2008/9/3  10:11

「お猪口」  分類なし

私の店で使う試飲用「お猪口」は
戦前に作られた大切なものと皆さんに話す事もしばしばです

その中でひとつだけ話しにならないぐらい大切な「お猪口」を
春から夏の間、誰にも知られず使い続けていました

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京焼きを代表する陶芸家「高橋道八」さんが
何かの記念に配られたものと思いますが
陶芸と価値は無いものの珍しい「お猪口」です

「ちりしける・・・・錦の紅葉かな」なんて歌が書かれ
紅葉の季節には打って付けなのですが
秋の忙しい時期には割れる恐れもあるので片付ける事にしました

その「お猪口」でお酒を勧める時は顔は素でも
内心ではどきどきしながらお酒を注いでおりましたが
気付いた方は一人もおられませんでした

知らぬ間に珍しいお猪口でお酒を飲んでいたなんてのも
なかなか乙な旅と思いますね

誰も知らない逸品をさり気なく店に置いて
一人で楽しむ最近の私です

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