2005/8/26  13:26

新居のリフォーム 4  海外生活・日常偏

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ご覧のように、キッチンの壁は、タイルを剥がし、新しいユニットを取り付けるところまではいきましたが、プラスタリングとタイリングをまだしてもらっていない状態で入居し、現在に至っています。
引っ越したら、すぐにでも料理を始められるようにしたかったし、業者さんが2ヶ月はつかまらないとわかっていたので、とりあえず荷物の箱を空け、ユニットに食器やなべ類をしまい、トースターや炊飯器、コーヒーメーカーに電子レンジなどもワークトップに置いて、キッチンを使い始めました。いざ毎日料理をし、食卓を囲むようになって落ち着いてしまうと、いまさら業者さんに連絡してまた来てもらうのが億劫になります。せっかく片付けたのに、タイリングのためにまた全部どかさなきゃならないと思うと、何となく面倒で…。

私達家族が日々暮らすにはこれでもいいのですが、もし人様を招くとしたら、剥がれ落ちた壁の凸凹はちょっと見苦しいので、やはりこのままというわけにはいかないでしょう。
でも娘曰く、「お友達の〜ちゃんの家のベッドルームも床がはがれたままだったけど、お母さんが『ちょっとここはまだ手を入れてないけど、気にしないでね』って言って暮らしていたし、みんなお金を貯めてから、ゆっくり考えてリフォームしているみたいだよ。」ということで、それを聞いてますます腰が重くなってしまいました。
カタログやインテリア雑誌など、もう少し研究してからでもいいかも、などと思っていると、案外工事は1年後ぐらいになってしまうかもしれません。

2005/8/19  17:43

新居のリフォーム 3  海外生活・日常偏

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そのキッチンユニットの業者は、本社がマンチェスターにあることが判明。(ショウルームはうちの近くにあったのだが。)
何でも、イギリス中部はキッチン業者、あるいはキッチン関係の電気製品の会社や工場が集中しているそう。なぜなんでしょう?

まずキッチンデザイナーに見積もりを取りに来てもらうことに。「2時間くらいみておいて下さい」と言われ、なるほど、まずキッチンの寸法を測るのに、窓、ドアやラジエーターからの長さや高さ、コンセントの場所など丁寧に測り、設計図を作成しながら、同時に私達の希望などを聞いて取り入れていく方法でした。カタログの写真の他に、実物のユニットの板の見本、作業台の見本、ドアの取っ手などを持ってきてくれていたので、実物を見て触れてみて、質感がわかりやすく、イメージが沸きやすかったです。最初の私達の希望の素材の板では高価すぎたので、どこで予算を落とせるか、手頃な値段の素材はどんな感じか、改めて話し合い、算盤をはじいているうちに、あっという間に2時間が過ぎました。

後日改めて契約を交わし、デポジット(内金?)を払い、それからサーベイヤー(調査官)のアポをとりました。前日のデザイナーとは違い、電気、水道やガスの配線やヒューズボックス、ボイラーの位置や設置状態など、工事をする上で必要な構造上の事柄をチェックしにやって来ました。
彼が、「タイルは先に剥がさないと、新しいユニットを取り付けてからでは、それがダメージされてしまう」と言ってくれたのはよかったのだけど、「タイル剥がしは我々は請けない」と言われ、頭が真っ白に。そういう工事が事前に必要なら、契約する前にデザイナーから言ってほしかった。でも文句を言っても仕方ないので、ショウルームの担当者に聞いて、近所の業者を紹介してもらいました。急だったのでその業者のおじさんは忙しかったのだけど、運良く配管工の見習い中の息子さんがいて、時間を都合しタイル剥がしをやってくれることになり、ほっとしました。

上の写真はタイルを剥がした直後の、まだ古いユニットのままの状態です。
のみのような物でガンガン叩きながらタイルを剥がしていくので、当然壁の表面は傷つくし、剥がれ落ちるし、すごい埃で、何度雑巾がけをしてもきれいにならず、手間取りました。
その後どうせ古いユニットを取り外す時に、また埃が出るのですが、かといって埃だらけのまま放っておくわけにも行かず…。
新しいユニットを取り付けた後、この表面の凸凹をセメントで直し(プラスタリング)、それから新しいユニットに合ったタイルを貼るようにとのことでした。
タイルの業者(タイラー)さんは、同じくショウルームの方が親切に、ご自分が信頼してるというタイラーを紹介してくれたのですが、案の定2ヶ月先まで予約でいっぱいらしく、まあ、入居後キッチンをしばらく使ってみてから、どんなタイルがいいか、ゆっくり考えるのもいいかと思っています。

2005/8/18  17:26

新居のリフォーム 2  海外生活・日常偏

キッチンリフォームの続きです。

息子のお友達のお父さんTimが、個人でキッチンデザイナーをしているので相談したところ、彼のデザインは個性的だけど、お値段が高く、現実的ではありませんでした。
それでも、予算がどのくらいか、大手家具屋やDIYチェーン店から個人のショウルームや業者まで、どんなところを見に行ったらいいか、アイデアを教えてくれたので、全くの素人の私には有難い助言でした。

案の定、大手DIYチェーンのB&Qや、家具のMFIなどは、工事はしてくれるもののかなり先まで予約で埋まっていて、引越しに間に合いそうもありません。それにデザインがやはりマス・プロダクツというか、大量生産で個性がなく、安っぽく見えるような気がして、気が進みませんでした。
スウェーデンのIKEAもそれなりに大量生産でしょうが、それでも選択肢が広く、お値段も安いわりにはイギリスのお店では見かけないデザインのものもあり、結構好きだったのですが、ここは業者を自分で手配しなければならず、店内のメッセージボードに貼られた業者に片っ端から問い合わせる気にもなれず、諦めました。
信頼できる業者を連れて、ドアや取っ手、ねじなどの部品全てがいくついるのか確認しながら買わないと、素人だけでは足りないものや買い忘れが出そうです。

チェーン店では安っぽすぎ、デザイナーTimでは高すぎ、帯に短したすきに長し、その中間くらいの品質と値段でと考えていましたが、日程的にも間に合うようにやってくれそうなところといえば、そう選択肢もなく、おのずと絞られてきて、ある業者に決定。
そこはユニットの総入れ替えはしてくれるけど、タイリングとフローリングはしてくれないというので、またそれぞれの業者を探す事に。
日本だと、こんな時、何もかも手配してくれるものなのでは?

それでも、ユニットのけりがついたので、ほっとしたものでした。


2005/8/17  16:46

新居のリフォーム 1  海外生活・日常偏

購入した新居の以前の持ち主はサイプロス出身のギリシャ人で、いわゆるイギリスらしいインテリアではなかったけど、内装も比較的良く、手も入っていて、すぐにでも引っ越して来て住めそうに思えましたが、いざとなるといろいろなことが…。

まずキッチンに食器洗い機がない。
もちろん日本でも、食洗機はどこにでもあるわけではありませんし、私の実家でも毎食後手で洗っています。でも、ドイツに赴任してからかれこれ15年近く、食洗機のなかった家は一度もなく、それのない生活はちょっと考えられなくなるほど、スポイルされていました。

初めは、流しの横のユニットをはずし、そこに食洗機を買って取り付けてもらうことを考えました。でも、そのユニットの幅と全く同じサイズのものを探すのはリスクがあることに気付きました。定形は60センチで、ほぼ同じなのですが、ぴったり合わなかったら終わりです。
さらに、そのユニット自体、だいぶ古いようで、開けてみると、奥の板が外れて隙間ができていたり、部分的に油汚れがひどく、また備え付けのオーブンや冷蔵庫も古そうで、いっそキッチンユニットも全部取り替えるなら入居前がいいのでは?と思うように。

本当は、信頼できる業者、ビルダーを紹介してもらったり、何年もかけて情報収集をしてから納得して工事に取りかかるのがベストです。でも、今まで借家住まいだった私達には何の情報もなく、かといって、入居してすべて落ち着いてから、改めて工事となると、また台所中の食器棚や食料品、収納物をすべて空にするのは考えるだけでも億劫。
とにかく、すぐ工事を始められないか、そのつもりでいろいろ業者を探す事になりました。

2005/8/16  18:58

これが新居です!  海外生活・日常偏

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これが私達の新居の写真です。引っ越してきてひと月あまりが経ちました。

セミディタッチと呼ばれる、2件つながった家で、隣と壁を隔てて左右対称の形です。
子供達がピアノの練習をすることを思えば、ぜひとも一軒家が欲しかったのですが、不動産価格がピークのイギリスで、しかも私達が住みたい地域ではとても手が出ません。

この間取りで居間にピアノを置いたら、壁を接しているお隣にご迷惑なのですが、この家は幸い外側の元ガレージだった所が部屋にリフォームされていて、そこで練習すればお隣にはほとんど聞こえないし、外側のお隣はすぐ横がガレージなので、気兼ねなく練習でき、しかも子供達の学校まで徒歩12分という立地も気に入りました。

しかしながら更にロンドン郊外で市内までの交通費も高く、最寄の駅までのバス便もなく、シティーに通勤する夫には不便な所。幸い子供達の送り迎えがない分、私が朝彼を駅へ送ることができるし、何より私が現地校の仕事に出かけるのに、子供達の送り迎えの時間を気にしなくてもよくなるのは助かります。
高級住宅地とはとても言えないけど、まあ落ち着いた所なので良しとしましょう。



2005/8/15  18:40

旧家での思い出 4  音楽

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旧家の居間にあったピアノで、デュエットを楽しむ子供達。
それぞれが、全然違う時期に別のパートナーと弾いていたモーツァルトのデュオピース、ふとしたことから、「あれ、お姉ちゃんもやっているの?」「じゃあちょっと遊びでやってみようか」ということに。
テンポやタイミングがずれるとゲラゲラ笑い、2人で、「じゃあここはこう弾こう、ああ弾こう」とふざけたアイデアを出しながら、遊び心満点。そのうち1人が転調したり、長短を変えたりしてはもう1人がフォローし、合うと喜んで盛り上がっていて、先生が見たら怒るだろうなあとは思いながら、つい笑ってしまう私なのでした。まあ家で遊びで弾いているだけだから、許されるでしょう。

この庭に面した大きな窓辺で、窓から自然の景色を見ながら練習できた事は、彼らにとっても恵まれていたと思います。いつまでも明るいある暑い夏の夕刻、ショパンのノクターンを娘が、「自然の空気を感じながら弾けて、涼しくて気持ちいい〜」「夜想曲を夜に弾くなんてピッタリ!」と思いっきり自己満で練習してました。
ふと見ると、ご近所への迷惑も考えず窓が全開。あ〜あ、申し訳ない…。

2005/8/13  10:49

旧家での思い出 3  海外生活・日常偏

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イギリスではよく見かける、玄関のドアの脇にかけられたハンギング・バスケット。
私達が家を出る事になり、新しいテナントを探す事になった大家さんは、少しでも見栄えよくしようと思ったのか、慌ててバスケットに花を植えてくれました。今頃はこの白いペチュニアがどんどん増えて育って、垂れ下がっていることでしょう。
せっかくイギリスにいるというのに、無精者の私はガーデニングが苦手。
花を愛でるのはもちろん大好きだけど、毎日出たり入ったりしていて、うっかりすると水やりすら忘れてしまう。ましてや日当たりを選んで鉢を動かしたり、土に肥料を混ぜて植え替えたりするのも後回しにしているうちに、枯らしてしまったり、苗を買ってきて植えようと思っていたら、そのうち季節が終わってしまったり…。
花や動物好きの息子にもしかられる始末。しかしながら彼はガーデンセンターに行って花を買うのは好きだけど、世話は私任せ。

新居ではぜひちゃんと花を植えて、自分達の家らしくしたいものです。

2005/8/12  23:30

Royal Albert Hall  海外生活・イベント偏

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これがコンサートBBC PROMSの会場、ロイヤル・アルバート・ホールです。(春に撮った写真なので、桜の花が白く見えてます。)
かのビクトリア女王が、愛しきご主人アルバート卿のためにお造りになったという、素晴らしく綺麗な建物。ビクトリア王朝の栄華がしのばれます。

夏のPROMSシーズン以外は、コンサートのほかバレエ、オペラなど多目的に使用され、テニスの試合や相撲の興行などもあったそう。

北側はハイドパークから続いて故ダイアナ妃の住まいケンジントンパレスやガーデン、周りにはダイアナ妃行きつけのレストランやショッピング街、骨董屋、またエンジニアリングで有名なインペリアル・カレッジやロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックなどの大学があり、中心地ながら緑多き高級住宅街、駐車してある車も高級車、そしてガードマン付きの高級マンションが立ち並ぶ夢のような所で、最近家を買って庶民生活をし始めた我が家にとってはますますため息モノ…。

時々はこういう所に来て、気分だけでも優雅になりたいものですね。


2005/8/12  14:11

BBC PROMS  音楽

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ロンドンの夏のクラシック・コンサートと言えば、BBC PROMS。
毎年7月下旬から9月上旬まで、ロイヤル・アルバート・ホールで毎晩催されるクラシック・コンサートです。主にBBCシンフォニー・オーケストラ(N 響にあたる?)出演での演目が多いのですが、他のオーケストラもやってきます。8月10日はあのベルリンのTさんがDeutsches Sinfonie-Orchester(DSO)とともにやって来るというので、夫と2人わくわくしながら観に行きました。

この日の演目は、前半がウェーバーの序曲と韓国人作曲家ウンスク・チンの新作初演、後半はブルックナーの交響曲6番。1時間近い曲なので覚悟していたら、あっという間でした。普段CDなどで聞き流すのと違って、ゆっくりじっくり耳を傾けることができ、こんなに素晴らしいメロディーだったかしらと思えるくらい印象的でした。久々に見た指揮者のケント・ナガノさんはちょっと老けて貫禄が出て、素敵に見えましたし、Tさんのコントラバスの低音の響きが全体を支え、音楽に幅と深みをもたらしていて、リッチでした。海外での日本人の方々の活躍を見るのは嬉しいものです。勇気づけられますね。

毎晩催される演目はバロックからモダン、ソロ、協奏曲、声楽、コーラス、新作初演それに交響曲など、モーツァルトのポピュラーから玄人向けの現代音楽までと幅広くにわたっています。
値段も一番いい席で23〜38ポンドとお手頃で、円形のホールの中央が、写真でおわかり頂けるように立ち見の自由席になっています。ここは早い者勝ちで最前列をキープしてもいいし、後ろの方で地べたに座ったり、寝転んだりしながら聴いていてもよく、皆ジーンズなどのカジュアルウエアで、気取らずに観に来ています。ちなみにこの立ち見の自由席は4ポンド、シーズンチケット160ポンドで毎日観ることができ、定年退職後のおじさんらしき人達が、毎年毎晩元気に最前列を陣取っています。こんな老後の楽しみ方、素晴らしい贅沢ですよね。

やっぱりロンドンは良いコンサートが安く気軽に行ける所だなと、改めて思いました。

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