2007/5/30  6:01

人間関係  生活

SIMTの生徒は国際性が豊かだから、色々な経験が出来る。でもその分、気苦労が絶えない、と言うのもまた事実。

時間に対する感覚や、対人関係に対する感覚にはやはり違いがあって、その違いを受け入れる、ということは口で言う程簡単なことではない。

気持ち的に受け入れるのが難しいのも一つだけれど、逆に完全に受け入れてしまって自分の行動まで感化されてしまうと、今度は日本に帰ったときに苦労するのも目に見えてるし。

人間関係が上手くいかない日が続くと、暫くは誰とも会いたくなくなってしまう。でも、そんな風に人を避けていればまた状況が上向くか、と言ったらそうでもなくて、結局はそんなに好かない人であっても交流した方がマシ、という場合がほとんど。

逆に、周りの人達だって私に色々我慢しながら付き合ってくれてる部分もある訳だし。

人間関係は時間と共に変わるものだし、結局のところ、あまりくよくよしない、というのが一番いいのかもしれない。

2007/5/29  1:49

ルームメイトとプールバー  生活

今日、バミューダから来ていたルームメイトが帰国。

昨夜は、お別れ会を兼ねて、仲の良かった友人達とStuttgartのプールバーへ。
そのお店は、ウィスキーや葉巻、アンティークっぽい家具もあって、なかなか良い雰囲気。

彼はパーティ好き、楽しいこと好きなんだけれど、一方で私も恐縮するぐらい、とても周りに気を使うタイプ。常に周りに対して柔らかい対応をするし、実際、よく友人の相談相手にもなっていたし。

これで、今月初めに既に帰国したもう1人のルームメイトと合わせて、私がとてもお世話になった2人がいなくなってしまった。

自分にとっては、これでSIMTの一つの幕が降りて、また1人に戻ったな、という感じ。

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プールバーからの帰り、深夜のStuttgart。

でも、友人関係も健康と同じで、多少失う機会があったほうが、ありがたみが分かるように思う。

2007/5/27  6:55

雹  生活

ここのところの体調不良のせいで、もう丸一週間まともに運動をしていない。

今まで海外で体調を悪くすることは殆ど無かったのに…。
別に寝込む程じゃないけど、なにか軽い船酔い状態。

原因としては、花粉のアレルギーもあるけれど、どうやら気温も相当影響しているらしい。その証拠に、今日の午後はやっと気温が下がったけれど、そうするとそれに比例して体調も回復した。ただ、ということはまた気温が上がれば体調も逆戻りなんだろうか。

気温が下がるといえば、今日の午後、一瞬にせよ雹(ひょう)が降った。大きさとしては小指の爪の半分ぐらいだったけれど、白い雹がコロコロとアスファルトの上を転がっているのを見るのは、なんとも面白いもの。

30度近い真夏日だと思ったら、翌日は雹。これじゃ身体もビックリするはず。

今夜は、卒論プロジェクト&企業研修用の履歴書を書き終えた。
履歴書を書くのは、もう10年ぶり。はたして、私の市場価値やいかに。

2007/5/24  5:05

起業  授業

今日はEntrepreneurship、「起業」についての講義。

スウェーデン出身だけれどもアメリカ生活が長い教授は、どっしりしてパワフルな感じ。

教授の話を聞いていると、声の大きさとかイントネーションといったものが、如何に聞き手に影響を与えるか、というのを身を持って感じる。

さて、教授は初日早々「起業家とはPathologic, control-freak lierだ!」と。翻訳すると、「起業家とは、病的にコントロールをしたがる嘘つき野郎だ!」ということ。

何故そうなってしまうかというと、もし彼(彼女)が自分の会社或いは製品について聞かれたら、当然ながら「素晴らしいです、お客様にピッタリです」というような模範解答になってしまう。

最初はちょっと抵抗があっても、だんだんそれが普通になってきて、最終的には自分が誇張している、とか嘘を付いている、ということ自体の自覚が無くなってきてしまう。

でもこれは別に起業家に限ったことではなく、もし就職のインタビューで、「あなたはこの会社で頑張る気持ちがありますか?」と聞かれたら、たいていは、「もちろんです!」というような答えになってしまうと思う。当然その時は本気でそう思っていたとしても、3年後、何%の人が同じように感じているだろうか?

企業で働いて成長する、という面は確かにあるけれど、企業で働いて変になる、ということも十分有り得るから、やっぱり企業一辺倒というのはリスクが大きいな、と思う。

2007/5/23  8:44

VfB-Stuttgart優勝ーちょっと追加  紹介

数日前にサッカーチーム、VfB-Stuttgartの“優勝フィーバー”に触れたけど、その日Stuttgart中心部に集まった人の数は、約25万人とのこと。

Stuttgart全体の人口は約60万人。

Stuttgart以外から来た人もそりゃ少しはいるだろうけど、それにしても60万人中25万人、て凄い確立だよな…。

2007/5/23  7:58

会社訪問:LGIとKärcher(つづき)  授業

ケルヒャーも含め、今までドイツの「高級」と言われるメーカーの工場を何社か見てきたけれど、正直日本の工場と大きな違いを見出すことは出来なかった。確かに工場は整然としているし、設備投資もしているけれど、それだって特に最新鋭だったり他と全く違う方法だったりする訳ではない。

以前も書いたことだけれど、結局「高級製品」を作る工場とそうでない工場との違いは、「細部」の違いなんだと思う。

あとは、会社の開発方針と、マーケティング。

「細部」と言えば、工場で働く人の資質も問題になってくるけれど、LGIの担当が興味深いコメントをしていた。LGIは物流会社なので、時折急な仕事が入り、1日〜の短期間で人を雇う必要があるのだけれど、彼によると「ヨーロッパ人は仕事環境だなんだと文句を言ってばかりだからやり辛い。そこへ行くと、アジア人は静かに文句も言わず淡々とこなしてくれるから、とても有難い」とのこと。

LGIの場合はStuttgart大学にいる中国人留学生を雇うことが多いようだけれど、この「文句を言わず淡々と仕事をする」というのは、日本にも当てはまると思う。私の経験から言っても、日本のパートさん達はとても細かく、かつ淡々と作業をしてくれる。だから、日本だってドイツに真っ向から対抗できる高級品を作ることは十分可能だと思う。

今は、トヨタが「レクサス」ブランドでドイツの高級車に対抗を始めたけれど、この結果がどうなるかは私も楽しみ。少なくとも、細部の仕上げでは日本車はドイツ車に全くヒケを取らないし、速さだって負けていないし。

車を含めた日本製品がドイツ製品にかなわないとすれば、それは商品に関するイメージとか、一貫性といったもっと抽象的な部分だと思う。そういった要素がどれだけ売り上げなり利益なりに影響を与えるのかは、これからもっと観察してみたい。

遅かれ早かれ、日本の製品は中国とか東南アジアに追いつかれると思う。その時、ドイツみたいに伝統や一貫性といった部分で対抗していくのか、それともアメリカみたいに常に新しい方法やスタンダードを確立することで対抗するのか、そろそろ方向性を考え始めるべき時期だと思う。

2007/5/23  6:47

会社訪問:LGIとKärcher  授業

今日はLGI、ロジスティクス・グループ・インターナショナルとKärcher、ケルヒャーの会社訪問の日。

LGIは元々HP(ヒューレット・パッカード)の物流部門が独立して設立された会社。当然ながら今でもHP関連の請負業務が多いけれども、その機動性を生かしてシェアを広げてきており、ヨーロッパの物流関連の会社としては小規模ながら、売り上げを毎年20%近く伸ばしている。

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LGI社の窓から。奥に見えるのが私達の乗ってきたバス。写真左側にはコンテナの積み込み/積み下ろし用のゲートがズラッと並んでいる。

LGI社の物流倉庫内部では、色々なフォークリフトが行ったり来たり。見上げる程高い屋根の倉庫には、自動パレット収納棚や、ラッピングマシーンなどが。規模は違うにせよ、私にとっては以前の職場で見慣れた景色。

物流のコスト、というのは難しい問題だけど、詰まる所、取り扱い量と設備投資に大きく左右されるのかもしれない。

例えば、コンテナから荷降ろしをするのも、バラ積み&人の手だったらどうしても数万円のコストが掛かってしまうけれど、LGIの場合、コンテナ内部で滑らせるシート、パレット、コンテナの高さに合わせた工場のゲート、それにコンテナに入れる高さのフォークリフト、と揃っているので、コンテナへの積み降ろしはあれよあれよという間に終わってしまう。

ただ、もし物量が一気に減ったら、上記の設備が全て無駄になってしまうので、リスクも大きいと言えば大きいと思う。

さて、午後からはKärcher本社へ。

ケルヒャー、といえば知っている人は知っていると思う。あの黄色いボディの高圧洗浄機や、スチームクリーナーで有名な会社。

http://www.karcher.co.jp/

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ケルヒャーはStuttgart郊外のWinnendenという街にある。本社入り口。

知名度からいっても大きな会社だと思うけど、本社自体は大きなビルもなく、街の中に溶け込んだ町工場、と言っても過言ではない。

この会社はもともとアルフレッド・ケルヒャーという技師が作った会社で、戦前はエンジンを温めるブロワーを製造していた。第二次大戦後、軍事用途にも使えるこの製品は製造を禁止されてしまい、またゼロから始めたケルヒャーは、70年代にスチームクリーナーに製品を絞って開発&製造を行い、特に80年代以降はトントン拍子に売り上げ・知名度を上げてきた。

ケルヒャーの工場は、これもまたいわゆる「町工場」といった趣(おもむき)。プラスチックの成型機、アッセンブリーライン、それに小さなゴーカート用のコースみたいなテストコースなど。

ケルヒャーは、ドイツでもある種のステイタスになっていて、「一人前の男」は、家にケルヒャーの一つでも置いておかなきゃいけない、といった雰囲気があるらしい。「ケルヒャーを持ってる男」=「掃除の出来る男」というところか。まあ、掃除をちゃんとやってくれるなら、女性にとっては悪い話ではないと思う。

2007/5/23  6:37

体調  生活

最近は体調がちょっと不安定。

先週土曜日は快調だったけど、その後3日程花粉症に悩まされているし、軽い頭痛/眩暈もある。

昼間から寝込んでしまう程ではないにせよ、身体がだるいというのは何とも非効率。

ここ数日は、Stuttgart近辺の気温は30度近い。
この変な天気も体調の不良に関係しているのかも。私は、どちらかと言うと寒さには強いけど、暑さにはあまり強くないし。

この暑さも、近くに海でもあればまだいいのに、ここはヨーロッパのど真ん中。海までは何時間も掛かるけど、いつかはヨーロッパの海を見てみたいもの。

2007/5/21  7:43

アレルギー?  生活

今日は日曜だというのに授業。
さすがのSIMTでも、日曜授業というのは少ないんだけど、今日の教授はイギリスから来ている+日程の都合でこうなったらしい。

それはともかく、先週自転車に乗ったときにちょっと出たアレルギーが再発したっぽい。目はそれ程でもないんだけど、鼻がズルズルするし、くしゃみも結構出るし。

まあ、くしゃみ自体は(人がいなければ)思いっきりすると結構ストレス解消になるからいいものの、鼻はかんでばっかりいると真っ赤になっちゃうし、どうもよろしくない。

逆に、もう1人の日本人のクラスメートは日本では花粉症で大変だったけど、ドイツ来たらなくなったとのこと。

人と人との相性もそうだけど、人と自然との相性も触れてみないと分からないもの。

2007/5/20  2:09

ブンデスリーガ優勝!  紹介

ドイツサッカーはワールドカップ過去3回優勝、準優勝4回という強豪国。(ちなみにサッカーはドイツ語で“フースバル”。)

その国内最高峰が日本でも知られている「ブンデスリーガ」、ドイツ連邦リーグ。

Stuttgartにも“VfB-Stuttgart”というサッカーチームがあって、弱くはないけど取り立てて強くもなく、リーグ優勝から15年も遠ざかっていた。(チーム名の“VfB”は、Verein für Bewegungsspiele、いわゆるStuttgartのサッカーチーム、ということ。)

ちなみに強豪といえば、あのオリバー・カーンのいるバイエルン・ミュンヘン。

今シーズンのVfB-Stuttgartは、序盤はあまりいい滑り出しではなかったものの、徐々に順位を上げてきて、とうとう今日勝てば15年ぶりの優勝ということに。

この日にあわせ、街の中心部に大型スクリーンが設置されるということなので、授業の後に電車にのって街へ。

今日は土曜日だし、日中は28℃もある快晴だし、人がいっぱいいるだろうなぁ、と思ったら案の定。

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あまりに込んでいるので、スクリーンなんか見れたもんじゃない…

試合の方は、0−1で先制されたけど、その後同点に持ち込み、後半1点を加え2−1の逆転勝ち!と言ってもはっきり見てた訳ではなく、点が入ると怒涛のような歓声が上がるので、画面が見えなくても状況が分かる、という状態。

私は友人とチョビチョビビールを飲みながら、「ここも見えないな〜」とか言いながら周りをフラフラ。

しかし、この人の多さは凄いと思う。

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高台に登って撮った写真。何処を見ても、見渡す限り人、人、人…。スクリーンは、中心の木の向こう側あたり。

場所によっては、全く身動きが取れなくなってしまう。
今晩、Stuttgartは徹夜でドンチャン騒ぎになるんだろうなぁ。

試合の後は、優勝した選手のパレードがあるらしいんだけど、この人ごみでは見物もままならないので、私は試合後早々に退散。

でも、Stuttgartの人達にとっては、春だからビールを飲もう!というFRÜHLINGSFEST(春のビール祭)が先週末で終わった後、更にもう一回ビールを飲んで騒ぐ機会が出来て、とても良かったんじゃないだろうか。

さて、話は変わって、興味深い話を一つ。今日の昼食はドイツ人の友人としたんだけど、彼が言うには、「ドイツ人は、先の大戦の後、あまり『自分はドイツ人だ』と公に人に言うのを避けてきたようなところがあるんだよね」と。

これは私にとっては意外だった。傍から見ると、いい車作るし、サッカー強いし、とてもプライドの高い国のように感じていたのだけれど。

でも、そんな風に謙遜(と言っていいのかどうか分からないけど)するような風土は、何か日本の考え方に近いような気もする。

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