2007/12/20  2:41

100万回生きたねこ  生きる

生きる人
生きようとする人
生きているのに死んでいる人
死んでもなお生き続ける人

過去にとらわれる人
過去を忘れる人、忘れようとする人
過去から未来を生み出す人
過去を大切にして今を生きる人

愛する人
愛される人
愛されない人
愛そうとする人

人は様々に時を重ねるんですね・・・

もし望むと望まざるとに関わらず永遠の記憶と共に輪廻転生を繰り返してしまうとしたら・・・
人間であれば、もしその度に学を修め、徳を積めば多分仙人みたいになるんだと思います。
もしそれがねこだったとしたら化け猫にでもなるのかあ・・・

今回は超有名な一冊。
読む度に色々な感じ方をしてしまう本です。
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立派なとらねこは輪廻転生を繰り返し、世界中の人間の傲慢や栄枯盛衰を見て、ある時は戦場で、またある時は舞台の上で・・・常に誰かのねことして死んでいきます。
ねこの飼い主たちは悲しみますが、ねこは1回も泣きませんでした。

ある時、100万回生きたねこは、はじめて誰のねこでもない、自分のねこになりました。

ねこは立派なとらねこだったのでめすねこたちに求婚されますが、傲慢にこう言います。
『おれは、100万回も しんだんだぜ。いまさら おっかしくて!』

でも、彼は、ただ一匹彼に見向きもしない白い美しいねこに恋をします。

『おれは 100万回も しんだんだぜ!』

『きみは まだ 一回も 生きおわって いないんだろ。』

ねこはサーカスで覚えた宙返りも見せました。

でも、白いねこは見向きもしません。

そして、『おれは 100万・・・』と言いかけて

『そばに いても いいかい』と尋ねます。

ねこはそこで初めて白いねこに受け入れられます。

ねこは沢山の子供たちを授かり、白いねこと子供たちを愛し、子供たちの成長を喜びます。
時が過ぎある日、老いた白いねこは、ねこの隣で動かなくなります。
ねこはその時初めて泣きました。
夜も朝も昼もなく100万回も泣きました。
そして、いつしかねこも動かなくなりました。
ねこはもう決して生き返りませんでした。
クリックすると元のサイズで表示します LOVE&PEACE


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