2005/6/30  20:27

思春期の性に潜む罠 2  子育てネタ


現在、次女が通っている小中学区では、不審者情報というものを、保護者のメールアドレスに流している。

発信源は、地域の被害情報を受けた警察や学校である。
こんな田舎においても、結構な数の情報が流される。

最近の子供たちは、自由に外で遊ぶことが出来なくなっている。
私達の時代、親が子供を外へ送り出す言葉は、大概、
「車に気をつけてネ」だった。

ところが、最近はそうではない。

「変な人に声をかけられても絶対に返事しちゃダメよ」とか、
「道路上に駐車中の車の傍は通っちゃダメよ」とか、
もっぱら注意の先は、道でたまたま出会う見知らぬ「人間」に対してである。

が、最近はその「見知らぬ人」だけではなく、「いつも見かける人」に対してさえ注意をしなければならない時代になった。

ここ数十年で、子供を取り巻く背景が、ガラリと変貌を遂げてしまったのである。

今でも忘れられない事件の一つに、奈良県の小1女児誘拐殺人事件がある。
犯人の小林薫被告(36)(奈良地裁で公判中)は、下校途中の女児に声を掛け、車で連れ去った上、殺害。被告は大量の子どもポルノを所持していた。
被告は、ある一本の「小児性愛を描いたアニメ」との出会いで人生を狂わす。

また、ネットのチャットで知り合ったという当時18歳の女性に首輪を繋ぎ、マンションなどに約3カ月間監禁していた小林泰剛被告(24)。
彼の部屋にも大量の監禁もの、またそれに類するビデオや雑誌、ゲームなどがあったという。

その他にも、インターネットで知り合った当時小学6年生の女児に性的暴行を加えたとして、わいせつ目的誘拐と強姦(ごうかん)罪で実刑判決を受けた元北海道大生、浜野昭義被告(23)。

昨年8月、小学5年の女児が車で連れ去られた事件で、強制わいせつ、わいせつ誘拐罪などの容疑で逮捕された森下悦尚被告(29)。

字数制限の都合上、これ以上は挙げられないが、最も信頼されるべき教師による性犯罪もあった・・・

そしてこれらは、あくまでも報道されたものであり、それ以外のものを加えれば、
とにかく数え切れないほど多くの性犯罪が潜んでいるといえよう。

そして、そのいずれもが、間違った性情報に毒されている可能性が非常に高い

ここで、間違った性情報とは何か。
私なりの考えを述べたい。

それは、性を暴力として捉えたもののことである。
それを、さも面白おかしく表現したもの。
女性の立場から見ていて、悲しくて悔しくて辛くて涙が出てくるようなもの。

つまり、ポイントは、単なる「エロ本」ではなく、「暴力や犯罪に繋がる内容のもの」ということだ。

子どもの性の目覚めとして、親は静かに見守りましょうというのは、もう昔の話。

今の表現技術は、画像もストーリーも、恐ろしいくらいリアルだという。
思春期のまだ判断力の乏しい時期に、リアルな性暴力の世界を見たなら、それらが現実だと錯覚を起こす可能性は大いにある。
なにしろ、本来ならば、子ども達が信頼すべき存在である大人が制作したものなのであるからなおさらだ・・・。

そして、そういった類のものは、意外と簡単に手に入るのであろう。
それは仕方がない時代ともいえる。

しかし、それを親が黙認することは、とても危険なことだと思う。
子供に判断を任せるのも危険なことだ。

そして、そういった暴力としての性の扱い方はおかしいことなんだと子供に悟らせることはとても大切なことだと思う。

この場合重要なことは、あくまでも子どもに悟らせるということ。決して叱ってはいけない。
むしろ逆に、この成長途上の思春期に悟ることが出来た子供は、幸せなんだと親は思ってもいい。

数十年前までは、殺害にまで到る性犯罪の、起因となるような暴力的性情報は殆ど見られなかった。
しかし現在では、自分だけが異常だと思い、とても人前では口に出来なかったようなことでも、
インターネット内では容易に仲間が見つかったりする。

犯罪性のある性行動を好む仲間が集まって掲示板を開いているところもあるという。
そういうようなところで仲間が見つかると、
自分自身の異常さが正当化され、異常ではなくなってくる。
そして、実際に実行しても構わないのではないか、やってみたいというような衝動に駆られる。

行動としては全く別の例だが、自殺サイトも同じようなものだと思う。
見知らぬもの同士が、自殺というひとつの目的で集まって実行する・・・

つまり、昔ではあり得なかったことが今ではあり得るのだ。

親や、周りの大人は、決して目をつぶっていてはいけないと思う。

そんな時代になってしまったのである。

将来子ども達が、安心して自由に外で遊ぶことができる時代が戻ってくるのかどうか。
それは、今私たちが育てている子ども達をどう育てるかに掛かっていると言っても過言ではない。

そして、彼らが大人になった時、その答えが見えてくる・・・。


2005/6/29  21:03

思春期の性に潜む罠 1  子育てネタ


お母さんが息子のベッドの下を掃除していました。
すると・・・そこからいかがわしい雑誌(俗に言う「エロ本」)が出てきました・・・
さて、もしあなたがそのお母さんだったら、どうしますか?


これは当ブログ6月26日に紹介した、水谷 修さん(冒頭写真)の講演で出された質問。

さて、選択肢は3つ。

1、そっと、またもとの位置に戻しておく。見て見ぬ振りをする。

2、ベッドの上に叩きつけて、「見たわよ!」と、子供に言う。

3、家族会議にかける。


さあ、どれを選択する?

では早速、水谷氏の解説を。

まず1番。
これは、子供に無関心・無責任ということ。
子育てを放棄しているということです。
一番良くありません。

次に二番。
これは結局、事実を突きつけただけで、その善悪の決定は子供に委ねていることになる。
正しい判断を、親は全く教えていない。とても卑怯な方法。さらに良くありません。

そして三番。
実は、これが正解です。

お母さんは、その雑誌を手に取り、子供が帰ってきたらこう言うのです。

「さ、おいで、おいで。お父さんが帰って来るまで一緒に居間で待ちましょうね。」
そして、子供と向き合って座り、お母さんは雑誌をテーブルの上に置き、子どもの目の前で1ページずつめくって、嫌〜な顔をしながら眺めるのです。

そして、お父さんが帰ってきてからが勝負です。
ここで、お父さんは、息子さんに、こんな話をします。

なあ、ここに出ている女の子、もしこれがお父さんの娘だったら、お父さん悲しいよ・・・・。
お前だってそうだろ?もしこの子がお前の妹だったらどう思う?もし、お前の好きな子だったらどう思う?嫌だろ?悲しいだろ?・・・


この子にだって、お父さんがいる。それに、お兄ちゃんや弟がいるかもしれない。どうだ?女の子にだって家族が居るんだよ。きっと家族は悲しんでいるだろうな・・・

そして、もし、お前の好きな子が、お前がこんな雑誌を見て喜んでいることを知ったら、その子はお前の事をどう思うかな?

   ・・・・・・・・・

最近、性の低年齢化、また性に関する歪んだ知識が広がっているように思う。
この間違った情報を制作し、与えているが、取りも直さず大人だ。

間違った情報や知識は、犯罪をも招く。

例えば最近では、女性監禁・暴行事件。
また、幼児・児童誘拐殺害事件など。

それぞれが、アダルトビデオや幼児・児童を扱った漫画や雑誌など、女性を異常に取り扱ったものがきっかけとなっている。

思春期に出会う、これらの性にまつわる知識や情報。
大人は安易に考えてはいないだろうか。

水谷氏がおっしゃるには、小中学生に大人気の、ある雑誌の中で、
「中学生でセックスの経験がないなんて、遅れてる〜〜!!」
と、いう表現が出ていたそうだ。

なぜこんな間違った情報を、子供たちに植え付けようとするのだろうか。
一体どんな大人がこんなウソをでっち上げ、流すのだろう。
本が売れればそれでいいという、安直な考えの雑誌社なのか?

女性を、人間としてではなく、モノや異常な商品として扱っている雑誌やビデオ・・・。
これこそがセクハラというものなのです。


と、水谷氏はおっしゃる。

また、

「性」は、立心偏に、生きると書く。
立心偏は、心を意味する。
つまり「性」とは、人を愛する心だけではなく、生命をも伴ったもの、つまり、生命にかかわる問題(妊娠)を含んでいるものなのです。

とも。

思春期は、人生の中で一番感受性が強い、いわゆる多感な時期だ。

今後の人間としての感性を作り上げる大切な時期に、正しい方向に導いてやれるのは、
やはり親や周りの大人でしかない。

大人が作った悪、異常な知識や情報・・・。
なんだか悲しい。情けない。

正しい「性」の意味、
あなたは、子供にきちんと教えることが出来ますか?



2005/6/28  19:59

日本語の未来  好きに語る



先日、高校一年生の長女から突然の質問。

「ね、ママ、丸坊主頭の人こと、なんていうか知ってる?

「んん??なんだろうねぇ〜〜・・・ぜんぜんわからんわ〜〜」

「はい、答えは、マルガリーターでした〜。で、坊主頭にしたい人は、床屋でマルガリ〜ノ〜って注文するんだよ。」

私は思わず笑い転げた。

なるほど、「丸刈りーter 」ってわけだ。( er は接尾辞)
それに対して、変形 「丸刈り〜の〜」っていうのがあるのも面白い。

こんな会話を交わしながら、日本語って、つくづくいいなぁって思う。

私が日本語にとても魅力を感じる理由の一つに、人称の種類の多さがある。

英語なら、一人称は I 二人称は you 三人称は he she it 複数は they

これに対して日本語には、一人称だけでも、私、あたい、僕、俺、拙者、我が輩、僕ちゃん・・・もう切りがないほどたくさんある。
これに、二人称や、三人称を加えたら、一体どれほどあるのか見当もつかないくらいだ。

そしてそれらを、その場面場面で日本人は使い分ける。

学校で英語を習い始めたとき、日本語訳は必ず、「私・僕・彼・彼女・それ・・・」だった。

しかし、だんだん学年が進むうちに、ここは、「俺」でもいいんじゃないの?「あたい」もいいよね・・・なんてことを思ったものだ。

さすがにテストでは使わなかったが、自分だけが見るノートの訳は、「あんた」だったり、「おいら」だったりして、それを楽しんでいた。

ハリーポッターの訳者でも有名な翻訳家の「松岡 佑子」さんは、
英語の一人称 I を、登場人物の顔を思い浮かべながら訳すとおっしゃっている。

ジニーは、小さい甘えん坊だった時には「あたし」だったが、第五巻で素晴らしい成長を見せて「わたし」に昇格する。
スネイプの「我輩」、ヴォルデモートの「俺様」・・・

なんて素敵なんだろう・・と思う。

そして、この微妙な感覚の違いを、英語圏の方々はどうのように感じとっているのだろうとも思う。

実際に音(おん)を発声した時に、その発音方法に、その微妙な感覚は見出せるかもしれない。
例えば、丁寧に発音すれば「私」、乱暴に発音すれば「オレ」とか・・・

しかし、文字にした場合、一体どこでどうその違いを捉えるのだろうか。
勿論、文体や、流れからなのだろうけれど、I はあくまでも  でしかない。

英語が苦手な長女は言う。
ああ〜、アメリカ人に生まれたかった〜〜」と。

つまり、英語がもともと自国語なら、生まれた時から自然に英語が身に付くから、今さらこんなに苦労して覚える必要はないというのが彼女の主張。

そして、当然、今さらアメリカ人には到底なれない事実に気がつくと、今度は、

あ〜あ、日本語が世界共通語ならよかったのに〜〜

と、嘆く。

確かにネ。(笑)

今後とも、日本語は、世界共通語にはならないかもしれないけれど、
日本語を必須科目にしている地域はある。
(オーストラリアのハイスクールでは、クイーンズランド州・ビクトリア州など三州で日本語が必須科目となっている。)

日本語の未来は明るいよ。

こんな素敵な言葉が話せることを、誇りに思おうね。


私は、そう言って長女に微笑んだ。


2005/6/27  20:02




6月8日、我が市内から、路上ミュージシャン二人のユニットが全国デビューを果たした。

その名は、「SP-D(スピーディ) 」シングルCD「I can be」(ビッグドンレコード)をひっさげてのプロデビューだ。

少し意外なのが、その年齢。

写真左、山本剛さんが30歳。 写真右、瀬野雅興さんが29歳だ。

山本さんは、高校卒業後、ミュージシャンを目指して上京。しかし、周りのレベルの高さに自信をなくし帰郷。

瀬野さんは、高校卒業後に就職したが、音楽への情熱から二年で退社。千葉県に出て、バンド活動。しかし、父親の入院を機に27歳で帰郷。

二人とも、音楽活動を諦める。

が、そこで終わらなかった。

山本さんは、音楽への思いを忘れられず、四年前、地元で開催されたアマチュアミュージシャンのコンクールに出演。グランプリを取る。

瀬野さんも演奏がしたくなり地元の駅前地下街へ向かう。

その最初の日に、二人はそこで出会い、意気投合。
それから二人はアルバイトをしながら県内外の路上などで年間約140本ものライブ。多くの支持者を得る。
デモテープがプロの目に留まり、今回のデビューとなる。

二人とも18歳からの夢を、いったんは諦めながら、しかしその後、決して思いを捨て去ることなく、終には実現させている。

大の男が、アルバイトを続けながら夢を追う・・・

これがどれほど大変なことなのか、よくわかる。

世間体もあっただろう、また自分自身への葛藤もあったであろう。

夢を捨てない」「諦めない

強い思いは、物事を成就させる大きなパワーとなる。

二人は今後、地元を拠点に全国のライブハウスで活動するという。

これからがまた、さらに厳しい道のりであるとは思うが、応援したい二人である。

http://www.pdon.jp/bigdon/spd.htm
        ↑
I can be こちらで試聴できます





・・・と、一旦きれいに(?)まとめたのだが・・・

よく考えてみたら、29歳と30歳って、さほど驚くような年齢じゃないような気がしてきた。
まだまだ充分に若い。(私に比べたら)

私なんかがこれからデビューするなんて言ったら、そりゃあ記事になるだろうけど・・・。

よし!私も夢を諦めず、挑戦してみようかな??
(何に??)


2005/6/26  13:37

ウルトラマンのあるべき姿  子育てネタ



先日、夜回り先生として有名な「水谷 修」さん御来県の際の、講演録画を拝見する機会があった。
数々の貴重なお話の中、ひとつ、このような質問をされた。

人気幼児番組の中で、最も子供に見せちゃいけないものは何だと思いますか?

なんだろう?もともと幼児向けなら、そんなに問題があるようなものはないはずだ。

で、その答えは・・・

ウルトラマン

「ウルトラマン」と言えば、悪い怪獣をやっつけ、人類を助けるというお決まりのストーリー。
幼児向け勧善懲悪の代表作、超ロングランシリーズである。

これがなぜいけないのか。

水谷氏がおっしゃるには、「ウルトラマン」の中には「暴力の肯定」「思いやりの心の欠如」「人種差別」の三つの危険な要素が含まれているという。

まず暴力の肯定
これは、自分たちに必要無いものは、武器や力を行使して、殺しても構わないんだという思想を、繰り返し子供に学習させていることに繋がるということ。

次に、思いやりの心の欠如
ウルトラマンと怪獣との戦いは、大概、街の中で繰り広げられる。
戦うたびに、タワーは破壊され、ビルはなぎ倒され、またどちらかが攻撃を受けて倒れるたびに、住宅や道路が彼らの下敷きになる。

水谷氏はおっしゃる。
さあ皆さん、このなぎ倒されたビルの中には、人がいるんですよ。何人もの働いているお父さんがいるかもしれない。また、ウルトラマンや怪獣が倒れた下には、走行中の車や、ちゃんと人が住んでいる家があるんです。その人たちは一体どうなるんですか?それは、戦いのためには、関係のない人々まで犠牲にして構わないという思想。つまり、そういった方々に対するおもいやりの心の欠如に繋がるのです。

そして、人種差別
確かに怪獣は、人間と風貌が全く違う。違うからといって、即、排除していいのか?戦う前に、話し合いをすべきではないのか?きちんと話し合えば、お互いに分かり合えるかもしれないじゃないか。外見が違うからといって、端から受け入れようとしないのは、人種差別に繋がる。

水谷氏はおっしゃる。
「ウルトラマン」という番組のあるべき姿は、いきなり地球に現れたわけのわからない怪獣に、初めは驚き慌てる人類だけれど、そこで登場したウルトラマンが、人類との掛け橋となり、きちんと話し合いをし、理解しあって、最後は握手。素敵な地球・宇宙を作るために手を繋ぐ。これでこそ幼児番組としてあるべき「ウルトラマン」の姿なのです。

これとよく似た話を最近見つけた。

音楽評論家の「湯川 れい子」さんと、今は亡きジョン・レノンさんとの会話の中でのお話。
当時まだ息子のショーンちゃんが2歳だった頃、ジョンは子供たちと一緒にテレビを見ながら、人間の感性を作るプロセスについての考えを話す。

彼は、子供たちが好きな「ウルトラマン」を見ながら、
たとえ子供の番組でも、大人は一緒に見てやって欲しいんだ。それで怪獣の首が切られたり、爆弾で飛び散ったりする場面が出てくるよね。その時に、相手が怪獣だからといって黙って見ていたら、とても怖いことになると思う。血が出たら、ああ、痛い痛い。可愛そうに、やめてくれ!と、大人は怖がって欲しいんだ。さもないと、悪い奴は酷い目に遭って当たり前だと思うし、そこで傷ついて苦しんでいる人がいても、そいつはそいつ、自分は自分、という感性の切り離しが育ってしまうから。

ここ十数年、子供たちを取り巻く環境の変化は著しい。
その中で最も気をつけなければいけないのは、やはり人間としての感性が芽生える幼児期ではないだろうか。

忙しくなった大人は気がついていない。
テレビやゲームやインターネットなどに子供の子守をさせることがどんなに危険なことなのか。

そこに潜む罠は、子供たちに、暴力や殺人を正当化させ、自分にとって邪魔なものは排除すればいいという思いにまで到らせる。

最近立て続けに起った思春期の子供たちによる凄惨な事件の数々。
これら表立ったものの何倍、いや予想もつかないほどの数が、まさに爆発寸前状態にあるかもしれない。

忙しい大人の代償として増え続けるこんな子供たちの存在に、私たち大人は、早く気がつくべきなのではないだろうか。


(冒頭は、最新シリーズ「ウルトラマン・マックス」)


2005/6/25  15:44

アンガールズの意義  子育てネタ



まず、本題に入る前に、この「アンガールズ」について。
最近はCMでもちょくちょく見かけるのでご存知ない方は少ないとは思うが念のため。

写真右:田中卓志(たなかたくし)
1976年2月8日生まれ、B型。広島県上下町出身。
広島大学卒業。身長187cm、体重58kg。

写真左:山根良顕(やまねよしあき)
1976年5月27日生まれ、O型。広島県広島市出身。
広島修道大学卒業。 身長180cm、体重51kg。

2002年1月デビュー
2004年、第2回お笑いホープ大賞 優勝

ここ数年来、ブームを続けるお笑い界。
栄枯盛衰が激しい中、現在トップ集団に存在している二人組だ。

芸風は、主にコント。基本は、山根が抜けたようなことを言い、それに対して田中が右手をフリフリしながら普段は使わないような言い回しで怒る。最後はジャンガジャンガのポーズで決める。

ちなみに、最近の我家の母子の会話が、ほぼこのスタイルになってきている。(笑)(山根が子。田中が母)

さて、このアンガールズだが、彼らの売りの一つは、

キモイ

なにしろ、両者とも身長が180センチ以上もあるのに体重が50キロ台。
顔の造作やヘアスタイル、動作などなど、どれをとっても、二枚目とは言いがたい。
そんな彼らを指して、「キモイ」という。

ところで、この「キモイ」という言葉、女子高生などを中心に最近よく使われているが、
ひところもてはやされた言葉は、

かわいい

だった。

女子高生たちは、何を見ても、「かわいい〜」、
そこらの道行くヨレヨレのオヤジさんを見ても、「か〜わい〜い〜」だった。

それが、最近は「キモイ」に変わってきた。言わずと知れた、「気持ち悪い」の略だ。

今は、「キモイ」が新しい。「キモイ」がもてはやされる時代なのだ。

特に流れの早いお笑い界では、「キモイ」のオンパレード。
安田大サーカス」然り、「カンニング」の竹山隆範然り・・・
従来のイケメンよりも、絶対に有り得ない面々の人気が上がってきている。

実はここからが本題。

私がなぜこの「キモイ」という言葉に注目したかというと・・。

先日福岡市で起きた事件。
中3の弟(15歳)が、専修学校3年の兄(17歳)を刺殺したという、筆舌に尽くし難い凄惨な事件がきっかけだった。

兄は、体型が貧弱で見るからに弱々しく、同級生からは、「キモイ」と言われていじめられていたという。彼にとって、そのイジメのストレスを解消する対象は弟だけだった。

弟は、日頃、兄から理不尽な暴行を繰り返されるうちに、いよいよ犯行当日、決定的な暴行を受け、殺意が一気に爆発したと見られる。

身体的な欠点を理由にイジメる例は確かに昔からあった。
しかし、みんながみんな普通であるはずはないし、また、そうである必要もない。

そういったことは、一体誰が教えるのか。勿論、親は教える。
だが、イジメの現場である学校はどうなのか?

先生は、一応、通り一遍のことは言うかもしれない。

しかし、現実はどうだ?
天然パーマの子供に、ストレートパーマを強要したり、生まれつき茶色い髪に無理矢理黒のスプレーをかけさせたり・・。
親が学校にいくら説明をしても、受け入れてもらえなかったケースもあるという。

みんな一緒にする必要がどこにある?

もともと持って生まれたものを、認めないなんておかしい。

彼はたまたま体型がそうだったかもしれないけれど、だから、どうだっていうのだ。
それは彼自身の外観の個性。
そのまま、ありのままを認め合えばいいのじゃないか?

キモイ

この言葉で傷ついている子供たちがたくさんいる。

キモイ?ああ、俺達はキモイさ。キモイがどうした?

思いっきりキモイ笑顔で答えるアンガールズの人気に、私は大きな意義を見出している。


2005/6/24  18:28

女性トップ  仕事ネタ



この写真を見て「おっ!」と気が付いた人は、IT通、あるいは、実際に被害を受けた人かも・・・??

彼女の名前は「エバ・チェン

今年一月、トレンドマイクロ社の代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)に就任した。

いまだ記憶に新しいかと思うが、さる4月、トレンドマイクロ社のウイルス対策ソフトは、コンピューターが動作しなくなるというトラブルを起こした。

そのとき、いち早くマスコミに対応し、謝罪したのが彼女である。

その様子をテレビのニュースで見て、私は正直大変驚いた。

トレンドマイクロ社といえば、言わずと知れた、セキュリティー製品の世界的大御所である。そのトップが、こんなにかわいい女性だなんて・・・

私が今まで抱いていた世界的企業トップのイメージが、音を立てて崩れ去った一瞬である。

そしてその年齢が、私と同じ、46歳というのにも驚いた。

彼女が一体どのような人生を歩んできたのか、そして現在の仕事に対する思いは・・と、どんどん興味が膨らんできた。

彼女は生まれは台湾だが、大学は、米国テキサス大。そこでマネジメントを学んでいた。しかし、必要に迫られてコンピューターを勉強するうちに夢中になり、MBA(経営学修士)だけでなく、MIS(情報科学修士)も取得。

なにしろ、コンピューターに熱中していて、気が付いたら夜明けだったということも、幾度となくあったとのこと。時間を忘れて熱中している瞬間が大好きと言う。

さて、今まで仕事上、女性であることで不利に感じたことは無いのか。

それに対して彼女は、まだCTO(最高技術責任者)だった頃、若い女性ということで、先方の会社でCTOとして認識されなかったことや、秘書の形で打ち合わせに出席したことなどを打ち明ける。

しかし、女性であることで不便を感じたことは無いと言い切る。
逆に、女性であることで、相手に脅威を与えず、柔らかい印象を与えて得をしている場合さえあるという。(ここらあたりは、来日時、日本の首脳陣・報道陣をメロメロにしたライス国務長官と通じるものがあるか??)

彼女の父親は昨年亡くなっているが、その父親の接し方が、現在の彼女を生んだひとつの大きな要因のような気がした。

女性だからといって諦めないこと。
能力の限界を自分で決めないこと。


それが大切、と言う彼女は、父親から何の制限も加えられず育てられてきたのだそうだ。

こういった点は、当ブログ6月19日の「子育ての極意」の中で触れた、「何でも好きなことをやりなさい」と母親から言われて育ったという華道家の假屋崎省吾さんと、共通したものを感じる。

そして、私が最も印象的だった言葉は、

でも、女性であることを捨てて、男性のように振舞う必要など全くありません。女性としての魅力、利点を生かしていくことも大切です。これは、フェア(公正)なゲームなのです。」

立場上の責任と重圧を、確かな能力で跳ね除け、世界中を飛び回るエバ・チェン

勿論、彼女とは全く比べようもないちっぽけな私ではあるが、とても大きな勇気を頂いている。


2005/6/23  18:38

同居か否か  両親のこと

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最近の高齢化社会に伴い、高齢の親との生活環境をどのように整えるかが親子間のひとつのテーマとなっている。

両親とも揃っている場合、あるいはどちらか一方だけの場合といったことだけでも、いろいろ違った考え方が出てくる。

最近の同居事情としては、

1、結婚後すぐに同居する
2、子供の出産に伴って同居する
3、両親のどちらかの体調悪化をきっかけに同居する
4、片親を亡くした時点で同居する


などが考えられる。

いずれにせよ、高齢の親を持つ子供ならば、誰しもがどこかの時点で必ず一度は考えるものだ。

ところが、最近その事情が、少々崩れ始めているらしい。

以下、実際にあった60代後半・70代前半女性の会話。

70代「最近息子夫婦が、一緒に住もうって言ってくれてるのよ。」
60代「あらぁ〜、いいじゃない〜。なんて親孝行な息子さん夫婦なんでしょう!」

70代「そうねぇ・・でも私困ってるのよ・・
60代「ええ?一体何を困ることなんてあるの??」

70代「う〜ん、だってねぇ・・やっと姑を見送って、そして今度は連れ合いも見送って・・
60代「そうだったわね・・・とうとうあなた一人きりになっちゃったのよね・・それならなおさらのこと、同居の提案をしてくれるなんて、本当にいい息子さん達よね・・」

70代「ううん・・そうじゃないのよ・・・
60代「???」

70代「あたしは、ようやく自由になったのよ。これからは、自分の好きなことをして自分の思い通りに暮らしたいの。一日中孫の面倒を見たり、息子や嫁の世話になるなんて、まっぴらゴメンだわ!
60代「・・・・」

70代「でね、どうしたら息子達の機嫌を損ねないでこの話を断ることができるかってずっと悩んでるのよ・・・

一人暮らしになった高齢の親を思う気持ちから提案した同居話。
かたや、ようやく訪れた自分だけの生活を、エンジョイしようと張り切る親。

ここに親と息子夫婦との、大きな意識のズレが生じている。

こんな時、お互いを傷つけないためには、どのように交渉を進めていけば良いのだろか。

ここでひとつポイントとなるのは、「世間体」というネックだ。

高齢になった親を一人暮らしにさせておくなんて・・といった世間の目に、息子や嫁(養子)は弱い。

確かに、とてもかわいそうな状況に陥っていらしゃる高齢者の存在も見受けられる。

しかし・・実際に、実にかくしゃくとして一人暮らしをエンジョイしていらしゃる高齢者も、これまた多い。

さらに、一人暮らしをしているからこそ、自分のことは自分でできるようにと、健康に気を遣い、その結果、ますますお元気という例もある。

さて、この件に関して、私自身の明確な結論はまだ出ていないのだが、この際、世間体はあまり気にせず、親の方から要請があるまでは、現在のままの近距離別居を継続。
そして、親の方から要請があれば、快く同居を受け入れては如何かなと思っている。

でも、一応、軽くお伺いは立てるつもり・・・(世間体対策として・・??)

(冒頭は、人気の完全二世帯住宅)


2005/6/22  18:53

JR福知山線、宝塚〜尼崎間で運転再開  記事・ニュースから思うこと



6月19日に宝塚〜尼崎間で運転が再開された。
4月25日の福知山線脱線事故発生以来、55日ぶりの運行である。

今回の事故では、余裕のないダイヤ編成が事故電車の速度超過を招いた背景の一つと指摘。その結果、ダイヤは事故前から大きく変更された。

快速電車の朝ラッシュ時間帯の所要時間は、およそ1分30秒伸ばされ20分に、また当面の間、宝塚〜尼崎間の最高速度は120km/hから95km/hに、事故のあったカーブの制限速度は70km/hから60km/hにそれぞれ引き下げられた。所々の停車時間も、数秒多く設定されている。

が、全体的な運行本数は変わらないのだそうだ。
では一体どこでゆとりを確保しているのか。

それは、始発時間である。
始発時間を従来よりも早めることによって、調整されているとのことだ。

その僅か1分30秒、あるいは停車数秒の延長が、運転士にとって、精神的にも肉体的にも、多大なゆとりをもたらすというのだ。

ここで自分の日常に振り返ってみる。
一日の生活の中で、果たしてこの1分30秒数秒について、深く考えることがあるだろうか。

確かに日常起こり得る、交通事故や落下物事故などといった突発的・偶発的事故は、この1分、いや、数秒もあれば充分に回避できるものが多い。

そう考えると、今回のダイヤ見直しの僅かな時間が、非常に大きな意味を持っていることが多少なりとも理解できる。

はじめて東京で生活したときに、まずその電車の本数に驚いた。
車内が混んでると判断すれば、一本や二本見過ごして次を待ったとしても、さほど問題はない。
田舎ならば、一本見送ったら完全に遅刻だ。

その利便さに一旦慣れたら、元に戻すことなんて容易ではない。その利便さあっての都会の生活なのだから。

ただ、今後、どうしても忘れてはならないことがひとつある。

それは、利益や便利さだけを追い求める先の、大きな落とし穴の存在である。

勿論それは、JRの問題だけにとどまらない。むしろ、私たち自身、個々の問題として捉えていきたい。

運転が再開されたところで、犠牲者の方々の怒りや悲しみは消えるはずもない。

しかし、どんな事件や事故も、必ず時が風化を進めていく。
それは、悲しいけれど、仕方が無いことではある。
逆に、だからこそ人間は前向きに生きていける・・ともいえる。

ただ、それらの事柄に関して、自分なりに考え、感じた強い思いだけは、今後も絶対に風化させてはいけないと思っている。

(冒頭は、通勤客などで混雑するJR尼崎駅のホーム 20日午前8時29分)



2005/6/21  18:42

ニュースの真相  仕事ネタ



支払い日前日、いつものように焦りまくってNETバンクの振込み手続きをしていたら、

「暇で〜す。」

と取引先の社長さんがいきなり登場。

「私は忙しいで〜す。」

と言いたいところをグッとこらえて、「どうぞ〜」と、コーヒーを一杯。

「何しろ仕事が無いのでなんか無いか?」とおっしゃる。

う〜ん、なんかとおっしゃられても・・・

なぜに暇か。その理由は・・・

「実は、一番大きな取り引き先の社長が逮捕されてね。今刑務所に入ってるんですよ〜〜」

だと。

「えええええ??????????逮捕〜〜????????」

地元の新聞にも掲載されていたとのことだが、どうも女性暴行傷害罪(?)らしい。

それは一体・・と、振込みのことなんかすっかり忘れて話に没頭。

ある所に社長さんがおりました。
その社長さん、一人の女性にぞっこんほれ込んでしまいました。
女性が欲しがるものは全て買い与え、周りが、「そりゃ騙されてるよ、社長さん。」と、忠告するも、聞く耳持たず。

ある日、女性がお店を出したいというので、その資金を全額工面しました。
そこまで尽くした社長さん、女性に関係(結婚?)を迫ります。

ところがどっこいその女性、社長さんは単なる金づる、愛情なんてありゃしない。

哀れ社長さん、ある日その女性の部屋に乗り込みます。
「貢いだ金を返せ〜!」
タンスから引き出し掴んだ通帳、名義は女性、中味は社長。

そこで始まる取っ組み合い。
誰かが通報。はい逮捕。


事情聴取では、全面的に女性の言い分が認められ、新聞の記事は、その男性が女の部屋に乗り込み、無理やり通帳を奪い取ろうと女性に暴行。
だと。

裁判にでも持ち込めば充分勝算はあったはずなのに、弁護士に相談もせず全ての罪をかぶって刑務所へ。お陰で、こっちは商売上がったりですよ〜
と嘆く来客。

この話には少なくとも三つのポイントがある。

1、世の中には恐い女もいる
2、恐い女のせいで、仕事が無くなる人がいる。
3、恐い女のせいで、振込みの仕事が遅れて、自宅に持ち帰った事務員がいる。

あ、いや、一番重要なポイントを忘れていました。

それは・・・

記事の裏にこそ、真実がある。

あなたが今読んでいるニュース、赤い疑惑・・どこかに隠されているかも・・・


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