2008/7/9  22:21

銀の瞳  趣味
とある初夏の日。
とりたてて何もすることがなかったので、地元の某神社まで散歩に出かけることを思い立ちました。

ジャージ(宮城県ではジャスという)を着て20分も歩けば、その神社の鳥居まで到達できます。そしてその急で長い階段を上って、本殿裏の奥の院への入口をくぐると、今度は、ひたすら長い階段を飽きるほど降りていきます。

やっと祠(ほこら)までたどり着くと、そこには手に鎌を持ったおじいさんがいました。
何のことはない。夏だから伸び放題だった草を刈っていたのでした。
だいぶ作業は進んでいたようで、手で刈ったにしてはキレイな、整然とした空間が広がっておりました。

おじいさんは言いました。「あんだ、どごがら来たのや?」
「ハイ。○○○学校の近くから」

「何で来たのや?」
「ちょっと散歩で」
「あんまり、こんな所さ、来るもんでねえど」

といいながらも、話し相手がやってきたことに嬉しそうなそぶり。

「ここに来る途中、そこの階段で女の人に会わなかったか?」
「いいえ・・・」
「あれえ、おがしいなあ・・・」

その時、おじいさんの瞳の色は銀色だったように覚えています。

僕は質問しました。「おじさんは、どこに住んでるんですか?」
「いや、オレのことはいいがら・・・」

おじいさんは恥ずかしそうに、ちょっとはにかんでいました。
少し会話をして、挨拶をして帰ってきました。会話の内容は、覚えてないくらい何でもないものでした。

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次の日。またそこに行ってみると、おじいさんは居ませんでした。もちろん、それは充分可能性のあることですが、ただ、腑に落ちないのは、昨日は整然と刈ってあった周囲の草が、今日は全く荒れ放題、伸び放題になっているのです。たった1日でこんなに伸びるなんてあり得ません。

もしかしたら昨日だって、はじめから草なんか刈られていなかった???のかも知れません。
そして、あのおじいさんは???

2008/7/9  5:27

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昨日は何と、20アクセス突破してました。
ありがとうございました!
毎日書くとアクセス数増えるんですね。
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