2008/8/17  22:53

いかに本番で力を出すかーオリンピックでのカギ  心と体

ここ1週間はどの番組を見てもオリンピックと高校野球一色だ。様々な競技があるものの
共通点は「本番で力を出した者が勝つ」に尽きるのではないか。
本日の女子マラソンなどはその典型で、連覇が期待された野口みずきはスタートライン
にすら立てなかった。また土佐礼子も参加はしたものの、けがで最初から勝負は見えて
いた。結局は「今日」調子のよかった選手が独走の優勝だった。

本番の一発勝負でいかに自分の力を出すか、は誰にとっても悩みの種だ。一般の
サラリーマンだって、仕事上の重要なプレゼンはしょっちゅうある。そこで実力を
発揮できなければ全ての努力は無となる。マラソンも仕事も「結果」のみが全て
だからだ。

アメリカに留学していた時、寮の食堂で同じ階のアメリカ人数人が集まった席で
この点を質問したことがある。一般に日本人は(私を含めて)大舞台に弱いといわれる
からだ。
さすがに、アメリカ人のトップクラスの人々でも「これだ」という方法はないようだ。
しかし、彼らは幼いころから「本番で力を出す」様々な訓練をしていることが分かった。
常に人前で話す練習、それが終った時にどこがよかった、悪かったとお互いに批評
し合うことを小学校のころから繰り返しているという。大学もその延長線上にある。
自分のプレゼンが終るとすぐにコメントを求めてくる。そのコメントで「なるほど」
と思わせるものが出ると、その人間を友達にする。自分にメリットがあるからだ。
日本人は、一般的にそういうところでいいコメントができないので、アメリカに留学
してもアメリカ人の友人ができにくいと言われる。私もそうだったが。

ともかく、本番で力を発揮するには、長期にわたる訓練が必要なのだ。緊張する本番
では力を発揮できないのが普通なのだから。

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