2007/11/20  23:51

『Do Da Dancin’!ヴェネチア国際編』 2 槇村さとる  読書

 今回の鯛子ちゃんとウォンとの絡みが面白かったです。
2人の踊る『白鳥』、観てみたい〜。実現しそうもないケド。

 「オーガニック」な踊りってどんなんだろう…。
綾子さんの言いたいこと、抽象的には解る気がするけど、具体的には解ら〜ん。
とりあえず、今までの日本人ダンサーにはいなかったタイプ…なんですよね。
今回初登場した愛子先生の元パートナーでコンクール審査員の鳴海オジさんも
言ってましたが。
彼が自分との賭け(コインの)に勝ったのは、鯛子にとっても幸運だったと。

「遅れてきたバレリーナ一緒に闘う」
闘ってください!!そんな話、是非読みたい…!!

「ロリコンジジイ
お前みたいな大人のせいでこの国は成熟しないんだよ」
…って!!名言!!名言です!!鳴海おじさん…!!

 でも『本命』レナちゃんにも興味ありますけどね。
好きなタイプのダンサー(多分)だもの。

 鯛子ちゃんは音楽性に優れたダンサー…ってのは今回初めて出たんでしたっけ?
吉田都さんみたい。都さんを取材した成果ですか?槇村先生!
 
次巻でいよいよ鯛子ちゃんの『白鳥』が見られる…?
静香さんとウォンの『ジゼル』も楽しみですが。

 

2007/11/17  23:17

ターニャの姓名は…  読書

 タチヤーナ・ヴィシニョーワなんですよ!!
ヴィシニョーワ!!そんでもって濃〜いピアノ演奏!!

 …はい、『のだめ』19巻の話です。

 ヴィシニョーワ!!(しつこい?)
ディアナと親戚だったりしないのだろうか。
一族(?)の特徴ですか?『濃い』のは。
もう、一番の印象はこれでした。

くろきんとターニャの行く末も気になりますが…。


 今回は峰が登場。彼女の清良ちゃんのコンクールの応援にフランスに。
清良ちゃんには峰、凄く合っているんだなと再認識。

 峰のお父さん・裏軒店主、ついにパンまで自家製!!
焼いてましたよ、裏軒厨房で。
裏軒メニューはいったいどこまで進化するのでしょうか。

 今回は千秋先輩とのだめより、周りの人物達にスポットが当たっていました。
誰もがプロの演奏家になれるわけではない…という切ないエピソードも。

 次巻くらいからは、『のだめ・ピアニストへの道』が始まるんでしょうか?
 

2007/10/24  23:08

改訂&新装版って…  読書

 『暗黒館の殺人』が文庫化されてました。
4冊に分かれて、10月は1・2巻が発売。

 文庫4冊…凄い分量です。
文庫4冊といえば思い出すのが『人狼城の恐怖』ですね。
(これ非常〜に怖かったデス。ぶるぶる)
あれもぶっとい文庫4冊。

 ワタクシ?
『暗黒館』の文庫は買いません。はい。
…ノベルズ版と共に発売された限定版(ごせんえん)を、予約して買ったばかです。
だって、凄く待ちわびていたから…!!(ノベルズ版でもいいだろっ!)

 そんでもって『十角館の殺人』が一緒に平積みされていまして
「あれ!?ナゼに」と思ったら改訂新装版でした。

 いったいどこを改訂したんだろう?と同じく館シリーズファンの友人に
訊いてみましたら
「表紙だけだったりして…」

 あはは〜、そうだったりして。
…って、そんなわけないデスよ!!…ね?


2007/8/11  23:28

大漁!?  読書

 銀行帰りに本屋さんに立ち寄ったら、欲しい文庫がどさどさ〜っと発売されていました。私は主にミステリーを中心に読んでいるのですが、ここのところは不作(発売がね)。
恩田陸氏の『黄昏の百合の骨』『蛇行する川のほとり』が最近「ひゃっほう〜(←?)」と喜んだくらい…?

 トコロガ、昨日は違いました。
ふらふらと文庫新刊平積みコーナーに近寄ると
『センチメンタル・ブルー』(篠田真由美)
『冷たい校舎の時は止まる』上・下(辻村深月)
『キマイラの新しい城』(殊能将之)《石動〜♪》
(以上講談社文庫)
『紅楼夢の殺人』(芦辺拓)
(文春文庫)
文庫になったら読もうと思っていたものが…!!
「ぎゃぼーーーーー!!」(←とココロの中で)叫び次々と手に取り乱れ買い(?)
あまりの嬉しさに一瞬我を忘れる始末。
「お、重い…」とぶつくさ思いながら帰りました(当たり前)。
(本当はまだ買いたい本があったのですが、我慢)

 それにしても講談社文庫って大抵15日前後の発売と認識していたのですが
今月は早いですね。お盆休みのせい?帰省や旅行の移動、または夏休みだから
「本を読もう」と思う人が多くなると踏んだのでしょうか?

 それに文春のミステリーを買うのは私としては珍しいです。
しかも芦辺拓氏。講談社文庫では廃刊(なのか?)されてしまったのもあるのに
(ちえ〜、読みたかった)、文春、やるな。

 私にとってミステリーと言えば講談社文庫。
それから光文社文庫や祥伝社あたりが毎月チェックする文庫です。

 熱い熱い毎日。
なるべく外に出たくない日々は読書して過ごそう…。
早く秋にならないかな〜。

2007/7/27  23:26

劣化…  読書

 『人間は考えるFになる』(土屋賢二・森博嗣著 講談社文庫)を読んでいましたら
「森:同じシリーズでいくと、その人物たちの可能性がどんどん狭くなってきます。
書いていけば書いていくほど、その人たちにできることは減ってきますよね。」

 …という発言がありました。

 う〜む、なるほど。
確かに映画でもドラマでも小説でも漫画でも
2とか続とかって明らかにつまらなくなるのが大多数だもんね。
(最初から○部作として予定されているのは別として)

 作品の数が多くなるほど、読み手(観る方)に想像の余地が無くなってくるのは
どうしようもないことで。

 私の一番好きな恋愛映画(…と思っている)『ターミネータ』も
やっぱり最初のが一番面白くて、後のは「オマケ」みたいなもんですな。
何というか作り手とファンの「あのあとどうなった?」という「妄想」の結晶?

 そして「妄想」を現実化すればするほど、狭くなり広がりがなくなる世界。
ついに『ターミネータ』の世界自体、「起こらなかったこと」になってしまった
というオチ付きで。

 そういう「妄想」とか「想像」って現実化(続とか2とか)にしないほうが
良いのではないか、とミもフタもないことを思ってしまいます。


 だいぶ前に「さよなら〜」した『グイン・サーガ』シリーズ。
予定の全100巻を既に超えていても話が全然進んでいない(外伝『七人の魔導師』に
さえ追いついていないというテイタラク?)。
新刊が出るとちらりと立ち読みするけど、もう「………」。
全然違う世界になっとるよ!!オイッ!!

 予定通り100巻で終わっていればどんなに濃い話になっていたかと思うと
残念でなりません。
個人的には「ナリスの反乱」のあの無駄に長いあれが、全てを崩壊させた(その前から
萌芽はありましたが…)と思いまする。

 「作品は作者のもの」って考え方もあるから、仕方ないのかもしれませんがね。


 

2007/7/24  20:20

『望湖荘の殺人』 折原一著 光文社文庫  読書

 今日の関東地方は快晴で絶好の洗濯日和でした。
そしてそんな日にアップするのは「嵐の山荘」モノ。
そうです〜、ワタクシの大好物ミステリーです。

 「大型家電量販店の経営者・二宮大蔵は自分に届いた殺人予告の脅迫状の送り主を
突き止める為、信州の山荘でのパーティーに五人の容疑者を招待した。
いずれも大蔵に弱みを握られていて招待を拒否することは出来なく―。
 大型台風が山荘を襲う夜、連続殺人の幕が切って落とされた。
生き残るのは?」

 この作者の作品って結構救いようがないというか、後味が…なのが多いのですが
唯一、『黒星警部シリーズ』はそんなこともあまり無くて結構好きです。
『密室マニア』の黒星警部、最初は「困ったおっさんだよ、このヒトは…」
だったのですが、シリーズを読み進むにつれて、「あら?なんだか男気のあるいいヒト?」という印象に変わりました。
 あれですね、最初は短編集から読んだので出てこなかった、あのフリーライターの
女の子、彼女のお陰ですかね〜?

 で、この『望湖荘…」は『黒星警部シリーズ』ではないのですが、
『館』で『嵐』で殺人―これはもう読みますね!
トリック等はミステリーを読みなれている人なら、なんとなく予測可能、
なんですが、最後の最後で…ってやつです。

 もう何年も前、今は無き『火曜サスペンス劇場』で
元・キャロルのジョニー・大倉がやっつけてもやっつけても全然死なない
まるでターミネーターな犯人役を演じ、それが非常に怖くて…。
そのとき2人の友達と一緒に観ていたのですが、3人で震え上がったと言う…。
それから3人の間で「ジョニー大倉並みにコワい」という言葉が暫く流行ったくらい。

 なぜそんな話をしたかと言うと、この小説はそれに通じる怖さがありました。
内容は違うんですけどね。

 そういえば若竹七海氏の『火天風神』はまさしく、「ジョニ大蔵並みの怖さ」でした
っけ…。こちらは海辺のマンションでの超大型台風時のお話。
 両方とも台風時に家に閉じこもって読むと臨場感倍増かと。
ぶるぶる…。

2007/6/27  15:07

『VOICE』 西村しのぶ著 小池書院  読書

 文庫版でも持っていたのですが、結局買ってしまう西村画伯の本。
でも今回は描き下ろしの『Production Note』に加えて
単行本未収録作品の『デートと紅茶』が初収録されてますから!

 この『デート…』の表紙のうさぎがね、可愛かったです。
主人公のリカちゃんは『アルコール』のミサオちゃんの原型かな?(ヴィジュアルが)

 『さっきまで恋しかった人』なんて、今読むと
「二十歳やそこいらの若さで、ナンと言う年寄り染みた考えを…!!」と
びっくりなのでありました。

 表紙と裏表紙が『サード・ガール』からずっと描き下ろしで、それも嬉しいことの
ひとつです。
ああ、美しい、そしてなんておサレなお姉さんたちなんざんしょ。
くう〜っ、これこそ「粋」とか「男前」ってやつよね…。ほれぼれ。

 イラスト集の発売日はまだ未定…のようですが、私は買いますよ。
ええ!!買いますとも〜!!
西村画伯の描くかっちょいいおねえさんの絵が一杯載っている(だろう)のですから!!
(西村画伯の場合、男の人より女の人に惹かれる…)
 

 

2007/5/27  23:02

『Third Girl』第8巻 西村しのぶ著 小池書院  読書

 『Third Girl』も最終巻。
8カ月に渡る「月1回のお楽しみ」も終了〜、かと思い、淋し〜となっていたら
来月は作品集『VOICE』刊行!!で、淋しさも先送り?
この『VOICE』は文庫版で持っているのですが、単行本未収録の作品が
収録されるようなので、やっぱり「買い!!」ですな。
 未収録がなくても『SLIP』の文庫や『一緒に遭難したいひと』の新装版を
買ったワタクシ。それは「あとがき」が新しく描かれているから。
西村さんのあのエッセイのようなあとがきが大好きなんですよ。

 さて、8巻はやっぱり最後の最後での、夜梨子ちゃんの台詞につきますな!!
男薬、カズ坊くんとパック入り苺を食べていた夜梨子ちゃんは最後の1個を
ごく自然にカズ坊くんにあげる訳です。
 後日のカズ坊くんの台詞
「夜梨子さん愛されて育ったね 最後のいっこに鷹揚だもん」
それに対する夜梨子ちゃんの返しがサイコー。
「あたしが一個のいちごに優しいのは
大沢くんとかね涼さんとかみんながあたしに優しくしてくれたからだなって
ということは新しいBFほど“お得なあたし”とつきあえるってことじゃない?」

 ううむ、凄い。こんな台詞を言えるとは。

 きっちり「完結」している話ではないのですが、このお話にはこの幕切れが
1番、合っているな〜と思いました。
 3番目に出てきた男の子のカズ坊くんが1番、私好みだったがもそう思える原因の
大半、かも。わはは〜。

2007/5/20  18:36

良い宣伝  読書

 山岸涼子氏が『舞姫』で手塚治虫文化賞・大賞を受賞したのは記憶に新しいところですが、早速、『祝・手塚治虫文化賞大賞受賞!』として「山岸涼子の本」の
広告が出ておりました。
 潮出出版のもので『ツタンカーメン』『青青の時代』『鬼』『白眼子』『イシス』です。
 このうち『イシス』は未読、『ツタンカーメン』は途中までですが、あとは一通り読みました。
『ツタンカーメン』はですね〜、多分大昔『LaLa』に連載されたのですが、
打ち切り(やっと面白くなってきたところだった…)になった『封印』のタイトルを変えたものではないか…と踏んでいるのですが。

 『青青の時代』は古代倭国を舞台にしたもので、主人公の女の子が最初は結構
可哀想なんですが、最後は幸せになったような…。面白かったです。
『鬼』は怖くて、可哀想な話。あんまり再読はしたくない。
『白眼子』は不思議な力に対する作者の考えが込められているのかな…と思った
話でした。

 『舞姫』を除いて全て手放しました。
山岸涼子氏の作品ってハードなものが多くて(面白いのですが)、あまり2度3度と
読み返したくないもので…。
『舞姫』もハードですが、こちらは自分では耐えられる種類のハードさなので
手元においております。
でも『ヴィリ』は駄目だな…。どろどろが耐えられん。

2007/4/27  23:22

名言!  読書

 毎月刊行されている
『Third Girl(サードガール)完全版』西村しのぶ著 小池書院
を毎月、発売日にダッシュで購入しております。
今月はVol.7

 この7巻はなんと言っても 
帯にもなった名言
失恋には日にち薬と男薬よ
に尽きますな!
 ヒロイン夜梨ちゃんが高校生から付き合っていた大沢くん
(現在夜梨ちゃんは神戸で短大生、大沢君は京大生)の1人暮らしのマンションに
夜梨の親友たのこちゃんと尋ねたら(たのこちゃんの彼と大沢くんは親友)
女がいた…という展開。

 全てを察した夜梨ちゃんが「大沢くん ごめんね 急に来ちゃって」の言葉で
さっさと帰っちゃったのも流石でしたが(山田詠美氏の『放課後の音符(キーノート)』に「賢い女の子ほど、あっさりした言葉だけで、関係を終わりにしようと思うんじゃないかな」という台詞があったけど、まったく真理というものだ)
そのあとのやり取りも秀逸なのだ。
 たのこちゃんの「大沢くん千年屋さん(相手の女の子)と恋愛中なの?」との
問いかけに「うん」と答える大沢くん。
夜梨の親友だけに「わかった ごめんね 突然お邪魔して」とあっさり去ろうとする
たのこちゃんに「彼女にはボク電話するから」と大沢君が言うと
「だめ!!当分電話しないでおいて」と言い放つのである。エライ!!
…電話してどうする?って感じですよねえ。

 大沢くんのやり方はどうかと思うが(他に女の子が出来たところで、夜梨とは
ちゃんと別れておくべきだろう)、鉢合わせのときの対応は真っ当だった。
それについてのたのこが思う独白
「大沢くんみたいに女の子同士がバッタリなんて最低な場面でも即座に判断できるひとも
いる」
「もしあの時大沢くんが少しでも躊躇してくれてたらあたしだってもっとソフトな
仲裁をしたわ
 あんまり当たり前で正しいから腹がたったのよ!!」
う〜ん、スゴイ。こんなまっとうに考えられる女の子はステキだ〜。

 で、「日にち薬、男薬…」の台詞に繋がるわけですが、
その男薬をいつ飲むかについて
「早いと消化不良起こすし 遅いと効かないんだな」
「あと 飲みすぎはダメよね」
 ま〜さ〜に
        名言!!
 西村画伯、素晴らしい〜♪
これが15年以上前(連載開始は20年くらい前)に描かれたというんだから!!
 Vol.7は特に名言・オンパレードだったのですが、全8巻なので
来月で終了です。毎月のお楽しみだったのに、ちょっと、いやだいぶ寂しい…。
早いところ『ライン』や『一緒に遭難したいひと』『アルコール』等の新刊も
出してほしいものデス。

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