2007/12/3  22:20

わすれられないおくりもの  生きる

クリックすると元のサイズで表示します
この本のテーマは『生』と『死』です。
『死』が訪れても魂は生き続けるとかいうと宗教的に聞こえたり、非科学的に聞こえたりするものです。

残された者にとっては、死んだ人の肉体は消えたとしても思い出は残るし、その人に教えられたことは生き続ける。
そして、そんな絆に導かれて、僕らは失った悲しみを乗り越えて、また一歩を踏み出せるのかもしれません・・・


物知りなアナグマは自分の死期がそう遠くないことを悟ります。
でもアナグマは『死』を恐れてはいません。
なぜならアナグマは死んで、体がなくなっても、心は残ることを知っていたからです。

でも、アナグマにはひとつ気がかりなことがありました。
自分が“トンネルの向こう”へ行ってしまっても、後に残していく友達が悲しむことがないようにと・・・
アナグマは悲しまなくてもいいと友達に告げていきます。

そして、その日がやって来ます・・・
『長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより』
彼はこんな手紙を残して旅立ちました。

アナグマは悲しまなくてもいいと言い残しましたが、残されたものたちは悲しみ、苦しみます・・・
でも彼を悼み、思い出を語ると、これからも生きていく友達にアナグマが残してくれた大切なものに気がつくのでした・・・

深く心に響く一冊です。
クリックすると元のサイズで表示します
ニャッと猫パンチお願いいたします



この記事へのトラックバックURL

RSS1.0