2008/12/3  8:12

「星の王子さま」を再発見  小説

1943年にアメリカで出版されたアントワーヌ・ド・サン=テクジュペリの名作「星の王子さま」はあまりにも世界的に有名な小説だが、これまでに全世界で8000万部、日本でも600万部が売られているのである。日本ではこれまでに岩波書店が独占的な翻訳権を有していたが、著作権保護期間が2005年の1月に満了となったことを受けて、様々な”新訳”が世に登場することとなった。日本での星の王子さまブームはこれまでに3回あったとされているが、最初が1980年代 (研究者から多くの謎解き本が出版された時期)、次がサン=テグジュペリ生誕100周年の2000年前後、そして3回目は上記の通り、翻訳権解禁となり、多くの新訳が出版された2006年らしい。
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「星の王子さま」の体裁は児童書となっているのだが、実際には子供にとって難しい内容の部分もあり、大人が読んでも様々な解釈や比喩などが盛り込まれている内容も読み取れ、実に興味深い作品である。
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僕が初めて星の王子さまを読んだのは大学生の時で、大学の第二外国語としてとっていたフランス語の授業で星の王子さまが教材に挙がり、お粗末なフランス語の理解の元にフランス語版を読んだ。一応児童書とは言え、全く侮れない作品だと当時も思ったが、苦手なフランス語であったせいか、完璧に理解するところまで読み込めなかった。しかし、当時からどうも気になる作品であった。あれから随分と時間が経ってしまったが、改めて星の王子さまを日本語でちゃんと読んでみたい衝動に突然かられ、この度新訳の一つを手に取って読んでみたというわけだ。
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これを機に、自分の中ではちょっとした星の王子さまブームになった。先日も箱根にある「星の王子さまミュージアム」に家族とドライブがてら週末に行ってきた。箱根仙石原にあるこのミュージアムは前から気になっていた場所だが、今回は今まで以上に気になっていたことと、紅葉を見に行くという季節柄の口実も加わってちょうど良い機会となった。
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ミュージアムはフランスの街角風に作られていて、とってもお洒落な作りだ。入り口にはシャボン玉製造機から絶え間なく繰り出されるシャボン玉が訪問者を迎えてくれる仕掛けで、子供たちも大喜び。建物の外観・内装は特に女性うけする雰囲気で、しかも中にはプチ・プランスという本格フランス料理レストランも構えるので、食通にも嬉しい。サン=テクジュペリに関する展示が中心で、決して星の王子さまの着ぐるみが登場する子供向けテーマパークでは無いが、可愛い教会やカフェ、また中庭にはフランス庭園風の小さいながらも美しく、子供でも結構楽しめる。
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個人的にはショップが気に入ってしまったが、多くの出版物、食器、ぬいぐるみ、ステーショナリー、絵画、タオル等のグッズ、置物などありとあらゆるグッズが揃っていて、星の王子さまファンにはたまらない場所だろう。僕は星の王子さま展の本と卓上カレンダーなどをここで購入した。
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さて、星の王子さまの物語に話を戻すと、読み方、解釈の仕方によってこの本は深みを増す物語であることを、今回読んでみて改めて感じた。一見帽子の形をした絵が、実は象を呑み込んだウワバミであったこと、物語の最後に登場する狐が王子さまに告げる名言、「大切なことは目に見えない」や、「砂漠が美しく見えるのは、そのどこかに井戸を隠しているから」、そして感動の最後に「夜空が美しく見えるのは、そのどこかに王子が今もバラと暮らしているから」という、一貫した考え方で示されている。本当に大切なものは何か? そしてそれを見つけるまでの旅は決して無駄では無いことなど、色々と考えさせられることが多い。また、星の王子さまは、子供の純粋な心を持ち合わせているが、様々な惑星を旅しながら、大人社会に実在する様々な象徴でもある王様、自惚れ屋、呑み助、実業家、点燈夫、地理学者などと遭遇することで対比されていることで、大人になっていくことで見失いがちな、純粋でキレイな心の大切さ、そして大切なことは心で見ることが重要であることなど、生きること、愛することの大切さなどを改めて教えられるのである。
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2008/11/28  23:35

アギレラのベストアルバム登場!  音楽

僕はクリスティーナ・アギレラのデビュー当時からのファンだが、彼女のベストアルバム「Keep Getting Better」がついに発売となった。これまで3枚のアルバムを発売し、多くのヒット曲を飛ばしてきたが、ベストは初めて。これまでのヒット曲が全て網羅されていて大変に充実した内容である (曲目は下記全17曲)。
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1. Genie in a bottle
2. What a girl wants
3. I turn to you
4. Come on over baby
5. Nobody wants to be lonely
6. Lady Marmalade
7. Dirrty
8. Fighter
9. Beautiful
10. The Voice within
11. Ain’t no other man
12. Candyman
13. Hurt
14. Genie 2.0
15. Keeps getting better
16. Dynamite
17. You are what you are (Beautiful)
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どの曲も好きだが、この中でも特に好きな曲は「Ain’t no other man」。サードアルバムの「Back to Basics」に収録されている曲だが、実に心踊る名曲である。特にアギレラが早いテンポの中見事な歌唱力でたたみかけ、そして声が混ざり合う迫力のボーカルが圧巻である。この曲は発売された当時、携帯の着メロとしても長い間愛用していたことでも印象深い。

次に好きな曲がバラードの名曲で業界からも高い評価が得られた「Beautiful」。この曲は過激なジャケ写や歌詞で当時話題になったセカンドアルバムの「Stripped」に収録された王道的なバラード。彼女の美しい歌声が堪能出来る曲としては最もお勧めである。

このベストアルバムのタイトル曲ともなっている新曲の「Keeps Getting Better」は、個人的には「Ain’t no other man」、「Beautiful」に次ぐ傑作だと思う。歌詞がなかなかアギレラらしくて可愛いし、何と言っても独特な曲風が実にノリノリながらも色っぽさも兼ね備えており、絶妙である。
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この他、二コールキッドマン主演の異色ミュージカル映画「ムーランルージュ」の主題歌でもあった「Lady Marmalade」もなかなか素晴らしい出来栄えだ。この曲はアギレラだけでは無く、他にもリルキム、Pinkなど有名歌手が参加しているが、中でもアギレラが目立っていた。また、デビュー曲の「Genie in a bottle」は最初の曲という意味でインパクトがあったが、アイドルのような可愛い容姿ながら、マライヤキャリーのようなパワフルな歌唱力のあるアギレラの登場にかなり驚いたものだ。

クリスティーナ・アギレラがジャスティン・ティンバーレイクやブリットニーとも一緒だったMickey Mouse Club出身なのは有名だが、マスコミではブリットニーと常に比較されたり、悪い仲などが話題になったりすることも多い。またブリットニー同様、二人とも既に結婚・出産を経験しているが、その後の状況としてはアル中問題やストレスなどもあってすっかり太ってしまい、パブリックイメージがガタガタになってしまったブリットニーに対して、アギレラは依然として良い、カッコいいイメージをキープしている点で実に対照的だ。アギレラも妊娠時には大きなお腹でのヌードを披露したり、サードアルバムではマリリン・モンローばりなルックスに変え、スタンダード的な曲風を意識するなど、常に話題には事欠かないが、私生活で特段悪いイメージを振りまくような失態は犯していない。またアギレラはアメリカ人ながら、やや小柄な感じもあり、なぜか日本人にも親しみやすい、キュートな顔立ちも魅力の一つである。そしてこのルックスと迫力満点の歌唱力のギャップが最高であり、実力派たる所以である。来年には4枚目のオリジナルアルバムも発売予定にて、これから益々彼女の活躍に注目したい。
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2008/11/24  22:57

味のある映画、「純喫茶磯辺」  映画

この前、シンガポールからインドへのシンガポール航空機内で、日本映画の「純喫茶磯辺」という変なタイトルの映画を見た。ドラマ「時効警察」に出ていて、実に味のある演技を見せていた女優、麻生久美子も出ているということで直ぐに興味を持ったのだが、さらに彼女が変なメイドの格好をしていることでも妙に気になった。
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主演は宮迫博之で、水道工員のしがないシングルファザー、磯辺裕次郎役を演じている。娘の磯辺咲子役には最近ブレイク中のイチオシ女優、仲里依紗 (なかりいさ)。仲里依紗は前にもブログで取り上げた夏帆に並んで、最近僕が特に注目している若手女優である。この点で更にこの映画への興味が増して行った。
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物語は、8年前に妻と離婚したしがない水道工員の男、磯辺裕次郎を中心に展開。ある日纏まった遺産が手元に転がり込み、その遺産を元に不純な動機で喫茶店を開店することを思い付く。しかし裕次郎は全くお店経営経験も無いド素人で、接客もまともにしたことが無い。しかも喫茶店の名前が何と「純喫茶磯辺」という恐ろしくダサい名前で、娘もすっかり呆れてしまう。しかし、学校の夏休みの間にお店も手伝う羽目になってしまうが、店名も店内の内装もダサい純喫茶磯辺は開店してもさっぱり客が来ない。裕次郎はオープン記念のお店グッズとしてイケてない携帯ストラップなどを配る始末で、咲子はすっかりブルーになってしまう。
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そんな中、裕次郎はたまたま喫茶店を訪れた女性、素子がすっかり気に入ってしまい、バイトとして雇うのだが、そのバイトのユニフォームが何とド派手なメイド服。しかし、このメイド服がオタク系のお客を中心に人気となり、お店はたちまち繁盛し出すのだ。様々な個性的な客との人間模様、裕次郎と素子の恋模様など、物語は意外な展開へと進んでいくのだが、最後は何かほのかに幸せな気持ちにさせてくれる、そんな暖かい物語である。

麻生久美子も相変わらず色っぽいながらも独特で味のある演技がかなり楽しめる作品だが、やはり仲里依紗の爽やかな高校生役の演技に好感が持てる。仲里依紗は19歳でアミューズに所属。かなり可愛くて魅力あるのだが、どうも顔立ちが嵐の二宮和也に似ているような気がするのだ。ちょっとした表情も似ている。その意味では、夏帆と二宮和也を融合したような顔をしている。ケンタッキーフライドチキンやau等多くのCM、ドラマなどでブレイクし始めており、この「純喫茶磯辺」での演技も光っているが、来年も益々楽しみな存在である。
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2008/11/21  7:57

ブルース・リー on YouTube!  武道・アクション

YouTubeはすっかり有名になり、誰もが見るようになったが、僕も割りと使っている。素人の面白プライベート映像もかなり豊富だが、僕はどちらかというとピンポイントで見たい話題の映像シーンや、見逃したニュース映像、昔のドラマ、芸能関係映像などのクリップなどを探すことが多い。かなりマニアックなものが多く、改めて良くもまあここまで色々と集まってくるものだと、視聴者参加型/CGM (Consumer Generated Media)の力に感心してしまう。

その中でも特にお気に入りのものが、YouTubeで発見したブルース・リー映像。YouTubeにはかなりマニアックなブルース・リー映像が多く、初期の秘蔵映像や映画の名シーンを集めたものなど実に豊富だが、中でも下記リンクにある映像はブルース・リー初心者にもお勧め。これはミュージックビデオのようになっていて、ヘビメタ系の音楽(Sevendustとかいうバンドの”Hero”という歌らしい)に合わせて、ブルース・リー全映画の名アクションシーンをうまく編集した、ブルース・リークリップ集としては最高傑作である。ちょうどバックに流れる歌がヘビメタ系の雄叫びをあげた瞬間に連動して、ブルース・リーのパンチ、キックが画面狭しと炸裂する、かなり強烈な映像クリップ集だ。AJ Johnsonという人(何者か全くわからないが)により制作されたものらしい。

気分転換や、ちょっとむしゃくしゃした時、気合を入れなければいけない時に見ると、実にスカッとするので、僕のささやかな”ストレス解消ビデオ”である。ベストの状態で楽しむには、出来るだけ大画面のPCで、しかも音量も大きめに見ることをお勧めしたい。僕は家のPCでももちろん見ているが、この映像をiPhoneのYouTubeチャネルでブックマークしてあり、いつでもどこでも見られるようにしている。この意味でもiPhoneは実に便利である。

http://jp.youtube.com/watch?v=cKAeyUS91I8

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2008/11/14  10:55

山口百恵がマイブーム!  音楽

最近、山口百恵のベスト版CDを突然購入した。昔から好きではあったのだが、突然最近むしょうに山口百恵が聴いてみたくなって思わず購入してしまい、今iPhoneでガンガン聴いている。しかし、今更であるが、彼女の曲はいい。昔の曲にも関わらず、今聴いても何故か古い感じがしない。ある意味当時相当先取りしていた面もあるかもしれないが、挑発的で過激な歌詞もさることながら、曲の出来栄えも実に秀逸である。彼女は7年間の現役生活を経て、1980年、21歳の若さで引退し、三浦友和と結婚。その後は決してマスコミの前に現れることは無かった。当時の山口百恵を振り返ると、改めて山口百恵という歌手の凛とした美しさとその歌の素晴らしさに胸を打たれる。

彼女の数多くの名曲の中でも、僕が特に好きなのは下記13曲である(好きな順番に記載)。

さよならの向う側
いい日旅立ち
愛の嵐
絶体絶命
秋桜
乙女座宮
プレイバックPart 2
美・サイレント
しなやかに歌って
横須賀ストーリー
イミテーションゴールド
青い果実
ひと夏の経験
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「さよならの向う側」を聴くと、小学生の時にアメリカから引き上げて帰国した時のことが鮮明に蘇る思い出の曲として深く印象に残っており、僕の一番好きな山口百恵の曲だ。You Tubeで見ることが出来るが、山口百恵の武道館引退コンサートで、彼女が泣きながらも堂々と歌い上げたこの曲は最高に感動ものだ。この引退コンサートを見ると、改めて山口百恵のスター性、その凛としてカッコいい姿に圧倒されてしまう。今のアイドルには無い落ち着きと貫禄があるのだ。「わがままな私を許して下さい。幸せになります」と会場のファンに告げ、そして潔く芸能界を引退し、その後も決してTVに登場することの無い彼女の生き方が、より彼女を伝説化している。

バラードの中でも「さよならの向う側」と人気を二分する「いい日旅立ち」は哀愁漂うトランペットで始める曲の出だしからグイグイ引き込まれ、「ああ〜、日本の何処かに〜♪」のサビ部分はすぐにJRのCMを思い出し、日本国内を旅してみたくなる。この曲も本当に忘れがたい名曲である。この他、バラードではさだまさしの曲らしく、実に暗い儚げな曲風の「秋桜」もやはり名曲である。

粋のいい曲も彼女のトレードマークとして有名だが、中でも阿木燿子/宇崎竜童の黄金夫婦作詞作曲コンビで作られた曲群の中でも歌詞が強烈な「絶体絶命」、「プレイバックPart 2」、「愛の嵐」「イミテーションゴールド」などは本当にカッコいい、強い女としての山口百恵が堪能出来る。低いドスの効いた声は今聴いてもなかなか魅力的である。「絶体絶命」は「はっきりかたをつけてよ♪」の歌詞が有名で、「プレイバックPart 2」はお馴染みの「緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ♪」があまりにも有名。「愛の嵐」は「ジェラシーストーム、ジェラシーストーム♪」のフレーズで有名だが、カッコいいギターで始まったと思ったら直ぐに哀愁漂う旋律に変わるところは今聴いても斬新な曲だ。

過激な歌詞で言えば、違う意味で過激なのが、声がまだ初々しい初期の傑作、「青い果実」と「ひと夏の経験」などで、今聴いてもかなり衝撃的な歌詞だ。最近、ここまでストレートな歌詞の曲は無いと思うが、結構昔の曲の方が過激であることを改めて実感する。それもあの初々しい山口百恵が「あなたがのぞむなら、私何をされてもいいの♪」とか、「あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ♪」なんて歌っちゃうというギャップがまた凄い。

あの有名な歌詞、「これっきり、これっきりもう、これっきりですか〜♪」で有名な横須賀ストーリーも名曲。「イミテーションゴールド」も「あん、あん、あん、イミテーションゴールド♪」もなかなかインパクトのある曲で、僕の現在最も好きな歌手、倉木麻衣がカバーしたことでも印象に残っている曲だ。

「乙女座宮」は軽めの可愛い曲。歌詞の中に”獅子座の彼”が出てくるが、自分が獅子座でもあって、これも妙に印象に残っている。「美・サイレント」は意味深な歌詞の「あなたのxxxがほしいのです♪」というのをみんな勝手に解釈して盛り上がったものだが、この曲も改めて聴くと実に素晴らしい曲である。

山口百恵が70年代を駆け抜けた7年間の歌手生活はまさに一時代を築き、そして彼女は伝説となった。ちょうど山口百恵と入れ替わるように松田聖子がデビューし、そして80年代にまた一時代を築いていくが、最近ではこのようにアイドル歌手自体があまり出てこない時代になっているので、日本の歌謡界の激しい移り変わりを痛感してしまう。


2008/11/13  23:56

ファーストクラスでシンガポールへ!  好きな場所

今週からシンガポール、インドの出張に出掛けている。前回の出張が9月なので、ちょうど2ヶ月ぶりである。たかが2ヶ月という気もするが、今年最も出張が無かった期間としては長い。インドとシンガポールは、前回フィリピンと共に回った今年7月以来なので、これも比較的最近とも言えるが、前回のシンガポールはインドからフィリピンに向かう途中の日帰りで立ち寄っただけという異常に短い滞在であった。今回も決してそう長くは無いが、一応2泊するので久しぶりにシンガポールもまた少しは楽しみたい。

以前にも書いたが、昔仕事でシンガポールに頻繁に出張している時期があり、多い時には年に5-6回はシンガポールを訪れていたので、大変に思い出深い国である。人口450万人、日本の淡路島程度の小さな国ながら、1人当たりの国民総生産は35,000ドルで、世界銀行のビジネス環境ランキングで3年連続第1位を獲得。小さいがなかなか魅力的な国である。シンガポール在住の日本人は約45,000人。ちょうど全人口の1%である。今年はF1が夜間レースとして史上初めてシンガポールでの開催となったことも大いに話題になったばかりである。治安や環境が良く、極めて高いレベルで法整備された欧米並みの快適さと、アジア特有のエネルギーがうまく融合されているユニークな場所なのだ。

今回もJALでシンガポールに向かったが、今年8回目の海外出張でもあり、マイレージのステータスがGlobal Club Membershipの中でも最上級のDiamond(Black Card)まで登り詰めてしまった。これは年間100,000 Fly-Onポイント、又は10回の搭乗で到達するものである。
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このステータスアップのメリットを早速今回実感する出来事があった。何と今回ビジネスクラスからファーストクラスにアップグレードされたのだ。どうやら正規にビジネスクラスの購入客が多く満席だった為、ビジネスを元々とっていた客の中でもステータスの高い客をファーストにアップグレードしたのだと思うが、これもダイアモンドステイタスになったことで、優先順位などが今まで格段に上がったものだと思われる。ファーストクラスに乗るのは今回が3回目だろうか。昔シンガポールに頻繁に出張していた頃、同じように成田-シンガポールのJALでファーストにアップグレードされたのを良く覚えている。
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ビジネスクラスも充分に快適なので、ファーストとの差もそう大きくも無い印象があったのだが、やっぱり乗ってみるとファーストはいいものだ。全11席のファーストは、1人1人単独の淡いグリーンとオフホワイト色の上品なシェルシートとなっており、ビジネスよりも大き目のメインテーブル以外にもサイドテーブルなどがあって相当ゆったりとした空間。足元には靴を収納する専用ケースなどもある。もちろん、フルフラットシートなのでベッドと全く同じ状態で寝られるのもポイントが高い(と言っても成田-シンガポールではフライトが7時間程度なので今回フルフラットにして寝なかったが)。また食事がビジネスよりも更に質とプレゼンテーション共にグレードアップしており、こちらもさすがである。またどうでも良い話だが、ファーストクラス専用のトイレが素晴らしい。ちょっとしたことだが、少しスペースが広く、また鏡が三面鏡になっているのである。しかもトイレには窓がついており開放感があるのだが、この窓にちょっと仕掛けがある。なんとボタン一つで曇りガラスになったり、透明ガラスになったりする仕掛けが施されているのだ。

シンガポールに到着するとPan Pacific Hotelにチェックイン。
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こちらは以前日航が資本を持っていたこともあり、特にきめ細かいサービスが売りで、日本人旅行者・出張者の利用が多い。昔頻繁にシンガポールを訪れていた頃にこのホテルは良く宿泊していたので懐かしいホテルである。周りにリッツカールトン、コンラッド、マリーナマンダリンホテル等の一流ホテルがひしめくエリアにある超高層ホテルだが、まずロビーから遥か上層階までを見上げられる巨大吹き抜け空間に圧倒される。
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部屋はなかなかシンプルながらセンスの良いデザイン。窓からはシンガポールのフィナンシャル街の高層ビル群が見える。
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今回もあまり時間は無かったが、シンガポールを出る前にシンガポール内にある3つのマーライオンを見て回った。下記がその写真だが、一番左からオリジナルの本家マーライオン、中央の写真がその後ろに作られたミニマーライオン、右がセントーサ島というシンガポール沖にあるリゾートにある巨大マーライオンの3体である。”世界の3大がっかり”とも言われたマーライオンだが、改めて良く見てみるとオリジナルのマーライオンも周りの工事が完了して観光客からも観賞しやすいエリアに変わっており、また後ろの高層ビル群とのコントラストがなかなか絵になると感じた。ミニマーライオンは結構可愛いサイズだが、オリジナルマーライオンを後ろにしながらなかなかお茶目な存在である。巨大マーライオンは相当大きく、上まで登れるらしいがちょっとオリジナルとは顔が異なり、かなり偽者な様相を呈しているところがまたお茶目だ。
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もう1つシンガポールの有名スポット、ラッフルズホテルにも立ち寄った。ここも昔良く出張で来ていた際に立ち寄っていたのだが、今回久しぶりである。古くはサマセット・モームなどの文豪などの定宿としても有名だが、エキゾチックで豪華な雰囲気が大変に魅力的なホテルである。
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シンガポールの夜は、日本人のマジシャンが経営するマジックバーを訪れた。ヒップでおしゃれなThe Gallery Hotelというホテル内にあるBar 84 (マジシャンの名前がハシさんということからBar 84になっている)であった。カウンターでお酒を飲みながら、まさに至近距離でカードマジックを中心に次から次へと華麗なるマジックが繰り広げられた。僕は結構マジックが好きで、マリックやセロなどの番組が放映される時はついつい見入ってしまうし、ラスベガスでも相当な回数のマジックショーを見ている。しかし、単純なせいか全くタネを見破る能力は無い。今回特に凄かったのはマジックで自分の名前を書いたカードが、3つある中から選んだレモンの中から出てくるマジック。これに近いものを以前も見たことがあるが、やっぱりどういう仕掛けになっているのかが全くもってわからなかった。
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今回、シンガポールの男子トイレで面白いものを発見した。多くの男性用トイレの便器に、何とハエがいるのである。しかし良く見ると、これが便器の排水溝近くに描かれた”絵”のハエであることに気が付く。何でこんなハエの絵が便器に描かれているのか不思議だったが、実はこのハエが描かれているだけで、心理的にこのハエに小便をかけたくなり、用を足す時の命中率/コントロールが良くなるらしい。こんな意味のあるハエだとは正直驚いた。シンガポールに限らず、アジアでは割とこのようにハエが便器に描かれることが多いらしい。
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2008/10/30  8:20

横山光輝の世界  漫画/アニメ

以前ブログにも書いたが、僕の大好きな漫画家の1人に横山光輝がいる。この名前だけを言ってもピンと来ない人もかなり多いのでは無いかと思うが、「鉄人28号」、「ジャイアントロボ」「魔法使いサリー」、「コメットさん」、「バビル2世」、「伊賀の影丸」、「仮面の忍者赤影」、「三国志」などの原作者と言えばわかるかもしれない。彼は僕の中で、あの手塚治虫と並ぶ、昭和を代表する漫画界の巨匠で、僕の憧れていた漫画家の1人だ。
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彼の初期作品の傑作、「音無しの剣」などの復刻版を4作品集めた「横山光輝初期作品集」は僕の宝物である。限定500部の生産で、彼の直筆サインが含まれているもので、発売当時はまだ小学生だった僕には9800円は大金だったが、お年玉で購入したのを良く覚えている。今では入手困難な代物だが、相当な値段で古本市場に出ているらしい。
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この度、講談社より「横山光輝プレミアムマガジン」が発売になった。9月より発売開始となり、全8巻となる予定。既に9月に2巻が発売され、10月は1巻プラス全8巻を収納出来る特製バインダーが発売された。今後来年の3月までの間で残り5巻が発売となる予定だが、そのラインアップは下記の通り。
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第1巻「三国志」
第2巻「バビル2世」
第3巻「伊賀の影丸と仮面の忍者赤影」
第4巻「ジャイアントロボ」
第5巻「織田信長」
第6巻「魔法使いサリーとコメットさん」
第7巻「音無しの剣と初期作品」
第8巻「鉄人28号」
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彼を代表する作品の数々がピックアップされ、ファンにはたまらない、なかなか素晴らしいラインアップである。最後に満を持して鉄人28号を持ってくるあたりがなかなか憎い。全8巻を全て揃えるのが待ち遠しい限りである。このマニアックな雑誌にはそれぞれ作品の解説や裏話などが書かれており、また横山光輝の初期作品集の復刻版が付録として付いている点でも嬉しい企画である。

また、この横山光輝プレミアムマガジンの発売を記念して、護国寺にある講談社の本社で「巨匠、横山光輝の世界展」が10月29日から11月24日まで開催されているが、今回この展示会にも早速訪れた。会場には横山光輝の代表作の原画やグッズ、フィギュアが展示されており、かなり小粒な展示会ではあったが、ファンにはなかなか嬉しい展示であった。横山光輝作品の表紙を飾ったカラーイラストや当時のポスターなどを見ていると、キャラクターも丸み帯びていて可愛く、改めてその時代ならではの独特な魅力に気が付かされる。小学生の頃、良く横山光輝の漫画を見つけては買いあさっていたのが思い出される。
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今最もほしいものの1つに、鉄人28号の等身大フィギュアがある。売られている最も大きいもので全長180cmというのがあるが、これだと僕よりも背が高い。しかも価格は30万円くらいで売られているらしい。そもそもこんな大きくて高いものを買ってどうするんだという気もするし、実際には色んな意味で(笑)買えないが、出来ればこれよりも少し小さめのものがあれば、いつかは購入したいものだ。以前のブログにも書いたが、とりあえず超合金版の鉄人28号と、鉄人のライバルであるブラックオックスの超合金は昨年購入したので、今はロフトに飾ってある。昔北海道旅行に行った時に、小樽の雑貨屋で見つけた鉄人28号のフィギュア(といっても1mくらいだったか?)がなかなか忘れられず、一度小樽のお店まで電話をして確認したこともあったが、どうやら1点ものだったらしく、既にもう在庫は無いようだった。僕の鉄人探しの旅はまだまだ終わりそうに無い。
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2008/10/27  12:27

新ドラマ「イノセントラブ」に期待!  TVドラマ

10月からの新しい月9、「イノセントラブ」が始まった。フジの看板枠である月9は、昨年10月の「ガリレオ」から、「薔薇のない花屋」、「CHANGE」、「太陽と海の教室」と4作品連続で初回20%超えを記録しており、今回の「イノセントラブ」もNHK大河ドラマ「篤姫」でも評価が高い人気の堀北真希主演ということでスタートダッシュが大いに期待されたが、残念ながら初回の視聴率は16.9%に留まった模様だ。しかし、個人的には最近どうも軽いタッチの(内容が薄い)ドラマが多い中で、久しぶりの重厚なテーマの作品として期待しており、初回は今後の展開に期待を持たせる良いスタートだったと思う。
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本作の脚本が浅野妙子、演出が中野利幸の「ラストフレンズ」コンビで、主演は堀北真希とゆずの北川悠二がダブル主演。周りを香椎由宇、成宮寛貴、内田有紀等の人気俳優が固める。ゆずの北川悠二を起用した配役はかなり意外だったが、初ドラマ主演とは思えないほどナチュラルな演技で驚いた。そして注目の主題歌は宇多田ヒカルの「Eternally - Drama Mix」。この曲は2001年に発表されたアルバム「Distance」に収録された曲だが、このドラマ用に書き下ろされたかのようにぴったりとはまった楽曲で、ドラマ「魔女の条件」の主題歌としてヒットした宇多田ヒカルの「First Love」にも通じる雰囲気の名曲である。中野利幸プロデュース、浅野妙子脚本作品としては前作「ラストフレンズ」の「Prisoner of Love」に続いて宇多田ヒカルの連続採用でもある。
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物語は長野県の小さな町で起こった事件で始まる。両親を惨殺され、その上家に放火されたが、娘で13歳の少女佳音(かのん)と5歳年上の兄は生き残る。しかし、その後兄は両親殺害の罪に問われ、刑務所に入ることとなる。一方、佳音は兄の無実を信じてけなげに兄を慕いながら生きているが、どこへ行っても事件のことを周りに知られ、殺人者の妹として敬遠され、職を失いながら転々とする。その後長野を離れ、横浜での新しい人生のスタートを切ろうとするが、事件の影は常に彼女を付きまとう結果に。そんな中、音楽家で、同じく幼い頃両親を亡くしている長崎殉也(北川悠二)に出会い、どんどん惹かれていくという純愛ラブストーリーである。
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暗い過去を持つ佳音という設定、兄の事件に関する関与の真実(東野圭吾の「手紙」にも通じるテーマ有り)、佳音と殉也のラブロマンス、そして殉也にも色々と秘密がありそうで(最愛の婚約者が寝たきりの植物人間となってしまっている)、悲劇的な設定が今後の展開に大きな期待を抱かせる。

また別の機会で詳しく触れてみたいが、元々僕は暗い過去を背負う主人公、遠い記憶を呼び覚ます系のドラマが好きで、これまでにも「1リットルの涙」、「白い影」、「君と出逢ってから」など暗いテーマのドラマには相当めりこんで見てしまうのだが、最近は比較的その手のドラマが少ないと感じていた。最近では「ラストフレンズ」が比較的重いテーマで、やや僕の好きな路線ではあったが、少し内容が薄い気がした。その意味では今回このドラマの今後の展開には大いに期待したいところだ。今後の展開次第では、視聴率も上がってくるだろう。
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堀北真希はこれまで全然ファンというわけでは無く、正直言うと特段興味も無かったが、映画「ALWAYS 3丁目の夕日」などの映画での演技はなかなか好感が持て、最近はちょっとだけ気になり出していた。これまでドラマ「花ざかりの君たちへ~ イケメンパラダイス」などで男役などかなりショートヘアでボーイッシュな役が多かったが、今回は完全に女性らしい役なので、今までと違った展開が楽しみだ。またこれも直感だが、堀北真希と北川悠二の雰囲気が結構マッチしていて、ひょっとするとこのドラマが縁で将来結婚!、などということも十分に有り得るのではないかと思ったりしている。その意味でもドラマとあわせて今後2人の展開にも大いに期待したいと思う。

2008/10/22  8:29

最近イチオシの女子アナ  

僕は特別女子アナフリークというわけでは全く無いし、そう詳しくも無いのだが、テレビを見ていて時々凄く気になる女子アナに遭遇することがある。そこで、今回は最近特に気になっている女子アナを2人簡単にご紹介したい。
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これまでに杉崎美香などをブログで紹介したことがあったと思うが、人気女子アナの多いフジテレビの中でも最近特に気に入っているのが、生野陽子(しょうのようこ)。福岡出身の24歳。あの「チノパン」、「アヤパン」の系列看板番組として「ショーパン」を担当し、普段もショーパンの愛称などで呼ばれているが、主に「めざにゅ〜」と「めざましテレビ」に出ている。どうしても朝型人間なので、同じくめざにゅ〜のメインキャスターである杉崎美香同様、朝の番組に登場する女子アナは良く見かけるのである。そのパンパンでキュートな顔立ちと独特なボケ、そして明るい性格とお笑いタレントにも物怖じしない度胸とアイドル性で広く親しまれるタイプである。福岡大学出身の彼女だが、父は福岡市の名士で、麻生太郎の後援会長を勤めているらしい。

続いて紹介するのが、日テレの西尾由佳理。千葉県出身の31歳で、現在の担当番組は「ズームイン!!Super」と「未来創造堂」である。以前は「スポーツMAX」を担当していたので、スポーツ系の印象が強い人も多いことだろう。顔立ちは鼻筋が通った、まさにきりっとした美人系で、生野陽子とは全く違うタイプだが、TVから受けるそのさっぱりした感じの性格と大きな笑顔が大変に魅力的である。「未来創造堂」ではとんねるずの木梨憲武と進行役を務め、それほど目立つ感じでも無いのだが、逆に癖がありすぎる感じにならない点が好印象。しかし、それでいて番組ではそのちょっとした言動・コメントやリアクションで時折彼女の魅力を垣間見ることが出来るのが面白い。やはりその美貌とナチュラルな雰囲気の融合が彼女の最大の魅力である。
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これからもこの2人から目が離せない。

2008/10/15  7:58

打ち込み系のマイブーム、DJ Kei Kohara  音楽

昔からノリのいいシンセ系/打ち込み音楽が好きであったことは以前のブログで書いたが、むしょうにクラブテクノ・ハウス系、又はダンス系の打ち込み音楽が聴きたくなる周期がいつもやってくる。今年は2月頃のブログで紹介したDJ Kawasakiにはまっていた時期があったが、最近久々に打ち込み系ではまっているのは、DJ Kei Koharaである。2003年にデビューしたトラックメーカーで、湘南発のアーティストだけあって夏、そして海をテーマにしたパワフルながらもセンスの良いサウンドをプロデュースしている。
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今年の8月に発売されたばかりの最新アルバム「Endless Summer」はそのタイトル通り、終わらない夏を盛り上げるかのようにその痛快サウンドが最高にスマートでカッコいい。どの曲も完成度が高く、アルバムの最初から最後まで一貫してビート楽しませてくれるので飽きない内容。特に好きな曲は1曲目の「Lonely Summer Girl」、12曲目の「Let’s Fall in Love」そして13曲目の「Wonderful Season」。3曲ともノリノリのビートに早いピアノサウンドが重なり合うアレンジが最高に心地良くて、朝の通勤電車で聴くと軽快なペースで仕事に向かえる。殆どの曲がボーカル曲なのだが、DJ Kawasaki同様、ボーカルが全く自己主張しない感じで、あくまでもDJ Kei Koharaの個性が前面に出た作品という意味で、感覚はBGMとしても使えるインストルメンタル作品にも近い。
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曲目
1. Lonely Summer Girl feat.Reco
2. Happy Lucky Fine Day
3. Wave of Love feat.ami saiki
4. Day Dream
5. Beside You feat.ami saiki
6. In The Sky, Feel The Sun feat.Reco (Heavenly Sunshine Rework)
7. Wave of Love (Yasu.exe Sounds Interlude Mix)
8. Wonderful Season feat.Reco
9. Endless Summer feat.Reco
10. Midsummer Loops
11. Sunset Glow feat.ami saiki
12. Let’s Fall In Love feat.Reco & Vijay
13. Wonderful Season (LIFE a.k.a. Keisuke Otaki Remix)

大人のクラブミュージックという印象のDJ Kawasakiと比べ、Kei Koharaはよりエネルギッシュなダンス、テクノ色が強いという印象だが、良くあるトランスのアルバムのように、決してやりすぎていないところに好感が持てるのだ。また、夏をテーマにしていることもあり、海の爽やかさとダイナミックな躍動感が見事に表現されたサウンドだ。

Kei Koharaは昔Yamahaと小室哲哉が主催するリミックスコンテストで入賞したことがあるらしいが、それもあってかTM Networkの名曲をカバーしたトリビュートアルバムである「I LOVE TM Network」を以前リリースしている。先日こちらのアルバムもiTunesで購入したのだが、なかなか素晴らしい出来栄えであった。Kei Koharaが展開する新らたなTM Network打ち込みサウンドがTMファンにも、またそうでない人にも楽しめる極上の作品に仕上がっている。選曲はどれもTM Networkのヒット曲ばかりだが、中でも特に印象に残っているのは4曲目の「Telephone Line」。優しい感じの女性ボーカル曲でZardの曲かのように仕上がっているが、”この曲って、はこんなにも美しい曲だったっけ?”、と思わずオリジナルを聴き返したくなるような、そんな曲である。やはり宇都宮では無く、女性がこの曲を歌うと印象が違うものだ。小室のプロデュースで昔鈴木あみもカバーした「Be Together」や、名曲「Self Control」もアレンジがやり過ぎておらず、比較的オリジナルにも忠実なサウンドで良い出来栄えだ(まあ、そもそもTMは小室のギンギンのシンセ/打ち込み系サウンドなので、同じ打ち込み系路線でガラッと変えるのも難しいかもしれないが)。
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曲目
1. Be Together
2. Get Wild
3. Don`t Let Me Cry
4. Telephone Line
5. Come On Let`s Dance
6. Kiss You
7. Self Control
8. We Love The Earth

肝心な夏は終わってしまったが、打ち込み系サウンドを聴いてみたくなったら、灰汁が強く無く、心地良いサウンドのKei Koharaをぜひお試しあれ。
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