなクサイセリフは・・・
確かに、子供たちがまだ小さかった頃は、とても悲しかった。
家族連れで賑わう休日の公園、子供たち3人と私が、
公園の芝生でお弁当を食べている姿は、どう見ても子連れ未亡人だ。
これは、正直言って、「悲しい」というより「くやしい」に近い感情だったかもしれない。
そして、「ゴルフ」という競技そのものを憎んだ。
ゴルフというものがこの世に無ければ・・・とも思った。
ゴルフとの出会いは、長男が幼稚園へ行き始めた頃、
土曜日に夫婦だけの時間が持てるようになり、
一緒にゴルフなんか始めちゃおうか〜と意見が一致したのが始まりだった。
当時ようやくゴルフというものが庶民にも広まりかけていて、
新物好きの私たち夫婦の目にも止ったのだ。
一緒にゴルフ用品を買い、練習場に通い、
とてもいい夫婦のコミュニケーション・ツールだった。
だがそれも、程なくして断念せざるを得ない状況になった。
私の第二子妊娠が発覚したのである。
当然夫もやめてくれるだろうと思っていた。
今まで、何かをするときは、必ず二人一緒だったから・・・
ところが、今回はそうではなかった。
夫は私を置いて、ゴルフに出かけた。
妊娠中も出産後も・・・
そしてそのうちに、今度は第三子・・・
こうして、完璧なゴルフ・ウィドーが誕生した。
長年耐えたゴルフ・ウィドーは、今でもゴルフのテレビ放送を見るのがキライだ。
あの中継アナウンサーの、異様に落ち着いた喋りと、時々湧き起こるギャラリーのどよめき・・
一種のアレルギー反応を起こしてしまう。
が、子供たちも成長し、最近になってようやくゴルフ・ウィドーは、
ゴルフ・ウイドーであることを、楽しもうと思い始めた。
ゴルフ・ウィドーは、「世界一素敵な女性」
・・・になるのはチト(いや、かなり)難しいかもしれないが、
ゴルフ・ウィドーだからこそ与えて頂けた時間を、美味しく料理しようと企んでいる・・・
ゴルフ・ウィドーで良かった
と、言える日が、きっとすぐ来る。
2005/5/27 19:29
面接キラー 仕事ネタ
経営不振とはいえ、当社も必要に迫られて、社員を募集することがある。
ハローワークに希望内容を登録すると、
こういう時期だからか、数日も立たないうちに、連絡が入る。
まず電話で年齢や電話番号など、簡単なことを聞いて、
それから、社長のスケジュールに合わせて、改めて面接の日時の連絡を入れる。
最初の頃、面接は社長が一人で行っていた。
が、採用するも、なかなか続かなかったり、スキルが全然ダメだったりして失敗続きだった。
「オレは人を見る目が無いんだ・・・」
社長はそう自覚し始めた。
そこで、それ以来、社長婦人も面接に立ち会うことになった。
といっても、同席はしない。
少し離れたところから、それとはなしに様子を窺うことにしている。
都合がいいことに社長婦人のデスクは、応接セットから約1.5メートルの距離、
しかも、机上のパソコン越しに、客人が見える位置にある。
会話に参加しようと思えば参加できるし、無視しようと思えば無視できる微妙な距離だ。
面接希望者は、大概時間ピッタリに来社する。
ここで遅れたらもうアウトだ。
社のドアを開ける・・・ご存知のように、ここからもう面接は始まっている。
第一声の挨拶と表情。
過去の経験から言って、これでもう決まるといっても過言ではない。
はっきりとした発音で適当な声の大きさがいい。
聞き取れないような発音は勿論よくないが、
そうかといって、やたら声が大きくて元気一杯なのも考えものだ・・・
そして、きちんと目を見て挨拶できる人、さらに、目が活き活きとしている人。
決して顔の良し悪しではない。
ドアを開けて入った瞬間に、それを感じさせてくれる人は、まず間違い無い。
こういう人は、面接中の目線や姿勢もいい。
社長婦人がお茶を出せば、きちんと目を見て「ありがとうございます」が言える人だ。
・・・と、こうして面接に立ち会うと、思うことがひとつある・・・
我が息子は・・・大丈夫なのか?
目の輝きはちゃんとあるのか?
親元を離れての大学生活も今年で四年目・・・
母親から見れば可愛い息子も、
面接に立ち会う社長婦人の目から見ると、
ちょっと危うい・・・
ハローワークに希望内容を登録すると、
こういう時期だからか、数日も立たないうちに、連絡が入る。
まず電話で年齢や電話番号など、簡単なことを聞いて、
それから、社長のスケジュールに合わせて、改めて面接の日時の連絡を入れる。
最初の頃、面接は社長が一人で行っていた。
が、採用するも、なかなか続かなかったり、スキルが全然ダメだったりして失敗続きだった。
「オレは人を見る目が無いんだ・・・」
社長はそう自覚し始めた。
そこで、それ以来、社長婦人も面接に立ち会うことになった。
といっても、同席はしない。
少し離れたところから、それとはなしに様子を窺うことにしている。
都合がいいことに社長婦人のデスクは、応接セットから約1.5メートルの距離、
しかも、机上のパソコン越しに、客人が見える位置にある。
会話に参加しようと思えば参加できるし、無視しようと思えば無視できる微妙な距離だ。
面接希望者は、大概時間ピッタリに来社する。
ここで遅れたらもうアウトだ。
社のドアを開ける・・・ご存知のように、ここからもう面接は始まっている。
第一声の挨拶と表情。
過去の経験から言って、これでもう決まるといっても過言ではない。
はっきりとした発音で適当な声の大きさがいい。
聞き取れないような発音は勿論よくないが、
そうかといって、やたら声が大きくて元気一杯なのも考えものだ・・・
そして、きちんと目を見て挨拶できる人、さらに、目が活き活きとしている人。
決して顔の良し悪しではない。
ドアを開けて入った瞬間に、それを感じさせてくれる人は、まず間違い無い。
こういう人は、面接中の目線や姿勢もいい。
社長婦人がお茶を出せば、きちんと目を見て「ありがとうございます」が言える人だ。
・・・と、こうして面接に立ち会うと、思うことがひとつある・・・
我が息子は・・・大丈夫なのか?
目の輝きはちゃんとあるのか?
親元を離れての大学生活も今年で四年目・・・
母親から見れば可愛い息子も、
面接に立ち会う社長婦人の目から見ると、
ちょっと危うい・・・
2005/5/26 19:16
大失敗!から見えた真実 仕事ネタ
社長婦人はとても慎重な人間だ。
仕事に於いても几帳面である。
が、どんなに気を付けていても、人間誤りはある。
帳簿の記帳ミスを犯すことだって、たまにはある。
しかし、そういった類は、あとからいくらでも修正は効く。
一番間違えてはいけないもの・・・
それはやはり、金銭に関することだ。
当社は中小企業なのでさほど大変ではないが、
それでも毎月約50社への支払をしなければならない。
それらの殆どを、ネットバンクで済ませるわけなのだが、
便利になったとはいえ、入力するのはあくまでも人間の手作業である。
社長婦人は、仕事の合間を見て、支払日の3日程前から振込み予約の手続きをする。
一件一件、支払金額から振り込み手数料を引いて振り込むのが慣わしである。
そんな作業を進めている間にも、電話や来客が遠慮なくやってくる。
応対をしているうちにネットバンクはすぐにログアウトとなり、
再びまたログインしなおさなければならない事態が起きる。
そして事件は起った・・・
支払日の朝一番に、ある取引業者から電話が入った。
「こちらの銀行に、覚えの無い振込みが入っておりますが・・・」
金額は、約百万円だ。
一瞬にして冷や汗が流れ落ちる・・・
ネットバンクの振込先一覧表のチェックが、一行分ずれていたのである。
当座通帳の記載は訂正が効かない。
どうしよう・・・
と思う間もなく電話の主が、
「今すぐ、そちらに振り込み返しましょうか?振り込み手数料はこちらが持ちますよ。」
とおっしゃって下さる。
「いえ、こちらのミスですから、手数料は引いて振り込んで下さって結構です。いえ、ぜひ引いてください!」
と言うと、「それではそちらが経理上ややこしくなってしまうでしょうから、気になさらないで下さいね。これからもお取り引き宜しくお願い致します。」と優しくおっしゃって電話は切れた。
そして程無くして、当社の当座にそのままの金額が振り込み返されてきた。
なんて素晴らしい会社なのだ!
そんなことを鮮やかにやってのけるなんて!
相手の帳簿の都合にまで気を回すことができるなんて、なかなかできることではない。
多分、そんなことがごく自然にできるような社風が、みなぎっているのであろう。
その事件以降、今まで気にとめていなかったその取引業者が、とても清らかな聖母マリア様に見えてきた。失敗から見えた真実・・・とも言える。
勿論社長婦人は、その業者を社長にプッシュしまくるのであった・・・。
仕事に於いても几帳面である。
が、どんなに気を付けていても、人間誤りはある。
帳簿の記帳ミスを犯すことだって、たまにはある。
しかし、そういった類は、あとからいくらでも修正は効く。
一番間違えてはいけないもの・・・
それはやはり、金銭に関することだ。
当社は中小企業なのでさほど大変ではないが、
それでも毎月約50社への支払をしなければならない。
それらの殆どを、ネットバンクで済ませるわけなのだが、
便利になったとはいえ、入力するのはあくまでも人間の手作業である。
社長婦人は、仕事の合間を見て、支払日の3日程前から振込み予約の手続きをする。
一件一件、支払金額から振り込み手数料を引いて振り込むのが慣わしである。
そんな作業を進めている間にも、電話や来客が遠慮なくやってくる。
応対をしているうちにネットバンクはすぐにログアウトとなり、
再びまたログインしなおさなければならない事態が起きる。
そして事件は起った・・・
支払日の朝一番に、ある取引業者から電話が入った。
「こちらの銀行に、覚えの無い振込みが入っておりますが・・・」
金額は、約百万円だ。
一瞬にして冷や汗が流れ落ちる・・・
ネットバンクの振込先一覧表のチェックが、一行分ずれていたのである。
当座通帳の記載は訂正が効かない。
どうしよう・・・
と思う間もなく電話の主が、
「今すぐ、そちらに振り込み返しましょうか?振り込み手数料はこちらが持ちますよ。」
とおっしゃって下さる。
「いえ、こちらのミスですから、手数料は引いて振り込んで下さって結構です。いえ、ぜひ引いてください!」
と言うと、「それではそちらが経理上ややこしくなってしまうでしょうから、気になさらないで下さいね。これからもお取り引き宜しくお願い致します。」と優しくおっしゃって電話は切れた。
そして程無くして、当社の当座にそのままの金額が振り込み返されてきた。
なんて素晴らしい会社なのだ!
そんなことを鮮やかにやってのけるなんて!
相手の帳簿の都合にまで気を回すことができるなんて、なかなかできることではない。
多分、そんなことがごく自然にできるような社風が、みなぎっているのであろう。
その事件以降、今まで気にとめていなかったその取引業者が、とても清らかな聖母マリア様に見えてきた。失敗から見えた真実・・・とも言える。
勿論社長婦人は、その業者を社長にプッシュしまくるのであった・・・。
2005/5/25 18:27
遅過ぎることは、無い プロローグ
私には3人の子供がいる。
家庭・育児・仕事・・・
この3本が、私の生活の柱だ。
もっとも、「育児」という点に関しては、
長男が大学生、長女が高校生、次女が中学生なので、幼児系の苦労は過ぎたようだ。
しかし、子供はいくつになっても子供・・という認識が、親にはある。
今でも大変といえば大変だ。
が、乳幼児の頃の大変さとは明らかに違う。
乳幼児のそれは、一種の過酷さを伴う。
とにかく、親の思う通りには動かないのが乳幼児の本来の姿だ。
今だからこそ、客観的な見方ができるが、当時は酷かった・・・
夜は熟睡させてくれない、本はおろか、新聞すらゆっくり読めない、美容院や買物にもろくに行けない。行く所といえば、公園、公園、また公園。来る日も来る日も公園だ。
長男誕生から、次女幼稚園入園までの13年間、私は公園へ行き続けた。
挙句の果てには、もう公園なんぞ見たくない!という、自称公園恐怖症にまで陥った。
その育児の期間中、夫はまだ大企業に勤めていて、ずっと転勤族だった。
子供を連れての転勤は、まず学校や幼稚園探しから始め、居住区域を決める。
そして肝心なのが医者探しだ。
子供はよく熱を出す。
こればっかりは、全く予想がつかない。
いきなりの高熱に何度も不安になったものだ。
その頃の私の生活の柱は、家庭と育児だった。
もうそれだけで手一杯だった。
が、そんな生活は、私をどんどん追い込んだ。
社会から取り残されていくような焦燥感、脳が空っぽになっていくような脱力感・・・
「行って来ま〜す」と、毎朝、スーツを着てマンションの扉の向こうへと消えていく夫が恨めしかった・・・。
近年、乳幼児を持ちながらも、働く女性が増えている。
バックアップ体制さえ整っていれば、それが可能な時代になった。
女性がやり甲斐のある仕事を見つけて、それを貫くことができるのは素晴らしいことだ。
それが可能なことならば、そうするべきである。
がしかし、どうしても条件が揃わずに、家庭や育児との両立が難しくなった場合、
それはそれで一旦受け入れることも、決して悪くは無い。
葛藤は確かにある・・・しかし、そうやって悩みながら、空虚感に耐えながら過ごした私の13年間は、今、私を飛躍させてくれている。
ずっと押さえ込まれていたバネが、勢いよく、高く遠くへ飛び跳ねるかのように・・・
人生に、遅過ぎることなんて、無い。
そう感じている。
家庭・育児・仕事・・・
この3本が、私の生活の柱だ。
もっとも、「育児」という点に関しては、
長男が大学生、長女が高校生、次女が中学生なので、幼児系の苦労は過ぎたようだ。
しかし、子供はいくつになっても子供・・という認識が、親にはある。
今でも大変といえば大変だ。
が、乳幼児の頃の大変さとは明らかに違う。
乳幼児のそれは、一種の過酷さを伴う。
とにかく、親の思う通りには動かないのが乳幼児の本来の姿だ。
今だからこそ、客観的な見方ができるが、当時は酷かった・・・
夜は熟睡させてくれない、本はおろか、新聞すらゆっくり読めない、美容院や買物にもろくに行けない。行く所といえば、公園、公園、また公園。来る日も来る日も公園だ。
長男誕生から、次女幼稚園入園までの13年間、私は公園へ行き続けた。
挙句の果てには、もう公園なんぞ見たくない!という、自称公園恐怖症にまで陥った。
その育児の期間中、夫はまだ大企業に勤めていて、ずっと転勤族だった。
子供を連れての転勤は、まず学校や幼稚園探しから始め、居住区域を決める。
そして肝心なのが医者探しだ。
子供はよく熱を出す。
こればっかりは、全く予想がつかない。
いきなりの高熱に何度も不安になったものだ。
その頃の私の生活の柱は、家庭と育児だった。
もうそれだけで手一杯だった。
が、そんな生活は、私をどんどん追い込んだ。
社会から取り残されていくような焦燥感、脳が空っぽになっていくような脱力感・・・
「行って来ま〜す」と、毎朝、スーツを着てマンションの扉の向こうへと消えていく夫が恨めしかった・・・。
近年、乳幼児を持ちながらも、働く女性が増えている。
バックアップ体制さえ整っていれば、それが可能な時代になった。
女性がやり甲斐のある仕事を見つけて、それを貫くことができるのは素晴らしいことだ。
それが可能なことならば、そうするべきである。
がしかし、どうしても条件が揃わずに、家庭や育児との両立が難しくなった場合、
それはそれで一旦受け入れることも、決して悪くは無い。
葛藤は確かにある・・・しかし、そうやって悩みながら、空虚感に耐えながら過ごした私の13年間は、今、私を飛躍させてくれている。
ずっと押さえ込まれていたバネが、勢いよく、高く遠くへ飛び跳ねるかのように・・・
人生に、遅過ぎることなんて、無い。
そう感じている。
2005/5/24 18:19
営業マンを見抜く! 仕事ネタ
日中、数々の営業マンが我が社を訪れる。
得意先もあれば、飛び込みも結構ある。
が、残念ながら、アポイントメント無しで、社長が社内にいることはまず無い。
大企業のことは知らないが、中小企業で一日の大半を社内で過ごす社長はまずいない。
(もしいたとしたら、将来は危ない・・・)
そこで、社長婦人が代理で応対することになるのだが、
社長婦人をただの事務員だと思って、訪問目的をろくに説明もせずに、名刺だけを置いて帰る営業マンは、ファーストステージのスタート地点ですでに落とされている。
取り引きを決定するのは社長だけだと思っている営業マンは、まず失格である。
中小企業の場合、一方的なトップダウンよりも、社内全体からの提案や情報を反映させる方針を取っている場合が多い。
であるから、ただの事務員相手だろうがなんだろうが、まず自分の訪問目的をはっきり言える営業マンでないといけない。
それも、通り一遍ではなく、持ってきたパンフレットなり何なりを、ちゃんと目の前で開いて説明できる営業マンは、ファーストステージ通過である。
社長婦人は、彼が話したことをメモ書きし、パンフレットと共に社長の机上のわかりやすい位置に置く。
机上にも、配置の上下関係があり、社長婦人が、これは!と思った営業マンの名刺から、特等位置を得ていく。
といって、しつこく説明する営業マンが良いかと言えば、勿論そうではない。
要領良くまとめ、去り際も爽やかにされると、社長婦人はついつい社長にプッシュしてしまう・・・
自分の会社に誇りを持っている営業マンは目の輝きが違う。自社商品に自信を持っていることがその輝きで伝わる。
そしてもう一つ・・営業マンを見抜く良い方法がある。
それは靴。
靴がきちんと磨かれている営業マンは、気合が違う。
誰だって、大切な人の家を訪問する時は、汚い靴などでは行かない。
決して新品である必要は無い。
手入れをしてある靴を履いている営業マンに、社長婦人は弱い・・・
得意先もあれば、飛び込みも結構ある。
が、残念ながら、アポイントメント無しで、社長が社内にいることはまず無い。
大企業のことは知らないが、中小企業で一日の大半を社内で過ごす社長はまずいない。
(もしいたとしたら、将来は危ない・・・)
そこで、社長婦人が代理で応対することになるのだが、
社長婦人をただの事務員だと思って、訪問目的をろくに説明もせずに、名刺だけを置いて帰る営業マンは、ファーストステージのスタート地点ですでに落とされている。
取り引きを決定するのは社長だけだと思っている営業マンは、まず失格である。
中小企業の場合、一方的なトップダウンよりも、社内全体からの提案や情報を反映させる方針を取っている場合が多い。
であるから、ただの事務員相手だろうがなんだろうが、まず自分の訪問目的をはっきり言える営業マンでないといけない。
それも、通り一遍ではなく、持ってきたパンフレットなり何なりを、ちゃんと目の前で開いて説明できる営業マンは、ファーストステージ通過である。
社長婦人は、彼が話したことをメモ書きし、パンフレットと共に社長の机上のわかりやすい位置に置く。
机上にも、配置の上下関係があり、社長婦人が、これは!と思った営業マンの名刺から、特等位置を得ていく。
といって、しつこく説明する営業マンが良いかと言えば、勿論そうではない。
要領良くまとめ、去り際も爽やかにされると、社長婦人はついつい社長にプッシュしてしまう・・・
自分の会社に誇りを持っている営業マンは目の輝きが違う。自社商品に自信を持っていることがその輝きで伝わる。
そしてもう一つ・・営業マンを見抜く良い方法がある。
それは靴。
靴がきちんと磨かれている営業マンは、気合が違う。
誰だって、大切な人の家を訪問する時は、汚い靴などでは行かない。
決して新品である必要は無い。
手入れをしてある靴を履いている営業マンに、社長婦人は弱い・・・
2005/5/23 18:58
ハメる社長婦人 仕事ネタ
社長婦人の仕事は、大きく言うと、社長の補佐役である。
経理を始めとする総務はもちろんのこと、業務に関する決定権も保有している。
社長と社長婦人は性格が正反対である。
社長は革新派、社長婦人は保守派・・・。
当然、意見が一発で一致したことは、無い。
見切り発車しようとしている社長を思いとどまらせるために、
社長婦人は、ありとあらゆるマイナス面を調べ上げ、指摘する。
社長は熱い人間なので、冷静な感覚で反対意見を述べる社長婦人が、実に鬱陶しい存在に思うこともあるであろう。
それは容易に想像できることだ。
時には実生活にまで及ぶことがある。
いわゆる冷戦状態だ。
しかし、これはとても大切なことだと社長婦人は思っている。
最悪な事態を前もって想定し、その場面場面にどう対処していったら良いかをプレヴューする・・・
そんな指摘は、他人である従業員にはなかなかできないことである。
しかし最終結果は、大概社長が最初に提案したことに落ち着く。
これでいいのである。
散々社長を悩ませ、試行錯誤させた上で決定したことは、ほぼ間違いが無い。
社長婦人の狙いはそこにある。
そうしてまた、新しい取引業者が増加し、ゴルフ回数も正比例する。
かくして、社長婦人は、社長をハメたつもりが、ますますゴルフ・ウィドーの深みにハメられるのであった・・・。
経理を始めとする総務はもちろんのこと、業務に関する決定権も保有している。
社長と社長婦人は性格が正反対である。
社長は革新派、社長婦人は保守派・・・。
当然、意見が一発で一致したことは、無い。
見切り発車しようとしている社長を思いとどまらせるために、
社長婦人は、ありとあらゆるマイナス面を調べ上げ、指摘する。
社長は熱い人間なので、冷静な感覚で反対意見を述べる社長婦人が、実に鬱陶しい存在に思うこともあるであろう。
それは容易に想像できることだ。
時には実生活にまで及ぶことがある。
いわゆる冷戦状態だ。
しかし、これはとても大切なことだと社長婦人は思っている。
最悪な事態を前もって想定し、その場面場面にどう対処していったら良いかをプレヴューする・・・
そんな指摘は、他人である従業員にはなかなかできないことである。
しかし最終結果は、大概社長が最初に提案したことに落ち着く。
これでいいのである。
散々社長を悩ませ、試行錯誤させた上で決定したことは、ほぼ間違いが無い。
社長婦人の狙いはそこにある。
そうしてまた、新しい取引業者が増加し、ゴルフ回数も正比例する。
かくして、社長婦人は、社長をハメたつもりが、ますますゴルフ・ウィドーの深みにハメられるのであった・・・。
















