2005/3/9 21:22
鎮魂歌 初めての彼女
『情緒』 by KAN −アルバムGleam&Squeezeよりー
すべてわかってたつもりで
何にも知らなかったようです
大切な君のことさえ
何も ひとつも
ぼくの描いてたStory
幕があがらぬうちに終り
想い出はひとつひとつ
滲んで消えて行きます
きれいな街
きれいな風
きれいな花
きれいな海
きれいな星
きれいな空
きれいな月
すべては夢
遠くをみていたつもりで
目を閉じてたのに等しく
今映る何もかもが
初めてのような情緒です
みしらぬ街
ささめく風
かれそな花
しずかな海
きらめく星
くれゆく空
きいろい月
みなはてぬ夢
とどいているんだろうか この声は
君に 君に
引き摺る想いは未だ何ひとつ
かきけすことさえできずに
きれいな街
きれいな風
きれいな花
きれいな海
きれいな星
きれいな空
きれいな月
すべては夢
ふたりの星
ふたりの空
ふたりの月
すべては夢
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すべてわかってたつもりで
何にも知らなかったようです
大切な君のことさえ
何も ひとつも
ぼくの描いてたStory
幕があがらぬうちに終り
想い出はひとつひとつ
滲んで消えて行きます
きれいな街
きれいな風
きれいな花
きれいな海
きれいな星
きれいな空
きれいな月
すべては夢
遠くをみていたつもりで
目を閉じてたのに等しく
今映る何もかもが
初めてのような情緒です
みしらぬ街
ささめく風
かれそな花
しずかな海
きらめく星
くれゆく空
きいろい月
みなはてぬ夢
とどいているんだろうか この声は
君に 君に
引き摺る想いは未だ何ひとつ
かきけすことさえできずに
きれいな街
きれいな風
きれいな花
きれいな海
きれいな星
きれいな空
きれいな月
すべては夢
ふたりの星
ふたりの空
ふたりの月
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2005/3/8 22:58
温度差 初めての彼女
やがて仕事が終わると寮から彼女の部屋へ向かい、朝まで彼女と過ごすという生活が始まる。それでも自分の時間を大切にしていた彼女は、毎日会うことを良しとしなかった。対する私といえば、彼女にメロメロで、1分1秒でも彼女と居たいと思っていた。
しかしこれがいけなかった。初めての彼女ができた私は天にも上る気持ちで、まるで雲の上を歩くが如く。これに対して恋愛経験の豊富な彼女は段々と盛り上がるタイプで、たしかに私のことを好きではあるけれでも、まだ焚き火の後の炭みたいなもので、うまく風が当たれば燃え上がるといった状況だったようだ。それにそれまでの恋は追いかける場合が多く、追いかけられる立場には慣れていなかったらしい。気持ちの大きさが明らかに彼女<私となっており、段々とその温度差が彼女の気持ちを遠ざけていった。あまりにも彼女以外が見えていない私が怖くなったのだろう。
そんなある日二人で行った一泊旅行の帰り、突然別れを切り出された。まさに私には晴天の霹靂で、なんでそうなったのかまったく理解できなかった。それまでは楽しげに過ごしていたのに。そして彼女も理由は言ってくれなかった。天国から地獄とはこういうことなのか・・・。こうしてわずか1ヶ月にも満たない私の恋は終わった。
しかしこれがいけなかった。初めての彼女ができた私は天にも上る気持ちで、まるで雲の上を歩くが如く。これに対して恋愛経験の豊富な彼女は段々と盛り上がるタイプで、たしかに私のことを好きではあるけれでも、まだ焚き火の後の炭みたいなもので、うまく風が当たれば燃え上がるといった状況だったようだ。それにそれまでの恋は追いかける場合が多く、追いかけられる立場には慣れていなかったらしい。気持ちの大きさが明らかに彼女<私となっており、段々とその温度差が彼女の気持ちを遠ざけていった。あまりにも彼女以外が見えていない私が怖くなったのだろう。
そんなある日二人で行った一泊旅行の帰り、突然別れを切り出された。まさに私には晴天の霹靂で、なんでそうなったのかまったく理解できなかった。それまでは楽しげに過ごしていたのに。そして彼女も理由は言ってくれなかった。天国から地獄とはこういうことなのか・・・。こうしてわずか1ヶ月にも満たない私の恋は終わった。
2005/3/7 23:40
初めての朝 初めての彼女
告白から数日後、ついに彼女と会える日が来た。第二回目のオフ会である。みんな一度は会っているし、普段もチャットルームで話しているだけあってもうぎこちさはない。一次会、週末の混雑した飲み屋で生憎個室を取れなかった我々は広い座敷の真中で盛り上がる盛り上がる。場が盛り上がるにつれ参加者の声も大きくなり、お互いのことを普段通りハンドルネームで呼び合う。まだまだ今ほどネットが一般に認知されていない時代だっただけに、周囲からだいぶ好奇の目で見られていたが、こちとら酔っ払っていてそんなこと全然気にならない。メンバーが買ってきた宴会用の小道具で、思い思いに変装して楽しんでいた。
そんな盛り上がりの勢いのまま、2次会へなだれ込む。2次会はちょうど同じ日に同じ梅田でオフ会をしている別のチャットルームのカラオケ会場を襲撃。普段私の顔なじみの別の部屋のメンバーが偶然オフ会をしてたので、合同オフもいいかな?ということで合流と相成ったのだ。でも基本的にはここではあまり盛り上がらなかったかな(苦笑)。
そして3次会は、再びお互いのグループに分かれてカラオケ。以前からチャットで言ってた通りオールナイトでカラオケだ。ここでようやくうまい具合に彼女の隣になることができ、仲良く写真に納まったりしていた。でも勿論恋人同士と言った感じではなく、あくまでも友達同士といった感じでだ。とういのも、やはり男性陣には彼女は人気者であり、波風を立てたくなかったからである。やがてひとり、また一人と倒れていき、最後までカラオケをうたい続けたのは結局私と彼女だけだった。
朝になって始発電車も動き始めた頃、盛り上がったオフ会は終わりを告げた。みんなで再会を誓った後、それぞれの家路につく。彼女は阪急沿線。私はJR。駅のホームが違うので自然と別れることになる。でももう少し彼女といっしょに居たかった私は、彼女との交際を知る女性メンバーとふたりになったのを見計らって彼女を追いかけることを告げ、彼女を姿を探すために全力疾走した。まだまばらな人影のなか、改札を抜ける前の彼女は簡単に見つかった。「どうしたの?」と驚く彼女に「もう少しいっしょに居たかったから最寄の駅まで送るよ」と言った。それから近々転勤になること、クリスマスやお正月の過ごし方などについて話しているうちに、最寄の駅についた。
「うちに寄っていきなよ。お茶入れてあげるし。せっかく来たのに帰っちゃうの、勿体無いよ。」
彼女の申し出を断るはずもなく、早朝の誰もいない道を二人で体を寄せ合いながら、少し遠回りの散歩をして彼女の部屋へ向かう。冬の空気が凛として気持ちよかった。
そんな盛り上がりの勢いのまま、2次会へなだれ込む。2次会はちょうど同じ日に同じ梅田でオフ会をしている別のチャットルームのカラオケ会場を襲撃。普段私の顔なじみの別の部屋のメンバーが偶然オフ会をしてたので、合同オフもいいかな?ということで合流と相成ったのだ。でも基本的にはここではあまり盛り上がらなかったかな(苦笑)。
そして3次会は、再びお互いのグループに分かれてカラオケ。以前からチャットで言ってた通りオールナイトでカラオケだ。ここでようやくうまい具合に彼女の隣になることができ、仲良く写真に納まったりしていた。でも勿論恋人同士と言った感じではなく、あくまでも友達同士といった感じでだ。とういのも、やはり男性陣には彼女は人気者であり、波風を立てたくなかったからである。やがてひとり、また一人と倒れていき、最後までカラオケをうたい続けたのは結局私と彼女だけだった。
朝になって始発電車も動き始めた頃、盛り上がったオフ会は終わりを告げた。みんなで再会を誓った後、それぞれの家路につく。彼女は阪急沿線。私はJR。駅のホームが違うので自然と別れることになる。でももう少し彼女といっしょに居たかった私は、彼女との交際を知る女性メンバーとふたりになったのを見計らって彼女を追いかけることを告げ、彼女を姿を探すために全力疾走した。まだまばらな人影のなか、改札を抜ける前の彼女は簡単に見つかった。「どうしたの?」と驚く彼女に「もう少しいっしょに居たかったから最寄の駅まで送るよ」と言った。それから近々転勤になること、クリスマスやお正月の過ごし方などについて話しているうちに、最寄の駅についた。
「うちに寄っていきなよ。お茶入れてあげるし。せっかく来たのに帰っちゃうの、勿体無いよ。」
彼女の申し出を断るはずもなく、早朝の誰もいない道を二人で体を寄せ合いながら、少し遠回りの散歩をして彼女の部屋へ向かう。冬の空気が凛として気持ちよかった。
2005/2/28 22:50
まつりのあと 初めての彼女
お互いの顔が見えないネットの世界。
その分相手の言葉だけで感情を読み取らなければならない。
言霊という言葉があるように、言葉には魂があり、二人の間で発せられた言葉は
直接会うよりも二人の精神的な繋がりをより強く結びつける。
実際はそんなことはなく私の願望だけなのかもしれないが
当時はそんな風に思っていた。
そんな私の告白がメッセンジャーと使ったものであったのは私らしいと言えば
私らしいのだが、やはり今思えば直接告白をすべきだったように思う。
でもメッセンジャーだったおかげで、告白の後お互い直接会っていたら
恥かしくて言えないような相手のどの部分に惹かれたのかを告白しあったりした。
そしてやはりあの電話の時に結構いける(フィーリングが合う)と感じた
ということを確認して、私は言いようのない幸せに包まれた。
こうしてめでたく彼女と付き合うことになったのだ。
その分相手の言葉だけで感情を読み取らなければならない。
言霊という言葉があるように、言葉には魂があり、二人の間で発せられた言葉は
直接会うよりも二人の精神的な繋がりをより強く結びつける。
実際はそんなことはなく私の願望だけなのかもしれないが
当時はそんな風に思っていた。
そんな私の告白がメッセンジャーと使ったものであったのは私らしいと言えば
私らしいのだが、やはり今思えば直接告白をすべきだったように思う。
でもメッセンジャーだったおかげで、告白の後お互い直接会っていたら
恥かしくて言えないような相手のどの部分に惹かれたのかを告白しあったりした。
そしてやはりあの電話の時に結構いける(フィーリングが合う)と感じた
ということを確認して、私は言いようのない幸せに包まれた。
こうしてめでたく彼女と付き合うことになったのだ。
2005/2/28 22:25
そしてついに・・・ 初めての彼女
取り留めの無い会話の中でふとした言葉がきっかけとなった。
…かなぴーの恋愛感ってどんなかんじなの?…
…愛する人に愛されるかということが大事だ by KAN…
…私愛されてない(泣)だれにも…
…そんなことないって!君がみんなから愛されてるからこの部屋は
こんなに盛り上がってるんだよ・・・
…かなぴーも私のこと愛してくれてるの?・・・
…もちろんさ(爆)・・・
…うそつき…
…ええっ、なんで!?…
…だってかなぴーみんなにやさしいじゃない…
…それは君だって同じでしょ…
…そんなことないもん。私は嫌いな人は無視。興味の無い人は適当にあしらうもん…
…気をつけようっと、今後のためにφ(O-Oへ)メモメモ…
…なんだ、今後のためなんだ…
この時点で脈拍はMAXを指していた。行くべきか行かざるべきか・・・。
…でもさ、ムードは大切にするんでしょ?…
…そうそう、ムードに弱い(笑)。でもそう言えって思っている人が言ってくれたら
どこでもムード満点(爆)…
……………………
…どうしたの?黙っちゃって…
…この前からずっと君のこと、昼も夜も考えてる…
…きゃぁ〜〜〜照れるゥ。真面目に??…
…うん…
…なんで?…
…すきじゃぁぁぁぁぁああ!…
…きゃはは、本気?…
…冗談でこんなこと言えない…
…失礼…
…←口から心臓飛び出しそう…
…私もかなぴーのことすきだよ…
…ありがとう…
…かなぴーの恋愛感ってどんなかんじなの?…
…愛する人に愛されるかということが大事だ by KAN…
…私愛されてない(泣)だれにも…
…そんなことないって!君がみんなから愛されてるからこの部屋は
こんなに盛り上がってるんだよ・・・
…かなぴーも私のこと愛してくれてるの?・・・
…もちろんさ(爆)・・・
…うそつき…
…ええっ、なんで!?…
…だってかなぴーみんなにやさしいじゃない…
…それは君だって同じでしょ…
…そんなことないもん。私は嫌いな人は無視。興味の無い人は適当にあしらうもん…
…気をつけようっと、今後のためにφ(O-Oへ)メモメモ…
…なんだ、今後のためなんだ…
この時点で脈拍はMAXを指していた。行くべきか行かざるべきか・・・。
…でもさ、ムードは大切にするんでしょ?…
…そうそう、ムードに弱い(笑)。でもそう言えって思っている人が言ってくれたら
どこでもムード満点(爆)…
……………………
…どうしたの?黙っちゃって…
…この前からずっと君のこと、昼も夜も考えてる…
…きゃぁ〜〜〜照れるゥ。真面目に??…
…うん…
…なんで?…
…すきじゃぁぁぁぁぁああ!…
…きゃはは、本気?…
…冗談でこんなこと言えない…
…失礼…
…←口から心臓飛び出しそう…
…私もかなぴーのことすきだよ…
…ありがとう…
2005/2/26 21:57
勘違い 初めての彼女
電話で話した日を境に二人でメッセンジャーで話し始めたふたり。でもその内容は他愛もないことだった。二人が毎日メッセンジャーで話している時間帯は21時頃が多く、テレホーダイに入っていないためその時点ではチャットルームの常連はほとんどいないので、チャットルームの予定であるとか、その日あったこと、週末の予定など。また近々開かれる予定の第二回のオフ会についてなどだった。
そんな中彼女がメッセンジャーの会話の中で泣いているふりをすることがあった。原因は映画を一緒に観にいったもう一人の男性STEPWGNさんからの一通のメールだった。一体二人に何があったのかやきもきしていたら、彼女がそのメールを転送してくれた。見てみるとひとつのファイルが添付されており、それはなんと『貞子』の目だった。どうやらこれを寝る前に見ろと言って来たらしい(笑)。彼からすればちょっとしたいたずら心だったのだろうが、これが怖がりの彼女を大いに怯えさせていた。彼女は一人暮らしで、一度そういうものを見てしまうと怖くて寝れないかわいらしい人だった。怖がる彼女をなだめすかし、くだらないことを言って笑わせ、どうにか貞子の目のことを忘れさせようと努めていると
「今晩電話していい?どうしても怖くて寝れなかったら話し相手になってほしい・・・」
勿論平静を装って「いつでも電話してきなよ」なんてメッセンジャーでは答えていたが、心臓はドキドキ爆発しそうだった。でも結局電話は掛かってこなかった。なんで電話しなかったのか聞いたら、本当は掛けたかったけれどもし掛けてしまったら、怖くて絶対切れなくなるからあなたに迷惑を掛けてしまうと思って と言っていた。彼女に惚れ直すとともに、大人を感じた一瞬だった。
でも今考えてみれば、彼氏でもない男に夜中に電話なんか掛けないだろう。若さ故の、自分自身の過ちとは認めたくないものだな・・・。
そんな中彼女がメッセンジャーの会話の中で泣いているふりをすることがあった。原因は映画を一緒に観にいったもう一人の男性STEPWGNさんからの一通のメールだった。一体二人に何があったのかやきもきしていたら、彼女がそのメールを転送してくれた。見てみるとひとつのファイルが添付されており、それはなんと『貞子』の目だった。どうやらこれを寝る前に見ろと言って来たらしい(笑)。彼からすればちょっとしたいたずら心だったのだろうが、これが怖がりの彼女を大いに怯えさせていた。彼女は一人暮らしで、一度そういうものを見てしまうと怖くて寝れないかわいらしい人だった。怖がる彼女をなだめすかし、くだらないことを言って笑わせ、どうにか貞子の目のことを忘れさせようと努めていると
「今晩電話していい?どうしても怖くて寝れなかったら話し相手になってほしい・・・」
勿論平静を装って「いつでも電話してきなよ」なんてメッセンジャーでは答えていたが、心臓はドキドキ爆発しそうだった。でも結局電話は掛かってこなかった。なんで電話しなかったのか聞いたら、本当は掛けたかったけれどもし掛けてしまったら、怖くて絶対切れなくなるからあなたに迷惑を掛けてしまうと思って と言っていた。彼女に惚れ直すとともに、大人を感じた一瞬だった。
でも今考えてみれば、彼氏でもない男に夜中に電話なんか掛けないだろう。若さ故の、自分自身の過ちとは認めたくないものだな・・・。
2005/2/26 21:20
振り返ってみれば 初めての彼女
その頃の私は部署の異動が内示されており、正式に辞令が下りれば大阪の本社から三重の工場へ転勤することになっていた。そんな状況だったので業務はそれほど詰め込まれることもなく、ほぼ定時に帰れる毎日だった。寮へ帰ると食堂で夕食をとり、部屋に戻ってPCに向かう。これが日課だった。
この頃はADSLはおろかISDNなんてものもなく、NTTが提供しているのはテレホーダイという23時〜朝8時までは市内への電話料金一定というものだった。しかし、寮の回線がレンタルだったのでそのテレホーダイにも加入できないでいた。そんなわけで毎月の電話料金は2〜3万は掛かっていたと思う。ついでにいうと、プロバイダーも従量制で使い放題なんてものも無かった。一番ヘビーユースのコースにしていたにも関わらずこちらも上限を超えて2万ほど課金されるのが当然のようになっていた。毎月4〜5万払っていたことになる。単に結婚相手を見つけるだけなら結婚紹介所で相手を探しているほうがはるかに効率はよさそうだ。
だがネットでの出会いはそれだけではない。今でも友達としてお付き合い頂いている人もいる。いまでこそネットでの出会いは一般でも普通に受け止められるようになってきたが、この頃は特に40代から上の世代には、まだネットをしているのはヒッキーでキモヲタ みたいに思われてる部分が少なからずあった。でもオフ会を通じて出会った人たちは、別に自分と同じように普通にPCに向かっている人が殆どだった。黎明期というか、まだまだみなマナーを重んじる常識的な人が多かった。
みんなまだネットでの出会いに期待と不安を持っていたが、それでも夢を感じる部分が多かったのではないだろうか・・・。
この頃はADSLはおろかISDNなんてものもなく、NTTが提供しているのはテレホーダイという23時〜朝8時までは市内への電話料金一定というものだった。しかし、寮の回線がレンタルだったのでそのテレホーダイにも加入できないでいた。そんなわけで毎月の電話料金は2〜3万は掛かっていたと思う。ついでにいうと、プロバイダーも従量制で使い放題なんてものも無かった。一番ヘビーユースのコースにしていたにも関わらずこちらも上限を超えて2万ほど課金されるのが当然のようになっていた。毎月4〜5万払っていたことになる。単に結婚相手を見つけるだけなら結婚紹介所で相手を探しているほうがはるかに効率はよさそうだ。
だがネットでの出会いはそれだけではない。今でも友達としてお付き合い頂いている人もいる。いまでこそネットでの出会いは一般でも普通に受け止められるようになってきたが、この頃は特に40代から上の世代には、まだネットをしているのはヒッキーでキモヲタ みたいに思われてる部分が少なからずあった。でもオフ会を通じて出会った人たちは、別に自分と同じように普通にPCに向かっている人が殆どだった。黎明期というか、まだまだみなマナーを重んじる常識的な人が多かった。
みんなまだネットでの出会いに期待と不安を持っていたが、それでも夢を感じる部分が多かったのではないだろうか・・・。
2005/2/21 21:59
−Moon− by KAN 初めての彼女
いつも大切なことばかりを胸に封じ込めて
不安な想いをかくすように 君は笑った
恋はみつめるより先にキスをしたほうが有利
考えてると愛はすぐ逃げるから
悲しい思い出ばかり残らないように
この手をはなさないで
恋の季節いつまでも
目の前の僕を信じて
いつか言葉とぎれても
この想いは変わらない
いつもたいくつな物語をひとり演じてた
弱気な背中を見せぬように君を愛した
口を開くたびに君と傷つけたなら Sorry
言葉にするのはとてもむずかしいね
今この月をどこの場所から見てるの
二人 はなれていても
どんなわるいうわさより
目の前のぼくを信じて
たとえ月が凍っても
君だけはぼくが守る
そして涙も時も流れて
新しい朝 今はただ 君が愛しい
恋の季節 いつまでも
目の前のぼくを信じて
いつか言葉とぎれても
この想いは変わらない
思い出の月の下で
Song&Word by KAN
2005/2/20 3:45
ターニングポイント 初めての彼女
映画をいっしょに観たあとも何も変わらない日々が続く。
しかし本当の自分に気がついてしまった私は、どんどん膨らむ想いに困っていた。
耐えられなくなった私は映画を観た数日後 チャットをいつも通り終えてから彼女に電話を掛けることにした。彼女の携帯の番号は彼女が以前やったオフ会の幹事をしていたことから、部屋の常連みんなが知っていた。でなきゃ、自分では電話番号なんてとてもじゃないけど聞けなかっただろう。この幸運を神様に感謝。
その当時はまだ会社の独身寮にいて、壁がものすごく薄かったので電話の声が隣にモロ聞こえるような状態だった。仕方ないので寒いのにも関わらずジャンパーを羽織って非常階段に出て電話を掛ける。チャットが終わってからだったので当然結構遅い時間。お互い社会人だし、その日は平日だったので翌日もある。映画のときの話をちょっとしたら切ろう なんて軽い気持ちで電話した。
しかし、私の予想に反して電話が盛り上がってしまった。今までの人生のこと趣味のことお互いの家族のこと、はたまた恋愛感まで深夜まで話し込んでしまった。今まで一体チャットで何を話していたんだろうと思うくらい初めて彼女のいろいろな面を知った。勿論そんなことを予想していなかった私はもっと厚着をして外に出ればよかったと寒さに震えながらも、彼女との時間に安らぎを感じた。落ち着けた。そしてさらに彼女のことを好きになった。勿論その日の睡眠時間は短かったけど、おそらくそれまでで一番幸せな眠りだったのは間違いない。それからというもの、毎日に張りができた。死んだようにしていた仕事もがんばれるようになった。まだ好きになっただけなのに彼女のためにがんばれる自分がいたのである。これも驚きだった。
そしてこの電話を境にちょっとした変化が訪れる。チャットはいつも通りしつつも、彼女と直接ふたりだけでメッセンジャーで話をするようになった。
「俺は夢でも見てるのか??」
しかしまだ私は彼女に自分の想いを伝えてはいなかった。
しかし本当の自分に気がついてしまった私は、どんどん膨らむ想いに困っていた。
耐えられなくなった私は映画を観た数日後 チャットをいつも通り終えてから彼女に電話を掛けることにした。彼女の携帯の番号は彼女が以前やったオフ会の幹事をしていたことから、部屋の常連みんなが知っていた。でなきゃ、自分では電話番号なんてとてもじゃないけど聞けなかっただろう。この幸運を神様に感謝。
その当時はまだ会社の独身寮にいて、壁がものすごく薄かったので電話の声が隣にモロ聞こえるような状態だった。仕方ないので寒いのにも関わらずジャンパーを羽織って非常階段に出て電話を掛ける。チャットが終わってからだったので当然結構遅い時間。お互い社会人だし、その日は平日だったので翌日もある。映画のときの話をちょっとしたら切ろう なんて軽い気持ちで電話した。
しかし、私の予想に反して電話が盛り上がってしまった。今までの人生のこと趣味のことお互いの家族のこと、はたまた恋愛感まで深夜まで話し込んでしまった。今まで一体チャットで何を話していたんだろうと思うくらい初めて彼女のいろいろな面を知った。勿論そんなことを予想していなかった私はもっと厚着をして外に出ればよかったと寒さに震えながらも、彼女との時間に安らぎを感じた。落ち着けた。そしてさらに彼女のことを好きになった。勿論その日の睡眠時間は短かったけど、おそらくそれまでで一番幸せな眠りだったのは間違いない。それからというもの、毎日に張りができた。死んだようにしていた仕事もがんばれるようになった。まだ好きになっただけなのに彼女のためにがんばれる自分がいたのである。これも驚きだった。
そしてこの電話を境にちょっとした変化が訪れる。チャットはいつも通りしつつも、彼女と直接ふたりだけでメッセンジャーで話をするようになった。
「俺は夢でも見てるのか??」
しかしまだ私は彼女に自分の想いを伝えてはいなかった。
2005/2/19 18:38
覚醒 真夜中の『シックス・センス』 初めての彼女
その後も相変わらずチャットルームで話す日々が続いた。みんなの顔と名前が一致したことで、以前にも増して親密度があがっていた。ただ、私と彼女の関係は以前と変わらず部屋主とその常連のまま。HPを持っていて多少知識のあった私は彼女に頼まれて、部屋のメンバーの交流のための掲示板を作ったりしていた。
そんなある土曜日、いつも通りチャットをしていると、彼女が突然見たい映画があると言い出した。その映画が『シックス・センス』。当時話題になっていて気にはなっていたが、勿論ひとりで映画館まで足を運ぶはずもなくまだ見ていなかった。ただ内容的に幽霊が出て来るので怖いからひとりでは見に行けないという。しかし、男性と二人っきりでも見たくないという(笑)。さらにこれから観たいという。もう夜の10時回ってるんですが・・・。オールナイトでやってるよ。はぁ。今から難波来れる人いてる?わがままな姫だな〜と思って苦笑いしながら、すでに立候補した同行者の他に誰か居ないか募集してたので、もう一度実際に会ってみたかった私も立候補した。ちょっと寒いがバイクでならもし夜中に放り出されても一人で帰ってこれる。もう一人の同行者もこの部屋の常連で、バツイチ子持ちの男性HN:STEPWGNさんだった。実はこの人かなり彼女にほの字の雰囲気が出ていて、正直二人きりにしたくないなと思ったのも事実。あぁ、私は彼女に惚れたのか!?いや、まだそこまではいっていない。気になる存在なだけだ・・・。
寒空の中バイクを飛ばし、日付が変わる頃難波の南海百貨店の前で待ち合わせた。上映してる映画館は彼女が調べておいてくれたので、そそくさと移動。オールナイトということもあって、席はそんなに混んでおらず、彼女を挟んで男女男の形で座席につく。映画の開始直後にいきなりハッと息を飲む画面があって彼女も両手で口を覆ってたりしたのだが、その後はグイグイとストーリーに引き込まれあっという間にエンディングを向かえていた。その後何度も観る気もせず映画を見てすぐ解散というのも寂しかったので朝4時まで開いている喫茶店に入って3人で話し込んだ。内容は観た映画の感想とか他愛もないものだったと思う。その後HN通りステップワゴンで来ていたSTEPWGNさんに彼女の送り届けてもらうよう頼み、一人バイクで家路についた。彼に彼女を送らせるのは嫌だったのだが、こちらがバイクでメットもひとつではどうしようもない。しかもこんな寒空だし、どう転んでもクルマを選ぶだろう。潔くあきらめてステップワゴンを尾行するようなことはしないでおいた。
この日を境に私は自分の気持ちに気がついてしまった。もうとっくに彼女に惚れていたのである。あぁなんてこった。
そんなある土曜日、いつも通りチャットをしていると、彼女が突然見たい映画があると言い出した。その映画が『シックス・センス』。当時話題になっていて気にはなっていたが、勿論ひとりで映画館まで足を運ぶはずもなくまだ見ていなかった。ただ内容的に幽霊が出て来るので怖いからひとりでは見に行けないという。しかし、男性と二人っきりでも見たくないという(笑)。さらにこれから観たいという。もう夜の10時回ってるんですが・・・。オールナイトでやってるよ。はぁ。今から難波来れる人いてる?わがままな姫だな〜と思って苦笑いしながら、すでに立候補した同行者の他に誰か居ないか募集してたので、もう一度実際に会ってみたかった私も立候補した。ちょっと寒いがバイクでならもし夜中に放り出されても一人で帰ってこれる。もう一人の同行者もこの部屋の常連で、バツイチ子持ちの男性HN:STEPWGNさんだった。実はこの人かなり彼女にほの字の雰囲気が出ていて、正直二人きりにしたくないなと思ったのも事実。あぁ、私は彼女に惚れたのか!?いや、まだそこまではいっていない。気になる存在なだけだ・・・。
寒空の中バイクを飛ばし、日付が変わる頃難波の南海百貨店の前で待ち合わせた。上映してる映画館は彼女が調べておいてくれたので、そそくさと移動。オールナイトということもあって、席はそんなに混んでおらず、彼女を挟んで男女男の形で座席につく。映画の開始直後にいきなりハッと息を飲む画面があって彼女も両手で口を覆ってたりしたのだが、その後はグイグイとストーリーに引き込まれあっという間にエンディングを向かえていた。その後何度も観る気もせず映画を見てすぐ解散というのも寂しかったので朝4時まで開いている喫茶店に入って3人で話し込んだ。内容は観た映画の感想とか他愛もないものだったと思う。その後HN通りステップワゴンで来ていたSTEPWGNさんに彼女の送り届けてもらうよう頼み、一人バイクで家路についた。彼に彼女を送らせるのは嫌だったのだが、こちらがバイクでメットもひとつではどうしようもない。しかもこんな寒空だし、どう転んでもクルマを選ぶだろう。潔くあきらめてステップワゴンを尾行するようなことはしないでおいた。
この日を境に私は自分の気持ちに気がついてしまった。もうとっくに彼女に惚れていたのである。あぁなんてこった。
