2008/11/28  15:50

おそろし  読書

宮部みゆき著

先日の「いすず鳴る」から、時代小説が続いたことを忘れさせる程、違う切り口

これからは、庭先に咲く一輪の花、手にする一枚の手鏡が恐ろしくなるかも、、、

今後、ふとした事で知り合った人物の生い立ちに触れる時は、命がけでないといけないかもしれませんね

この世で出会うというのは、多かれ少なかれ縁があるという事

前世を信じるなら、切っても切れない因縁があるということなのでしょうか?

袖ふれあうも他生の縁

まさに、この言葉が胸にくる物語です


実家が築26年となり、大規模な屋根の補修が必要になってきました

幸いな事に、壁周りは阪神大震災の後に補修したのでまだいけそうです

今回、局所修理で済ますか、全面を張り替えるか、悩む所です

とりあえず見積もり金額を見て、現実的な「おそろし」を感じました


2008/11/26  15:40

いすず鳴る  読書

山本一力著

この方の描く時代は、タイムマシンがあれば行ってみたい気がするものばかりです

クジラを捕るシーンなどは、迫力が感じられます

クジラ(鯨)という漢字は、魚へんに「京」

万でも億、兆でもなく、それ以上大きな単位だからと書かれています

先日も映像で見ましたが、世界のどこかでは未だに銛でクジラを捕っているところがあります

一頭捕れば、村の全員が暫くの間暮らしていけるそうです

子供の頃は、給食でも肉といえば「クジラ」だったものにしてみれば、懐かしい味の感覚が蘇ります

いまクジラを食べようとすると、高級肉を買うくらいの値段を出さないと無理

もうすぐ、マグロもそんな運命になるのかな?


2008/11/22  16:50

カモメになったペンギン  読書

ジョン・P・コッター/ホルガー・ラスゲバー著

流行の動物シリーズ?

かつては、「カモメのジョナサン」が有名だったけど、最近は「ゾウ(ガネーシャ)」もはびこっています

変革を成功させるには、
危機意識を高め、変革推進チームを作る
変革のビジョン戦略を立てる
変革のビジョンを周知徹底し、行動しやすい環境を整えると短期的な成果を生み、さらに変革を進める
そして、変革を新しい文化として根付かせる

この類いのノウハウ本に共通して言えるのは、読んでマネする人は決して成功しない、ってことかな

ダイエット本にしても、著者には有効な方法でも、読者には必ずしも有効で無い事が多い

心の隙間に入り込むいわゆる「隙間産業」だと思います


ようやく、肝心な方から返事が来て、忘年会の日時が決定しました

早速チラシにして、参加する方のドアポケットに入れておきました

500円程度のプレゼント交換も企画として書き足しておきました

はて、どんなものを準備してくるか楽しみです

何を持ってくるかで、だいたいの人柄や性格が分かりますからね

ここまでやれば、ようやくお役目終了だ!


2008/11/4  18:50

日本史はこんなに面白い  読書

半藤一利編著

聖徳太子が実在したかどうか?なんて考えてた時期がありました

もし実在したなら、なぜ晩年(といっても40歳代)の部分だけ歴史から消されたか?

しかし、どこかの地方に有能な皇子がいて、その死後にあれこれ教訓的に引き合いに出されるうち、枝葉がどんどん大きくなり、一時はお札を飾るまでになった、と考えられませんか?

お札から消えたのも、あの肖像画が本物の聖徳太子を描いているかどうか分からないからなのか?、それとも、存在そのものが確認出来ないからか?

結論が出ないから、空想で遊べるのは面白いです

受験時には世界史を選んでしまい、日本史は中学生レベルのまま

あれこれ、遺跡から新発見があるたびに名前が出てくるけど、一向に関係が分からない

今週末には例年の行事として正倉院展へ行く予定

少しは古代の夢に絡める様、勉強してみましょうかね


2008/10/29  21:09

脳を活かす勉強法  読書

茂木健一郎著

テレビを点けてこの人を見ない日は無いくらい売れっ子ですね

頭が良いからでしょう、説明も無駄無く、聞き易いのでつい耳を傾けてしまいます

先日は恋愛の番組にも出演して、男女は脳の構造の違いでどうしてもすれ違う事を説明してました

右脳と左脳を繋ぐパイプの太さが違うので、男は理想を語り女は現実を見るとか、、、

考えてみれば、男が現実を見る生き物なら、狩猟時代にどう考えても勝ち目の無い大きなマンモスやクジラに立ち向かえる訳が無い

ある程度夢みたいなことを言って、その場を凌ぐ能力があれば良しということでしょう

そして子孫さえ残せば、後は女性が子供を育ててくれるので用無しになるわけです

カマキリみたいに食われないだけましか?

悲しい性ですね、、、


2008/10/28  18:50

ジェミニの方舟  読書

高嶋哲夫著

ゲリラ豪雨という言葉も生活に浸透した昨今、今年は特に台風の上陸もなく、近い未来にとてつもない風水害が起きそうな気がします

また、この小説の中にも出て来て改めて考えさせられるのが「地下鉄や地下街に大量の水が入り込んだらどうなるか?」ということ

ドンドン深い位置にトンネルが掘られているので、洪水が起きた所で地下隧道に入り込んだ水が、遥か離れた思わぬ所から吹き出すのじゃないか?

話が変わって、ニュースで取り上げられていた「新型インフルエンザ」への対応方法も気になります

感染すれば他人と接しない事が一番なのに、電車などの公共交通機関に乗ってしまうと一気に広まる危険性があります

その時どうするか?

いずれにせよ大変な時代になったと思います


2008/10/27  19:32

アフガンの男  読書

フレデリック・フォーサイス著

この著者の作品は外れが無いので安心して読めます

通常では考えもしない世界で、こんな事が蠢いているのが現実なんですね

宗教戦争、という歴史の事実もあるように、宗教というのは大勢の人の心を救うと同時に罪作りな一面も持ち合わせています

海外で演劇を見ても、もちろん、翻訳物の小説を読んでも、名前の付け方一つとってもその作者の宗教観が反映されています

その点、日本の文化にはあまり感じられないのは良い事なのか悪い事なのか?

少なくとも対立や不幸な事件の原因にならない事を宗教家に求めたいです


2008/10/26  11:56

逝年  読書

石田衣良著

GID(Gender Identity Disorder 性同一性障害)やFTM(Female to Male 身体的には女性であるが性自認が男性)と同性愛者の違いを説明出来ますか?

最近ではいろいろなメディアで取り上げられているし、民間レベルでも自主作成のビデオを撮影者、出演者の解説付きで見た事があります

本人に取ってみれば、当たり前でおかしい事でもなんでもない事が、世間一般には異常に映るだけ

自分と違う形状や考えを持つ人を自然に受け入れるには、まだまだ人間が出来ていないことを反省しました


2008/10/21  20:09

ぼくと1ルピーの神様  読書

ヴィカス・スワラップ著

原題は「Q and A」とあるように、ミリオネアのようなクイズ番組に出演した青年が最後まで答えてしまうという話

番組制作側は、誰にも答えられない問題を出題しているのに答えるのはおかしい、とその青年を不正行為を行ったとして警察に突き出す

しかし、依然その青年が助けた弁護士が救出に乗り出す、、、

子供の時からありとあらゆる職業を体験し、たまたまそれに関する問題が出題されたというのが真相(ただ、一問だけはライフラインとして電話をかけて教えてもらう)

映画化されるそうですから、楽しみにしています


2008/10/19  16:42

おひとりさまの老後  読書

上野千鶴子著

当時、気になっていたのでしょう、立ち読み感覚で予約していました

生まれる時が一人なのと同じで、死ぬ時も一人なのは当たり前

ただ、死ぬまでの間、一人での楽しみ方を知っているか?ということだけじゃないですかね

どれだけ大勢の家族や友人と生活してても、いつでも誰かと一緒、なんてあり得ないんですから、、、

最後の「死に方五か条」は、一人暮らしでなくても参考になります

その1 死んだら時間をおかずに発見される様に、マメな人間関係が必要
その2 残った人が困る様なものは早めに処分
その3 遺体・遺骨の処分の希望は伝えておく
その4 葬式・お墓についても希望は伝えておく
その5 それらの希望を実現出来る費用・謝礼は残しておく

結局は、いかに生きるか、というのは、どう死ぬか、ってこと

つまり、常識の範囲の話でした


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