2008/10/17 23:43
秋を彩る“モードリン・カレッジ”の庭 大学
ケンブリッジに帰る日程が迫るにつれ、日々、
慌ただしくなってきた。 今回、日本に来る前日、
私は、“モードリン・カレッジ”にいた。
このカレッジは、初秋の庭が美しい。
ケム川に面した中庭は、9月から10月にかけて、
色鮮やかに花萌える。
“ケイトウ”や“ベコニア”が、芝生と通路の境を彩り、
建物の壁に沿って、大輪のダリアが花を咲かせる。
初秋、田園風景から彩りが消える季節に、
このカレッジの庭は、眩いばかりに色彩を放つ。
この初秋の庭は、ケンブリッジ・ユニバーシティ・
プレス・カレンダーの9月ページや、大学800周年の
記念書籍に、私の写真で登場している。
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2008/10/1 23:55
フィッツウィリアム博物館での式典 大学
ケンブリッジ大学の800周年は、来年の
“2009年”であるが、新学年が始まる
この秋から、多くの行事が予定されている。
9月26日、フィッツウィリアム博物館にて、
“ケンブリッジ大学− 800周年ポートレート”の
出版披露を兼ねた記念レセプションが
開かれた。
午後5時半、英国内だけでなく、海外からも
集まったケンブリッジ大学卒業生たちが、
博物館の前に並び始めた。
午後6時、入場が開始された。 この時間に
入館するのは初めてである。
売店やカフェがある一角で、飲み物などが
給仕され、話の輪が広がった。
館内は言わば貸切り状態で、出席者たちは
展示室も自由に歩くことができるが、
懐かしい仲間たちとの語らいに興じている。
午後6時半ごろ、式典が始まった。
フィッツウィリアム博物館長の挨拶があり、
大学副総長“アリソン・リチャード”教授から
本の紹介が行われ、800周年に向けての
記念行事がスタートした。
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2008/9/30 23:30
“ケンブリッジ大学800周年”豪華本 大学
ついに、ケンブリッジ大学800周年を
記念して出版される公式書籍が完成した。
タイトルは、“The University of Cambrridge
an 800th Anniversary Portrait”
「ケンブリッジ大学− 800周年ポートレート」。
正式の出版開始日は、11月1日である。
10月16日、ロンドンの大学クラブにて、大きな
“出版レセプション”が予定されているが、
初披露の“レセプション”が、ケンブリッジの
フィッツウィリアム博物館で開かれた。
ケンブリッジ大学800年の歴史と業績を、
写真と文章で綴った304ページの書籍である。
表紙の写真を始め、各項目の扉ページや、
見開きのページなどに、私の写真が数多く
使われている。
表紙の裏側には、編集者の詳細と一緒に、
私の作家活動の紹介が載せられている。
つづく、、、
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2008/7/22 23:21
陽射しに輝く“旗ボート”凱旋航行 大学
昨日から“メイ・バンプ・2008”話題のつづき、、、
最終日にだけ見られる誇らしげな旗ボートの
凱旋光景が、今年も繰り広げられた。
4日間のレースに連続勝利したボートは、
ボート・クラブの旗を掲げ、ケンブリッジまでの
川筋を航行することができる。
旗のデザインや大きさに規則はなく、掲げる
スタイルも様々である。
今年のメイ・バンプ最終日、6月14日は、
好天に恵まれ、旗は初夏の陽射しに輝いた。
“キングス・カレッジ”女子第2ボートと、
“キングス・カレッジ”女子第1ボートは、
同じカレッジなので、当然、同じクラブ旗を
掲げ航行する。
“ニュー・ホール”の勝利ボート、
ケンブリッジ大学唯一の女子カレッジである。
お馴染み“ペンブロック・カレッジ”赤い鳥の旗。
今年、“ペンブロック・カレッジ”女子ボートが
“ジーザス・カレッジ”から、首位を奪い、
ケム川の覇者となった。
最終日の終盤、やや曇が出てきた。 上位の
ディビジョンに進むにつれ、試合は接戦となり、
勝敗の決する地点がゴール寄りになる。
連続勝利したボートは旗を掲げ、意気揚々と
ケンブリッジの方向に漕ぎ出していった。
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2008/7/21 23:02
北国の太陽に輝く出撃前のひと時 大学
6月の話題、“メイ・バンプ・2008”のつづき、、、
カレッジ対抗ボート追撃戦・最終日、ゴール辺りに
車を停め、“トー・パス”側の岸を歩いた。
対岸では、次のレースに向かう艇が待機している。
試合前ではあるが、寛いだ感じが漂う。
“トー・パス”側にも、数艇待機していた。
この鋭い舳先で追撃する。 凄みすら感じるが、、、
作戦を練っているというよりは、楽しげな会話を
交わしている。
夏至に近い6月の日差しは、明るく美しい。
北国の太陽に、焼けつくような熱さはない。
やがて、漕ぎ手たちは艇に乗り込み始めた。
出撃の準備に入る。
まだ緊迫感はなく、お互いに記念写真を撮ったり
している。
これから、スタート地点まで約2km、
ウォーミング・アップをしながら、航行する。 つづく、、、
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2008/6/28 23:06
“セネタ・ハウス”伝統の石畳と階段 大学
今年の学年末最後の数日間は、晴れたり
曇ったり、暑くも寒くもなく、爽やかな天気に
恵まれた。 “学位授与式”話題のつづき、、、
会場である“セネタ・ハウス”(右・大学講堂)の
正面と、“オールド・ハウス”(大学本部)を結ぶ
石畳は、明るい初夏の光に照らされている。
この石畳は、学位授与を行うため、大学の
総長代行が書記官を従え、歩く通路である。
階段を上り、“セネタ・ハウス”に入場する一行、
中庭は一瞬、厳粛な雰囲気に包まれる。
それ以外の時は、学位を受けた学生たちや
ゲストが集い、
記念写真を撮ったりする場所で、
和やかで晴れやかなムードが漂う。
一つの授与セッションが終わると、総長代行、
書記官たちは、会場から出てきて、
再び、“オールド・ハウス”に戻ってゆく。
この様な光景が、日に10回近く繰り広げられる。
まさに、ケンブリッジ大学の伝統の儀式で、
美しい学年末絵巻の一つである。 つづく、、、
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2008/6/27 23:00
学年末最後で最も重要な伝統行事 大学
学園都市ケンブリッジでは、昨日から
学年末最後の大学伝統行事が始まった。
“学位授与式”に向かう、ガウンを纏った
学生や教官たちが街を行進する。
学年末に執り行われる“学位授与式”は、
3日間続く。 今年の初日は曇りがちの一日、
黒いガウンで歩いても、暑くはない。
学位授与式の会場である“セネタ・ハウス”に
到着した一行は、
東の門から、入場する。
“セネタ・ハウス”の中で、総長代行から
1人1人学位を授かる儀式が、ラテン語で
行われるが、内部は撮影禁止。
この後、大学講堂の裏手の細い道、
“セネタ・ハウス・パッセージ”に入った。
この小道には、隣接する“キース・カレッジ”の
「栄誉の門」があり、開門されていた。
この門は、学位授与式など、ごく限られた
特別の日にしか開かれない。
この門の反対側に“セネタ・ハウス”の
裏の扉と階段があり、学位を授与された学生が、
1人づつ出てくる。
階段の下には、カレッジの重鎮たちが控え、
学位を手にした学生たちを出迎え、祝福する。
このような伝統の学年末風景が、3日間、
終日繰り広げられる。 つづく、、、
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2008/6/24 23:44
“メイ・ボール・2008”ファッション 大学
昨日から“メイ・ボール・2008”話題つづき、、、
カレッジで開かれる本格的なメイ・ボールは、
先週ですべて終わった。
今年も数日間、メイ・ボール・ファッションが
ケンブリッジの街を、華麗に彩った。
夜通しのパーティーなので、帽子は被らず、
ロング・ドレスが主流になる。 学生たちは
ドレスの裾を持って、活発に着こなす。
男子のドレス・コードは、“ブラック・タイ”か
“ホワイト・タイ”、単調にならざるを得ないが、
女子は個性を競い、華やかに装う。
モダンなデザインがあり、
伝統的なデザインもある。
宵闇迫る夕刻に映える白いドレスや、
質感を生かした明るい青のドレス、
柔らかい暖色系の色調など、それぞれが
歴史的な街並みによく似合う。
朝方は気温が10度くらいまで下がる。
寒くないのか心配になるが、食べて飲んで、
踊りまくる活動的なパーティーである。
このくらいで、ちょうど良い。
今年のファッション傾向は、奇抜で派手な
プリントやデザインのものが少なくなった。
個性的な着こなしをしているが、ベーシックで、
全体的には、落ち着いた感じである。
伝統の学年末行事は、“学位授与式”を
残すだけになった。 卒業しない学生たちは、
すでにケンブリッジを離れ始めた。
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2008/6/23 23:59
“セネタ・ハウス・パッセージ”の列 大学
先週で“メイ・ウィーク”は終わったが、
6月19日から“メイ・ボール・2008”のつづき、、、
ケム川が、真夜中大騒ぎになった翌日、
“セント・ジョーンズ・カレッジ”を訪れた。
構内では、“メイ・ボール”の準備が
進められていた。 コート(中庭)ごとに、
様々な仕掛けが、組み立てられていた。
今年のテーマは“オリエント・エキスプレス”、
ロンドンからイスタンブールまで、旅する気分で
パーティーが進行する嗜好らしい。
夕刻、正装した学生たちが、街に姿を現した。
後ろに見えるのは、“セネタ・ハウス”である。
セネタ・ハウス(大学講堂)裏手の細い道が、
“セネタ・ハウス・パッセージ”で、
キース・カレッジ・メイ・ボールに参加する
学生たちが、この道に並び始めた。
午後8時、“列”で集う人たちのために、
バグパイプの演奏も始まった。
普段は何気なく通っている小道が、まるで
映画のシーンのような光景になる。
“ジャズ・バンド”の演奏や“ジョグラー”など、
エンターテイメントが続き、列は徐々に長く
なってくる。
午後9時過ぎ、列が少しづつ動き始めた。
カレッジの門では、入場が開始されている。
受付で、1人づつ丁寧に入場の手続きをする。
午後10時、入場は続いているが、まだ
到着する学生たちもいて、列は短くならない。
“キース・カレッジ”のメイ・ボールと協力して、
TV番組を制作したことがある。 準備風景から、
夜通しのパーティ−、朝食の様子と、撮影は
長時間で大変だったが、とても楽しく貴重な
体験だった。 つづく、、、
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2008/6/20 23:40
学年末試験結果、成績実名公表 大学
“メイ・ウィーク”後半は、天候が不安定で
気温も下がった。 学年末試験終了直後の
初夏陽気は小休止で、かなり涼しい。
今日、“セネタ・ハウス”の前を通ったら、
試験結果が掲示板に張り出されていた。
次々と学生たちが来ては、試験結果を
確認している。
仲間同士で来て、賑やかに成績を見ている
グループもいる。
学生たちの見る目は真剣だ。
すべての試験結果が、科目別に順次
発表される。 成績の段階ごとに、受験者の
名前が実名で並んでいる。
ここに名前がないと、進級はできず、卒業も
できない。 留年は認めらず、除籍である。
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