2008/10/2  22:48

定型という幸せ  言葉に想いを込めて

夜、ベランダで洗濯物を干していると、
どころからともなく、
「ピーヒャラピー」
だ。

それは、遠く遠く遥か彼方から、
澄ました秋風に乗ってやってくる。

ピーヒャラピーヒャラ ピーヒャラピー

そして、近景の闇の中からは、今夜も色めく虫たちの音色。

これらは田舎の定型で、都会の非定型。
秋風、秋祭りのお囃子、闇、虫の音

定型が、当たり前に定型であり続けることが、この上無い幸せだったりもする。

今宵、我、秋の夜の定型に心満たさるる。

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