2008/9/3 1:37
「手紙屋」 喜多川泰 読んだ本
1年前の安倍首相のときも書いた記憶があるけど、今回の福田首相の突然の辞任も2世議員、お坊っちゃん(と70過ぎのおじいさんに言うことでもないが・・・)のひ弱さみたいなものを感じさせられたね。生まれて物心ついたときには自然に周りに政治の世界があって、それが当たり前のもので、変に特別視したり力んだりする必要がないという意味ではメリットはあって、後は本人の能力次第っていうところなんだろうけど、一方でそうやって当たり前にあったものというのは、自分で這い上がって努力してつかんだものではないから執着することがない。中国新聞の記者の人が首相をキレさせたという(その会見は映像では見てないんだけど)、他人事に聞こえるという指摘と「私は自分を客観視できるんです、あなたとは違う」という言葉。他人事というのはそう見える、そう聞こえるだけで本当はそうではないのかもしれないけど、でも客観視できるというのはそれだけ無我夢中で我を忘れるほどにはなっていないということ。それではクールかもしれないけど必死さは伝わってこない。・・・って僕自身、あまり必死さが伝わってこないから彼女が出来ない、好きな女の子を落とせないのだ・・・なんて言われることもあるので(笑)、あまり人のことは言えないんだけどね。決して必死じゃないわけではないんだけど、必死な姿を全面に出すのはちょっと無様って感じもしちゃうんだよね・・・。
そんなわけで他人事モードと思われるところはちょっと同情してしまうところがあるんだけど、それでも本当に自分のやりたいことだったら簡単に投げ出したりはしないよね!?というところで途中で辞めてしまったことはやはり同情の余地はないのだ。この「手紙屋」という本は、就職活動を始めた大学4年生の「僕」がよく通っているカフェであなたの人生を変える10通の手紙をやり取りしてくれる「手紙屋」というものの存在を知り、どこかでこれも運命・・・と思いながら手紙を出し、手紙屋との10通の手紙のやり取りをしつつ就職活動をしていくことで自分の本当の生きる目的とは、意味とは、選ぶべき道とは・・・ということを考え大きく成長していく物語である。
もちろん就職活動の過程ではもらえると思った内定がもらえずに自分を否定されたような気分になるとか、いろいろな挫折や障害が現れるが、そこで「手紙屋」がアドバイスしたのが、人にはその人が越えられるだけの壁しか与えられないということ。そしてその壁を乗り越えようとするときには、その壁を越えた向こう側には、自分が自分のやりたいこと、やりたい夢を実現したことによって喜んでくれる人たちが待っていてくれる、その声を聞きながら励みにして頑張るということ、であった。恐らく、福田首相にはこの「壁の向こうの人たちの声」が聞こえなかったのだろうと思う。今、周りは支持率低下・・・つまり自分のことを応援してくれる声があまり聞こえない・・・やろうとしていることが本当に多くの人を幸せにすることの出来る、喜びを与えることの出来ることであれば、今の時点では応援する声が聞こえなくても、越えるべき壁の向こうには多くの人の喜びの声が待っていたはず。それが聞こえなかったのか、あるいは本当に自分がやりたいことがあったわけではないから、壁の向こうの声もやはり聞こえなかったのか・・・。
福田首相はともかく(笑)、僕も社会人13年目。就職活動の時期なんて遠い思い出だし、今さら本当に良く考えた就職活動、大学生が生きる意味を考える物語を読んでも・・・なんてことを最初は思っていたけど、突き詰めて考えると生きる目的、本当にやりたいことというのは会社の大小や職種の違い、会社の中での役割の違いなんか関係なく、どんな立場であってもそれを目指して頑張ることは出来る、そしてそういう気持ちで頑張っていくことがまた新たな道を開いていく・・・そういうことを思い出させてくれる、とても考えさせられるいい本です。頑張っているけど、壁に当たって悩んでいる人、どちらの方向に進めばいいのか立ち止まっている人・・・そんな人には特に、ぜひ読んでもらいたい1冊です(福田首相にも読んで欲しかった〜(笑)!自分がどれだけやりがいがあって恵まれた立場にいるかわかったはずなんだけどなぁ!!)
そんなわけで他人事モードと思われるところはちょっと同情してしまうところがあるんだけど、それでも本当に自分のやりたいことだったら簡単に投げ出したりはしないよね!?というところで途中で辞めてしまったことはやはり同情の余地はないのだ。この「手紙屋」という本は、就職活動を始めた大学4年生の「僕」がよく通っているカフェであなたの人生を変える10通の手紙をやり取りしてくれる「手紙屋」というものの存在を知り、どこかでこれも運命・・・と思いながら手紙を出し、手紙屋との10通の手紙のやり取りをしつつ就職活動をしていくことで自分の本当の生きる目的とは、意味とは、選ぶべき道とは・・・ということを考え大きく成長していく物語である。
もちろん就職活動の過程ではもらえると思った内定がもらえずに自分を否定されたような気分になるとか、いろいろな挫折や障害が現れるが、そこで「手紙屋」がアドバイスしたのが、人にはその人が越えられるだけの壁しか与えられないということ。そしてその壁を乗り越えようとするときには、その壁を越えた向こう側には、自分が自分のやりたいこと、やりたい夢を実現したことによって喜んでくれる人たちが待っていてくれる、その声を聞きながら励みにして頑張るということ、であった。恐らく、福田首相にはこの「壁の向こうの人たちの声」が聞こえなかったのだろうと思う。今、周りは支持率低下・・・つまり自分のことを応援してくれる声があまり聞こえない・・・やろうとしていることが本当に多くの人を幸せにすることの出来る、喜びを与えることの出来ることであれば、今の時点では応援する声が聞こえなくても、越えるべき壁の向こうには多くの人の喜びの声が待っていたはず。それが聞こえなかったのか、あるいは本当に自分がやりたいことがあったわけではないから、壁の向こうの声もやはり聞こえなかったのか・・・。
福田首相はともかく(笑)、僕も社会人13年目。就職活動の時期なんて遠い思い出だし、今さら本当に良く考えた就職活動、大学生が生きる意味を考える物語を読んでも・・・なんてことを最初は思っていたけど、突き詰めて考えると生きる目的、本当にやりたいことというのは会社の大小や職種の違い、会社の中での役割の違いなんか関係なく、どんな立場であってもそれを目指して頑張ることは出来る、そしてそういう気持ちで頑張っていくことがまた新たな道を開いていく・・・そういうことを思い出させてくれる、とても考えさせられるいい本です。頑張っているけど、壁に当たって悩んでいる人、どちらの方向に進めばいいのか立ち止まっている人・・・そんな人には特に、ぜひ読んでもらいたい1冊です(福田首相にも読んで欲しかった〜(笑)!自分がどれだけやりがいがあって恵まれた立場にいるかわかったはずなんだけどなぁ!!)



