2006/4/30  12:00

ドッグショー  犬のこと、猫のこと

昨日、北関東インターナショナルドッグショーへ行った。会場は、茨城県国営ひたち海浜公園正門入口前広場である。今回のショーへは、出場ではなくて、おいらのワンコの練習を兼ねて見学、といったところである。

久々の遠出であったからであろうか・・・遠かった!というか、走っても走っても茨城県の海まで届かないのであった。ゴールデンウィークの始まりであったけれど、夜中の走行だったから道路は空いていて助かったけれど、その分妙な距離感がーw。

会場はだだっ広い草地であった。あたりまえだけれど、大規模なドッグショーが楽勝ででき、駐車スペースも充分な広さである。

早朝5時過ぎに会場入りし、早々に知り合いを見つけて、良い場所へと潜り込む。すぐにおいらのワンコを車外に出してあげたかったけれど、草地が朝露でビッショリであった。友人が可愛い2頭のロングコート・ミニチュアダックスフンドを連れていたのだけど、ワンコたちの毛皮がまるでお風呂上がりのようであったw。甘えて代わる代わる友人の脚に飛びついていたせいで、膝から下がびしょ濡れになっていたw。

まずは第一目的の練習である。
おいらのワンコ、小娘バニラは、今月初めの日本最大のドッグショーに出場したものの、本番前に異常に興奮しまくってしまい、彼女の実力を発揮することができなかったため、その時の反省を踏まえて、その後もいろいろな方法でトレーニングを続けているのである。

インドアとアウトドアの違い(これはかなり大きい)はあるけれど、大勢の人間、出場のショードッグたち、という環境もあるし、会場内のアナウンス、手入れに使う発電機やドライヤーの大きな音、車のエンジン音等の様々な騒音の中という環境は、トレーニングにはもってこいなのである。
で、バニラは・・・。予想に反して、全然平気なのであった。頭に来るくらいのおりこうさんぶりである。
それはそうだ。一応彼女はアメリカでショーを走り、犬種別牝のパピーランキング3位という実力を持っているのである。これで、昨日、おいらがショーに出る服装をして、腕にゼッケンを付けていたらどうだったかはわからないけれど、ようやく日本の環境に慣れてきたと判断してよいのかどうかー。ま、次なるトレーニング・メニューを頭の中でカチカチと計算するのである。

ドッグショー見学は大好きである。あがり症のおいらは、出場するよりも見学の方が好きだったりする。
熟練のプロフェッショナル・ハンドラーたちの技術を垣間見るのは、ためになるし、面白いのである。もっとも、おしゃべりやら、おやつをご相伴させていただくのが楽しいんだったりしてw。一切れがデッカくて、とてもおいしいロールケーキをご馳走様でした。

とまあ、最終的には何をしに行ったのかわからんのだけど(遊びに行ったと何故言わんのだ)、バニラの練習の成果を早いとこ本番のショーで試してみたいところである。最近何かと消極的だったおいらが、前向きになっただけでも成果があったな、と。


2006/4/28  18:00

タロジロ硬貨  犬のこと、猫のこと

五百円記念硬貨発行のニュースを知ってびっくりしてしまった。
何にびっくりしたって?
硬貨のデザインがあの

タロとジロ ではないかっ!

おくつろぎポーズのタロとジロのバックに南極観測船宗谷が見える。
南極観測50周年ということで企画されたようである。

日本の硬貨にワンコがデザインされるだけでも ありえない っぽいのに、日本が誇る樺太犬タロとジロなのである。わっほい。

発行は1月だそうなので、おいらはそれまでせっせとタロジロ貯金をすることにするよ♪

南極観測船といえば、おいらは子供の頃、家族で豊橋港に来た船を見学にいったぞ。記憶が怪しいけれど、たぶん『ふじ』ではないか、と。記念イベントか何かで、船にも乗ったし、ペンギンと観測船が写っている絵はがきをもらった記憶がある。

その後大きくなって、おいらは南極・・ではないけれど、ささやかなる観測船に乗ったりしたのであった。思えば、幼い自分に何かしらの縁がこんなところにあったのかー。
反対しまくっていたおいらの親父は、自分が影響を与えたことに気づいているのだろうか。う〜む。

そして、おいらの家には、今、なんちゃって北方犬がわらわらと座敷犬化しているのである。気候が良くなって、仰向けでデヘデヘしているヤツらの姿を見ると、とてもプチ・南極気分・・にはなりそうもないな。


2006/4/27  10:00

成分分析占い  その他のこと

成分分析占い

今さらな感であるが、巷で流行っている成分分析占いをやってみた。
簡単に遊べるから、ついついおいらもハマってしまうのであったw。

もっけ の42%は臓器移植で出来ています
もっけ の35%は不良債権で出来ています
もっけ の20%はオイルで出来ています
もっけ の2%は疑惑の判定で出来ています
もっけ の1%は灯油で出来ています


何だか、おいらって黒〜いイメージだなあ。不良債権とか疑惑の判定ってどうよ。
続いて、おいらの長老ワンコ。

アトムっち の69%はナトリウムで出来ています
アトムっち の31%はトホホな思い出で出来ています


見たことないくらいシンプルな結果!でも何故トホホな思い出!?とほほ〜(T^T)
さらに、看板娘のセラにゃんではー。

セラにゃん の47%は黒酢で出来ています
セラにゃん の45%はさいごの約束で出来ています
セラにゃん の3%はおいしい水で出来ています
セラにゃん の3%は悲しみで出来ています
セラにゃん の1%は一生懸命で出来ています
セラにゃん の1%は壁で出来ています


さいごの約束とか悲しみってどうよ。何だかもの悲しいぞー。おいしい水ってのはいいね。
ついでに小娘バニラはー。

バニラっちゃ の35%はマッサージ椅子で出来ています
バニラっちゃ の21%は玉露で出来ています
バニラっちゃ の14%は優勝で出来ています
バニラっちゃ の13%はおいしい水で出来ています
バニラっちゃ の5%は和の心で出来ています
バニラっちゃ の5%はあきらめない心で出来ています
バニラっちゃ の3%は生きる力で出来ています
バニラっちゃ の2%は長続きで出来ています
バニラっちゃ の1%はさいごの約束で出来ています
バニラっちゃ の1%は暴力で出来ています


う〜ん、細かい。優勝、あきらめない心、生きる力、長続き、ってのが前向きで◎である。アメリカ生まれの彼女に5%の和の心があるのが妙に笑える。

いろいろ入力して試してみると、たくさんの分析内容が出てくるところがスゴイ。プログラム組んだ乙な方は、まったくグッジョブである。
それにしても、『トイレのトラブル』とか『しつこい汚れ』ってのは、できれば勘弁であるなあw。


2006/4/25  12:00

いちめんのなのはな  生き物のこと

近郊に菜の花畑スポットがある。
毎年黄色のじゅうたんのようになる。

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こんな小さな写真じゃいまいち伝わらないかもしれないけれど、すっごくキレイなのである。

さらに、今年の菜の花の量は、おいらの記憶にある限り、ここ10年では一番多いと思う。密なのである。

ちなみに、昨年は逆に一番少なめで、ハゲチョロであった。場所が荒川河川敷なので、洪水になるくらいの大雨が降ると、たちまち水没して土砂が流されてしまうせいでもあろう。確か、昨年は季節はずれに水没して、今年の菜の花はダメかなあ、と心配した記憶があった。予想以上に菜の花はたくましかったけれど、ハゲチョロになってしまったのであった。

写真を撮るため、ワンコを連れて歩いた。
スゴイ密な花の量であるから、その菜の花の香りがかなーり強烈で、むせかえるようであった。どちらかというと、長時間いると気分が悪くなるくらいの強烈さであった。

おいらのワンコは、たびたび書いているとおり、大型犬である。
お子様連れ夫婦が、通りがかりに車を停め、菜の花をバックに携帯で写真を撮っていたりする。子供はまず100%ワンコを見つけて、リアクションがある。

「わんわーーん!」

すると、たいていのお父さん(何故かお母さんではない)は、こう言うのだ。

「おっきいわんわんだね。ガブッって食べられちゃうよ。」

そして、聞こえないフリをしているおいらは、ワンコの耳元でささやくのである。

「ちっとも美味しそうじゃないから食べたくないよねえ。」

面白いことに、おいらが連れてるワンコは、他人に興味を示さず、彼らを全く無視してスタスタと至近距離でも通り過ぎてしまうのである。子供は触りたかったのか、手を伸ばしている。親たちも「あれえ」という表情である。

ガブッと食べちゃうぞ、みたいな怖い顔をして近寄ってほしいのだろうかーw。

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今までで一番の菜の花度である。見事だよー。


2006/4/24  2:00

サンマリノGP  モータースポーツのこと

いよいよF1、ヨーロッパラウンド開幕戦である!
おいらが言うまでもないが、このサーキットは、いろいろな意味での衝撃的なドラマが展開された地である。
通称イモラ・サーキットと呼ぶけれど、正式にはエンツォ・エ・ディノ・フェラーリ・サーキットであり、その名の通り、フェラーリに縁がありすぎる地であり、12年前、音速の貴公子と謳われたアイルトン・セナが命を落とした地であり、昨年赤い皇帝ミハエル・シューマッハがアロンソに敗れた地である、etc。

ともかくも、オーバーテイクポイントが非常に少ないサーキットである分、勝敗を分けるポイントが何であるか、終わってみないとわからなかったりする。

今回のサンマリノGPは、ひと言で片づけてしまえば、

赤い皇帝の逆襲

であろうなw。
公式予選が終わって、ミハエル・シューマッハが故・アイルトン・セナのポールポジション記録65回を抜いて66回目を勝ち取っただけでもすごいことである。特にこのサーキットは、前述の通りオーバーテイクポイントが少ないこともあるから、ポールポジションを取る意味が非常に大きい。

今回、あまりにもMシューマッハ vs アロンソが長丁場で、彼らが1位2位争いであったし、他車のバトルやクラッシュ等が少なかったせいもあって、映像がずーーーーーっと切り替わらなかった。

唯一、ホンダのピットがお粗末すぎたこと・・・。1度ならず、2度も!

それにしても、ミハエル・シューマッハのマシンとアロンソのマシンがテール・トゥ・ノーズのまま周回を重ねている映像も、あまりの長さに手に汗握ってしまうー。アロンソがノーズを突っ込んだ場面では、「やられた!」と思ったけれど、見事に抑えているのを見て、気づけば赤い皇帝の方を応援しているおいらがいるw。
ルノー・チームのブリアトーレの顔を捉えた映像が非常に印象的で、バトルを仕掛けたアロンソを見て彼は笑顔を見せていた。何と、ブリアトーレ氏は、アロンソだけでなく、Mシューマッハも育て上げたキング・メーカーなのである。

赤と青のマシンがテール・トゥ・ノーズ状態のまま、どちらも2回目のピットインの時期が迫る。これはどうなっちゃうの?と思った。普通に考えれば、1回目のピットインが早かったMシューマッハの方が先にピットに入ると思っていたし、何せ終わりそうもないバトルの最中というか、わずか0.3秒差だし。まさかアロンソの方が先にピットに入るとは思わなかった。

アロンソの後、Mシューマッハもピットに入ったわけであるが、これがまたアロンソの直前でコース復帰したものだから、バトル再開!うおおお!すげええ!

Mシューマッハは巧かった。レースの半分もアロンソを背後にして、ノーミスとは!カッコイイ!実況をしていた片山右京ではないけれど、そのプレッシャーを楽しんでいたかのようである。
わずかのミスで順位が入れ替わることは間違いない状況で、あの長丁場である。プレッシャーをかけられる方だけでなく、かける方だって半端じゃないよなあ。
Mシューマッハもアロンソも天晴れであったことは間違いなのであるが、ついにあと4周というところで、アロンソがミスった!

ミスと言っても僅かなものであった。でも、ずーーーっとコンマ何秒をというシビアなテール・トゥ・ノーズを続けていた中であるから、その差が1.8秒差へと開いただけのことであった。普通ならたったの1.8秒差なんて、ほんのチョイである。でも、今回の1.8秒差の大きいこと大きいこと。
フェラーリのチーム監督ジャン・トッドがずっと難しい顔で映っていたけれど、アロンソのミスの後、僅かに表情がゆるんだように見えたのは気のせいか?

バトルを中断して2回目のピットインをすることになったフェラーリ・チームもルノー・チームも、その時にピット・クルーがバトルに参入した形になったし、それでも勝負がつかず、あとはドライバーとタイヤとマシンのシンプルな勝負へともつれ込んだ。そう、今回はブリジストンタイヤがずいぶんとがんばってくれたなあ。ここんとこミシュランの影に隠れてしまっていたから、今回のフェラーリの勝利は大きいと思う。

今回のポール・トゥ・ウィンのMシューマッハは、その実力を見せつけてくれたなあ。できるなら、まだまだ引退なんぞしないでほしいのである。


2006/4/20  18:00


天気予報どおりだけれど、今日の天気はひどかったー。
晴れ、曇り、雨、晴れ、大雨、晴れ、雨・・・。
かなり蒸し暑くなったけれど、今冷たい風が吹き始めて、ようやく爽やかさが出てきた。

夕方5時前くらいに、虹を見た。とても久しぶりのことだ。
雨が上がったばかりで、空はまだまだどんより曇っていたから、まさか虹が出てるなんて思いもしなかった。この虹がまた、ちょっと珍しかったので、写真を撮ってみた。

どんよりした雲をバックに出ている虹、ってのも珍しいけれど、虹の内側に、色が逆転した薄っぺらい虹がくっついていて、さらに外側には大きな虹もー。

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写真では見えにくいけれど、何と3重の虹なのである。


2006/4/19  12:00

ハイテクなトイレ  その他のこと

ハイテクなトイレが増えている。
便座が暖かいとか、ウォシュレットなんてのはもう、当たり前の時代であるし、今のところ最もハイテクなトイレってのはどんなのだろうー。おいらが知っているモノとしては、座ると血圧等の健康チェックができる、なんていう機能付きトイレ、かな。お目にかかったことはないけれど。それよりスゴイ機能付きってのも現れてるのかなあ。

実際に見たことがあるスゴイトイレのこと。
近所のネッツトヨタに行った時のこと。車検だの点検だの修理だのガラスコートだの、何だかんだでたまに行く。お借りすることは滅多にないのだけど、トイレに行く度にサプライズなのである。(いいかげん慣れろよw)

まず、トイレのドアに手をかけると、照明が明るくなる。と同時に、個室のドアが勝手に開いて、便座のフタがパカーンと開くのである。。。。

初めて入った時は、気のせいだと思った。二度目は、気のせいではないことがわかり、少々気味が悪くなった。三度目以降は、笑いがこみ上げてくるのであった。。。。

ここまでオートなトイレのメリットを考えてみた。
ディーラーへ、両手がふさがるほど大荷物で行くことはないだろうから、お客が触れなくていい部分への配慮かー。逆を言えば、手垢がつかないから掃除が楽、ってことか。

こんなシステムを考えた人は、かなりの神経質なのか。
トイレから出たら電気を必ず消せ。
使用後は便座のフタを閉めろ。
という無言のメッセージが聞こえてくるような、こないようなw。


2006/4/17  12:00

ナチュラルローソン  その他のこと

最近、たまたま観劇のため、中野ザ・ポケットへ足を運ぶ機会があったりした。中野ザ・ポケットの隣に、ナチュラル・ローソンなるものがある。
田舎者のおいらは、そんなローソンの存在すら知らなかったのだ。

ローソンといえば、ブルー&ホワイトのカラーのコンビニのイメージ。でも、ナチュラル・ローソンは生成なのであった。
置いてある商品は、通常のコンビニよりは少ない感じだったけど、おいらが好きそうなモノが多い。無添加なソープやシャンプー、クリーム等がいっぱい置いてあったよ。それらの一角は、コンビニじゃなくて、BODY SHOPか何かに迷い込んでしまったようであったー。

焼きたてのパンは、自分でトレイに取るベーカリースタイルで、種類もいっぱいあった。おいらの大好物、クロワッサンも並んでいた。

現在、ナチュラル・ローソンは51店あるそうな。
コンビニにもいろいろあるのだなあ。


2006/4/16  23:00

ゆきてかえらず  音楽・演劇・美術のこと

モダンスイマーズ公演
ゆきてかえらず  〜稲上荘の寄るべない日々〜
2006年4月11(火)〜16日(日)中野ザ・ポケット

作/演出  蓬莱竜太

キャスト
鳴海宗太郎(前期)・・・古山憲太郎
鳴海宗太郎(後期)・・・六角精児(扉座)

石渡・・・成瀬功(マーク義理人情)
憲二・・・西條義將
江川・・・小椋毅
森永・・・西山聡(クロム舎)
静江・・・加藤亜矢子(モンゴルパーマ)

美樹・・・棚橋幸代

山田・・・津村知与支
新谷・・・高橋麻里(扉座)

鳴海綾子・・・新田めぐみ

稲上・・・八十田勇一

ストーリー
東京のはずれにある古木造アパート稲上荘
その一室に三十半ばにして今も引き篭ってる男がいる
男は何故、部屋を出ないのか
現代と過去が交差しながら織りなすある男の年代記

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会場で配られた公演案内のチラシを見て、ギョッとした。キャストの欄である。
鳴海宗太郎(前期)/古山憲太郎、鳴海宗太郎(後期)/六角精児、となっている。
古山さんといえば、モダンスイマーズの長身でカッコイイ系の俳優さんであるし、六角さんといえば、あの六角さんである。何故に全然タイプが異なる彼らがダブルキャストなのかー?舞台が始まる前から期待でワクワクしてしまった。

舞台が始まってしまえば、すぐに納得。若く、荒削りながらも原石を思わせる、突っ走っていた頃の鳴海宗太郎が前期。そして、挫折し、堕落し、引きこもりになってしまった鳴海宗太郎が後期であった。

引きこもりになってから、部屋を訪ねてきた人が皆、鳴海宗太郎の姿を見ては、
「おまえ、変わったなあ」
「太ったなあ」
「別人じゃねえか」
と言う度に、観客も爆笑になる。おいらも相当これだけでも笑わせてもらった。

古山さんが演じる鳴海も、時折額に手を当てて前髪を掻き上げるような仕草をしていたのは、六角さんがそうするように、同一人物を演じているという演技であったのかな。さすがに芸が細かいと思ってしまった。

この公演で、見事なスパイスというか、味付けをしていた2組のペア。江川&森永、山田&新谷である。彼らは、いなくてもたぶん話はそのまま進んでしまうのであろうが、彼らがいなかったら、ストーリーがあまりにも暗くてどんよりしたものになっていただろう。

特に、山田&新谷ペアは最高に良かった。
鳴海の部屋とは、全く違う時が流れているようであった。彼ら同士は、彼らが稲上荘から去る日に挨拶に来るまで、直接の接点はなかったのだが、壁を通して同じアパート住人というのが見事に演じられていた。いやもう、彼らの姿が舞台上に現れるだけで、何かな何かな、と期待をしてしまうのだ。どうして津村さんの演技は笑えてしまうのだろう。表情や指先の動作一つ一つが丁寧なのに、笑わせるところでしっかりと笑える。

昨年12月の『さよなら西湖クン』公演と同様、舞台の上には男の部屋のセットがあるだけ。場面(時)が変わる時には、照明が真っ暗になるのも同様。見事に部屋が作られているものだなあ、と感心してしまう。
鳴海が引きこもってしまってから部屋を訪れた妹が、母親との電話で、
「臭い」
「太った」
を連発、というか、それだけの会話だったのがまた笑える場面であったけれど、その電話のクサイの連発で、部屋からニオイがしてくるような錯覚まであった。実に男クサイ部屋を作り上げていたと思う。

引きこもってしまった鳴海を、いろいろな思いを胸に稲上荘を出て行く人たちによって、ついには立ち上がらせ、走らせて話が終わる。どん底まで落ちるだけ落ちて、最後に少しだけ光が差して終わるっていうのが、後味を良くしているー。

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2006/4/14  12:00

南極物語(その2)  映画

映画・南極物語の劇場公開は、おいらの地域では4月14日(金)まで。滑り込みでセーフであった。

オリジナルの南極物語のTV放送を見てしまってから、どうも長らく気分がすぐれなかったおいらであった。アレは、ほとんどホッとする暇もなく、何より悲惨なシーンの連続であるし、ストーリーよりも本能的に、映画で使われた犬たちの健康の心配をするのが最優先になってしまったくらいであった。ハッキリ言って、おいら的には精神衛生上とことん最悪な作品であった。
その点、今回の映画は最新の実写映画であるし、動物に優しいウォルト・ディズニーである。おいらの悪夢を必ずや払拭してくれるはずー。

もう一度 逢いたい人がいる。
もう一度 聞きたい声がある。


この2つのコピーだけで、もう既に涙涙である。。。

ツッコミを入れるのは邪道かもしれないけれど、この作品に出てくる橇が、軽量のシベリアン・ハスキーを中心とした8頭引きでは、少々厳しいんじゃないか、と思ってしまった。
日中短距離の犬橇レースのようなシチュエーションなら問題ないけれど、映画では重量はわからないが、博士が持ち込んだ機材類や博士その人が橇に乗っているのだ。まぁ、せめてもの救いは、設定上の偶然なのか、知っていてそうしたのかはわからないけど、最もパワーを必要とする最後尾2頭(Wheel Dogsという)を、ハスキーではなく、アラスカン・マラミュート2頭にしているところはさすがである。

マニアックな点ではもう一つ。犬橇を走らせていて、途中で氷のコンディションを考えてラインを繋ぎ変えるシーンには感服。芸が細かい。
おいらも一応橇犬飼いの端くれなので、1本の長いラインに2頭ずつの組を繋ぐ方法、扇形に繋ぐ方法があることは知っていたけれど、実際に扇形に繋いで橇を走らせた映像を見たのは初めてであった。

映画の中でも最もハラハラするシーンの一つに、大きな動物の死骸を食べるために、獰猛なヒョウアザラシと戦う場面がある。その大きな動物の死骸・・・それはオルカであった。
おいらは、これには思わずうなってしまったー。これは一種のアメリカン・ジョークまたは、日本人にサービスだと思っていいのか?
オリジナル版の呪縛から解き放されていないせいか、気になって気になってしょうがないのである。
オリジナル版では、リーダー犬リキがオルカに襲われた場面があり、その怪我が原因で彼は生き残れなかったのであった。ディズニー版では、死骸となって登場したオルカを、犬たち皆でむさぼり喰うのである。
リキの最期に涙した人々の多くは、過酷な弱肉強食の世界とはいえ、リキを襲ったオルカを呪ったことであろう。

しかし、今回でもやはりリーダー犬マヤが背後からヒョウアザラシに襲われてしまうのであるが、あれには意表をつかれてしまった。誰もがヒョウアザラシはマックスを狙っていたと思っていたであろう。

リキのこともあって、マヤが生き残れないんじゃないかとドキドキしっぱなしである。場面場面で表示される

Days on their own :

の文字が非常に無情である。最後にマヤが助かったから思えるのだけど、リーダー犬で頭も良いマヤが、ガツガツとオルカを喰いまくっていて、背後から襲われる、ってのは・・・。ハスキー飼いの人なら「うんうん」と肯いてしまうのではないかとw。

DOGS WHO SAVED MY DADDY

の絵に描いた一言で、絶望から一気に話が進展した。純粋なる天使の一言であった。
あの絵もそうであるし、チャーリー・クーパーがBuckに顔をなめられるのを嫌がったり、双子のハスキーの片割れDeweyの顔に咬み傷があったり、ヒョウアザラシとの遭遇があったり、始めの方に出てくる細かい場面も、後でいろいろと見事に生かされていて、最初から目が離せない。スキがない。

マヤが負傷しながらも耐えてくれて良かった。誰もがもう少しというところで息絶えてしまったと涙したことであろう。おいらも騙された。まるでETである。
でも、おいらもマヤが死んでしまったと信じ込んでしまっていたけれど、ポール・ウォーカーよりも先に、マヤが生きていることに気づいちゃったのがちょっとした自慢であるw。(誰でも気づくってか)

それにしても、今後しばらく、この作品に出てくる犬たちの名前をもらう子犬が世界中で増えることであろうー。


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