2008/11/12 14:56
BTR(Back to The Roots)@金山CLUB SARU(2008.11.9 日曜) ライブレポもどき
今回の会場は金山のCLUB SARUというライブハウス。なんと高架下に存在する。金山駅からJR中央線沿いに10分ぐらい、トボトボ歩いて到着。途中、ほとんど街灯が当たらない暗い道が続いたので、ちょっとビビったなぁ。かと思ったら、やたらと広そうな「世界の山ちゃん」があって、そこだけ明かりが煌煌と灯っていたりして。金山には得意先があるので何度も来ているが、この界隈に足を踏み入れるのは初めてだったのだ。こんな場所にライブハウスがあるなんて全然知らなかったなぁ。
今回は前座が2組。まずは、くるぶしの弾き語り。喋りはほとんどなしで、オリジナルを4曲、そして『最後の夜汽車』。そう来たか、という心憎い選曲である。舞台演劇など、いろいろと場数を踏んだことで、説得力と円熟味を増したような……って、まあ、あんまり褒めると慢心を招くかもしれないので、やめときます。わはは。というか、本人のブログ『習慣 くるぶし』で動画が公開されているので、そちらをご覧くださいませ。
続いて、Bumpさんのバンド。骨太で力強く、それでいて華やかなアッパーチューンが続く。Bumpさんがギターを抱えたまま曲の途中でターンするのもお見事。良い意味でアイドル歌謡曲っぽい感じだ。赤い革パンの強面ベーシスト氏、職人っぽい風情を醸し出すギタリスト氏も、それぞれ存在感がある。
そしてなんと、ドラムが今川ツトムだ。言うまでもなく、エコーズ、そしてKAI FIVEのドラマーである。うひゃあ、感激。しかもメンバー紹介では、おなじみの「スティック回し」を披露してくれた。いやぁ、ええもん見せてもらいましたわ。それにしても、出演することを知ってたら、アルバム『STARTING OVER』を持ってきたのに〜。と思いつつも、終わったあと、勇気を出して話しかけてみたけどね。アルバムを買ったこともお伝えした。間近で見るツトム氏、やっぱりカッコいいですわ。すごい男前。ただし、気が利いたことを言えなかった自分には少々自己嫌悪。
あと、Bumpさんとも少しお話ししたんだけど、東京での甲斐トリビュートLIVEで会った時のことは、すっかり忘れられていた様子。かなり酔ってござったらしい。えっと、打ち上げ会場で忘れ物を見つけて、しばらく預かっていた者なんですが。まあ、印象が薄い男なので仕方ないですね。
そんなわけで2組とも良かったのだが、同時に感じたのは、自分たちが影響を与えたアマチュアミュージシャンに発表の場を用意する、というBTRの姿勢の素晴らしさである。出演する側には大いに励みになるだろうね。今後とも続けてほしいものだ。
さて、いよいよBTR。2部構成で、前半はアルバム『3×3』に収録されているオリジナル曲を披露。しかし、一曲が終わればすぐに次の曲、というわけではなく、合間ごとに坂井さんのダラダラした無駄話……じゃなくてユーモア精神たっぷりのMCが入る。ダジャレも満載。これが実に楽しい。このライブハウスは高架下にあるので数分おきに電車が走る音が聞こえるのだが、そのたびに反応して、「いいねぇ」と感心したり、「うるさいっ」と毒づいたり。ホント、愉快な酔っ払い……じゃなくて熟練ミュージシャンですわ。そうそう、途中で「声もチューニングすべき」みたいな講釈が始まりかけたりもしたっけ。そういう専門的な話、もっと聞きたいなぁ。
結局、前半では9曲を披露したわけだが、1曲を除いてすべて『3×3』収録曲であり、しかも収録順(『夏の雨』は今の季節に合わないとのことで、前のアルバム『IS』に入っていた『11月の雨』と差し替え)。新しいアルバムの曲を観客にナマで聴かせる、という極めて真っ当な姿勢を示してくれた。まさにミュージシャンの鑑。甲○さんにも少し見習ってほ……まあ、そういうことは大きな声じゃ言いませんが。
それにしても、松藤さんが作るメロディって、どうしてあんなに僕の心の琴線に触れるのだろう。すごく切ない気分にさせられちまう。手の平で転がされてるみたい。男心をもてあそばないでっ、と言いたくなってしまうほどだ。まったくもってお見事。
休憩時間をはさんで、第2部スタート。ここからは洋楽のカバー連発だ。オリジナルももちろん良かったけど、カバーになると急に気迫が増すように思えるのは僕だけ? 原曲に恥じないものを聴かせねば、という気持ちが働くのだろうか。そして、松藤さんのギター、坂井さんのベース、前野さんのキーボード、という楽器編成なのに、ドラムがビートを刻んでいるような錯覚を感じる。これが音楽のマジック? ちなみに坂井さんはMCで「僕ら、リズムがしっかりしているから」と自画自賛していた。見た目は日本人だが、謙遜したりしないところはアメリカ人のようだ。洋楽に精通しているだけのことはあるぞ。って、それは関係ない?
アンコールは2回。ただし、2回とも舞台から引っ込んだりせず、少し立ち上がっただけで再び席に戻る、という省エネ態勢。時間の節約にもなるし、誠に結構である。
アンコール1回目のラストは、ローリング・ストーンズの『ブラウン・シュガー』。ステージの3人が立ち、坂井さんの指示で観客も立つ(まあ、言われなくても立ったけど)。松藤さんはエレキギターをかき鳴らしながら熱唱。熱いぜ、ロックだぜ、カッコいいぜっ。
2度目のアンコールは1曲のみ。『見上げてごらん夜の星を』だ。日本のスタンダードナンバーのひとつである名曲を絶妙なコーラスワークで聴かせ、しっとりとした余韻を残して、凄腕プレイヤーたちのライブは幕を閉じた。
終演後は、例によってサイン会&撮影会。僕も『3×3』にサインを書いてもらうことにする。まずは前野さん。と思ったら、鞄の中に黒のサインペンがないっ。でも、よく探したら緑のサインペンが出てきたので、それでサインを書いてもらう。あ、そうだ、どうせなら色違いのサインペンを3本持ってきて、それぞれ別の色でサインしてもらえば良かったなぁ。などと思いながら、続いて松藤さん。「武道館にも行きます。ただし一般席で」とお伝えする。松藤さん、「俺も行くよ」とのこと。そりゃそうでしょっ。
最後に坂井さん。「トークも良かったです。バッチリ」と言ってみたら、坂井さんは「してやったり」という表情を浮かべた。いや、でも、あれ以上お喋りが長くなるのもいかがなものかと……とは、さすがに言い出せず。ははは。
そんなわけで楽しい夜はオシマイ。BTR&前座のみなさん、関係者の方々(特に○○パパ)、会場でお会いしたみなさん、お疲れ様!

<追記>
えー、とある方から間違いを指摘されました。アンコール1回目のラストが『見上げてごらん夜の星を』で、その次のアンコールが『ブラウン・シュガー』だったじゃん、とのこと。ああ、言われてみれば、その通りかも。すんません、ライブ後のアレコレで、すっかり記憶がゴッチャになってました。アカンなぁ、オレ。しょんぼり。
今回は前座が2組。まずは、くるぶしの弾き語り。喋りはほとんどなしで、オリジナルを4曲、そして『最後の夜汽車』。そう来たか、という心憎い選曲である。舞台演劇など、いろいろと場数を踏んだことで、説得力と円熟味を増したような……って、まあ、あんまり褒めると慢心を招くかもしれないので、やめときます。わはは。というか、本人のブログ『習慣 くるぶし』で動画が公開されているので、そちらをご覧くださいませ。
続いて、Bumpさんのバンド。骨太で力強く、それでいて華やかなアッパーチューンが続く。Bumpさんがギターを抱えたまま曲の途中でターンするのもお見事。良い意味でアイドル歌謡曲っぽい感じだ。赤い革パンの強面ベーシスト氏、職人っぽい風情を醸し出すギタリスト氏も、それぞれ存在感がある。
そしてなんと、ドラムが今川ツトムだ。言うまでもなく、エコーズ、そしてKAI FIVEのドラマーである。うひゃあ、感激。しかもメンバー紹介では、おなじみの「スティック回し」を披露してくれた。いやぁ、ええもん見せてもらいましたわ。それにしても、出演することを知ってたら、アルバム『STARTING OVER』を持ってきたのに〜。と思いつつも、終わったあと、勇気を出して話しかけてみたけどね。アルバムを買ったこともお伝えした。間近で見るツトム氏、やっぱりカッコいいですわ。すごい男前。ただし、気が利いたことを言えなかった自分には少々自己嫌悪。
あと、Bumpさんとも少しお話ししたんだけど、東京での甲斐トリビュートLIVEで会った時のことは、すっかり忘れられていた様子。かなり酔ってござったらしい。えっと、打ち上げ会場で忘れ物を見つけて、しばらく預かっていた者なんですが。まあ、印象が薄い男なので仕方ないですね。
そんなわけで2組とも良かったのだが、同時に感じたのは、自分たちが影響を与えたアマチュアミュージシャンに発表の場を用意する、というBTRの姿勢の素晴らしさである。出演する側には大いに励みになるだろうね。今後とも続けてほしいものだ。
さて、いよいよBTR。2部構成で、前半はアルバム『3×3』に収録されているオリジナル曲を披露。しかし、一曲が終わればすぐに次の曲、というわけではなく、合間ごとに坂井さんのダラダラした無駄話……じゃなくてユーモア精神たっぷりのMCが入る。ダジャレも満載。これが実に楽しい。このライブハウスは高架下にあるので数分おきに電車が走る音が聞こえるのだが、そのたびに反応して、「いいねぇ」と感心したり、「うるさいっ」と毒づいたり。ホント、愉快な酔っ払い……じゃなくて熟練ミュージシャンですわ。そうそう、途中で「声もチューニングすべき」みたいな講釈が始まりかけたりもしたっけ。そういう専門的な話、もっと聞きたいなぁ。
結局、前半では9曲を披露したわけだが、1曲を除いてすべて『3×3』収録曲であり、しかも収録順(『夏の雨』は今の季節に合わないとのことで、前のアルバム『IS』に入っていた『11月の雨』と差し替え)。新しいアルバムの曲を観客にナマで聴かせる、という極めて真っ当な姿勢を示してくれた。まさにミュージシャンの鑑。甲○さんにも少し見習ってほ……まあ、そういうことは大きな声じゃ言いませんが。
それにしても、松藤さんが作るメロディって、どうしてあんなに僕の心の琴線に触れるのだろう。すごく切ない気分にさせられちまう。手の平で転がされてるみたい。男心をもてあそばないでっ、と言いたくなってしまうほどだ。まったくもってお見事。
休憩時間をはさんで、第2部スタート。ここからは洋楽のカバー連発だ。オリジナルももちろん良かったけど、カバーになると急に気迫が増すように思えるのは僕だけ? 原曲に恥じないものを聴かせねば、という気持ちが働くのだろうか。そして、松藤さんのギター、坂井さんのベース、前野さんのキーボード、という楽器編成なのに、ドラムがビートを刻んでいるような錯覚を感じる。これが音楽のマジック? ちなみに坂井さんはMCで「僕ら、リズムがしっかりしているから」と自画自賛していた。見た目は日本人だが、謙遜したりしないところはアメリカ人のようだ。洋楽に精通しているだけのことはあるぞ。って、それは関係ない?
アンコールは2回。ただし、2回とも舞台から引っ込んだりせず、少し立ち上がっただけで再び席に戻る、という省エネ態勢。時間の節約にもなるし、誠に結構である。
アンコール1回目のラストは、ローリング・ストーンズの『ブラウン・シュガー』。ステージの3人が立ち、坂井さんの指示で観客も立つ(まあ、言われなくても立ったけど)。松藤さんはエレキギターをかき鳴らしながら熱唱。熱いぜ、ロックだぜ、カッコいいぜっ。
2度目のアンコールは1曲のみ。『見上げてごらん夜の星を』だ。日本のスタンダードナンバーのひとつである名曲を絶妙なコーラスワークで聴かせ、しっとりとした余韻を残して、凄腕プレイヤーたちのライブは幕を閉じた。
終演後は、例によってサイン会&撮影会。僕も『3×3』にサインを書いてもらうことにする。まずは前野さん。と思ったら、鞄の中に黒のサインペンがないっ。でも、よく探したら緑のサインペンが出てきたので、それでサインを書いてもらう。あ、そうだ、どうせなら色違いのサインペンを3本持ってきて、それぞれ別の色でサインしてもらえば良かったなぁ。などと思いながら、続いて松藤さん。「武道館にも行きます。ただし一般席で」とお伝えする。松藤さん、「俺も行くよ」とのこと。そりゃそうでしょっ。
最後に坂井さん。「トークも良かったです。バッチリ」と言ってみたら、坂井さんは「してやったり」という表情を浮かべた。いや、でも、あれ以上お喋りが長くなるのもいかがなものかと……とは、さすがに言い出せず。ははは。
そんなわけで楽しい夜はオシマイ。BTR&前座のみなさん、関係者の方々(特に○○パパ)、会場でお会いしたみなさん、お疲れ様!
<追記>
えー、とある方から間違いを指摘されました。アンコール1回目のラストが『見上げてごらん夜の星を』で、その次のアンコールが『ブラウン・シュガー』だったじゃん、とのこと。ああ、言われてみれば、その通りかも。すんません、ライブ後のアレコレで、すっかり記憶がゴッチャになってました。アカンなぁ、オレ。しょんぼり。
2008/10/27 17:09
泉谷しげる@アスナル金山(2008.10.26 日曜) ライブレポもどき
えー、泉谷しげるの無料ライブについて、思い出せる範囲で書いておきます。あ、正確な曲順とかは覚えてません。ものすごく記憶力が悪いので。
場所はアスナル金山。名古屋人ならご存じだろうが、新人のお笑い芸人やミュージシャン、アイドル予備軍などが頻繁にライブを行っている場所だ。売れっ子が来る場合も多く、先月には中川翔子やDAIGOもライブを行ったらしい。
12時スタートなので11時頃に行ったら、席に座っているのは十数人。小雨が降っているせいか、思っていたより少ない。あんまり少ないと泉谷が怒るんじゃないか? まあ、僕が心配しても仕方ないか。それより、こういうライブでは撮影は当然禁止なので、今のうちに無人のステージを撮っておこう。ってことで写真を一枚。

そして、CDも購入。DVD付きで6300円(付いてないのは3150円)。ライブのあと、泉谷本人から直筆サイン入りのグッズをもらえるらしい。

そんなこんなしているうちに、いつの間にか席はほとんど全部埋まっていた。その後ろに立っている人も大勢いる。さらに、2階と3階の通路にも見物人が多数。さすが泉谷。
スタッフが注意事項を述べ、まもなく始まります、と告げる。時計を見たら、あと4分ぐらいで12時。時間通りに現れるのか? それとも少し焦らすのか? なんて思っていたら、ステージの後ろのドアを開けて泉谷が登場! さっそくギターを抱え、スタッフにマイクの位置を調整してもらい、わめき始める。「待ってられねえから出てきたぜ。前倒しだ!」(録音したわけじゃないので、正確な言い回しは多少違うかも)と、いつも通りのべらんめえ口調。観客は拍手喝采。泉谷、ギターをかき鳴らして歌い始める。新しいアルバムの曲だ。それが終わると、ほとんど間髪を入れず、もう一曲。えっと、確か『業火』と『すべて時代のせいにして』かな。すんません、まだアルバムを買ったばかりなので、どっちもほとんど知りません。でも楽しい。めちゃめちゃ愉快。泉谷もご機嫌な表情で、客に感謝の言葉を述べる……はずはなく、「お前らタダで見やがって」と吠え、2階や3階で見ているご婦人に「ババア、そこから飛び降りてみろ」と毒づく。まったくもって愉快。
確か4曲目だったかな? 泉谷がギターをかき鳴らし始めると、途端に客席が手拍子で応える。すると、泉谷は「この曲は難しいから手拍子するな」と制止。観客が従い、再びギターをかき鳴らした泉谷が歌ったのは、なんと『黒いカバン』! 当然、観客は大歓声&拍手喝采。すると泉谷、「だから静かにやらせろって」と笑いながら怒鳴って再び演奏ストップ。まあ、お約束っぽいやり取りなんだけど、ものすごく愉快。
新しいアルバムの曲『生と死の間に』をじっくりと聴かせ、代表曲中の代表曲『春夏秋冬』でまたも大いに盛り上がる。その次は何だったっけ? すんません、あまりに楽しかったので、記憶が曖昧になってます。ああ、そうだ『大通りを横切って』だった。
それで終わりかと思いきや、アンコールの声に応えて、もう一曲! って、もしかしたら最初から予定に入っていたのかもしれないけど、『野性のバラッド』だ。客を立たせ、歌わせ、拳を振り上げさせ、ジャンプさせ、挙げ句の果てにはタテノリを強制。そういえば途中で「感動は強制だ!」とも言ってたっけ。いやはや愉快。
しかも、このイベント、撮影も録音も禁止だったはずだけど、中盤で泉谷が「お前ら撮影したいだろ。写せ!」「係員の言うことなんか聞くな」と煽るもんだから、そこからはまるで撮影会。泉谷、ポーズ取りまくり。すこぶる愉快。楽しいったらありゃしない。


ライブ終了後はサイン会。事前の案内では「直筆サイン入りグッズを手渡しでプレゼント」とのことだったが、その場で一人ひとりに直接サインを書いてくれるようだ。やったぜ。実を言うと、サインしてもらうために『泉谷しげる詩集 敗者復活』を持ってきていたのだ。十数年前に出た本で、それまでに泉谷が作った曲の歌詞が全部載っている、という貴重品である。
ホント言うと、さらに古い本『泥んこの唄』を持ってきたかったのだが、残念ながら行方不明。どこにしまったんだろ。トホホ。
順番が来たので、本を差し出す。すみません、こちらにサインをお願いします。そうお願いしたら、泉谷は「てめえ、なんでこんなの持ってやがる!」と予想通りの反応。「ファンなら当然です」とでも言い返そうと思ったんだけど、緊張してしまって薄笑いを浮かべるのみのオレ。ああ、情けない。でも、しっかり握手してもらったけどね。
結局、サイン会は1時間ぐらい続いた。終わったのは2時頃。このあと大阪でもイベントがあると言ってたけど大丈夫なのか? 泉谷本人はともかく、スタッフはヒヤヒヤしていたろうね。

サイン会を終えた泉谷、最後まで残っていた客に挨拶し、退場。いいジイさん……いや、オッサンですわ、ホントに。

で、これがサインしてもらった本。左側のは、言うまでもなくニューアルバム『すべて時代のせいにして』ね。気合いが入った一枚です。オススメ! DVDの方にはライブ映像が2時間ぎっしり入っているので、できれば2枚セットの方を買うべし!

あと、直筆サイン入りの生写真も頂戴した。渋いです。

家に帰ってから、前に書いてもらったサインを見てみた。ナディアパークの中にあるヤマギワ(というCDショップ)で、アルバム『私には夢がある』発売記念のインストアライブが行われた時のものだ。日付は、なんと1998年8月30日。ちょうど10年前じゃん。

もしも10年周期でサインを書いてもらう機会があるとすれば、次は2018年。その時、泉谷は70歳! 足腰は弱ってるかもしれないけど、きっと威勢の良さは変わらないだろうね。いや、そうであってほしいもんです。
※泉谷しげる公式サイト→http://www.wagasha.co.jp/
場所はアスナル金山。名古屋人ならご存じだろうが、新人のお笑い芸人やミュージシャン、アイドル予備軍などが頻繁にライブを行っている場所だ。売れっ子が来る場合も多く、先月には中川翔子やDAIGOもライブを行ったらしい。
12時スタートなので11時頃に行ったら、席に座っているのは十数人。小雨が降っているせいか、思っていたより少ない。あんまり少ないと泉谷が怒るんじゃないか? まあ、僕が心配しても仕方ないか。それより、こういうライブでは撮影は当然禁止なので、今のうちに無人のステージを撮っておこう。ってことで写真を一枚。
そして、CDも購入。DVD付きで6300円(付いてないのは3150円)。ライブのあと、泉谷本人から直筆サイン入りのグッズをもらえるらしい。
そんなこんなしているうちに、いつの間にか席はほとんど全部埋まっていた。その後ろに立っている人も大勢いる。さらに、2階と3階の通路にも見物人が多数。さすが泉谷。
スタッフが注意事項を述べ、まもなく始まります、と告げる。時計を見たら、あと4分ぐらいで12時。時間通りに現れるのか? それとも少し焦らすのか? なんて思っていたら、ステージの後ろのドアを開けて泉谷が登場! さっそくギターを抱え、スタッフにマイクの位置を調整してもらい、わめき始める。「待ってられねえから出てきたぜ。前倒しだ!」(録音したわけじゃないので、正確な言い回しは多少違うかも)と、いつも通りのべらんめえ口調。観客は拍手喝采。泉谷、ギターをかき鳴らして歌い始める。新しいアルバムの曲だ。それが終わると、ほとんど間髪を入れず、もう一曲。えっと、確か『業火』と『すべて時代のせいにして』かな。すんません、まだアルバムを買ったばかりなので、どっちもほとんど知りません。でも楽しい。めちゃめちゃ愉快。泉谷もご機嫌な表情で、客に感謝の言葉を述べる……はずはなく、「お前らタダで見やがって」と吠え、2階や3階で見ているご婦人に「ババア、そこから飛び降りてみろ」と毒づく。まったくもって愉快。
確か4曲目だったかな? 泉谷がギターをかき鳴らし始めると、途端に客席が手拍子で応える。すると、泉谷は「この曲は難しいから手拍子するな」と制止。観客が従い、再びギターをかき鳴らした泉谷が歌ったのは、なんと『黒いカバン』! 当然、観客は大歓声&拍手喝采。すると泉谷、「だから静かにやらせろって」と笑いながら怒鳴って再び演奏ストップ。まあ、お約束っぽいやり取りなんだけど、ものすごく愉快。
新しいアルバムの曲『生と死の間に』をじっくりと聴かせ、代表曲中の代表曲『春夏秋冬』でまたも大いに盛り上がる。その次は何だったっけ? すんません、あまりに楽しかったので、記憶が曖昧になってます。ああ、そうだ『大通りを横切って』だった。
それで終わりかと思いきや、アンコールの声に応えて、もう一曲! って、もしかしたら最初から予定に入っていたのかもしれないけど、『野性のバラッド』だ。客を立たせ、歌わせ、拳を振り上げさせ、ジャンプさせ、挙げ句の果てにはタテノリを強制。そういえば途中で「感動は強制だ!」とも言ってたっけ。いやはや愉快。
しかも、このイベント、撮影も録音も禁止だったはずだけど、中盤で泉谷が「お前ら撮影したいだろ。写せ!」「係員の言うことなんか聞くな」と煽るもんだから、そこからはまるで撮影会。泉谷、ポーズ取りまくり。すこぶる愉快。楽しいったらありゃしない。
ライブ終了後はサイン会。事前の案内では「直筆サイン入りグッズを手渡しでプレゼント」とのことだったが、その場で一人ひとりに直接サインを書いてくれるようだ。やったぜ。実を言うと、サインしてもらうために『泉谷しげる詩集 敗者復活』を持ってきていたのだ。十数年前に出た本で、それまでに泉谷が作った曲の歌詞が全部載っている、という貴重品である。
ホント言うと、さらに古い本『泥んこの唄』を持ってきたかったのだが、残念ながら行方不明。どこにしまったんだろ。トホホ。
順番が来たので、本を差し出す。すみません、こちらにサインをお願いします。そうお願いしたら、泉谷は「てめえ、なんでこんなの持ってやがる!」と予想通りの反応。「ファンなら当然です」とでも言い返そうと思ったんだけど、緊張してしまって薄笑いを浮かべるのみのオレ。ああ、情けない。でも、しっかり握手してもらったけどね。
結局、サイン会は1時間ぐらい続いた。終わったのは2時頃。このあと大阪でもイベントがあると言ってたけど大丈夫なのか? 泉谷本人はともかく、スタッフはヒヤヒヤしていたろうね。
サイン会を終えた泉谷、最後まで残っていた客に挨拶し、退場。いいジイさん……いや、オッサンですわ、ホントに。
で、これがサインしてもらった本。左側のは、言うまでもなくニューアルバム『すべて時代のせいにして』ね。気合いが入った一枚です。オススメ! DVDの方にはライブ映像が2時間ぎっしり入っているので、できれば2枚セットの方を買うべし!
あと、直筆サイン入りの生写真も頂戴した。渋いです。
家に帰ってから、前に書いてもらったサインを見てみた。ナディアパークの中にあるヤマギワ(というCDショップ)で、アルバム『私には夢がある』発売記念のインストアライブが行われた時のものだ。日付は、なんと1998年8月30日。ちょうど10年前じゃん。
もしも10年周期でサインを書いてもらう機会があるとすれば、次は2018年。その時、泉谷は70歳! 足腰は弱ってるかもしれないけど、きっと威勢の良さは変わらないだろうね。いや、そうであってほしいもんです。
※泉谷しげる公式サイト→http://www.wagasha.co.jp/
2008/10/13 23:10
ケータイで甲斐バンドLIVEの感想を少々。 ライブレポもどき
甲斐バンドのライブに行ってきた。家に帰ってから更新する時間はなさそうなのでケータイで感想を少々。あ、曲目のネタバレはありません。
えっと、ある曲のエンディングを甲斐さんが間違えた時はハラハラしました(まだ曲が残っているのに、そこで終わったと勘違いしたみたい)。でも、そこから持ち直させたバンドの力量とコンビネーションはアッパレ。ライブ後、A君は「あれがロック」と興奮した面持ちで語ってました。ああっ、曲目を書きたいっ。
ともあれ、楽しいライブでした。詳しい感想はまた今度。
えっと、ある曲のエンディングを甲斐さんが間違えた時はハラハラしました(まだ曲が残っているのに、そこで終わったと勘違いしたみたい)。でも、そこから持ち直させたバンドの力量とコンビネーションはアッパレ。ライブ後、A君は「あれがロック」と興奮した面持ちで語ってました。ああっ、曲目を書きたいっ。
ともあれ、楽しいライブでした。詳しい感想はまた今度。
2008/9/11 18:51
『OJISAN Band Conteval 2008』@名古屋市公会堂(2008.9.7) ライブレポもどき
●『OJISAN Band Conteval 2008 グランプリ大会』@名古屋市公会堂(2008.9.7)

名古屋市公会堂に来るのも、けっこう久し振り。数年前にブランキー・ジェット・シティーのライブで来たけど、その時は2階席だった。なので1階に足を踏み入れるのは、たぶん10年振り……もしかしたら20年振りぐらいかも。えっと、確か『SOMEDAY』の頃の佐野元春とか、『CHAOS』の頃の甲斐よしひろも、この会場だった。歴史あるホールなので「ロックの殿堂」などとも呼ばれているが、はっきり言って設計には不備がありすぎ。1階の後方に柱があるので、その後ろの席だとステージが見えないし、2階席の後方で立ち上がると天井に頭をぶつけそうになってしまうのだ。……まあ、そんな話は置いといて、今回のイベントの感想を。
このイベントは、簡単に言うと平均年齢40歳以上のアマチュアバンドによるコンテスト。今年で3回目らしい。「Conteval」ってのは聴き慣れない言葉だと思ったら、「Contest」と「Festival」を融合させた造語だって。なんじゃそれっ。本当に存在する言葉かと思ったじゃん。外国人の前で使わなくて良かった。
今回はその決勝大会で、56組の中から選ばれた14組が出場する。その中の某バンドで、ネット仲間であり甲斐ファン仲間でもある「愛知のたか」氏がドラムを叩くわけである。オフ甲斐などではいつもデジタルドラムで正確なビートを刻んでいたたか氏だが、フルドラムは久々らしい。これは見届けなきゃね。というわけで、僕も馳せ参じたわけである。
司会は「はーさん」こと河原龍夫。中高生の頃、しょっちゅうラジオで声を聴いていたものだ。相変わらずお元気そうで何より。そして相変わらず滑舌が良くな……まあ、それも持ち味ってことで。
ビートルズのコピーバンドに始まり、様々なグループが6分間の持ち時間の中で曲を披露していく。みなさん、さすがに場慣れしているようで、安定感がある。まあ、アマチュアとはいえライブハウスとかで活動してござるわけだからね。音楽性も多彩なので、なかなか楽しめた。ちなみに、ちょうど半分の7組がカバー曲だった。ピンクレディー、聖飢魔II、和田アキ子、ジュリー、サディスティック・ミカ・バンドなど。椎名林檎の『丸の内サディスティック』が出てきたのは、ちょっと意外。
それぞれのバンドが演奏する前には、客席に陣取った身内による応援タイムも設けられていた。1分間、好き勝手に応援していいのだ。きっちりと準備してあるチームは少なく、ほとんどがグダグダで終わっちゃうんだけど、それはそれで微笑ましい。
で、本題。たか氏が参加しているバンドについて。えっと、ここで名前を書いちゃっていいのかな? まあ、とりあえず伏せときます。
たか氏のカウントで始まった曲は、ムーディーな雰囲気を醸すロック歌謡。ビッグバンドが似合いそうな曲調である。ほどよく通俗的で(褒め言葉です)、耳に心地いい。ドラムを叩くたか氏も楽しそうだ。緊張しまくっているのかと思いきや、あとから聞いたら「全然緊張しなかった。すごく楽しかった」とのこと。大物である。
ちょいと用事があったので、全バンドの演奏が終わった時点で退座する。そのあと、ゲスト(昨年のグランプリ受賞バンドと、耳が不自由な人たちによるバンド)が出演し、最後に審査発表があったらしいのだが、残念ながら立ち会えず。なので、どのグループが優勝したのか分かりません。僕が選ぶなら、カルメン・マキの『私は風』を歌った「カルメンチアキ&5X」が一番かな。あ、たか氏のバンドも、僕の中では確実にトップ5に入ってます。マジで。
それにしても、出演者の中には女性も多いんだから、「OJISAN Band」はいかがなものでしょ。まあ、いいけど。
頂戴したチラシによると、たか氏のバンドは11月にライブを行うらしい。詳細は、たぶん本人が近々こっちの掲示板で発表するはず。しばし待つべし。
名古屋市公会堂に来るのも、けっこう久し振り。数年前にブランキー・ジェット・シティーのライブで来たけど、その時は2階席だった。なので1階に足を踏み入れるのは、たぶん10年振り……もしかしたら20年振りぐらいかも。えっと、確か『SOMEDAY』の頃の佐野元春とか、『CHAOS』の頃の甲斐よしひろも、この会場だった。歴史あるホールなので「ロックの殿堂」などとも呼ばれているが、はっきり言って設計には不備がありすぎ。1階の後方に柱があるので、その後ろの席だとステージが見えないし、2階席の後方で立ち上がると天井に頭をぶつけそうになってしまうのだ。……まあ、そんな話は置いといて、今回のイベントの感想を。
このイベントは、簡単に言うと平均年齢40歳以上のアマチュアバンドによるコンテスト。今年で3回目らしい。「Conteval」ってのは聴き慣れない言葉だと思ったら、「Contest」と「Festival」を融合させた造語だって。なんじゃそれっ。本当に存在する言葉かと思ったじゃん。外国人の前で使わなくて良かった。
今回はその決勝大会で、56組の中から選ばれた14組が出場する。その中の某バンドで、ネット仲間であり甲斐ファン仲間でもある「愛知のたか」氏がドラムを叩くわけである。オフ甲斐などではいつもデジタルドラムで正確なビートを刻んでいたたか氏だが、フルドラムは久々らしい。これは見届けなきゃね。というわけで、僕も馳せ参じたわけである。
司会は「はーさん」こと河原龍夫。中高生の頃、しょっちゅうラジオで声を聴いていたものだ。相変わらずお元気そうで何より。そして相変わらず滑舌が良くな……まあ、それも持ち味ってことで。
ビートルズのコピーバンドに始まり、様々なグループが6分間の持ち時間の中で曲を披露していく。みなさん、さすがに場慣れしているようで、安定感がある。まあ、アマチュアとはいえライブハウスとかで活動してござるわけだからね。音楽性も多彩なので、なかなか楽しめた。ちなみに、ちょうど半分の7組がカバー曲だった。ピンクレディー、聖飢魔II、和田アキ子、ジュリー、サディスティック・ミカ・バンドなど。椎名林檎の『丸の内サディスティック』が出てきたのは、ちょっと意外。
それぞれのバンドが演奏する前には、客席に陣取った身内による応援タイムも設けられていた。1分間、好き勝手に応援していいのだ。きっちりと準備してあるチームは少なく、ほとんどがグダグダで終わっちゃうんだけど、それはそれで微笑ましい。
で、本題。たか氏が参加しているバンドについて。えっと、ここで名前を書いちゃっていいのかな? まあ、とりあえず伏せときます。
たか氏のカウントで始まった曲は、ムーディーな雰囲気を醸すロック歌謡。ビッグバンドが似合いそうな曲調である。ほどよく通俗的で(褒め言葉です)、耳に心地いい。ドラムを叩くたか氏も楽しそうだ。緊張しまくっているのかと思いきや、あとから聞いたら「全然緊張しなかった。すごく楽しかった」とのこと。大物である。
ちょいと用事があったので、全バンドの演奏が終わった時点で退座する。そのあと、ゲスト(昨年のグランプリ受賞バンドと、耳が不自由な人たちによるバンド)が出演し、最後に審査発表があったらしいのだが、残念ながら立ち会えず。なので、どのグループが優勝したのか分かりません。僕が選ぶなら、カルメン・マキの『私は風』を歌った「カルメンチアキ&5X」が一番かな。あ、たか氏のバンドも、僕の中では確実にトップ5に入ってます。マジで。
それにしても、出演者の中には女性も多いんだから、「OJISAN Band」はいかがなものでしょ。まあ、いいけど。
頂戴したチラシによると、たか氏のバンドは11月にライブを行うらしい。詳細は、たぶん本人が近々こっちの掲示板で発表するはず。しばし待つべし。
2008/9/11 18:41
『隣にいても一人』@七ツ寺共同スタジオ(2008.9.7) ライブレポもどき
そうそうそう、忘れないうちに、この前の日曜日の2大イベントについて書いておかなきゃ。まずは『隣にいても一人』から。

●『隣にいても一人』三重編・Bチーム@七ツ寺共同スタジオ(2008.9.7)
演劇を観るのは何年振りだったろう。たぶん、数年前に豊田の公園で唐十郎のテント芝居を観て以来……かな? ちょっと記憶がはっきりしないや。お笑いライブには何度か行っていて、その中には演劇っぽい趣向のもの(千原兄弟など)もあったけど。
七ツ寺共同スタジオに来るのは、たぶん20年振りぐらい。前に何を観たのかは、さっぱり覚えていない。確か、手塚眞の8ミリ映画『moment』の上映会が行われたのも七ツ寺共同スタジオだった……と思っていたのだが、よくよく考えるとあれはすぐ近くにあるライブハウス、E.L.L.だった。もちろん、今のE.L.L.ではなく、あの天井が低くてボロくて狭かったE.L.L.だ。それが今じゃあんな立派なライブハウスになって……などという思い出話は置いておいて、とにかく感想を書こう。
この芝居は、ネット仲間であり甲斐ファン仲間でもある「くるぶし」が出演するってことで観に行ったわけである。前に三重で公演が行われた時は行けなかったけど、名古屋でやってくれるなら万難を排して駆け付けなきゃね。まあ、排するような万難はなかったけど。
で、くるぶし氏の演技に関する感想を先に書いちゃうと、これがもう堂々たるもの。他の3人(登場するのは4人のみ)はそれぞれ劇団に所属しているらしいので当然ながら上手いわけだが、そのお三方と比べてもまったく遜色なし。4人それぞれの個性が見事に絡み、ほどよい緊張感とユーモアを醸し出していた。
どんな内容かというと、「ある朝突然、夫婦になっていた」という一組の男女をめぐる喜劇。男は兄に、女は姉に相談する。その兄と姉も、夫婦だ。しかし仲は冷え切っており、離婚寸前。つまり、「はじまったばかりの夫婦」と「今にも終わりそうな夫婦」という対照的な二組が登場することになる。
いわゆる不条理劇であるが、不条理なのは発端だけで、そこから先は現実的で日常的な会話が繰り広げられる。なので、その「発端が不条理」であることをすんなりと受け入れられない観客は、きっと置いてきぼりを食らうだろう(実際、ご一緒した誰かさんは「よく分からなかった」と言っていた)。ちょっと下世話になっちゃうかもしれないけど、冒頭に「ある朝、目が覚めると僕らは夫婦になっていた」というモノローグでも入れて設定を分かりやすくした方が良かったんじゃないかな、とも思えた。
舞台は終始、新婚家庭(というより、もともと弟が一人で住んでいた部屋)の居間のみ。「間」の取り方が上手く、ところどころで笑わせてくれる。深い意味のない会話が続く辺りは、ちょっとタランティーノの映画に近い雰囲気のような気もするが、まあ、たぶん影響は受けていないだろう。
面白いのは、別れるはずの夫婦がやたらめったら会話を交わしていることだ。しかも、弟と妹の件で共通の話題が増えたので話が弾む弾む。この様子なら、二人はきっと離婚せず、ケンカしながらも一緒に暮らしていくんだろうなぁ——と思わせて、物語は終わる。ってことは、もしかしたら、神が与えた(かどうか知らないけど)不条理な発端は、この夫婦の危機を救うための策略だったのかも、とも思えてしまった。しかしまあ、それは僕が甘っちょろい理想主義者だからだろう。たぶん、もっと深い寓意性が込められているんじゃないかな。
それにしても、暗闇の中できっちりとスタンバイする役者さんたちには感心した。当然ながら、開演前と幕間には場内が暗くなるわけだが、それがもう尋常ではない真っ暗さなのだ。映画館にはしょっちゅう行ってるけど、ほとんどの場合、場内が暗くなる時点でスクリーンに何か映し出されているので、さほど暗くない。そもそも最近の映画館には足元を照らす明かりや非常灯があったりするので、そんなに真っ暗にはならないのだ(消防条例の絡みもあるらしい)。
しかし、この七ツ寺共同スタジオの暗闇は、もともと壁が黒く塗られていることもあって、本当に真っ暗闇だ。開演直前、最初に暗くなった時はマジでビビった。なにしろ、隣に座っている人の姿がまったく見えない漆黒の闇なのだ。その中に包まれていると、ちょっとした恐怖感とワクワク感が同時に湧き上がってくる。この暗闇は何秒ぐらい続くのだろう。あんまり長く続いたら何か叫んじゃいそうだ。なんて思っていたら場内が明るくなり、舞台には二人の役者さんが卓袱台をはさんで向かい合っていたのである。この時は「うわ、すげえ」と唸った。ほとんど物音も立てず、真っ暗闇の中を移動して自分の立ち位置(というか座り位置)に着いていたのだ。しかも、「たった今スタンバイしました」なんて様子は微塵も感じさせない。ずっと前からその場所にいたようにしか見えないのである。いやはやお見事。すげー感心した。もしかして、役者ってのは夜行性動物なのか?
※公演を無事終えたくるぶし氏の心境はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/kurbushi1_10/archives/51516156.html
●『隣にいても一人』三重編・Bチーム@七ツ寺共同スタジオ(2008.9.7)
演劇を観るのは何年振りだったろう。たぶん、数年前に豊田の公園で唐十郎のテント芝居を観て以来……かな? ちょっと記憶がはっきりしないや。お笑いライブには何度か行っていて、その中には演劇っぽい趣向のもの(千原兄弟など)もあったけど。
七ツ寺共同スタジオに来るのは、たぶん20年振りぐらい。前に何を観たのかは、さっぱり覚えていない。確か、手塚眞の8ミリ映画『moment』の上映会が行われたのも七ツ寺共同スタジオだった……と思っていたのだが、よくよく考えるとあれはすぐ近くにあるライブハウス、E.L.L.だった。もちろん、今のE.L.L.ではなく、あの天井が低くてボロくて狭かったE.L.L.だ。それが今じゃあんな立派なライブハウスになって……などという思い出話は置いておいて、とにかく感想を書こう。
この芝居は、ネット仲間であり甲斐ファン仲間でもある「くるぶし」が出演するってことで観に行ったわけである。前に三重で公演が行われた時は行けなかったけど、名古屋でやってくれるなら万難を排して駆け付けなきゃね。まあ、排するような万難はなかったけど。
で、くるぶし氏の演技に関する感想を先に書いちゃうと、これがもう堂々たるもの。他の3人(登場するのは4人のみ)はそれぞれ劇団に所属しているらしいので当然ながら上手いわけだが、そのお三方と比べてもまったく遜色なし。4人それぞれの個性が見事に絡み、ほどよい緊張感とユーモアを醸し出していた。
どんな内容かというと、「ある朝突然、夫婦になっていた」という一組の男女をめぐる喜劇。男は兄に、女は姉に相談する。その兄と姉も、夫婦だ。しかし仲は冷え切っており、離婚寸前。つまり、「はじまったばかりの夫婦」と「今にも終わりそうな夫婦」という対照的な二組が登場することになる。
いわゆる不条理劇であるが、不条理なのは発端だけで、そこから先は現実的で日常的な会話が繰り広げられる。なので、その「発端が不条理」であることをすんなりと受け入れられない観客は、きっと置いてきぼりを食らうだろう(実際、ご一緒した誰かさんは「よく分からなかった」と言っていた)。ちょっと下世話になっちゃうかもしれないけど、冒頭に「ある朝、目が覚めると僕らは夫婦になっていた」というモノローグでも入れて設定を分かりやすくした方が良かったんじゃないかな、とも思えた。
舞台は終始、新婚家庭(というより、もともと弟が一人で住んでいた部屋)の居間のみ。「間」の取り方が上手く、ところどころで笑わせてくれる。深い意味のない会話が続く辺りは、ちょっとタランティーノの映画に近い雰囲気のような気もするが、まあ、たぶん影響は受けていないだろう。
面白いのは、別れるはずの夫婦がやたらめったら会話を交わしていることだ。しかも、弟と妹の件で共通の話題が増えたので話が弾む弾む。この様子なら、二人はきっと離婚せず、ケンカしながらも一緒に暮らしていくんだろうなぁ——と思わせて、物語は終わる。ってことは、もしかしたら、神が与えた(かどうか知らないけど)不条理な発端は、この夫婦の危機を救うための策略だったのかも、とも思えてしまった。しかしまあ、それは僕が甘っちょろい理想主義者だからだろう。たぶん、もっと深い寓意性が込められているんじゃないかな。
それにしても、暗闇の中できっちりとスタンバイする役者さんたちには感心した。当然ながら、開演前と幕間には場内が暗くなるわけだが、それがもう尋常ではない真っ暗さなのだ。映画館にはしょっちゅう行ってるけど、ほとんどの場合、場内が暗くなる時点でスクリーンに何か映し出されているので、さほど暗くない。そもそも最近の映画館には足元を照らす明かりや非常灯があったりするので、そんなに真っ暗にはならないのだ(消防条例の絡みもあるらしい)。
しかし、この七ツ寺共同スタジオの暗闇は、もともと壁が黒く塗られていることもあって、本当に真っ暗闇だ。開演直前、最初に暗くなった時はマジでビビった。なにしろ、隣に座っている人の姿がまったく見えない漆黒の闇なのだ。その中に包まれていると、ちょっとした恐怖感とワクワク感が同時に湧き上がってくる。この暗闇は何秒ぐらい続くのだろう。あんまり長く続いたら何か叫んじゃいそうだ。なんて思っていたら場内が明るくなり、舞台には二人の役者さんが卓袱台をはさんで向かい合っていたのである。この時は「うわ、すげえ」と唸った。ほとんど物音も立てず、真っ暗闇の中を移動して自分の立ち位置(というか座り位置)に着いていたのだ。しかも、「たった今スタンバイしました」なんて様子は微塵も感じさせない。ずっと前からその場所にいたようにしか見えないのである。いやはやお見事。すげー感心した。もしかして、役者ってのは夜行性動物なのか?
※公演を無事終えたくるぶし氏の心境はこちら↓
http://blog.livedoor.jp/kurbushi1_10/archives/51516156.html
2008/7/27 21:57
♪ちっぽけなカーニバルに 乾杯♪ ライブレポもどき
いやー、良かった。小山卓治、名古屋では12年半振りとなるバンドライブ。卓治以外の3人(ギター、ベース、ドラム)は全員26歳だって。ちょうど卓治がデビューした頃の年齢じゃん。というか、見た感じでは、親父と息子とそのバンド仲間たち、という雰囲気だった。
1曲目の出だしでいきなり音を外した時は先が危ぶまれたけど、あとはバッチリ。卓治ソロのコーナーが終わってからの怒濤のロックンロール4連発では、豪快で痛快で爽快な演奏をかましてくれた。特に『カーニバル』は最高。次もまたこのバンドで来てほしいぞ。
1曲目の出だしでいきなり音を外した時は先が危ぶまれたけど、あとはバッチリ。卓治ソロのコーナーが終わってからの怒濤のロックンロール4連発では、豪快で痛快で爽快な演奏をかましてくれた。特に『カーニバル』は最高。次もまたこのバンドで来てほしいぞ。
2008/5/11 21:58
全50問にしました。 ライブレポもどき
ちょっと前に載せた「甲斐よしひろカルトクイズ」ですが、45問じゃ中途半端なので50問に増やしました。すでに修正済みです。正解は今週中に発表しますから、お楽しみに。
で、その甲斐さんのツアー、今日で終わりましたね。甲斐ファンのための掲示板で「この曲が特に良かった投票(仮称)」を行っていますので、ライブに行かれた方はぜひ参加してくださいませ。今回は「一人の持ち点は5点で、その5点を自分が気に入った曲に配分する」というルールにしました。
それにしても、今回のライブは本当に良かったです。大好きな『嵐の明日』で背筋がゾクゾクッとし、『胸いっぱいの愛』で身体が震え、『絶対・愛』で心の中は歓喜の嵐。さらにアンコールでは『光あるうちに行け』と『ティーンエイジ・ラスト』が発する明確なメッセージに胸を打たれました。思いもよらなかった『あばずれセブンティーン』が聴けたことと、その時の愉快な振り付け(?)にも感激。これだけ充実したライブがたった7ヶ所のみってのは、もったいない話です。
で、その甲斐さんのツアー、今日で終わりましたね。甲斐ファンのための掲示板で「この曲が特に良かった投票(仮称)」を行っていますので、ライブに行かれた方はぜひ参加してくださいませ。今回は「一人の持ち点は5点で、その5点を自分が気に入った曲に配分する」というルールにしました。
それにしても、今回のライブは本当に良かったです。大好きな『嵐の明日』で背筋がゾクゾクッとし、『胸いっぱいの愛』で身体が震え、『絶対・愛』で心の中は歓喜の嵐。さらにアンコールでは『光あるうちに行け』と『ティーンエイジ・ラスト』が発する明確なメッセージに胸を打たれました。思いもよらなかった『あばずれセブンティーン』が聴けたことと、その時の愉快な振り付け(?)にも感激。これだけ充実したライブがたった7ヶ所のみってのは、もったいない話です。
2008/3/15 23:14
斉藤和義@Zepp Nagoya(08.03.06) ライブレポもどき
テレビ東京系で毎週日曜の夜にオンエアされている『音遊人(みゅーじん)』に、明日は斉藤和義が登場! みなさん、くれぐれもお見逃しなく!
そういえば、先週の斉藤和義ライブのこと、すっかり書きそびれていました。以下、ネタバレありで少々。
とにかくもう、サービス精神旺盛なライブだった。満腹になった上に、予想していた以上のデザートを出された気分。
だってさ、アンコールの2曲目に『歩いて帰ろう』を歌い、そのあとバンドのメンバーと肩を組んで客席に頭を下げれば、それでライブはオシマイだと思うでしょ? ところが、他のメンバーが次々とステージを去っても、なぜか斉藤和義だけ残っている。よっぽど今日は名残惜しいのか? そう思っていたら、なんとギターを抱えて歌い始めたのよ。観客、大喜び。しかも、たぶん多くのファンが待ち望んでいた『アゲハ』だ。まあ、途中で歌詞をど忘れしてすっ飛ばしちゃったけどね。もちろん、そんなアクシデントにもファンは拍手喝采。
で、歌い終わって今度こそ終了かと思ったら、そのまま最新アルバムから『かすみ草』。さすがに場内には「あれ? まだ歌うの?」という空気が流れる。たぶん、みんな帰りの時間を気にしていたんじゃないかな。この日は木曜だったので、ほとんどの人は翌日仕事があるだろうし。遠方から来て新幹線の時間を気にしていた人もいただろう。僕みたいに駐車場の料金を気にしていた者もいる。セコくてすんません。
結局、『かすみ草』でホントにオシマイ。数年前のアコースティックライブでは会場の使用時間ギリギリまで歌ったことがあったけど、そこまで遅くはならなかった。
それはともかく、たぶん『歩いて帰ろう』でライブが終わっても、ほとんどのファンは満足したんじゃないだろうか。その時点で20曲を越えていたわけだから、ボリュームとしては申し分ない。にもかかわらず、バンドのメンバーが引っ込んだあとに一人で2曲。偉いわ、せっちゃん。素晴らしきサービス精神。ミュージシャンのカガミ!
……と書いてて思ったけど、そういえばMCで「今日はライブが終わったあと、自分以外はみんな仕事で東京に帰ってしまう」と言っていた。もしかしたら、時間の都合でバンドのメンバーを先に帰して、弾き語りの曲を最後に残しただけだったりして。わはは。
あと、ものすごく笑えたのは『バカにすんなよ!』の後半でのアコギ漫談(なのか?)。「トーストに味噌汁?」などの名古屋ネタから始まり、「エロ本のオマケのDVDが家のパソコンじゃ再生できない」という下ネタを経て、「桜井君、ありがとう」と続く。言うまでもなく、Bank Bandがカバーした『歌うたいのバラッド』のことだ。フトコロに手を差し込むジェスチャーで観客を笑わせ、「でも、ちょっと愛してるって言いすぎ」。わははははっ、激しく同意! あれは一回だけだからいいんだよね。
続いて「でも、ホントに桜井君、ありがとう。解せないのは、この曲を彼のオリジナルだと思ってる人がいること!」と締める。まあまあ、儲かったならいいじゃん。
そういえば、大山百合香(『河童のクゥと夏休み』の主題歌を歌っていた女性シンガー)も、もうすぐ出すカバーアルバムで『歌うたいのバラッド』を歌っているんだって。ますますフトコロが潤うわけですね。でも、ハングリー精神は失わないでくださいませ。
そういえば、先週の斉藤和義ライブのこと、すっかり書きそびれていました。以下、ネタバレありで少々。
とにかくもう、サービス精神旺盛なライブだった。満腹になった上に、予想していた以上のデザートを出された気分。
だってさ、アンコールの2曲目に『歩いて帰ろう』を歌い、そのあとバンドのメンバーと肩を組んで客席に頭を下げれば、それでライブはオシマイだと思うでしょ? ところが、他のメンバーが次々とステージを去っても、なぜか斉藤和義だけ残っている。よっぽど今日は名残惜しいのか? そう思っていたら、なんとギターを抱えて歌い始めたのよ。観客、大喜び。しかも、たぶん多くのファンが待ち望んでいた『アゲハ』だ。まあ、途中で歌詞をど忘れしてすっ飛ばしちゃったけどね。もちろん、そんなアクシデントにもファンは拍手喝采。
で、歌い終わって今度こそ終了かと思ったら、そのまま最新アルバムから『かすみ草』。さすがに場内には「あれ? まだ歌うの?」という空気が流れる。たぶん、みんな帰りの時間を気にしていたんじゃないかな。この日は木曜だったので、ほとんどの人は翌日仕事があるだろうし。遠方から来て新幹線の時間を気にしていた人もいただろう。僕みたいに駐車場の料金を気にしていた者もいる。セコくてすんません。
結局、『かすみ草』でホントにオシマイ。数年前のアコースティックライブでは会場の使用時間ギリギリまで歌ったことがあったけど、そこまで遅くはならなかった。
それはともかく、たぶん『歩いて帰ろう』でライブが終わっても、ほとんどのファンは満足したんじゃないだろうか。その時点で20曲を越えていたわけだから、ボリュームとしては申し分ない。にもかかわらず、バンドのメンバーが引っ込んだあとに一人で2曲。偉いわ、せっちゃん。素晴らしきサービス精神。ミュージシャンのカガミ!
……と書いてて思ったけど、そういえばMCで「今日はライブが終わったあと、自分以外はみんな仕事で東京に帰ってしまう」と言っていた。もしかしたら、時間の都合でバンドのメンバーを先に帰して、弾き語りの曲を最後に残しただけだったりして。わはは。
あと、ものすごく笑えたのは『バカにすんなよ!』の後半でのアコギ漫談(なのか?)。「トーストに味噌汁?」などの名古屋ネタから始まり、「エロ本のオマケのDVDが家のパソコンじゃ再生できない」という下ネタを経て、「桜井君、ありがとう」と続く。言うまでもなく、Bank Bandがカバーした『歌うたいのバラッド』のことだ。フトコロに手を差し込むジェスチャーで観客を笑わせ、「でも、ちょっと愛してるって言いすぎ」。わははははっ、激しく同意! あれは一回だけだからいいんだよね。
続いて「でも、ホントに桜井君、ありがとう。解せないのは、この曲を彼のオリジナルだと思ってる人がいること!」と締める。まあまあ、儲かったならいいじゃん。
そういえば、大山百合香(『河童のクゥと夏休み』の主題歌を歌っていた女性シンガー)も、もうすぐ出すカバーアルバムで『歌うたいのバラッド』を歌っているんだって。ますますフトコロが潤うわけですね。でも、ハングリー精神は失わないでくださいませ。
2008/2/19 18:51
吉井和哉@Zepp Nagoya(08.02.14) ライブレポもどき
先日の吉井和哉ライブの簡単に感想を書いておきます。ネタバレありなのでご注意を!
●なんと開演時間通りにスタート!
会場に着いたのが開演10分前。トイレに寄ってからドリンクを受け取ってホールに入ると、びっしり満員だった。後ろの方なら空いてると思ったのは大間違い。仕方なく、最後部の壁にもたれている人たちの前に立ち、開演を待つ。すると、すぐに場内が暗くなった。時計を見ると19:00ジャスト。ええっ、開演時間ピッタリに始まるの? って、本当はそれが当たり前なんだけどさ、普通は少し遅れるものじゃん。名前は伏せるけど、○斐さんなんて30分遅れることも珍しくなかったもんね。
それにしても、イエローモンキーでも吉井ソロでも、これほど開演時間通りに始まったことはなかったんじゃない?
●なんと吉井の声がガラガラ!
ステージに颯爽と登場した吉井和哉の声が、思いっきりガラガラ。嗄れまくり。2日DAYSの2日目とはいえ、こんな状態で最後まで保つのか? そう心配したのは僕だけじゃないだろう。イエローモンキー時代から10回ぐらいライブに行ってるわけだが、こんなに掠れ声の吉井和哉を見るのも(というか、聴くのも)初めてである。
●なんと僕の超お気に入り曲が!
最新アルバム(タイトルが長すぎて覚えられまへん)からの曲が中心だったわけだが、4曲目(違うかも)でサプライズ。なんと『サイキックNo.9』! イントロで「まさか?」と思い、吉井が歌い始めた途端、「ギャーーーッ」と心の中で叫んで跳び上がった。ただ、跳躍力が乏しいので数センチのみだけど。
この曲、イエローモンキーの曲で一番好きなのよ。もうノリノリ。♪超能力のアドレナリン 侮れないアドレナリンリン♪ しょーもない歌詞が愛おしい!
というわけで、『サイキックNo.9』だけで大満足できるライブだった。いや、他の曲も楽しかったけどね。
しかし、噂によると『欲望』をやった会場もあるらしい。くーっ、いいなぁ。『サイキックNo.9』と『欲望』を続けて聴けたら、もう最高じゃん。次回はぜひ!
客を心配させた吉井の声は、なんとか最後まで大丈夫だった。まあ、『CALL ME』の高音部分は普段より低く歌っていたし、いつもよりも客に歌わせる部分が多かった気もしたけど、その辺は良しとしましょ。
昨年10月の日本ガイシホールでは、やたらめったら映像を使って観客を楽しませたわけだが、今回そういうのは一切なし。ただただ音楽だけで勝負していた。どっちも楽しめたけど、僕としては今回みたいにシンプルなライブの方が僕が好き。それに、前回みたいなのだと「お金かかりすぎて大変じゃない?」とか思っちゃうもんね。余計なお世話か。
あ、そうだ。「しばらくライブはねえぞ」とか「また来年!」とか言ってたので、このツアーが終わったら当分ライブ活動は休むみたい。なので、今回のツアーに行かれる方々、しっかり楽しんできてくださいませ!
●なんと開演時間通りにスタート!
会場に着いたのが開演10分前。トイレに寄ってからドリンクを受け取ってホールに入ると、びっしり満員だった。後ろの方なら空いてると思ったのは大間違い。仕方なく、最後部の壁にもたれている人たちの前に立ち、開演を待つ。すると、すぐに場内が暗くなった。時計を見ると19:00ジャスト。ええっ、開演時間ピッタリに始まるの? って、本当はそれが当たり前なんだけどさ、普通は少し遅れるものじゃん。名前は伏せるけど、○斐さんなんて30分遅れることも珍しくなかったもんね。
それにしても、イエローモンキーでも吉井ソロでも、これほど開演時間通りに始まったことはなかったんじゃない?
●なんと吉井の声がガラガラ!
ステージに颯爽と登場した吉井和哉の声が、思いっきりガラガラ。嗄れまくり。2日DAYSの2日目とはいえ、こんな状態で最後まで保つのか? そう心配したのは僕だけじゃないだろう。イエローモンキー時代から10回ぐらいライブに行ってるわけだが、こんなに掠れ声の吉井和哉を見るのも(というか、聴くのも)初めてである。
●なんと僕の超お気に入り曲が!
最新アルバム(タイトルが長すぎて覚えられまへん)からの曲が中心だったわけだが、4曲目(違うかも)でサプライズ。なんと『サイキックNo.9』! イントロで「まさか?」と思い、吉井が歌い始めた途端、「ギャーーーッ」と心の中で叫んで跳び上がった。ただ、跳躍力が乏しいので数センチのみだけど。
この曲、イエローモンキーの曲で一番好きなのよ。もうノリノリ。♪超能力のアドレナリン 侮れないアドレナリンリン♪ しょーもない歌詞が愛おしい!
というわけで、『サイキックNo.9』だけで大満足できるライブだった。いや、他の曲も楽しかったけどね。
しかし、噂によると『欲望』をやった会場もあるらしい。くーっ、いいなぁ。『サイキックNo.9』と『欲望』を続けて聴けたら、もう最高じゃん。次回はぜひ!
客を心配させた吉井の声は、なんとか最後まで大丈夫だった。まあ、『CALL ME』の高音部分は普段より低く歌っていたし、いつもよりも客に歌わせる部分が多かった気もしたけど、その辺は良しとしましょ。
昨年10月の日本ガイシホールでは、やたらめったら映像を使って観客を楽しませたわけだが、今回そういうのは一切なし。ただただ音楽だけで勝負していた。どっちも楽しめたけど、僕としては今回みたいにシンプルなライブの方が僕が好き。それに、前回みたいなのだと「お金かかりすぎて大変じゃない?」とか思っちゃうもんね。余計なお世話か。
あ、そうだ。「しばらくライブはねえぞ」とか「また来年!」とか言ってたので、このツアーが終わったら当分ライブ活動は休むみたい。なので、今回のツアーに行かれる方々、しっかり楽しんできてくださいませ!
2008/2/13 22:49
小山卓治@名古屋クアトロ(08.02.11)<その2> ライブレポもどき
一昨日の曲目、早くも卓治の公式サイトで発表されていました。こちらです。
さて、昨日の続きです。ここからは箇条書きで、今回のライブで思ったことをポツポツと。
●予想していたより客が多い!
「全曲披露ライブ」シリーズは3回目になるわけだが、目算では1回目のお客が100人、2回目が70人ぐらいだったように思う。なので今回は50人を切るかも、なんて不安な気持ちで会場へ行ったのだが、なんと2回目よりも人が多かった。あー、良かった。しかし2回目は、なんであんなに少なかったんだろ。
●照明が良かった!
もちろん卓治の歌も良かったわけだが、今回は照明の見事さも際立っていた気がする。すべてクアトロに備え付けの照明器材なんだろうけど、ものすごくメリハリがあるし、タイミングもバッチリなのだ。アッパレ。
●卓治、ジュリーを歌う!
他のシンガーへの提供曲について話す時、「金山一彦のアルバムのプロデューサーが沢田研二やってる人で」という話題になって、名曲中の名曲『時の過ぎゆくままに』の一節をピアノを弾きながら歌った。これがなかなか良い感じ。次回はぜひフルコーラスで歌ってほしいなぁ。
ちなみに、某女性アイドル歌手に曲を提供する話もあったけど、それは話だけで終わったとのこと。で、そのアイドルの代表曲もほんの少し歌ったんだけど、そっちは全然サマになってなかった。そりゃまあ、50歳のオッサンが「恋かな〜 YEAH!」ってのもね。ははは。
●立ち上がるタイミングをプリーズ!
ここ数年、卓治のライブでは座って聴くのが当たり前になっている。それはそれでいいんだけど、最後の方でガーッと盛り上がる時は立って聴きたくない? 今回のライブなら『Hot Butter』以降。ただ、こういうのって、意外とタイミングが難しいんだよね。特に自分が前の方にいる場合は「他の人が立たなかったら迷惑になっちゃうなぁ」と考えちゃうし。ほら、10代や20代の頃なら勢いに任せて行動するけど、分別のある年齢になると周囲に気を遣うでしょ?
なので、できれば卓治にステージから煽ってほしいもんです。いや、「立て」とか「立とうよ」と言葉で呼びかけるじゃなくて、ジェスチャーとかでね。
ここまで書いて自分で読み返してみると、ライブの内容にはほとんど触れてませんね。すんません。
えーっと、歌についてはホントに説得力があるし、緩急織り交ぜて楽しませてくれるし、まったくもって不満はありません。なので、ウダウダ語るよりも「とにかく卓治のライブに来てみろ!」と言いたい気分です。ものすごく説得力のある歌を聴かせてくれますので。時には鋭く攻撃的な言葉が胸に刺さり、時には優しく穏やかな表現に心が温かくなります。
2月24日の東京でのライブは完売になったようですが、3月22日には渋谷BOXXというライブハウスでデビュー25周年記念ライブがあるそうです。詳しくはこちらを!
あと、久々に公式サイトの掲示板にカキコしてみました。ここにも載せておこうかな。
今が黄金期!
名古屋での4時間ライブ、お疲れ様でした!
83年から今まで、少ない時でも年1回は卓治のライブに行っていますが、
ここ2〜3年の絶好調ぶりには驚かされています。
デビューから25年のキャリアの中で、まさに今こそが黄金期ではないでしょうか。
というわけなので、ここを覗いている方々、次のライブをお見逃しなく!(笑)
ところで、サイン会の時には「もう少し早く始めるべき」と偉そうな意見を申し上げましたが、
あれは21:30頃に泣く泣く中座した友人(静岡在住)の気持ちを代弁してのことでした。
たぶん、他にも最後まで聴けなかった方々がいらっしゃると思いますし、
次の4時間ライブは17:00頃から始めてはいかがでしょう。
って、もう4時間ライブはイヤ、と言われそうですが(笑)。
ともあれ、次のライブ、そして新しいアルバムを楽しみにしています!
さて、昨日の続きです。ここからは箇条書きで、今回のライブで思ったことをポツポツと。
●予想していたより客が多い!
「全曲披露ライブ」シリーズは3回目になるわけだが、目算では1回目のお客が100人、2回目が70人ぐらいだったように思う。なので今回は50人を切るかも、なんて不安な気持ちで会場へ行ったのだが、なんと2回目よりも人が多かった。あー、良かった。しかし2回目は、なんであんなに少なかったんだろ。
●照明が良かった!
もちろん卓治の歌も良かったわけだが、今回は照明の見事さも際立っていた気がする。すべてクアトロに備え付けの照明器材なんだろうけど、ものすごくメリハリがあるし、タイミングもバッチリなのだ。アッパレ。
●卓治、ジュリーを歌う!
他のシンガーへの提供曲について話す時、「金山一彦のアルバムのプロデューサーが沢田研二やってる人で」という話題になって、名曲中の名曲『時の過ぎゆくままに』の一節をピアノを弾きながら歌った。これがなかなか良い感じ。次回はぜひフルコーラスで歌ってほしいなぁ。
ちなみに、某女性アイドル歌手に曲を提供する話もあったけど、それは話だけで終わったとのこと。で、そのアイドルの代表曲もほんの少し歌ったんだけど、そっちは全然サマになってなかった。そりゃまあ、50歳のオッサンが「恋かな〜 YEAH!」ってのもね。ははは。
●立ち上がるタイミングをプリーズ!
ここ数年、卓治のライブでは座って聴くのが当たり前になっている。それはそれでいいんだけど、最後の方でガーッと盛り上がる時は立って聴きたくない? 今回のライブなら『Hot Butter』以降。ただ、こういうのって、意外とタイミングが難しいんだよね。特に自分が前の方にいる場合は「他の人が立たなかったら迷惑になっちゃうなぁ」と考えちゃうし。ほら、10代や20代の頃なら勢いに任せて行動するけど、分別のある年齢になると周囲に気を遣うでしょ?
なので、できれば卓治にステージから煽ってほしいもんです。いや、「立て」とか「立とうよ」と言葉で呼びかけるじゃなくて、ジェスチャーとかでね。
ここまで書いて自分で読み返してみると、ライブの内容にはほとんど触れてませんね。すんません。
えーっと、歌についてはホントに説得力があるし、緩急織り交ぜて楽しませてくれるし、まったくもって不満はありません。なので、ウダウダ語るよりも「とにかく卓治のライブに来てみろ!」と言いたい気分です。ものすごく説得力のある歌を聴かせてくれますので。時には鋭く攻撃的な言葉が胸に刺さり、時には優しく穏やかな表現に心が温かくなります。
2月24日の東京でのライブは完売になったようですが、3月22日には渋谷BOXXというライブハウスでデビュー25周年記念ライブがあるそうです。詳しくはこちらを!
あと、久々に公式サイトの掲示板にカキコしてみました。ここにも載せておこうかな。
今が黄金期!
名古屋での4時間ライブ、お疲れ様でした!
83年から今まで、少ない時でも年1回は卓治のライブに行っていますが、
ここ2〜3年の絶好調ぶりには驚かされています。
デビューから25年のキャリアの中で、まさに今こそが黄金期ではないでしょうか。
というわけなので、ここを覗いている方々、次のライブをお見逃しなく!(笑)
ところで、サイン会の時には「もう少し早く始めるべき」と偉そうな意見を申し上げましたが、
あれは21:30頃に泣く泣く中座した友人(静岡在住)の気持ちを代弁してのことでした。
たぶん、他にも最後まで聴けなかった方々がいらっしゃると思いますし、
次の4時間ライブは17:00頃から始めてはいかがでしょう。
って、もう4時間ライブはイヤ、と言われそうですが(笑)。
ともあれ、次のライブ、そして新しいアルバムを楽しみにしています!
