2008/9/26 23:18
現場からの乖離 心配です。 マザーハウス
9月23日、マザーハウスの小田急百貨店新宿店内直営店がオープンした。と同時に
アーバンラインの新作が発表された。このうちのドット・ボストンについて。
このバッグ、皮革にピアスを開けて裏側にジュートを入れたというバングラディシュの特産ビック2がハイブリッドした商品。とてもよく出来ているようだ。現物は見ていないが。
表の皮革は渋めの濃い茶色、内側のジュートは3色から選べる。僕はオレンジが一番ドットが映えると思う。
このドットボストンの製作裏話が先日のBLOGに載っていた。人によって取り方は違うのだろうが僕はちょっと「あれえ?」と思った。いつものような読んだ後の晴れやかな気持ちになれなかった。いろいろ考えてみたのだが、どうもその製作過程の話の中にマザーハウスの「ど根性」が出ていたのが気になったのだと思う。
確かに感動する話だが、その一方で製作者たちにすごい負担をかけている。こういうことが続くと製品に製作不可能なアイデアがいっぱい盛り込まれてしまい、工場は姿にするために空回りしてしまう。
デザインはお客の満足のためにある、それは事実だが製造手法が成り立っていないものを企画し、製造に移してしまったことは大きな反省点だと思う。もし僕が工場の立場だったら怒鳴り散らすところだ。こういうことは間違いとは違う。プロトタイプの段階で分かる問題だ。なぜ、そのまま突進してしまったのか、時間か?カネか?あるいはどうにかなると思ったのか?
実はこの手の問題はプロトタイプを作る目的を取り違えていると起こる。プロトタイプを作ること自体が目的になってしまうと姿にするのが第一になってしまって、製造過程で分かる様々な問題や課題をその場で濁して造ってしまうのだ。すると、例えば予定の工法では穴が開かないのにそれはさておき、ほかの方法で穴を開けてその場はしのぐ。しかし問題が分かった時点で予定の工法の不具合を解決しなかったから、いざ量産した時に同じ問題に遭遇する。プロトタイプは1個や2個だから解決できるが、量産で何十個、何百個となるとごまかしは効かない。
マザーハウスに限らず日本の製造業が最も弱くなったのがこの部分だ。開発者、設計者は権力を振りかざしてできないものを作れと言うし、プロトタイプは専門の職人に作れと頼んで出来上がるのを待つだけ。職人はとにかく姿にするのが仕事だからその過程で量産と同じ手法など使わないでチョチョイのチョイ!で作ってしまう。手作りでできても、それは単に「カタチになった」だけで、量産できるわけではない。生産設備を作る人はその道何十年のベテランがチョチョイのチョイ!で作ったものを機械で再現しなければならないし、量産開始は迫ってくるし、いざ量産で問題が出れば今度は工場側から吊るし上げられてしまう。しかし、そんな無理難題を押し付けて技術者を強姦した開発者は技術者を無能扱いして自分の愚かな設計を顧みない。「物を見ない開発者」が開発をしたものだからロクなものがない。
こういうことは技術の先天的な問題なのではなく見極めの世界だ。プロセスを見ていないと工場側に要求できる品質レベルや生産能力が満足できるかどうかを判断できない。ドット・ボストンはこの点で開発プロセス上に何か重大なポイントがあったはずだ。そこを見落としてしまったことが惜しい。なぜ、そこに気付かなかったのか不思議だ。
ただね、怪我の功名と言ってはなんですが、不揃いなピアスのレイアウトが絶妙な味を出しているんですよ。これは機械ではできないだろうと思います。エリコレザーは限定品らしいのでどれだけ作るかは分かりませんが、もし、興味のある人はぜひ、台東区入谷、品川区戸越、港区代官山アドレスディセ、新宿区小田急百貨店の各店舗まで足をお運びください。
どうやらこのお休みは山崎さんが新宿小田急にいるらしいですよ。絵理子さんは新潟三越だそうです。
アーバンラインの新作が発表された。このうちのドット・ボストンについて。
このバッグ、皮革にピアスを開けて裏側にジュートを入れたというバングラディシュの特産ビック2がハイブリッドした商品。とてもよく出来ているようだ。現物は見ていないが。
表の皮革は渋めの濃い茶色、内側のジュートは3色から選べる。僕はオレンジが一番ドットが映えると思う。
このドットボストンの製作裏話が先日のBLOGに載っていた。人によって取り方は違うのだろうが僕はちょっと「あれえ?」と思った。いつものような読んだ後の晴れやかな気持ちになれなかった。いろいろ考えてみたのだが、どうもその製作過程の話の中にマザーハウスの「ど根性」が出ていたのが気になったのだと思う。
確かに感動する話だが、その一方で製作者たちにすごい負担をかけている。こういうことが続くと製品に製作不可能なアイデアがいっぱい盛り込まれてしまい、工場は姿にするために空回りしてしまう。
デザインはお客の満足のためにある、それは事実だが製造手法が成り立っていないものを企画し、製造に移してしまったことは大きな反省点だと思う。もし僕が工場の立場だったら怒鳴り散らすところだ。こういうことは間違いとは違う。プロトタイプの段階で分かる問題だ。なぜ、そのまま突進してしまったのか、時間か?カネか?あるいはどうにかなると思ったのか?
実はこの手の問題はプロトタイプを作る目的を取り違えていると起こる。プロトタイプを作ること自体が目的になってしまうと姿にするのが第一になってしまって、製造過程で分かる様々な問題や課題をその場で濁して造ってしまうのだ。すると、例えば予定の工法では穴が開かないのにそれはさておき、ほかの方法で穴を開けてその場はしのぐ。しかし問題が分かった時点で予定の工法の不具合を解決しなかったから、いざ量産した時に同じ問題に遭遇する。プロトタイプは1個や2個だから解決できるが、量産で何十個、何百個となるとごまかしは効かない。
マザーハウスに限らず日本の製造業が最も弱くなったのがこの部分だ。開発者、設計者は権力を振りかざしてできないものを作れと言うし、プロトタイプは専門の職人に作れと頼んで出来上がるのを待つだけ。職人はとにかく姿にするのが仕事だからその過程で量産と同じ手法など使わないでチョチョイのチョイ!で作ってしまう。手作りでできても、それは単に「カタチになった」だけで、量産できるわけではない。生産設備を作る人はその道何十年のベテランがチョチョイのチョイ!で作ったものを機械で再現しなければならないし、量産開始は迫ってくるし、いざ量産で問題が出れば今度は工場側から吊るし上げられてしまう。しかし、そんな無理難題を押し付けて技術者を強姦した開発者は技術者を無能扱いして自分の愚かな設計を顧みない。「物を見ない開発者」が開発をしたものだからロクなものがない。
こういうことは技術の先天的な問題なのではなく見極めの世界だ。プロセスを見ていないと工場側に要求できる品質レベルや生産能力が満足できるかどうかを判断できない。ドット・ボストンはこの点で開発プロセス上に何か重大なポイントがあったはずだ。そこを見落としてしまったことが惜しい。なぜ、そこに気付かなかったのか不思議だ。
ただね、怪我の功名と言ってはなんですが、不揃いなピアスのレイアウトが絶妙な味を出しているんですよ。これは機械ではできないだろうと思います。エリコレザーは限定品らしいのでどれだけ作るかは分かりませんが、もし、興味のある人はぜひ、台東区入谷、品川区戸越、港区代官山アドレスディセ、新宿区小田急百貨店の各店舗まで足をお運びください。
どうやらこのお休みは山崎さんが新宿小田急にいるらしいですよ。絵理子さんは新潟三越だそうです。
2008/9/23 6:29
粉飾決算 仕事・ビジネス
新潟県長岡市の株式会社プロデュースが証券取引等監視委員会の強制調査を受けた。
この会社は僕個人にとってまったく無縁ではない。1回だけ一緒に仕事をしたことがある。プロデュースが創業して間もないころで社員が10人くらいの時だった。創業の前社長は僕よりいくつか歳が上だが、とても鋭い感覚を持っている方だと覚えている。実は2回目の仕事の時にいろいろあってそれっきりになってしまったのだが、その後は順調に成長していまや従業員300人を雇い、地元長岡を代表する企業に成長している。たとえ1回、けんか別れであっても経営者として魅力のある人だっただけに付き合いを続けたかった。
今日、たまたまプロデュースのホームページを見たら代表の人事異動とあったのでほかの記事を読んだところ証券取引等監視委員会の強制調査を受けたという。
驚いたのはもちろんだが、それ以上にショックだった。先進技術を育て、文字通り急成長をしてきたこの企業が調査段階とはいえ、証取委員会に目をつけられたというのが実は今以て信じられない。強制調査はかなりの確信を持って踏み切る場合がほとんどだからおそらく何らかの事実なり裏付けが取れているのだろう。
興味深いのはやはり「なぜ?」というところだ。様々な記事を読むとどうやら粉飾は2005年のJASDAQへの上場以降らしいが、類稀なる技術を持って順調に成長を続けている様に見える企業がなぜ、利益を上げているような芝居をしなければならなかったのか?経営者には粉飾しなければならない事情があったのだろう。
僕とほぼ同じ世代の経営陣がまだ駆け出しだった頃、彼らと出会った。同じ皿の刺身をつまんで語り合った。顔をつないでくれた人に感謝した。それから10数年、かたや300人を雇う企業のトップに、もう一方はアメリカの片田舎で毎日油にまみれて奮闘する日々。悔しさがないと言えばウソだ。もちろん、うらやましい。そしてすごいと思った。彼らに声が届かなくても応援していた。プロデュースの成長は自分のエネルギーでもあった。でも・・・。
若き経営者はまっすぐで素直であるべきだ。自分たちの技術を信じ、技術力をもって商売をする。仕事は人と人とのつながりだから人脈も必要だろう、看板だって信頼の証だ、でもそういったものに胡坐をかかずにひたむきに、まっすぐに商売をすることこそ「ずるさ」を知らない世代のなせる経営術だと思う。人は人生を重ねていくと「上手にずるをする」術を覚えてしまう。しかし、若き経営者はピュアに商売をするべきだ。プロデュースの経営陣には「まっすぐで素直な商売でもこれだけ立派になれる」ということを示してほしかった。世の中にはびこっている自分のことしか考えない大バカ社長を「ギャフン!」と言わせてほしかった。
しかし、世の中に役立つものを作っていても、売っていてもまっすぐであってもルールを守っていないとしたらダメだ。信頼も社員も、もちろんカネも、何もかも失ってしまう。家庭だって崩壊するかも・・・。もう「ふたつ先の未来」を実現することはできないかもしれない。
「いいことはすぐやろう、悪いことはすぐやめよう」これは数年前のプロデュースのホームページに載っていたミッションだ。全く飾っていないこのミッションを読んで僕はとてもかっこいいと思った。そして、分かりやすい。でも、ミッションを実践することが出来なかった。
一体どこで間違ってしまったのか?10年前のピュアな経営陣は一体どこに行ってしまったのか?
この会社は僕個人にとってまったく無縁ではない。1回だけ一緒に仕事をしたことがある。プロデュースが創業して間もないころで社員が10人くらいの時だった。創業の前社長は僕よりいくつか歳が上だが、とても鋭い感覚を持っている方だと覚えている。実は2回目の仕事の時にいろいろあってそれっきりになってしまったのだが、その後は順調に成長していまや従業員300人を雇い、地元長岡を代表する企業に成長している。たとえ1回、けんか別れであっても経営者として魅力のある人だっただけに付き合いを続けたかった。
今日、たまたまプロデュースのホームページを見たら代表の人事異動とあったのでほかの記事を読んだところ証券取引等監視委員会の強制調査を受けたという。
驚いたのはもちろんだが、それ以上にショックだった。先進技術を育て、文字通り急成長をしてきたこの企業が調査段階とはいえ、証取委員会に目をつけられたというのが実は今以て信じられない。強制調査はかなりの確信を持って踏み切る場合がほとんどだからおそらく何らかの事実なり裏付けが取れているのだろう。
興味深いのはやはり「なぜ?」というところだ。様々な記事を読むとどうやら粉飾は2005年のJASDAQへの上場以降らしいが、類稀なる技術を持って順調に成長を続けている様に見える企業がなぜ、利益を上げているような芝居をしなければならなかったのか?経営者には粉飾しなければならない事情があったのだろう。
僕とほぼ同じ世代の経営陣がまだ駆け出しだった頃、彼らと出会った。同じ皿の刺身をつまんで語り合った。顔をつないでくれた人に感謝した。それから10数年、かたや300人を雇う企業のトップに、もう一方はアメリカの片田舎で毎日油にまみれて奮闘する日々。悔しさがないと言えばウソだ。もちろん、うらやましい。そしてすごいと思った。彼らに声が届かなくても応援していた。プロデュースの成長は自分のエネルギーでもあった。でも・・・。
若き経営者はまっすぐで素直であるべきだ。自分たちの技術を信じ、技術力をもって商売をする。仕事は人と人とのつながりだから人脈も必要だろう、看板だって信頼の証だ、でもそういったものに胡坐をかかずにひたむきに、まっすぐに商売をすることこそ「ずるさ」を知らない世代のなせる経営術だと思う。人は人生を重ねていくと「上手にずるをする」術を覚えてしまう。しかし、若き経営者はピュアに商売をするべきだ。プロデュースの経営陣には「まっすぐで素直な商売でもこれだけ立派になれる」ということを示してほしかった。世の中にはびこっている自分のことしか考えない大バカ社長を「ギャフン!」と言わせてほしかった。
しかし、世の中に役立つものを作っていても、売っていてもまっすぐであってもルールを守っていないとしたらダメだ。信頼も社員も、もちろんカネも、何もかも失ってしまう。家庭だって崩壊するかも・・・。もう「ふたつ先の未来」を実現することはできないかもしれない。
「いいことはすぐやろう、悪いことはすぐやめよう」これは数年前のプロデュースのホームページに載っていたミッションだ。全く飾っていないこのミッションを読んで僕はとてもかっこいいと思った。そして、分かりやすい。でも、ミッションを実践することが出来なかった。
一体どこで間違ってしまったのか?10年前のピュアな経営陣は一体どこに行ってしまったのか?
2008/9/9 1:27
投げ売り USA
冷え切ったアメリカの自動車市場でなりふり構わぬ販売合戦が始まった。
先週の自動車関係のインターネット記事に日産自動車の8月の北米販売台数は前年同月比13%アップと発表があった。確かに最近、マキシマがモデルチェンジしたりして販売増の要素はあるが、それにしても「あの」トヨタ自動車でさえ3か月のライン停止をしているなかでそんなに売れるのはおかしい。どう考えても。
うちの会社の従業員もそれまで乗っていたトラックや乗用車から次々と中型ピックアップトラックのフロンティアに乗り換えているから聞いてみた。
は 「おい、ずいぶん景気いいな。新車買ったのかよ?」
従業員A「ああ、こいつか?隣町のディーラーで安売りしてたやつさ。」
は 「安売り?そいつはハッピーだな」
従業員A「なんだよ、お前知らねーのか?こいつは半額だぜ?こんなチャンスを逃す奴の気がしれねえよ。ラジオでも盛んに宣伝してるだろ?」
は 「半額????なんでぇ?」
従業員A「そんなこと知ったこっちゃねーよ。でもよ、こいつが15000ドルで買えるのならやすいもんだろ?」
は 「(そうは思わんが)ああ、その通りだな。それでみんな乗り換えてるのか」
従業員A「お前も欲しいのなら買った方がいいぜ。何なら紹介してやろうか」
は 「いや、俺は今のセダンで十分だ。気持だけもらっとくよ。ありがとよ」
ま、こんなやり取りがあったわけです。はは〜ん、なるほどね。日産の都合かディーラーの都合かはわかりませんが、とにかく半額で売っている。元々アメリカ人は後先考えずに有り金全部使ってしまう人が多いからこういうチャンスは逃さない。実際にはこの前に乗っていたトラックを買った時の借金があったりして結局、余計なカネを使っているのだが。
アメリカの自動車販売はコンビニでおにぎりを買うのと同じ。ディーラーは売れそうなクルマを仕入れて店に並べ、お客が来て展示してあるそのクルマを買う、そしてその場でカネを払い仮ナンバーを付けて乗って帰る。日本のように何度も商談したり、注文して待つというのは「店に並んでいないクルマを買う」場合だけだ。
すると、今のようにクルマあまりになるとディーラーはきつい。でも、仕入れた在庫がはけてしまうとそのしわ寄せはメーカーに行く。ディーラーの仕入れ台数が減るからだ。簡単な話なのだが。
インターネットの記事を見ると上っ面しか書いていないから「お〜、日産自動車すげーな」となるが実際は何のことはない。利益度外視で投げ売りしているだけ。記事では台数のことしか書いていないから「売れないクルマがなぜバカ売れているのか?」という本質まで追いこんでいない。こういう記事だけを読んでいる日本の人々、ご注意ください。
しかもこの記事のタイトル「13.6%増と健闘」だって。この記事書いた人、絶対アメリカに居ないよ。だって、「健闘」しているかどうかは明らかだ。
日産自動車のクルマは確かに北米で売れています、それは事実です。でも、実態はアメリカに来ればすぐ分かります。ええ、なにしろここは「不景気の現場、アメリカ」ですから。
先週の自動車関係のインターネット記事に日産自動車の8月の北米販売台数は前年同月比13%アップと発表があった。確かに最近、マキシマがモデルチェンジしたりして販売増の要素はあるが、それにしても「あの」トヨタ自動車でさえ3か月のライン停止をしているなかでそんなに売れるのはおかしい。どう考えても。
うちの会社の従業員もそれまで乗っていたトラックや乗用車から次々と中型ピックアップトラックのフロンティアに乗り換えているから聞いてみた。
は 「おい、ずいぶん景気いいな。新車買ったのかよ?」
従業員A「ああ、こいつか?隣町のディーラーで安売りしてたやつさ。」
は 「安売り?そいつはハッピーだな」
従業員A「なんだよ、お前知らねーのか?こいつは半額だぜ?こんなチャンスを逃す奴の気がしれねえよ。ラジオでも盛んに宣伝してるだろ?」
は 「半額????なんでぇ?」
従業員A「そんなこと知ったこっちゃねーよ。でもよ、こいつが15000ドルで買えるのならやすいもんだろ?」
は 「(そうは思わんが)ああ、その通りだな。それでみんな乗り換えてるのか」
従業員A「お前も欲しいのなら買った方がいいぜ。何なら紹介してやろうか」
は 「いや、俺は今のセダンで十分だ。気持だけもらっとくよ。ありがとよ」
ま、こんなやり取りがあったわけです。はは〜ん、なるほどね。日産の都合かディーラーの都合かはわかりませんが、とにかく半額で売っている。元々アメリカ人は後先考えずに有り金全部使ってしまう人が多いからこういうチャンスは逃さない。実際にはこの前に乗っていたトラックを買った時の借金があったりして結局、余計なカネを使っているのだが。
アメリカの自動車販売はコンビニでおにぎりを買うのと同じ。ディーラーは売れそうなクルマを仕入れて店に並べ、お客が来て展示してあるそのクルマを買う、そしてその場でカネを払い仮ナンバーを付けて乗って帰る。日本のように何度も商談したり、注文して待つというのは「店に並んでいないクルマを買う」場合だけだ。
すると、今のようにクルマあまりになるとディーラーはきつい。でも、仕入れた在庫がはけてしまうとそのしわ寄せはメーカーに行く。ディーラーの仕入れ台数が減るからだ。簡単な話なのだが。
インターネットの記事を見ると上っ面しか書いていないから「お〜、日産自動車すげーな」となるが実際は何のことはない。利益度外視で投げ売りしているだけ。記事では台数のことしか書いていないから「売れないクルマがなぜバカ売れているのか?」という本質まで追いこんでいない。こういう記事だけを読んでいる日本の人々、ご注意ください。
しかもこの記事のタイトル「13.6%増と健闘」だって。この記事書いた人、絶対アメリカに居ないよ。だって、「健闘」しているかどうかは明らかだ。
日産自動車のクルマは確かに北米で売れています、それは事実です。でも、実態はアメリカに来ればすぐ分かります。ええ、なにしろここは「不景気の現場、アメリカ」ですから。
2008/9/2 8:39
福田首相 辞職 仕事・ビジネス
福田首相が辞任した。
僕は部下に対してとても厳しい。今では僕のようながけから突き落とすような指導をする人はめったに見ないし周りからもクレームがつく。でも、僕は上司に対してはもっと厳しい。何しろ、僕には「命令」が通じない。僕は自分が考えていることと命令が違うと頑として動かない。相手が頭を下げてお願いしてくるまでは絶対に。どんな目上の人であっても。
しかし、いざやるとなったらどんなことがあっても絶対にまとめる。請けた仕事はお客様の要望どおりにまとめるのがプロとして当然だからだ。
残念ながらそういう「請けた仕事を全うする」という姿勢が一回も見えなかったのが福田政権だ。彼は辞任の記者会見で民主党の小沢代表ともっと話し合いたかったと言っているが、リーダーとして話の落としどころをそもそも間違えている。与党の機嫌ばかり見ていて、リーダーとしての判断を一切していないし、判断以前に志がない。だからここ一番でも模様流れ、誰かの歌ではないが川の流れのように自然に流している。
記者会見で面白い質問があった。「総理の会見が国民には人ごとのように感じるとよく言われる」。これに対して総理は「私は自分自身を客観的に見ることができる。あなたとは違う」と。福田さん、あなたはやっぱり勘違い男だ。
このやり取りを見ているとこの人(福田総理)がどんな思いで日本の政治をつかさどっているのかがよく分かる。この人からは熱意が伝わってこない。
単純比較してはいけないのだろうが、小泉元首相は言葉が挑発的だし敵がたくさんいたけどなんだかんだ言っても熱意が伝わってくる人だった。いい悪いは別として「郵政民営化」という公約を設定し、経済政策を強化するために竹中平蔵氏を閣僚にするなど「目標を達成するための行動」があった。だから敵がいっぱいいてもその何倍も支持者がいた。福田首相にはそういう熱意や目指すものが見えてこない。「俺はこれをまとめるぜ!」というものがない。つまり、リーダーとして日本をどうしていきたいかがまったく見えないのだ。これが彼の独特の「対岸の火事」のような口調につながるのではないか?口調は即ち彼の意思そのものだ。
3月の揮発油税のドタバタを見ても結局自分の意志を期限までに通せなかった。日本のために本当に必要だと思うのならばどんな手を使っても強硬突破しなければならなかったのにそれができなかった。これはリーダーとして失格だ。
もっとも、初めになければならない志がないのだから判断をできるわけないか。
リーダーは自分の判断に責任を持たなければならない。福田首相はその点でまったくダメだ。自分の判断に責任を持つということは即ちすべてを見た上で短所を犠牲にしても自分の判断に賭けるという確固たる信念が必要なのにそこから逃げてばかり。自分の判断がないから記者会見でもまともな説明さえできない。これは福田首相の自己分析とはまったくべつのところに原因があると思う。
さっさと解散してもっと日本の国家をよくするために情熱を持っている人を選びなおしたほうがいいんじゃないの?この際、首相が常にご機嫌を伺っていた族議員さんにも一式お引取り願ってさ、このままじゃ日本は本当に沈むぞ。俺の帰る場所をしっかり守ってほしい。
でも、なんだかんだと言ってもその総裁を選んだ代議士を選んだのは僕を含む一般庶民だ。
僕は部下に対してとても厳しい。今では僕のようながけから突き落とすような指導をする人はめったに見ないし周りからもクレームがつく。でも、僕は上司に対してはもっと厳しい。何しろ、僕には「命令」が通じない。僕は自分が考えていることと命令が違うと頑として動かない。相手が頭を下げてお願いしてくるまでは絶対に。どんな目上の人であっても。
しかし、いざやるとなったらどんなことがあっても絶対にまとめる。請けた仕事はお客様の要望どおりにまとめるのがプロとして当然だからだ。
残念ながらそういう「請けた仕事を全うする」という姿勢が一回も見えなかったのが福田政権だ。彼は辞任の記者会見で民主党の小沢代表ともっと話し合いたかったと言っているが、リーダーとして話の落としどころをそもそも間違えている。与党の機嫌ばかり見ていて、リーダーとしての判断を一切していないし、判断以前に志がない。だからここ一番でも模様流れ、誰かの歌ではないが川の流れのように自然に流している。
記者会見で面白い質問があった。「総理の会見が国民には人ごとのように感じるとよく言われる」。これに対して総理は「私は自分自身を客観的に見ることができる。あなたとは違う」と。福田さん、あなたはやっぱり勘違い男だ。
このやり取りを見ているとこの人(福田総理)がどんな思いで日本の政治をつかさどっているのかがよく分かる。この人からは熱意が伝わってこない。
単純比較してはいけないのだろうが、小泉元首相は言葉が挑発的だし敵がたくさんいたけどなんだかんだ言っても熱意が伝わってくる人だった。いい悪いは別として「郵政民営化」という公約を設定し、経済政策を強化するために竹中平蔵氏を閣僚にするなど「目標を達成するための行動」があった。だから敵がいっぱいいてもその何倍も支持者がいた。福田首相にはそういう熱意や目指すものが見えてこない。「俺はこれをまとめるぜ!」というものがない。つまり、リーダーとして日本をどうしていきたいかがまったく見えないのだ。これが彼の独特の「対岸の火事」のような口調につながるのではないか?口調は即ち彼の意思そのものだ。
3月の揮発油税のドタバタを見ても結局自分の意志を期限までに通せなかった。日本のために本当に必要だと思うのならばどんな手を使っても強硬突破しなければならなかったのにそれができなかった。これはリーダーとして失格だ。
もっとも、初めになければならない志がないのだから判断をできるわけないか。
リーダーは自分の判断に責任を持たなければならない。福田首相はその点でまったくダメだ。自分の判断に責任を持つということは即ちすべてを見た上で短所を犠牲にしても自分の判断に賭けるという確固たる信念が必要なのにそこから逃げてばかり。自分の判断がないから記者会見でもまともな説明さえできない。これは福田首相の自己分析とはまったくべつのところに原因があると思う。
さっさと解散してもっと日本の国家をよくするために情熱を持っている人を選びなおしたほうがいいんじゃないの?この際、首相が常にご機嫌を伺っていた族議員さんにも一式お引取り願ってさ、このままじゃ日本は本当に沈むぞ。俺の帰る場所をしっかり守ってほしい。
でも、なんだかんだと言ってもその総裁を選んだ代議士を選んだのは僕を含む一般庶民だ。
