2007/7/31  6:37

プチダノンの・・・  東京にて
昨日、世界銀行のレポートをみていて、「グラミン・ダノン」なる言葉に眼が釘付けになりました。
バングラデシュで昨年11月に設立された会社です。

ダノンというのは、日本でもおなじみの「プチダノン」のダノンです。
フランスの食品会社で、日本では味の素と一緒に「プチダノン」を製造しているのだそうです。

一方、グラミンとは、ノーベル平和賞ですっかり有名になったムハマド・ユヌス氏がバングラデシュで立ち上げたマイクロファイナンスの銀行です。
ご存知かとは思いますが、お金が無い、担保も無い、そんな人に何か仕事を始めるためのお金を貸してあげられないか?大学教授であったユヌス氏のそんな思いから作られた銀行です。
俗に「貧者の銀行」とも言われています。
グラミン銀行は、れっきとした民間企業ですが、その手法が世界に広まって多くの人々を救ったということで、ノーベル平和賞を受賞しました。

そのグラミン銀行が、仏ダノン社と提携して作ったのが、「グラミン・ダノン」なのだそうです。
バングラデシュ国内でダノンの技術を使って栄養補助食品を作ります。
雇用促進にもなり、製品は栄養不足の人々に安価で提供されます。
そして、利益は分配せずに、会社を大きくするのに使うことで、もっと多くの人々を救っていく・・

なるほど。

援助の世界では、営利と非営利の壁がなくなってきています。

しかし、日本では、非営利なことに営利的なセンスを持込むのはタブー視されて難しい一面があります。
日本にもマイクロファイナンスをやるNPOはたくさんあります。
しかし、会社としてやるわけではありません。
NPOだから失敗するというわけではないのですが、試行の域をでていないものが多いという印象です。
世界にはマイクロファイナンスの会社がたくさんあり、成功もしています。

例えば、銀行で借りられない人に無担保で融資するという点で、グラミン銀行と消費者金融はどう違うのか?
消費者金融がルーツであるシティなどは、そのあたりをもっと根源的、かつ柔軟に発想しているようです。

援助の世界もアイディアが固定化していては、やっていけない時代だと痛感します。

私自身も、「グラミン・ダノン」なんて組み合わせには、「えー!」と思ってしまいましたが、「シティ・明治乳業」という時代も来るのでしょうか!

2007/7/29  9:19

隅田川の花火  東京にて
隅田川の花火大会がありました。
浅草に実家がある友人が、例年、家の屋上から花火を見るという何とも贅沢な会を企画してくれます。
第1会場と第2回会場を一度に眺めることができる最高なロケーション。

学生時代の友人を中心に20名近く集まりました。

日中はとても暑かったのですが、夜は意外と涼しかったです。
ビールを飲み、「この花火はアサガオだな。これは星だな。」なんて考えて花火をみていたら、あっという間に時間が過ぎました。

名古屋では、矢田川の花火大会というのが有名でした。
職場に入りたての頃、寮の仲間とよく行ったものです。
花火大会で知り合った女性とめでたくゴールインした先輩もいて、みんな「何かあるんじゃないか・・・」と張り切っていたものです。

でも、実際は座って花火見ているだけじゃ、何もあるわけないんですよねーー
浴衣姿の女の子のグループはたくさんいるのですが、こちらは全員度胸なし!

「先輩、いいところ見せてくださいよ」
「それは普通、後輩の仕事だろう」
「昨日は、任せとけって言いましたよね」
「ビールを買うのは任せとけってことだろう」

僕たちは、毎年こんなことの繰り返しでした(笑)

2007/7/27  6:43

西夏神牛  寧夏
寧夏のあった場所には、チンギス・ハーンに滅ぼされるまで西夏王朝がありました。
独自の文化をもち、シルクロードの入口に位置することもあって交易拠点として栄えました。

このあたりは、昔から牛の飼育が盛んでした。
寧夏の農家は先祖代々、千年以上も牛を飼っているのです。

また、牛を神聖なものと考える風習もあったようです。
(それも結局食べちゃうのですが・・・)

伝説では「西夏神牛」がいたとか。
大変な神通力をもった牛だったそうです。

銀川の西夏王朝の博物館には、金でできた「西牛神牛」像の出土品があります。
今も地元の人々に「守り神」として愛されています。

クリックすると元のサイズで表示します

プロジェクトで飼育する牛の商標も「西夏神牛」にしようと言っていたのですが、どうも先に使っている会社があるらしく難しいという話があるようです。
残念。

政府は「西夏紅牛」にしようと。
中国では一般的に牛を黄牛と表現します。どうみても茶色でも、黄色と表現します。
また、「黒牛」というのは、“だます人”という隠語になっているほど、昔は嫌われていました。
紅と表現するのは、「紅アンガス」という品種を改良に用いるからです。

もう少しゆっくり考えましょうと言っているのですが・・・

クリックすると元のサイズで表示します

2007/7/26  23:45

選挙ですね  東京にて
もうすぐ参院選です。
今回は随分盛り上がっていますね。
やはり年金の問題は、これからの時代を生きる人間には重要です。

小沢先生も毎日のようにテレビ出演されています。
その昔、小沢先生の塾でお世話になりました。
今も尊敬しています。
塾生が何を質問しても、揺ぎ無い信念にユーモアを加え、心をこめて答えてくれたものです。

今、選挙で格差社会の是正を訴えていますが、誰に対しても分け隔てなく、同じ視線で接してくれました。


私の好きな言葉に「点前には、重きを軽く軽きをば重く扱う味わいをしれ」という利休の教えがあります。
点前の際に、重い道具は悠々と軽く扱い、逆に軽い道具でも重い道具と同じように丁寧に扱うことが極意だということです。人生も同じですね。

小沢先生は、メモ書き程度のレポートも1つ1つ真剣に読んでくれて、会話のなかで「あの件はね・・」とお話になることも。

財団のオーナーも同じで、やはり1つの世界を極めた人には共通したものがありますね。

しかし、今回の農業に関する民主党の政策には反対です。
農産物の生産者価格が低い場合は、政府が補償するというものです。
これまでの価格補償制度を規模も分野も広げて積極的に推進するようです。

10年以上も昔から小沢先生は、「農業はもうだめだ。食糧自給率を守るには、政府がお金を払って農業をやってもらうしかない」という意見でした。
今も昔も考えがブレないのは、さすがですね。

でも、誰でも救われるということは、努力した人がバカをみる危険性も秘めています。
天災のように努力とは別の次元の問題もありますが・・・

今の僕は、政治的な手法よりも、経済的な原理にこそ社会を動かすエネルギーがあると信じています。
農業の分野ではどうなのでしょうか?

2007/7/24  20:57

料理  東京にて
ほとんど料理をしない自分です。
でも、今日は魚を焼きました。
職場で鯛の粕漬けをもらって、思い切って網を買って焼いてみました。
一応、台所にはグリルもあるんですけどね・・・

おいしいー。
ビールがすすみました。
ついでに、家にあった日本酒まであけてしまいました。

やはり家で料理するべきですね。
だって、こんなに美味しい魚とお酒を、電車で家に帰る心配なく味わえるんですから!
今日は少し早いけれど、このまま気持ちよく寝てしまおうかなって気分です。
一人で酔っ払いました。

2007/7/24  6:57

中国製食品のこと  東京にて
肉まんへのダンボール混入事件をはじめ、中国製の食品への信頼感が問題になっています。
特に、今週あたりはどの週刊誌も特集を組んでいて、電車の中吊りは「中国」「食品」「危険」という文字のオンパレードです。

日本の食品に比べて信頼性が劣るのは本当です。
作っている人の衛生に対する意識も、加工場などの施設も日本とはレベルが違います。
けれども、ダンボールを食べさせようとしたり、殺虫剤を混ぜてみたり、ということを中国人が皆でやっているかに思わせる報道には断固反対の気持ちです。
どこまで本当に取材をして確認をしたのか、明確に示すべきではないでしょうか。

2年前、反日運動で北京や四川省で学生のデモが起こったことがありました。
ちょうどその時に中国へ、よりによって北京にも四川省にも行きました。
テレビでは、成都のイトーヨーカドーのガラスが割られる場面が何度も流れましたが、デモから1週間後に知らずにそこへ行きました。

クリックすると元のサイズで表示します

しかし、中国では逆にデモが広がるのを警戒して報道規制をしていたこともあり、皆さんの想像とは全く異なる状況でした。

あのときは、日本人ばかりが一方的に憤っていたのが現実です。

今の食品に関する報道も、それに近いものがあります。

ただ、唯一日本と状況が違うのは、多くの人が圧倒的に貧しいということです。
先日も大規模な子どもの人身売買が中国内で発見されて問題になりました。
中国には、貧しくて子どもを売らなくてはならない現実すらあります。
ときに、どうしてもお金が欲しくて非人道的な過ちを犯す危険性は、日本とは比べられないレベルといえます。

しかし、これは何も中国に限らないこと。
多くの食品を海外に依存する日本には、そういったリスクもあることを理解しなくてはならないと思いました。

2007/7/23  6:32

去勢の話  寧夏
以前のブログを読み直していて、1つ訂正しなければならない点を見つけました。
6月の出張前に、中国の牛の去勢について書きました。

中国では、牛の成長が遅くなるという理由で、農家が去勢を嫌がります。
しかし、肉質を柔かくするには、どうしても去勢しなくてはなりません。
方法としては、このペンチのような道具で「バチン」といくか、カッターで切り取るか・・・。
いずれにしても大変です。

クリックすると元のサイズで表示します

「どうやって説得するか?」前回の出張の大きな仕事だと思っていました。

しかし、どうも寧夏、特にプロジェクトの地域では様子が違いました。
どうも「去勢屋さん」がいるらしいのです。
時々、オートバイに赤い旗をたてて彼は村を訪れるらしい。
1回1元(17円)の手数料。
1元ですから、麻酔なんてかけるわけもありません・・・
さっさと手際よく去勢して、手数料の1元と成果品をいただいて去っていくらしい。
(成果品は、中国ではご馳走の1つらしいのです)

農家にとっても、去勢した牛は性質がおとなしくなって、農作業で扱いやすいと評判がよいようです。
中国では珍しい状況です。

赤い旗の去勢屋さんの活躍に私も助けられました。
今度お会いして、その腕のほどを拝見したいものです!

クリックすると元のサイズで表示します

2007/7/23  0:09

充実した日曜  東京にて
今日はスピニングのクラスに参加して、たっぷり汗をかいた後で池袋へ。
昨日二次会に呼んでくれた新郎の義父さんが画家さんで、池袋の西武で個展を開催中ということで行ってきました。

改めて驚きました。絵というのは、すごい力をもったものです。
櫻井孝美さんといいます。
エネルギーいっぱいの絵です。
それが富士山など「静」のテーマに織り交ぜられていています。

富士山の近くにアトリエを構えているそうです。
櫻井さんの描く富士山は、様々な色で、様々な形で、何かを語りかけてきます。
そんな気がします。

富士山から受身的に何かを感じて絵にしているというよりは、富士山に何かを求めている、そんな思いが伝わる気がするのは素人の見方でしょうか。
激しくも暖かい絵の数々です。

僕は「富嶽光陰」と題した1組の絵が強く心に残りました。
太陽と月に照らされてひっそり美しいというより、太陽と月に負けない存在感の富士山です。

クリックすると元のサイズで表示します

2007/7/22  0:45

ハッピーウェディング!  東京にて
この年齢になると、最近は友人の結婚式というのも殆どありません。
今日は久し振りの2次会に参加しました。

名古屋にいた頃、同窓生が集まってよく飲んだり、遊んだりしていたのですが、その1人がめでたく結婚です。
彼も今は東京に住んでいて、名古屋から同窓生たちも来ていました。
懐かしさと、会場一杯に満ちた幸せムードに感激。
いい二次会でした。

なんでも彼の行きつけの千歳船橋のお店で、友人を介して知り合ったそうで、もちろん3次会はそこに集合。
千歳船橋のホリグチ珈琲のすぐ近くで、よくお店の前を歩いていたことになります。
つくづく世の中は狭くて不思議なものだと思いました。

3次会には、常連さんたちに加え、新婦のご姉妹も来ていて盛り上がりました。
新婦を含めた3人姉妹と話していると、なんと家族みんなで中国に植林に行ったそうで、銀川にも寄ったことがあるそうです!
そうです、寧夏の区都である銀川です。
みなさん、僕よりも寧夏歴が長いわけで、びっくり。

星空がきれいだったとお話になっていました。
僕はまだ寧夏の満天の星空ってみたことないんですよね・・・

さすがに家族で植林に出かけるくらいです。とても素敵なご姉妹。

友人も転職して新しい舞台で活躍しているようですが、頑張り甲斐もあるってものです!
お幸せにね。

クリックすると元のサイズで表示します

2007/7/17  21:32

大人のマナー  東京にて
皆さんはチケット屋の航空券を利用したことがあるでしょうか?
今回、九州へ行った際に使ってみました。
種類は色々あるようですが、株主優待券を利用したものを購入しました。
株主優待券を使うと航空運賃は半額になるようです。
チケット屋で株主優待券を1万円で購入すれば、航空運賃が半額になるというもの。

九州の場合、正規で片道3万円であれば、2万5千円で購入できます。
一応、チケットそのものは正規なので変更も払い戻しも可能です。

と、思って安心していました。

帰りは台風の影響で安全を考え、飛行機ではなく新幹線にしたので、今日は払い戻しにいきました。
チケット屋で手数料3,000円が必要なことは理解していました。

ところが、受付してくれたお姉さんが何か困っている様子。
「お客さん、キャンセルの手続きしてないですよね・・・」
「キャンセル??」

そうです。ちゃんとJALに電話してキャンセルしなくてはなりません。
キャンセル待ちをしている人だっているのですから。

これまで飛行機をキャンセルした経験がほとんどなく、新幹線と同じつもりでいました。
新幹線は乗り遅れれば、自由席で済ませていました。
それと同じだと・・・

一瞬汗が流れました。
「キャンセルされてないので、プラス6,000円必要となります」
「・・・」

予期していない展開でした。
しかし、当然ですよね。
席が必要なくなればキャンセルするのはマナーですね。
そんなことを全く考えなかった自分に深く反省です。

でも、そんなこと言いつつも、「6,000円あれば焼肉食べれたなー」とか考えている自分です・・・

RSS1.0