2007/8/31 22:14
突然の怒涛 両親のこと
昨夜遅くに、夫の母の体調不良を知らせる電話。
症状は、強烈な眩暈と吐き気。
いつも、風邪一つ引かず、ウォーキングも欠かさず・・
私なんかより、よっぽど元気な義母だ。
幸い、救急病院で診察、
点滴などの適切な処置を受け、帰宅。
いよいよ、恐れていたことが起こった。
実家の親ばかりでなく、婚家の親まで!
この突然の状況に、
自分を試されているような気がした。
そして、今日の朝。
重苦しい気持ちに、体が押し潰されそうだった。
これは、以前感じていた、あの重苦しさと同じだ。
父の死期が近付いていた、あの頃の。
今の自分に、一体何が出来るのか?
そう考えた。
しかも、今日は月末だ。
支払い・請求・給料払い出し・・・
頭の中が混乱する。
まずは、兄嫁に状況を話す。
私一人では、到底無理なのだ。
昼間の間、兄嫁が母の気を紛らわせてくれれば、
夕方、多少私が母の所へ行くのが遅くなっても大丈夫だろう。
・・・と、
怒涛の一日を、何とか無事に終えながら、
高齢の親を持つ身の緊迫感が、
爆弾を抱えるが如く、
迫って来るのを感じている。
症状は、強烈な眩暈と吐き気。
いつも、風邪一つ引かず、ウォーキングも欠かさず・・
私なんかより、よっぽど元気な義母だ。
幸い、救急病院で診察、
点滴などの適切な処置を受け、帰宅。
いよいよ、恐れていたことが起こった。
実家の親ばかりでなく、婚家の親まで!
この突然の状況に、
自分を試されているような気がした。
そして、今日の朝。
重苦しい気持ちに、体が押し潰されそうだった。
これは、以前感じていた、あの重苦しさと同じだ。
父の死期が近付いていた、あの頃の。
今の自分に、一体何が出来るのか?
そう考えた。
しかも、今日は月末だ。
支払い・請求・給料払い出し・・・
頭の中が混乱する。
まずは、兄嫁に状況を話す。
私一人では、到底無理なのだ。
昼間の間、兄嫁が母の気を紛らわせてくれれば、
夕方、多少私が母の所へ行くのが遅くなっても大丈夫だろう。
・・・と、
怒涛の一日を、何とか無事に終えながら、
高齢の親を持つ身の緊迫感が、
爆弾を抱えるが如く、
迫って来るのを感じている。
2007/8/30 22:04
本音と建前 両親のこと
人間の心に存在する、本音と建前。
最近、口先ばかりのキレイごとに、
胸の奥がムカムカしている。
ムカムカしながらも、
そのムカムカを他人に悟られないよう、
平静を装っている。
結局、そうやって平静を保つこと自体、
建前ということになるのだろうけれど。
・・・・・・・・・・・・・・・・
そもそも介護は、本音でやるべきではないかと思う。
できるのか、できないのか。
キレイごとをゴタゴタ並べて、
「本当はいくらでも看て上げたいのだけれど・・」
と、如何にも残念そうに振舞う姿が、逆に不愉快を誘う。
「私には、ちゃんと看てあげる自信がなくて・・ゴメンなさいね・・」
と、不可を認めてキッパリ断って貰った方が、
スッキリするのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・
父も母もまだ自宅で何とか病状をやり過ごしていた頃、
「お願いだから、パートを辞めて家に居てちょうだい」
と両親から懇願されても、
「仕事は絶対に辞めません!」
と、頑として聞き入れなかった兄嫁が、
父が亡くなり、母が入院し・・
と、もう絶対自宅に戻ることが出来ないような状態になってから、ずっと仕事に行っていない。
・・なんだ。仕事、ちゃんと休めるんじゃん・・・
・・それなら、父が生きているうちに、
母が自宅に居るうちに、仕事を休んで居て欲しかった・・
そう思ってしまうのである。
口先ばかりのキレイごとは、もうたくさんだ。
でも人間は、そうやって、
本音と建前を、上手く使い分けて生きなければならない。
時には、相手の発する建前に、
騙されたフリをすることも大切だ。
これが、争いごとの無い、平和な関係を築くコツ、
というものなのでありましょうから。
最近、口先ばかりのキレイごとに、
胸の奥がムカムカしている。
ムカムカしながらも、
そのムカムカを他人に悟られないよう、
平静を装っている。
結局、そうやって平静を保つこと自体、
建前ということになるのだろうけれど。
・・・・・・・・・・・・・・・・
そもそも介護は、本音でやるべきではないかと思う。
できるのか、できないのか。
キレイごとをゴタゴタ並べて、
「本当はいくらでも看て上げたいのだけれど・・」
と、如何にも残念そうに振舞う姿が、逆に不愉快を誘う。
「私には、ちゃんと看てあげる自信がなくて・・ゴメンなさいね・・」
と、不可を認めてキッパリ断って貰った方が、
スッキリするのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・
父も母もまだ自宅で何とか病状をやり過ごしていた頃、
「お願いだから、パートを辞めて家に居てちょうだい」
と両親から懇願されても、
「仕事は絶対に辞めません!」
と、頑として聞き入れなかった兄嫁が、
父が亡くなり、母が入院し・・
と、もう絶対自宅に戻ることが出来ないような状態になってから、ずっと仕事に行っていない。
・・なんだ。仕事、ちゃんと休めるんじゃん・・・
・・それなら、父が生きているうちに、
母が自宅に居るうちに、仕事を休んで居て欲しかった・・
そう思ってしまうのである。
口先ばかりのキレイごとは、もうたくさんだ。
でも人間は、そうやって、
本音と建前を、上手く使い分けて生きなければならない。
時には、相手の発する建前に、
騙されたフリをすることも大切だ。
これが、争いごとの無い、平和な関係を築くコツ、
というものなのでありましょうから。
2007/8/29 21:53
82歳の挑戦!母 vs 骨折 19.本当の幸せは 両親のこと
夫が、自分の洗濯物を自分でやるようになった。
きっかけは、今年のお盆休み。
毎日が病院通いの私と、毎日がゴルフの夫と。
夫婦でありながら、まるで接点の無い休日は、
「自分のことは自分でやりましょう〜」
との無言のお告げ?
いや、言いました。
ポロリと。でも、遠慮がちに。
「自分が楽しんできた分の洗濯は、
ご自分でなさった方が宜しいのでは・・」
何しろ、一日の終わり、
ようやく一日分の洗濯を終えたと思った頃に、
ドッサリ夫のお土産である。洗濯物の。
我ら夫婦に、平和な時代(?)は終わった。
これからの家事は、自己責任で頼む。
とにかく、助けて欲しいのである、夫にも。
母を見舞ってくれなくたって一向に構わない。
ゴルフ三昧の休日でも全く問題無い。
ただただ、自分で出来ることは、自分でやって頂きたい。
東京で就職した長男が、寮生活のため不要になって送り返してきた洗濯機が、夫専用となった。
洗濯で一歩前進。
ありがたや、ありがたや。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リハビリ8日目。
母は、ベッドで寝ている時間がつまらない、
と言うようになった。
これ即ち、生活意欲の現われである。
ご要望にお答えして、
母を車椅子に乗せ、一階の売店までお買い物。
「あー、嬉しい!あー嬉しい!夢みたいや〜!」
車椅子の母がはしゃぐ。
念願の売店で、目をキラキラさせ、
お饅頭にジュースに食事用のふりかけに・・・
あれも美味しそう、これも美味しそう!
あ〜、こんなのがいいわ〜、あんなのもいいわ〜!
こりゃまるで、スーパーに買い物に連れられた幼児のようだ。
そう、車椅子をベビーカーに変えれば、まさにそう!
そうなんだ。
人間は、最後にはまた幼児に、
そして赤子へと回帰するのだ。
だから、紙おむつも必要なんだね。
買い物を終え、病室に戻った母は、未だ興奮冷めやらず、
「あー、楽しかった〜。また明日も連れてって〜」
人間は、成長すればするほど、
ちょっとやそっとの幸せでは満足できなくなるけれど、
こうしてまた、歳をとると、
あの、幼い頃の幸せが、戻ってくるのだろうか。
たった一歩、歩けただけでも、
わ〜っと歓声を上げるような幸せが。
きっかけは、今年のお盆休み。
毎日が病院通いの私と、毎日がゴルフの夫と。
夫婦でありながら、まるで接点の無い休日は、
「自分のことは自分でやりましょう〜」
との無言のお告げ?
いや、言いました。
ポロリと。でも、遠慮がちに。
「自分が楽しんできた分の洗濯は、
ご自分でなさった方が宜しいのでは・・」
何しろ、一日の終わり、
ようやく一日分の洗濯を終えたと思った頃に、
ドッサリ夫のお土産である。洗濯物の。
我ら夫婦に、平和な時代(?)は終わった。
これからの家事は、自己責任で頼む。
とにかく、助けて欲しいのである、夫にも。
母を見舞ってくれなくたって一向に構わない。
ゴルフ三昧の休日でも全く問題無い。
ただただ、自分で出来ることは、自分でやって頂きたい。
東京で就職した長男が、寮生活のため不要になって送り返してきた洗濯機が、夫専用となった。
洗濯で一歩前進。
ありがたや、ありがたや。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リハビリ8日目。
母は、ベッドで寝ている時間がつまらない、
と言うようになった。
これ即ち、生活意欲の現われである。
ご要望にお答えして、
母を車椅子に乗せ、一階の売店までお買い物。
「あー、嬉しい!あー嬉しい!夢みたいや〜!」
車椅子の母がはしゃぐ。
念願の売店で、目をキラキラさせ、
お饅頭にジュースに食事用のふりかけに・・・
あれも美味しそう、これも美味しそう!
あ〜、こんなのがいいわ〜、あんなのもいいわ〜!
こりゃまるで、スーパーに買い物に連れられた幼児のようだ。
そう、車椅子をベビーカーに変えれば、まさにそう!
そうなんだ。
人間は、最後にはまた幼児に、
そして赤子へと回帰するのだ。
だから、紙おむつも必要なんだね。
買い物を終え、病室に戻った母は、未だ興奮冷めやらず、
「あー、楽しかった〜。また明日も連れてって〜」
人間は、成長すればするほど、
ちょっとやそっとの幸せでは満足できなくなるけれど、
こうしてまた、歳をとると、
あの、幼い頃の幸せが、戻ってくるのだろうか。
たった一歩、歩けただけでも、
わ〜っと歓声を上げるような幸せが。
2007/8/28 22:11
82歳の挑戦!母 vs 骨折 18.返却希望、です 両親のこと
リハビリ7日目。
そろそろ、平行棒を使っての歩行訓練から、
歩行器のような、
移動が可能になるような器具を使っての訓練を提案される。
(母はまだまだおっかなびっくり)
・・・・・・・・・・・・・・
ロクに歩けてもいないのに、
今日は、主治医から退院の話を持ち出されたらしい。
「もうしばらくここに置かして貰えんやろうか」
と、母が懇願。
「いや、そうしてあげたいんですが、そうもいかないんですよ」
素っ気無い主治医の返事。
ほ〜ら、見たか。
あれの威力なんて、大したこたぁない。
せいぜい病室に、
数回多めに顔を見せてくれただけじゃあないか。
三万円、返せ〜。
(これ、結構本気)
お母さん、これに懲りて、
もう医師にあれを渡すのは辞めましょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、母の次なる道は、
再び、前回お世話になった介護老人保健施設だ。
元はといえば、その施設内で起こった骨折。
スタッフの方も心配して下さっているようで、
9月第一週の終わり辺りにでも如何ですかと打診があった。
これはありがたい。
そちらで、ゆっくりリハビリさせて頂ければ、と思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
兄嫁が、
母を引き取らず、施設に預けることに良心の呵責を覚えている旨を、私に打ち明ける。
世間体が気になるのだそうな。
ま、嫁として、その気持ちは分かるが、現実的に無理。
今の母にとって、自宅に戻ることは、
決して幸福なことではない。
綺麗事ではなく、現実を見つめる必要がある。
そして、その現実が分かるのは、家族のみである。
老人介護に於いて、一番の障害は、外野。
即ち、世間体、なのである。
そろそろ、平行棒を使っての歩行訓練から、
歩行器のような、
移動が可能になるような器具を使っての訓練を提案される。
(母はまだまだおっかなびっくり)
・・・・・・・・・・・・・・
ロクに歩けてもいないのに、
今日は、主治医から退院の話を持ち出されたらしい。
「もうしばらくここに置かして貰えんやろうか」
と、母が懇願。
「いや、そうしてあげたいんですが、そうもいかないんですよ」
素っ気無い主治医の返事。
ほ〜ら、見たか。
あれの威力なんて、大したこたぁない。
せいぜい病室に、
数回多めに顔を見せてくれただけじゃあないか。
三万円、返せ〜。
(これ、結構本気)
お母さん、これに懲りて、
もう医師にあれを渡すのは辞めましょうね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、母の次なる道は、
再び、前回お世話になった介護老人保健施設だ。
元はといえば、その施設内で起こった骨折。
スタッフの方も心配して下さっているようで、
9月第一週の終わり辺りにでも如何ですかと打診があった。
これはありがたい。
そちらで、ゆっくりリハビリさせて頂ければ、と思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
兄嫁が、
母を引き取らず、施設に預けることに良心の呵責を覚えている旨を、私に打ち明ける。
世間体が気になるのだそうな。
ま、嫁として、その気持ちは分かるが、現実的に無理。
今の母にとって、自宅に戻ることは、
決して幸福なことではない。
綺麗事ではなく、現実を見つめる必要がある。
そして、その現実が分かるのは、家族のみである。
老人介護に於いて、一番の障害は、外野。
即ち、世間体、なのである。
2007/8/27 22:30
82歳の挑戦!母 vs 骨折 17.You are beautiful ! 両親のこと
リハビリ6日目。
手術をした右足は、そう簡単に、母の意のままにはならない。
が、一日一日、ほんの僅かずつではあるが、
快方に向かっているのではなかろうか。
両親の入院を機に、
今までたくさんの高齢者の様子を拝見してきたが、
どのようなケースにも当てはまるのは、
家族の支えが発する大きな力、だ。
一人っきりでベッドに横たわっている高齢者の元へ、
家族の方が顔を見せると、表情が一気に変わる。
どなたも、痛む心や体が安らぐのだ・・・
・・・・・・・・・・・・・・
今日は、予(かね)てから母に頼まれていた散髪を決行。
以前、病院の床屋さんで散髪して頂いたとき、
余りにも短くされてしまい悲観していた母だ。
(周りの皆さんからは、『宝ジェンヌ』とおだてられていたのだが。笑)
「もう床屋はこりごり!」
とのことで、私の出番と相成った。
朝の出勤前、忘れずカバンに忍ばせた剃刀ととハサミ。
夕食が届く前、穏やかな空気の流れる母の病室で取り出す。
(「早よ死にたい」おばあさんは、先日病室を変わられた。)
シャー、シャー(剃刀の音)
うん、結構イケる。
気分はすっかりカリスマ美容師。
まずは、産毛が延びてぼやけた母の顔の輪郭を剃刀で。
シャー、シャー
おお〜!ビューティフル!!
ついでに眉も綺麗に整える。
そして、襟足。
なかなかいい感じだ。
次に、髪はハサミで。
シャキン、シャキン・・
(心なしか「借金」にも聞こえる)
耳の上、横、後ろ・・・
う〜〜ん、我ながら大成功〜〜〜
鏡を見た母が、
「あ〜、いいのになったわ〜。スッキリした。ありがとう」
と、喜んでくれる。
もう、誰にも『老婆』とは言わせねぇゼ。
やっぱり、母が綺麗になってくれるのは嬉しい。
これは夢か幻か。
いや、現実だ。
これが、あの、
一時、精神を患って、唾液をダラダラ垂らしていた母なのだ。
「とってもステキだよ、お母さん!」
・・・・・・・・・・・・・
母は、もう何十年間も毎日飲み続けていた睡眠薬も、
全く必要としなくなっている。
勿論、精神安定剤も。
これも家族の支えがあったから?
いえいえ、自惚れてはいけません。
先生や看護師さんや、たっくさんの方々の、
暖かい心が結集したお陰さまなのです。
高齢の親との付き合いは、
悲しみ、哀しみ、たくさんあるけれど、
一生の宝となる物も、たくさんありますなぁ。
手術をした右足は、そう簡単に、母の意のままにはならない。
が、一日一日、ほんの僅かずつではあるが、
快方に向かっているのではなかろうか。
両親の入院を機に、
今までたくさんの高齢者の様子を拝見してきたが、
どのようなケースにも当てはまるのは、
家族の支えが発する大きな力、だ。
一人っきりでベッドに横たわっている高齢者の元へ、
家族の方が顔を見せると、表情が一気に変わる。
どなたも、痛む心や体が安らぐのだ・・・
・・・・・・・・・・・・・・
今日は、予(かね)てから母に頼まれていた散髪を決行。
以前、病院の床屋さんで散髪して頂いたとき、
余りにも短くされてしまい悲観していた母だ。
(周りの皆さんからは、『宝ジェンヌ』とおだてられていたのだが。笑)
「もう床屋はこりごり!」
とのことで、私の出番と相成った。
朝の出勤前、忘れずカバンに忍ばせた剃刀ととハサミ。
夕食が届く前、穏やかな空気の流れる母の病室で取り出す。
(「早よ死にたい」おばあさんは、先日病室を変わられた。)
シャー、シャー(剃刀の音)
うん、結構イケる。
気分はすっかりカリスマ美容師。
まずは、産毛が延びてぼやけた母の顔の輪郭を剃刀で。
シャー、シャー
おお〜!ビューティフル!!
ついでに眉も綺麗に整える。
そして、襟足。
なかなかいい感じだ。
次に、髪はハサミで。
シャキン、シャキン・・
(心なしか「借金」にも聞こえる)
耳の上、横、後ろ・・・
う〜〜ん、我ながら大成功〜〜〜
鏡を見た母が、
「あ〜、いいのになったわ〜。スッキリした。ありがとう」
と、喜んでくれる。
もう、誰にも『老婆』とは言わせねぇゼ。
やっぱり、母が綺麗になってくれるのは嬉しい。
これは夢か幻か。
いや、現実だ。
これが、あの、
一時、精神を患って、唾液をダラダラ垂らしていた母なのだ。
「とってもステキだよ、お母さん!」
・・・・・・・・・・・・・
母は、もう何十年間も毎日飲み続けていた睡眠薬も、
全く必要としなくなっている。
勿論、精神安定剤も。
これも家族の支えがあったから?
いえいえ、自惚れてはいけません。
先生や看護師さんや、たっくさんの方々の、
暖かい心が結集したお陰さまなのです。
高齢の親との付き合いは、
悲しみ、哀しみ、たくさんあるけれど、
一生の宝となる物も、たくさんありますなぁ。
2007/8/26 14:21
82歳の挑戦!母 vs 骨折 16.入れ歯の効用 両親のこと
人生80年も過ぎると、
殆どの人が入れ歯愛用者になるらしい。
もっとも、『愛用』という単語は、
あまり相応しくないかもしれない。
何しろ、特に好んで使用しているわけではないのだろうから。
また、現在80歳以上の方々というのは、戦中戦後の、おそらく歯科医療技術などあまり当てにならない時代に青春を過ごして来られた影響もあるだろうから、今後、未来の80代以上にはあまり該当しないのかもしれないが。
いずれにせよ。入れ歯というものは、
噛み合わせや装着感、お手入れなどなど、
高齢者にとっては結構厄介なものに違いない。
御多分に洩れず、父も母も入れ歯愛用者である。
今回、両親を看ていて、この一見厄介そうな入れ歯にも、
意外な効用があることに気が付いた。
末期癌で寝たきりになった父と、
骨折により、自分の力では移動できなくなった母。
この二人に共通の悩みは、口腔衛生である(あった)。
トイレは、紙おむつや導尿官など、
何とかしようと思えば、それなりの方法はある。
が、口の中に関しては、
うがいさえままならないような状況で衛生を保つのは、
至難の業である。
数年前、
植物人間状態に陥った夫の祖母を看させて頂いたとき、
一番問題だったのが、口腔内衛生だった。
祖母は、90歳になっていたが、
当時の人には珍しく、入れ歯ではなかった。
そのため、意識の無い祖母の口の中を開け、
歯ブラシでのブラッシングや、
濡れたガーゼでの清拭を試みるのだが、
これがなかなか上手い具合にいかない。
やはり、うがいに勝る清掃は無いのである。
ところが今回、父と母の場合、
何と、歯がすっぽり外れるではないか。
そう、入れ歯だから、すっぽり外せる。
歯ブラシに歯磨き粉を付け、
鼻歌交じりに(?)磨けば、
あ〜ら不思議、スッキリ爽やか。
その後、ついでに、入れ歯専用薬液に浸しておけば、
明日の朝は、衛生的な歯の出来上がり〜〜。
これは便利だ。
そう考えれば、入れ歯もまんざらではないのである。
なるほど、高齢になって歯が抜け落ちる現象は、
まさに、寝たきりの状態でも口腔内衛生を保つための、
自然現象だったのである。(・・かどうかは、定かではないが)
というわけで、入れ歯の効用に大いに感謝しつつ、
夕食後の母の入れ歯の清掃を、
鼻歌交じりにやっている私である。
・・・・・・・・・・・・・・
さて、気ままな一人暮らし(?)も、残りあと数時間。
綺麗に片付いているハズの自宅を期待しながら帰ってくるであろう三人を裏切らないよう、小奇麗に(大綺麗は無理)整えてから、母の病院へと行くとしよう。
そして、病院の夕食後、母の入れ歯を洗ってその帰り、実家に寄って父のお参りを済ませ、そのまま駅に迎えに行けば、ジャスト・インタイム!
あ〜あ・・。
殆どの人が入れ歯愛用者になるらしい。
もっとも、『愛用』という単語は、
あまり相応しくないかもしれない。
何しろ、特に好んで使用しているわけではないのだろうから。
また、現在80歳以上の方々というのは、戦中戦後の、おそらく歯科医療技術などあまり当てにならない時代に青春を過ごして来られた影響もあるだろうから、今後、未来の80代以上にはあまり該当しないのかもしれないが。
いずれにせよ。入れ歯というものは、
噛み合わせや装着感、お手入れなどなど、
高齢者にとっては結構厄介なものに違いない。
御多分に洩れず、父も母も入れ歯愛用者である。
今回、両親を看ていて、この一見厄介そうな入れ歯にも、
意外な効用があることに気が付いた。
末期癌で寝たきりになった父と、
骨折により、自分の力では移動できなくなった母。
この二人に共通の悩みは、口腔衛生である(あった)。
トイレは、紙おむつや導尿官など、
何とかしようと思えば、それなりの方法はある。
が、口の中に関しては、
うがいさえままならないような状況で衛生を保つのは、
至難の業である。
数年前、
植物人間状態に陥った夫の祖母を看させて頂いたとき、
一番問題だったのが、口腔内衛生だった。
祖母は、90歳になっていたが、
当時の人には珍しく、入れ歯ではなかった。
そのため、意識の無い祖母の口の中を開け、
歯ブラシでのブラッシングや、
濡れたガーゼでの清拭を試みるのだが、
これがなかなか上手い具合にいかない。
やはり、うがいに勝る清掃は無いのである。
ところが今回、父と母の場合、
何と、歯がすっぽり外れるではないか。
そう、入れ歯だから、すっぽり外せる。
歯ブラシに歯磨き粉を付け、
鼻歌交じりに(?)磨けば、
あ〜ら不思議、スッキリ爽やか。
その後、ついでに、入れ歯専用薬液に浸しておけば、
明日の朝は、衛生的な歯の出来上がり〜〜。
これは便利だ。
そう考えれば、入れ歯もまんざらではないのである。
なるほど、高齢になって歯が抜け落ちる現象は、
まさに、寝たきりの状態でも口腔内衛生を保つための、
自然現象だったのである。(・・かどうかは、定かではないが)
というわけで、入れ歯の効用に大いに感謝しつつ、
夕食後の母の入れ歯の清掃を、
鼻歌交じりにやっている私である。
・・・・・・・・・・・・・・
さて、気ままな一人暮らし(?)も、残りあと数時間。
綺麗に片付いているハズの自宅を期待しながら帰ってくるであろう三人を裏切らないよう、小奇麗に(大綺麗は無理)整えてから、母の病院へと行くとしよう。
そして、病院の夕食後、母の入れ歯を洗ってその帰り、実家に寄って父のお参りを済ませ、そのまま駅に迎えに行けば、ジャスト・インタイム!
あ〜あ・・。
2007/8/25 22:03
82歳の挑戦!母 vs 骨折 15.想定外の幸せ 両親のこと
今日明日は、土日のためリハビリも休み。
母は毎日、私が来てくれることを、
今か今かと待ち焦がれてくれている。
「あんたが来てくれてる時が、
一日のうちで一番心安らぐ時や〜」
「あんたが来てくれるのが一番嬉しい」
「明日もまた来てや〜、待っとるからね〜」
実は、昨日の昼の電車で、
夫と高3長女、中3次女の三人が東京へ。
毎年恒例の、2泊3日の夏の旅行だ。
都会大好きの我ら田舎者家族は、
年に一度は東京へ赴き、都会の喧騒に身を浸し、
日頃の田舎モードを中和し、
そして、それをエネルギーとするのだ。
勿論、私も。
・・・なのだが・・・
母の言葉に心が揺らいだ。
あの、宝石のようなイルミネーション溢れる大好きな街に、
私も行きたい!
でも・・・
今、母にとって一番肝心な時に、
私が顔を見せなかったら・・
何だか、また無表情な母に戻りそうな気がして、恐かった。
かといって、
私のために、家族の皆まで犠牲には出来ない。
なかなか結論が出せず、迷いに迷ったが、
とうとう私一人残ることを決断した。
昨日も今日も、母は言ってくれた。
「あんたが来るの待っとたよ〜。嬉しいわぁ〜」
「明日も来てや〜、待っとるからね〜」
・・ああ、やっぱり、東京に行かなくて良かった!
それに・・・
一人って、超〜気楽〜〜〜!!!!(笑)
母は毎日、私が来てくれることを、
今か今かと待ち焦がれてくれている。
「あんたが来てくれてる時が、
一日のうちで一番心安らぐ時や〜」
「あんたが来てくれるのが一番嬉しい」
「明日もまた来てや〜、待っとるからね〜」
実は、昨日の昼の電車で、
夫と高3長女、中3次女の三人が東京へ。
毎年恒例の、2泊3日の夏の旅行だ。
都会大好きの我ら田舎者家族は、
年に一度は東京へ赴き、都会の喧騒に身を浸し、
日頃の田舎モードを中和し、
そして、それをエネルギーとするのだ。
勿論、私も。
・・・なのだが・・・
母の言葉に心が揺らいだ。
あの、宝石のようなイルミネーション溢れる大好きな街に、
私も行きたい!
でも・・・
今、母にとって一番肝心な時に、
私が顔を見せなかったら・・
何だか、また無表情な母に戻りそうな気がして、恐かった。
かといって、
私のために、家族の皆まで犠牲には出来ない。
なかなか結論が出せず、迷いに迷ったが、
とうとう私一人残ることを決断した。
昨日も今日も、母は言ってくれた。
「あんたが来るの待っとたよ〜。嬉しいわぁ〜」
「明日も来てや〜、待っとるからね〜」
・・ああ、やっぱり、東京に行かなくて良かった!
それに・・・
一人って、超〜気楽〜〜〜!!!!(笑)
2007/8/24 22:10
82歳の挑戦!母 vs 骨折 14.悪趣味な結果 両親のこと
リハビリ5日目。
相変わらず、そう簡単には歩けそうも無いのだが、
母が頑張ってくれている。
今日は、リハビリ担当の看護師さんに褒められたそうだ。
「この年齢で骨折して手術を受けて、
ここまで頑張れる人はなかなかおられませんよ」
母が好きそうな、心憎いお言葉だ。
・・・・・・・・・・・・・・
病室に入って顔を見るなり、
母の頬が赤らんでいることに気付く。
少し寒気がするという。
急いで看護師さんに知らせ、熱を測って頂いた。
37度4分。
微妙な数字だ。
四人部屋には、毎日いろいろな見舞い客が訪れる。
風邪の菌の一つや二つ入ってきても、全く不思議ではない。
少々様子見は必要だが、
夕食はぺろりと平らげたので、
おそらく心配は要らないだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今朝、先生が通り掛かられたときに、
『先生、ちょっと・・』って言うて呼んで、あれ・・渡したんや」
「え?・・あれ、とうとう渡しちゃったの?・・どうだった?」
「あれ渡したら、途端に今日は4回も顔見せに来て、
いろいろ声掛けて下さったわ〜」
母はとても嬉しそうだった。
明日からまたリハビリを頑張る、
と言っていた。
・・『あれを渡す』
これは、
功なのだろうか、
それとも、罪なのだろうか。
以前、とある新聞に、ある医師が告白していた。
医師の仕事は、過酷なわりに安月給。
患者からのあれに、心動くこともある。
と。
あれを渡さなくとも、
使命感ある医師が大勢存在すると信じたい、のだが。
相変わらず、そう簡単には歩けそうも無いのだが、
母が頑張ってくれている。
今日は、リハビリ担当の看護師さんに褒められたそうだ。
「この年齢で骨折して手術を受けて、
ここまで頑張れる人はなかなかおられませんよ」
母が好きそうな、心憎いお言葉だ。
・・・・・・・・・・・・・・
病室に入って顔を見るなり、
母の頬が赤らんでいることに気付く。
少し寒気がするという。
急いで看護師さんに知らせ、熱を測って頂いた。
37度4分。
微妙な数字だ。
四人部屋には、毎日いろいろな見舞い客が訪れる。
風邪の菌の一つや二つ入ってきても、全く不思議ではない。
少々様子見は必要だが、
夕食はぺろりと平らげたので、
おそらく心配は要らないだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「今朝、先生が通り掛かられたときに、
『先生、ちょっと・・』って言うて呼んで、あれ・・渡したんや」
「え?・・あれ、とうとう渡しちゃったの?・・どうだった?」
「あれ渡したら、途端に今日は4回も顔見せに来て、
いろいろ声掛けて下さったわ〜」
母はとても嬉しそうだった。
明日からまたリハビリを頑張る、
と言っていた。
・・『あれを渡す』
これは、
功なのだろうか、
それとも、罪なのだろうか。
以前、とある新聞に、ある医師が告白していた。
医師の仕事は、過酷なわりに安月給。
患者からのあれに、心動くこともある。
と。
あれを渡さなくとも、
使命感ある医師が大勢存在すると信じたい、のだが。
2007/8/23 21:02
82歳の挑戦!母 vs 骨折 13.悪趣味な企画 両親のこと
リハビリ4日目。
歩行訓練の成果はなかなか上がりそうにない。
もっともそれは最初から覚悟の上なので、
さほどガッカリするようなことではない。
むしろ、歩けるようになることを、
母が、生きる目標(生き甲斐)としてくれれば、
それはそれで、充分意義のあることだと思う。
逆境に於いては、
それを如何に前向きに捉えるかが勝負である。
自分では気が付かなくても、
人から言われて、
「あーそういえばそうだよなぁ」
と、思うこともある。
それが、暗闇から抜け出るきっかけとなる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なんか、扱いが隣の人に比べていい加減やわ」
母のクドキに、何のことかと尋ねると、
主治医の態度なのだそうな。
そういえば、隣のベッドの患者さんには、
主治医が愛想良くしきりに症状などを尋ねに来られるのに、
母のところはほぼ素通りだ。
「そりゃー、隣の患者さんの症状の方が大変だからでしょう?」
「そうかもしれんけど、それにしても、
もうちょっとちゃんとそばに来て、
『どうですか?』ぐらい聞いてくれてもいいやろう?」
「うーん、まあ、それはそうだねぇ・・」
「やっぱり、あれや」
「え?あれって?」
「手術の謝礼」
ふーむ。
やっぱり現金の違いですかねぇ・・。
私なら、現金を払ってまで、
主治医から構って貰いたいとは思わないが、
高齢者の場合は(特に母の場合は)、
主治医に優しい言葉を掛けて貰えることが、
大きな力に繋がるのだろう。
「へ〜え。で、いくら渡すの?」
「3万ほどや」
さあ、果たして現金を渡すことで、
医師の態度は変わるのだろうか。
大変趣味の悪い企画だが、興味深い。
結果如何によっては、
医療現場からクレームが来そう??
歩行訓練の成果はなかなか上がりそうにない。
もっともそれは最初から覚悟の上なので、
さほどガッカリするようなことではない。
むしろ、歩けるようになることを、
母が、生きる目標(生き甲斐)としてくれれば、
それはそれで、充分意義のあることだと思う。
逆境に於いては、
それを如何に前向きに捉えるかが勝負である。
自分では気が付かなくても、
人から言われて、
「あーそういえばそうだよなぁ」
と、思うこともある。
それが、暗闇から抜け出るきっかけとなる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「なんか、扱いが隣の人に比べていい加減やわ」
母のクドキに、何のことかと尋ねると、
主治医の態度なのだそうな。
そういえば、隣のベッドの患者さんには、
主治医が愛想良くしきりに症状などを尋ねに来られるのに、
母のところはほぼ素通りだ。
「そりゃー、隣の患者さんの症状の方が大変だからでしょう?」
「そうかもしれんけど、それにしても、
もうちょっとちゃんとそばに来て、
『どうですか?』ぐらい聞いてくれてもいいやろう?」
「うーん、まあ、それはそうだねぇ・・」
「やっぱり、あれや」
「え?あれって?」
「手術の謝礼」
ふーむ。
やっぱり現金の違いですかねぇ・・。
私なら、現金を払ってまで、
主治医から構って貰いたいとは思わないが、
高齢者の場合は(特に母の場合は)、
主治医に優しい言葉を掛けて貰えることが、
大きな力に繋がるのだろう。
「へ〜え。で、いくら渡すの?」
「3万ほどや」
さあ、果たして現金を渡すことで、
医師の態度は変わるのだろうか。
大変趣味の悪い企画だが、興味深い。
結果如何によっては、
医療現場からクレームが来そう??
2007/8/22 21:43
82歳の挑戦!母 vs 骨折 12.リハビリ3日目 両親のこと
いよいよ今日は、左右のバーに摑まって、
歩行訓練をしたようだ。
左足は動くが、手術をした右足は、
やはり痛くて思うように動かない。
それでも、22歩、歩くことができたそうだ。
勿論、両側のバーに摑まって、
ゆっくりゆっくり時間を掛けてのことだが、
それでも、大きな進歩だと思いたい。
弱気になりそうな母に、
「回復は、一歩一歩だよ。
明日は23歩歩けるようになれば、大成功〜」
と、声を掛ける。
とにかく、今私が出来ることは、
そうやって、母のやる気を引き出すことだけだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
同室の、「はよ死にたーい!」お婆さんは、
益々、様子が酷くなっている。
今日も思いっきり大声を上げて暴れていたそうだ。
これが夜中にも続くというから、堪らない。
ところが、家族が見舞いに来られる時間には、
もう暴れ疲れて眠っていたりするもんだから、更に堪らない。
「家族の人らは、実態を見とらんから、分からんのやわ。
一日中一緒におるわしらの方が、ノイローゼになりそうや!」
と、母が文句を言うのも無理はない。
最近は、
「はよ死にたいー!はよ死にたーい!」
と叫んだかと思うと、それに続けて、
「はよご飯食べたーい!」
と、叫んだりもするので、
「はよ死にたいのなら、ご飯食べるな!」
と、同室の患者達は心の中で怒鳴っていたりする。(笑)
(いや、笑い事じゃないです。)
歩行訓練をしたようだ。
左足は動くが、手術をした右足は、
やはり痛くて思うように動かない。
それでも、22歩、歩くことができたそうだ。
勿論、両側のバーに摑まって、
ゆっくりゆっくり時間を掛けてのことだが、
それでも、大きな進歩だと思いたい。
弱気になりそうな母に、
「回復は、一歩一歩だよ。
明日は23歩歩けるようになれば、大成功〜」
と、声を掛ける。
とにかく、今私が出来ることは、
そうやって、母のやる気を引き出すことだけだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
同室の、「はよ死にたーい!」お婆さんは、
益々、様子が酷くなっている。
今日も思いっきり大声を上げて暴れていたそうだ。
これが夜中にも続くというから、堪らない。
ところが、家族が見舞いに来られる時間には、
もう暴れ疲れて眠っていたりするもんだから、更に堪らない。
「家族の人らは、実態を見とらんから、分からんのやわ。
一日中一緒におるわしらの方が、ノイローゼになりそうや!」
と、母が文句を言うのも無理はない。
最近は、
「はよ死にたいー!はよ死にたーい!」
と叫んだかと思うと、それに続けて、
「はよご飯食べたーい!」
と、叫んだりもするので、
「はよ死にたいのなら、ご飯食べるな!」
と、同室の患者達は心の中で怒鳴っていたりする。(笑)
(いや、笑い事じゃないです。)
















