2006/5/21  11:06

『ダイヤモンド・ガイ』 わわみなみ著 白泉社文庫  読書

 南米にあるエスペランサという国のプロサッカー選手を描いた『シャンペン・シャワー』(白泉社文庫)の番外編。
『シャンペン…』で主人公のアドルより人気のあったと言われる、サルバトールの
名コンビ(?)マルロとアンドレの若い頃の馴れ初めの話です。

 通常のコミックスにもならず、4年前ワールドカップに合わせて『シャンペン…』が
文庫化されたときも収録されず、すっかり忘れていた今年、やはりワールドカップ年に
ついに文庫化〜!!おめでとう〜♪

 『シャンペン…』は‘83年から少女誌LaLaに連載されて、プロサッカーファン(まだ日本にプロチームは無かったので外国の?)の女性を増やした功績は
大きいのではないかしら〜。
私もプロサッカーの事を知ったのはこの作品でした。
 
 大のサッカーファンの作者が描く世界は堅苦しいものでは全然無く、
コメディー仕立てでキャラクターで読ませる作品だったので、笑いながらサッカーを
好きになった感じ。(エスペランサのナショナルチームの猛特訓の内容は傑作)
 コメディーと言えどもかわみ作品の男性は格好良いので、『ダイヤモンド…』の主役の
2人は勿論、大天使ミカエルと呼ばれるアドルの所属チーム・ヴィトーリオの選手の
ジョゼは特に人気があったみたい。
 私は脇役でしたがヴィトーリオの選手、リョウ・安藤くんがすきでした。
そう、『安藤』の名前の通りこのエスペランサという国は日系移民が多いのです。
経済の中心も日系の為、通貨も『円』。マルロとアンドレが試合後に飲みに行くのも
お寿司やさんだったり、マルロの奥さんの名前は『ケイコ』さん。
『ダイヤモンド…』ではご飯に味噌汁をかけて食べるマルロの姿が…(笑)。
彼に憧れてサルバトールに入団したアンドレはお金持ちのお坊ちゃまなのでそれを見て「ふーん、ああやって食べる料理なのですね」と真似してました〜。

 選手達のモデルになった実在のプロ選手も一杯いるようですが、
「公表したところで知っている人は少ないし…」と言う時代だったので
明らかにされていません。
唯一明かされたのは、主人公アドルが所属するヴィトーリオの『至宝』ディッコ。
彼は現全日本の監督ジーコがモデルだそうです〜。
 
 『ダイヤモンド…』にはアドルはヴィトーリオに入団前(と言うか彼はこの時点では
まだ子供か)で出てきませんが、サルバドールの選手達・マルロのペンフレンド(笑)
ジャンルーカや手癖の悪いピエトロ、ヴィトーリオの選手達・ジョゼ、リョウ、ディッコ
は出演しています。

 特に人気のあったジョゼは『まり子闘争(ウォーズ)』で大天使ミカエルの役で
で出ていました〜。ジョゼ…というかジョゼ一族の1人が天に昇った?らしい。
主人公まり子の一家も全員サッカーファン(お母さんのモデルはリトバルスキー)で
幼馴染の男の子とその親友(まり子と赤い糸(と言うかリボン)で結ばれている)も
サッカー青年でした。
(かわみ作品は女の子も可愛いので、良いわ〜♪)

 まだ未読の方はワールドカップの今年、いかかでしょう?
『シャンペン・シャワー』全3巻、『ダイヤモンド・ガイ』ともに白泉社文庫から
発売中です〜♪(白泉社の回し者ではありません)

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