2009/1/7 12:25
With Jackson Browne

*Orleans / Dance With Jackson Browne
とりあえずはタイトルで、「これなんじゃ?」と、裏ジャケを見て、「へぇ〜、一緒にやってるんや!」
で、詳細を見て「Live At Jabberworcky,Syracuse,N.Y. March 6,1974」って記載されていて、
「えっ!?74年?」「Orleans」のライヴは彼等がハゲハゲ、ブタブタのおっちゃんになってから再結成した時のものは幾つか見ましたが、まだ若くてハツラツとしていた頃のライヴは映像はおろか音源でも出会ったことはありませんぜ、親方(@_@)
こ、これは、「Jackson Browne」がいなくても貴重な音源。し、しかも、音質は見事に綺麗なライン録音。ちょっと高かったですが、後で後悔するのも嫌なので迷うことなくゲット!!!
最初のMCを聞くと彼等の紹介が「ABCレコーディング・アーティスト!」って紹介してますからまだ「Asylum」に移籍する前ですね。
私はこの初期の頃の彼等のアルバムは、もう死ぬほど聞いて、ジャケットも、いつも手に持って、中の歌詞を追いかけながら聞いていたので、見開きジャケットの真ん中辺りが手垢で真っ黒になっています。
そう1作目、2作目大大好きなんです。だからこの頃の選曲をこの当時の彼等で聞けるなんて、凄いことです。だってまだオリジナルのドラマーの「Wells Kelly」が生きているんですよ。
「やはり"Orleans"の要は"Wells Kelly"だった」って「John Hall」が後に言ってましたけど、ホントにそう思います。その彼等のライヴ音源。
それだけでも凄いのになんと「Jackson Browne」までが参加。どうなっているんでしょうかね?
おまけに「David Lindley」も登場。
その上もう一つ凄いのは、この頃人気の女の子バンド「Funny」のギター&ヴォーカルの「June Millington」まで参加してます。
コンサートの前半は「Orleans」単独ライヴ。
でも2曲目で「Jackson Browne」の「Ready Or Not」やっているんですが、これは珍しく「John Hall」が歌ってます。
殆どの選曲が彼等の1作目なのでもう興奮しまくり!(^^)!
後半からゲスト陣が参加。
んで、凄いのは「Jackson Browne」は後半ずっと出たまんまなんです。
「Harder They Come」やら、「Rivers Of The Babylon」やら、「Johnny Too Bad」やらと大レゲエ・セッション!
私レゲエは基本的に聴きませんが、この頃の「Jimmy Cliff」や「Bob Marley」は大好きでこの頃はよく聞きましたんで、この「Jimmy Cliff」のカバー大会は非常に嬉しい選曲ですわ。
もう最後の最後まで興奮の大盛り上がりセッション大会。これって凄すぎます。
Setlist
Disc 1
1.Let's Have A Good Time
2.Ready Or Not
3.Please Be There
4.Firefly Lover
5.If
6.Two-Faced World
7.Half Moon
8.Breakdown
9.The Harder They Come (w/Jackson Browne + June Millington)
10.Unknown Song
11.007 (Shanty Town) / Rivers Of Babylon (w/ Jackson Browne + David Lindley)
Disc 2:
1.Medley incl. ' Funky Nassau ' (w/ Jackson Browne + David Lindley)
2.Medley : Johnny Too Bad / Where You Gonna Run To / Sitting In Limbo (w/ Jackson Browne + David Lindley)
3.You Can Get It If You Really Want (w/ Jackson Browne + June Millington)
4.Sweet & Dandy (w/ Jackson Browne)
5.My Girl (w/ Jackson Browne)


2009/1/5 12:16
SHM-CDで聴く「Eric Clapton」の名作 音楽

*Eric Clapton / 461 Ocean Boulevard
言わずと知れた74年リリースの彼の代表作。
私がお金を出して買って手に入れた2枚の「Clapton」のアルバムのうちの1枚。
私はそれまでの彼は嫌いでした。
と言うより、「Cream」が嫌いだったんです。
で、そのまま彼のソロ・アルバムも聴かずでいてました。
ふとした切っ掛けなんですがね。
このアルバムが新作としてリリースされた当時、梅田にあった「VIC」というレコード店に立ち寄ったら、丁度新譜として入荷した所で、お店でかけまくっていたんですね。
それをたまたま聴いたら、何かそれまでの「Clapton」のイメージと大きく違っていてビックリだったんです。
これ、メチャメチャええやん!
と、そのまま買って帰って聴きまくって、おまけに彼の初来日公演まで見に行ってしまいました。
だって、このレコーディングのメンバーで来るという事でしたから、そりゃ、このアルバムからの曲がたっぷりと聴けることでしょう。
行かな損々ですから。
しかしこのアルバムを聴くのは何年ぶり?
実はその後、最初にCD化されたときに買って聴いたのですが、その音の薄っぺらさにがっかりしたことを憶えています。
その時もアナログ盤を聴いていたときから随分と間が空いていたので結局昔の古い音と言うことで今の音と比べたらそれだけ薄っぺらいモノとなっていたのかとも思いました。
でもあまりにもアナログ盤を聴いていた頃とのイメージの差が酷かったのでそのまま聞くのを止めていたのです。
でも最近になってリマスター盤が出たりして、音が良くなったという期待感と共に又聴きたくなっていたのですが、どうも踏ん切りが付かずにいてました。
そこへ来て去年とうとう今話題の「SHM-CD」として再リリースされたのです。
おまけにオリジナル紙ジャケット仕様。
そうして収録曲はその前に出ていたデラックス・エディションと同じ内容。
2枚組で2枚目が74年のロンドンはハマースミスでおこなわれたライヴ音源が収録されています。
この時のライヴの収録曲は他の「Eric Clapton」の、どのライヴ・アルバムよりも私好みの選曲なんです。
しかもメンバーはこの時のレコーディング・メンバー、即ち来日メンバー。
ですから、渡りに船、一石二鳥。
これはもう買うしか有りません(笑
音質はやはり、リマスタリングされた上に「SHM-CD」ですから、以前聴いたような薄っぺらな感じはなく、充分に厚みのあるええ音してます。(^_^)v
Setlist
Disc 1
1. Motherless Children
2. Give Me Strength
3. Willie And The Hand Jive
4. Get Ready
5. I Shot The Sheriff
6. I Can't Hold Out
7. Please Be With Me
8. Let It Grow
9. Steady Rollin' Man
10. Mainline Florida
Session Out-Takes
11. Walkin' Down The Road
12. Ain't That Lovin You
13. Meet Me (Down At The Bottom)
14. Eric After Hours Blues
15. B Minor Jam

Disc 2
1. Smile
2. Let It Grow
3. Can't Find My Way Home
4. I Shot The Sheriff
5. Tell The Truth
6. The Sky Is Crying / Have You Ever Loved A Woman / Rambling On My Mind
7. Little Wing
8. Singin' The Blues
9. .Badge
10. Layla
11. Let It Rain
Musicians
461 Ocean Boulevard
Eric Clapton:Vocals,Guitars,Dobro
George Terry:Guitars,Background Vocals
Albhy Galuten:Piano,Electric Paino,Arp Synthesizer,Clavichord
Dick Sims:Organ
Carl Radle:Bass
Jamie Oldaker:Drums
Al Jackson:Drums
Jim Fox:Drums
Yvonne Elliman:Guitars,Vocals,Background Vocals
Tom Bernfeld:Background Vocals
Session Out-Takes
Eric Clapton:Vocals,Guitar
Carl Radle:Bass
George Terry:Guitars
Jamie Oldaker:Drums
Dick Sims:Organ
Dave Mason:Guitars
Yvonne Elliman:Background Vocals
Disc 2
Live At Hammersmith Odeon,London,1974
Eric Clapton:Guitar,Vocals
George Terry:Guitars
Dick Sims:Keyboards
Carl Radle:Bass
Jamie Oldaker:Drums
Yvonne Elliman:Vocals,Background Vocals
Marcy Levy:Background Vocals,Harmonica
2009/1/4 12:04
隠し砦の三悪人 映画

*The Last Princess
去年の暮れにDVDでリリースされた和物映画「隠し砦の三悪人」を昨日時間が出来たので観ました。
この映画、以前にもちょこっと私の日記で触れましたが、元々は58年にかの「黒澤明」監督が作った時代劇長編映画のリメイク版。
オリジナル版は勿論主役の六郎太には「三船敏郎」。
そしてそれに付いてくる2人組は「千秋実」に「藤原釜足」。
雪姫には「上原美佐」という当時の新人女優を抜擢。
片やリメイク版は、六郎太には「阿部寛」。
そうしてあとの2人は「松本潤」と関西お笑いタレントの「宮川大輔」。
この「宮川大輔」って言うのがややこしい、あの夫婦漫才の「大助−花子」の宮川大助ではありません。
よく間違えますが(笑
そして雪姫には「長澤まさみ」という布陣。
そしてもう一つこの映画の話題は、かのアメリカの超ヒットSF大作「Star Wars」が、この映画から深い影響を受けて作られたというお話。
それは監督の「George Lucas」もハッキリとそう言っているので間違い有りません。
と言うことで私も以前にこの映画のオリジナル版の方を見ました。
そして笑ってしまいました。
大体が、時代劇日本映画とSF近未来宇宙ものとどういう風に繋がるのか興味があったわけですが、見事に同じ(笑
オリジナル版では六郎太に付いてくる「千秋実」と「藤原釜足」扮する「太平」と「又七」がもうまるで「R2-D2」と「C-3PO」そのまんま。
2人のやりとりやその登場場面なんかもそのままでしたから。
その他、帝国軍っぽい軍団に、馬に乗ったダースベイダーっぽい武士。
それだけでなく画面の移り変わりや切り替えの方法や、コマ割りなんかもまるでそのままって感じでした。
これはこれはホントに笑うしかなかった。
そうして今年突然出てきたリメイク版。
これはもう観るしかないって感じでした。
でも意外や意外、期待していたほど面白くもなく、笑えない。
確かにその「Star Wars」を意識してそれっぽくは作ってあるんですけどね。
ん?
そう、それがダメなんですよ。
何故「Star Wars」を意識しているのか?
オリジナル映画のリメイクだからオリジナルの黒沢監督の「隠し砦の三悪人」を意識するなら分かるのですが、何故それから影響を受けた「Star Wars」を意識したような作りになっているのか?
それならコピーのコピーになってしまう。
ダースベイダーのヒントとなった全身鎧を着て鉄仮面に兜を被った敵方の武士も、オリジナル以上にダースベイダーを意識しているし。
刀を振り回して立ち回る場面などはまるでライトセイバーを振り回しているかの描写。
「松本潤」と「長澤まさみ」はルーク・スカイウォーカーとレイア姫みたいな関係になっちゃうし。
で、そのダースベイダーの役が「椎名桔平」なんですが、これがまたその悪役が似合わない(笑
仮面を取ったらその格好悪さに笑ってしまう。
ラストに近い場面ではそのダースベイダーが「阿部寛」扮する六郎太に2人一緒になってこの世界を牛耳ろうなんて話を持ちかけて断られるのですが、それも「Star Wars」でダースベイダーが息子のルーク・スカイウォーカーに「Come On Joy Us !」と叫んでいる場面そのままやし。
その他、オリジナルにはなかったけれども「Star Wars」にはあったような場面が満載でした。
でもその中で主役の「阿部寛」がなかなか迫力ある、泥臭くて渋いええ味出した芝居してました。
この人ホンマに演技が上手くなりましたね。
で、上手いだけやなくて、独特の味も持ってはります。
そして意外にも「宮川大輔」もなかなかにええ雰囲気出した芝居してました。
彼はお笑いよりも役者になった方がええんと違う?
逆に「松本潤」と「長澤まさみ」はあきまへん。
特に「長澤まさみ」は全然でした(-_-;)
あれだけ周りに芝居の上手い人達が居てる中で、余計目立ってましたね。
せっかく「George Lucas」が認めた素晴らしい映画やのに、もっと自信を持って違う意味でオリジナル版とはまた違ったオリジナリティーを持った映画を作って欲しかった気がします。
2009/1/3 12:01
Southern Deep Soul Singer 音楽

*Lattimore Brown / Little Box Of Tricks
60年代〜70年代に活躍したサザ〜ン・ディープ・ソウル・シンガー。
その彼が60年代、取り分け66年〜68年頃にナッシュヴィルにある名門ソウル・レーベル「Sound Stage Seven」に残したシングル盤を中心にまとめたアルバム。
これは以前、と言ってもアナログ盤の時代ですからかなり昔ですが、日本の「Vivid Sound」より12曲入りのアルバムでリリースされていたものとほぼ同じようです。
ジャケットも確かこの様なジャケットだったと思われます。
って言うか、私この人の写真はこれしか見た事ありません(笑
ただ今回のCDは17曲入りで当時のアルバムよりも5曲多いようですね。
レコーディングはナッシュヴィルとメンフィスそしてマッスル・ショールズで行われており、詳しいクレジットがないのが残念ですが、勿論「Muscle Shoals」では当然のメンバーが起用されているはずです。
そしてメンフィスでは「Stax」でのレコーディングとなっており、メンバーは勿論「Booker T. & MG's」のメンバーが参加しており、それに加えて「Memphis Horns」も参加しているとのことです。
CDのジャケットの解説によりますと、そこでの「Al Jackson」のドラムと「Steve Cropper」のギター・ワークは「Unmistakable」と書かれています。
加えて、加えて9曲目の「I Know That I'm Gonna Miss You」ではデュエットとして、かの「Roscoe Shelton」が参加してそのメロウ・ハイトーン・ヴォイスを聴かせてくれています。
そうして彼のヴォーカルですが、「Otis Redding」と言うよりは「James Carr」と言ったタイプでしょうか。
または「Sam & Dave」の「Dave」かな?
しかし彼らほどに野太くも重くもないヴォーカルで、もっと土臭い味を持っているように感じます。
取り上げる曲もアップテンポよりはミディアムからスローが多いようで、特にスロー・バラードはなかなかにググッと心引き込まれる魅力を持っています。
14曲目と15曲目の「Otis Redding」の死を悲しんだ追悼歌に心痺れます。
本物の歌心を持ったサザン・ディープ・ソウル・シンガーの貴重な音源です。
Setlist
1. I've Got Everything
2. Cruise On Fanny,Cruise On
3. Little Bag Of Tricks
4. Bless Your Heart I Love You
5. I'm Not Through Lovin
6. So Says My Heart
7. It Hurts So Bad
8. It's a Sad Sad World
9. I Know I'm Gonna Miss You
10. Don't Trust No One
11. Nobody Has To Tell Me
12. Please Please Please
13. Take A Little Time
14. Otis Is Gone,Pt. 1
15. Otis Is Gone,Pt. 2
16. Shake And Vibrate
17. Little Bag Of Tricks,Pt. 2
2009/1/2 12:46
Pop Rock Dylan 音楽

*Bob Dylan / Street Legal
昨日「Bob Dylan / At Budokan」を聞いていたら、やはりどうしてもこのアルバムを聴かなくては済まなくなってきました。
彼の数あるスタジオ・アルバムの中でも個人的には高い位置に評価しているアルバムでもありますし、なんと言っても日本公演の延長線上にあるそのアレンジがどうしても「武道館」を聴いていると引き寄せられてしまうようです。
私にとってはこのアルバムと「武道館」は対になっているようですね。
って言うかこのアルバムを聴いていると、この78年のツアーはこの新作の為のリハーサルにさえ思えてくるのです。
それほどに本作のアレンジと「武道館」で演奏された曲のアレンジが似通っているのです。
勿論収録曲は違います。
このツアーで演奏された中で新曲として本作に収録されているのは僅かに「Is Your Love In Vain?」1曲のみですから。
しかもそのレコーディング・メンバーもが殆ど変わらずにそのまま起用しています。
普通はライヴとレコーディングはメンバーを変えるものですが、今回に限っては殆どそのまま。
でもその中でバンド・マスターであったはずのベーシスト「Rob Stoner」が外されています。
これはどうしても解せません。
日本公演でもあれだけメンバー全体に指示を出し、しかも「Dylan」にさえ歌い出しや曲のキー・コードを伝えていたほどの人なんですから。
その彼が外されていたのか?
それとも自ら外れたのか?
それは不明ですが、彼はこの後、80年にソロ・アルバム「Patriotc Duty」をリリースしています。
そう言うことからソロ・デヴューの準備の為に抜けたのでしょうか?
そうしてリリースされた本作は、それまでの「Dylan」とは大きく逸脱したそのサウンド・アレンジには当時の評価はあまり良くなく、結果として一時代の通りすがりのアルバムとして片付けられてしまっているようです。
でも私に取ってその斬新なポップ・ロックなアレンジが凄く新鮮に感じられて、ポップ・スター「Dylan」の誕生か!とも思いワクワクさせられたものでした。
収録曲も全て素晴らしい曲で埋め尽くされています。
彼のアルバムって大体がそうですが、勿論このアルバムも捨て曲がありません。
いくら彼がポップになったと言っても、その歌や演奏には重みが感じられます。
でも結局「Dylan」はそっちの方向には進まずに、本作の中でも感じることの出来るゴスペル・フィーリングな方向へと進んでいくことになるようですが。
しかし、「Dylan」のやることはいつもその時は世間に受け入れられずに、数年後に評価されることが多いですね。
それだけ彼のセンスが先んじているって事でしょうか?
Setlist
1. Changing Of The Guards
2. New Pony
3. No Time To Think
4. Baby Stop Crying
5. Is Your Love In Vain?
6. Seor (Tales Of Yankee Power)
7. True Love Tends To Forget
8. We Better Talk This Over
9. Where Are You Tonight? (Journey Through Dark Heat)
Musicians
Bob Dylan:Lead Vocals,Electric Rhythm Guitar
Ian Wallace:Drums
Jerry Scheff:Bass
Billy Cross:Lead Guitar
Alan Pasqua:Keyboards
Bobbye Hall:Percussion
Steve Douglas:Tenor & Soprano Saxophone
Steven Soles:Rhythm Guitar,Background Vocals
David Masfield:Violin,Mandolin
Carolyn Dennis:Background Vocals
Jo Ann Harris:Background Vocals
Helena Springs:Background Vocals
Steve Madaio:Trumpet
2009/1/1 10:04
31年前は、、、。 音楽

新年明けましておめでとうございます。m(_ _)m
さてさて、新年一発目は何を聴こうかといつも迷ってしまうものですが、今回はもう既に数日前から決めておりました。
数日前から聴きたい聴きたいと願っていた気持ちをグッと溜め込んで一気に聴き込んでおります。
この思い出深きライヴ・アルバムは私の人生の中でも非常にインパクトが強かった衝撃的なライヴでした。
長年聴いていなかったこのライヴ・アルバムですが、ふとしたことから突然聴きたくなりました。
しかし、今諸処の事情により手元になかったのですが、(と言うよりアナログ盤ではよく聴いたのですが、CDになってからは持っていなかったのです。)何とか探し求めて手に入れた次第です。
新年一発目はやはり「Dylan」と言うことで新しい夜明けを迎えたいと思います。
*Bob Dylan / At Budokan
勿論、今更言うこともない78年の初来日の東京は武道館でのライヴの模様を収めたアルバム。
私は大阪ですので、枚方にある松下電器所有の体育館で行われたライヴを見に行きました。
今はもう松下電器の体育館はなくて「パナソニック・アリーナ」となっているそうですが。
取りあえずはデカイ体育館であったことは記憶しています。
当時から考えると大阪の中心からちょっと遠いかも知れませんが、「Bob Dylan」の動員数を考えると収容できるスペースは他に無かったものかとおもいます。
78年、もう年も明けましたので31年前ですか。
当時生まれた子供が31歳。
30歳の大人でもこの日のライヴは遠い過去の伝説となっているのですね。
23歳の時にそれを体験した私は確実にオッサン以上ですか(-_-;)
31年も経てば記憶も曖昧になってきますが、それでも彼がオープニングに舞台の袖から現れたときの様子は今でも鮮烈に憶えています。
遂に生「Dylan」を見れたわけですから。
しかもそれまでの「Hard Rain」や「Rolling Thuder Revue」、「Renald & Clara」等で見た彼のライヴ映像での出で立ちとは大きく違った、真っ白なスーツでの登場ですから。
それはもう、インパクト有りまくりの登場でした。
それに加えて演奏される曲のアレンジの斬新さ。
いつもよく聴いていた馴染み深い曲のはずなのに、演奏が始まってイントロの時点では曲名が分からないんです。
歌が始まって歌詞をきちんと聴くまで何の曲か分からないほどに、その曲達は見事に変えられていました。
しかも「Hard Rain」の時とは180度違って見事にポップスと化していたその曲達に私はただただ呆然と立ちつくしたように呆気に取られていました。
結局、そのアレンジはこの後にリリースされる名作「Street Legal」へと繋がっていくのですがね。
音質的には違いますが、ある種「Phil Spector」を思わせるそのアレンジは曲が進むにつれて違和感が消えていき、気が付くと興奮と感激の坩堝にはまり込んでいました。
荒削りなロック・ライヴ、もしくはシンプルなフォーク・コンサートを期待していた聴衆は見事にその期待を裏切られ壮大なポップ・ロック・コンサートを聞かされたわけですから、その意向たるや流石ひねくれ者の「Dylan」とでも言いましょうか。
今でこそこういった大きなアレンジをライヴで施すなんて事は普通になってきてますが、当時はそんな事するアーティストは他にいなかったように記憶しています。
多分「Bob Dylan」が最初のような気がします。
それでも普通こういった思いっきり趣向を変えたライヴは何度か来日公演を行って後やるなら分かりますがね、初めてのライヴでやりますか(笑
まさかね、バッキングの主要メンバーも「Hard Rain」の時と変わっていないしね。
まさに意表をついたって感じでした。
でも、コンサートが終わった後暫くは、何日間はその感動は収まりませんでした。
そうやってコンサートが終わって演奏曲を考えてみるとベスト・アルバム的な選曲ですが、そのなかでも「Dylan」のメッセージが込められているように感
じました。
そう言った所がただのポップ・ロック・コンサートではなくて「Dylan」のライヴなんでしょう。
具体的どうのって事はないですが、取りあえずラストは「Forever Young」から「Times They Are A-Changin'」ですから。
私の心に残るベスト・ライヴです・
Disc 1
1. Mr. Tambourine Man
2. Shelter From The Storm
3. Love Minus Zero/No Limit
4. Ballad Of A Thin Man
5. Don't Think Twice, It's All Right
6. Maggie's Farm
7. One More Cup Of Coffee (Valley Below)
8. Like A Rolling Stone
9. I Shall Be Released
10. Is Your Love In Vain?
11. Going, Going, Gone
Disc 2
1. Blowin' In The Wind
2. Just Like A Woman
3. Oh, Sister
4. Simple Twist Of Fate
5. All Along The Watchtower
6. I Want You
7. All I Really Want To Do
8. Knockin' On Heaven's Door
9. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding)
10. Forever Young
11. Times They Are A-Changin'
Musicians
Bob Dylan:Rhythm Guitar,Harmonica,Vocals
Billy Cross:Lead Guitar
Ian Wallace:Drums
Alan Pasqua:Keyboards
Rob Stoner:Bass Guitar,Background Vocals
Steven Soles:Acoustic Rhythm Guitar,Background Vocals
David Mansfield:Pedal Steel,Violin,Mandolin,Dobro,Guitar
Steve Douglas:Saxophone,Flute,Recorder
Bobbye Hall:Percussion
Helena Springs:Background Vocals
Jo Ann Harris:Background Vocals
Debi Dye:Background Vocals
2008/12/26 13:02
Think For Yourself 音楽

*Bryn Haworth / Pass It On
70年代半ば頃にUKのパブロック界やエレクトリック・トラッド界の名だたるミュージシャン達をバックにメロウな雰囲気を持ちながらも、アメリカの土の香りのするアーシーなアルバムをリリースしたことで当時話題となったシンガー&ソングライター。
その彼が83年にリリースした6作目の当たる本作は、初期のそう言った土臭いスワンプ風味溢れる雰囲気から抜け出して、お洒落メロウ・ポップな雰囲気に仕上げられた傑作。
そのお洒落なサウンドと、彼のやや暗いイメージを感じさせるハスキー・ヴォイスとが上手く噛み合ってしっとりとした切なさを感じさせてくれます。
特に4曲目の「Think For Yourself」が個人的には好きですね。
1. Pass It On
2. Never Give Up On Love
3. Come Away
4. Think For Yourself
5. Perfect Love
6. The Cure
7. Peace And Understanding
8. Looking Through Different Eyes
9. Come Over To My Place
10. Fear God
Musicians
Bryn Haworth:Vocals,Guitar,Roland Guitar Synthesizer,Background Vocals
Henry Spinetti:Drums
Dave Markee:Bass
Pete Wingfield:Piano
Steve Gregory:Sax
Peter Thoms:Trombone
Paul D'Oliveria:Trumpet
Dave Charles:Congas,Cabasa,Tambourine
John David:Background Vocals
Bam King:Rhythm Guitar
2008/12/25 14:29
My Favorite Christmas Album 音楽

*Venice / Christmas With Venice
70年代のウエストコースト・サウンド、特に「Eagles」や「C.S.N.&Y.」辺りのアコースティックで爽やかなハーモニー・サウンドを継承する兄弟&従兄弟で形成されている4人組。
その彼らが99年にリリースしたクリスマス・アルバム。
50年代の父親達のヴォーカル・グループ「Lennon Brothers」、そして60年代の、姉達のガール・ポップ・グループ「Lennon Sisters」。
そうして70年代のウエストコースト・サウンドに強い影響を受けた彼らのハーモニーはまさに天下一品!
此処に収録されたクリスマス・ソングは、昔から馴染み深い曲から、いつか何処かで聴いた覚えのある曲。
タイトルは知らなくても聞き覚えのある曲ばかり。
そんな素敵なクリスマス・ソングを彼らの優しさと爽やかさ溢れるハーモニーで包み込むように歌ってくれています。
静かなアコースティック・ギターをバックにしっとりとメロウにね。
Setlist
1 Away In A Manger
2 What Child Is This?
3 The First Noel
4 Hark! The Herald Angels Sing
5 Silent Night
6 Angels We Have Heard On High
7 O Come, O Come Emanuel
8 Joy To The World
9 O Little Town Of Bethlehem
10 O come, All Ye Faithfull
11 O Holy Night
12 O Christmas Tree
Venice Is
Brothers
Michael And Mark Lennon
Brothers
Kipp And Pat Lennon
2008/12/24 13:29
思いを込めたかの地に身を置きて 音楽

*Roger Morris / Light Up The Road
昨日私の日記で紹介しましたUKソングライターの30年ぶりとなる2001年にリリースされた2作目。
72年に、かの名作をリリースした後、80年頃に渡米し、今現在はウッドストックに移り住み、ミュージシャン活動を続けていると聞いています。
そうして、2001年にリリースされた本作もそれ裏付けるようにニューヨーク周辺、そしてウッドストックでレコーディングされています。
そして、本作をサポートしているバッキング・ミュージシャンも新生「The Band」のギタリストでもあった「Jim Weider」を初めとした渋い強者達が、ツボを心得た職人技を魅せてくれています。
サウンド的にはやはりあの頃のあのアルバムと比べると、かなり垢抜けした雰囲気には仕上げられていますね。
でもそれはレコーディングの技術や再生装置の向上で致し方ないものでしょう。
あれほどに泥臭い雰囲気は感じられません。
しかし基本的なアメリカの土の匂いのするサウンドやアーシーな彼のヴォーカルは変わっていないように感じます。
ゴスペル・フィーリング溢れる女性コーラスも入ってより一層黒っぽい雰囲気も伺えます。
特に彼のヴォーカルはその積み重ねた人生の重みからか、、、、なんて分かりませんが、あの頃と比べて、より野太く、そしてアーシーでソウルフルな雰囲気を持って聴く人に迫ってくるように感じます。
その歌い方によってはある種「Van Morrison」を思わせる所も多々あるように感じます。
それほどに彼のヴォーカルは以前と比べてドシッとした重みを感じます。
歌は確実に上手くなっています。
その表現力も余裕が伺えます。
しかしその分、あの当時の切羽詰まった緊迫感みたいなものは薄れているように感じます。
まず、1曲目の「Sailin'」でガチン!とやられてしまいます。
もうこの曲の素晴らしさはどう表現したら良いんでしょう。
この曲1曲だけで充分な気がします。
でもでも、それでもその後に続く曲も良いものがいっぱい詰められていますね。
百聞は一見にしかず
1曲の時間は短いですが此処で試聴出来ます↓
http://cdbaby.com/cd/rogermorris1
因みに本作はそのジャケットからよくライヴ・アルバムと間違えられるようですが、ライヴ・アルバムではなくてスタジオ・アルバムです。
本作はどうやら全くの自主製作盤のようですね。
レーベルもCD番号も何もありませんから。
もしかしたらライヴ会場で手売りしていたのかも知れませんね。
それが2005年くらいからネットを通じて販売されだしたのかも知れません。
Setlist
1 Sailin'
2 Shiver And Gone
3 Voices In The Street
4 If You're The One
5 We Wake Up When The World Sleeps
6 Light Up The Road
7 Blues On A Sleepless Night
8 Romeo And Juliet
9 Lovers' Holiday
10 The Hottest Night Of The Year
11 Waiting On Spring
Musicians
Roger Morris:Vocal,Piano,Acoustic Guitar
Steve Rust:Bass
Malcolm Gold:Bass
Randy Ciarlante:Drums
Jim Weider:Electric Guitar
Jim Eppard:Electric Guitar,Slide Guitar
John Werking:Organ Synthesizer
Joe Meo:Soprano,Tenor,Baritone Sax
Bruce Berky:Alto,Tenor Sax
Steve Kessler:Trombone
Kim Nicholas:Trumpet
Catrice Joseph:Harmony Vocals
LaRita Gaskins:Harmony Vocals

2008/12/23 9:07
遠きアメリカに想いを馳せて 音楽

*Roger Morris / First Album
「The Band」やアメリカ南部の泥臭い土の香りのするバンドやアーティスト達に強い影響を受けて育ったUKのシンガー&ソングライター。
その彼が71年に、当時のパブロック界のミュージシャン達の強力なサポートを受けて製作、そして72年にリリースされた名作。
サウンド的には、やはりその重く引きずるようなリズム・セクションから70年代初期頃の「The Band」やアメリカ南部の土臭い匂い漂うルーズでアーシーな雰囲気を感じさせてくれています。
特に「The Band」に対しての思い入れが強いらしくアルバム全体にその想いが強く感じられるものとなっています。
そういった意味では当時のパブロック界では重鎮的な存在であったバンド「Brinsley Schwarz」を感じさせてくれるかも知れません。
しかしそれに比べて彼のヴォーカルはソウルフルな雰囲気を感じさせてはくれますが、それほど泥臭いものではありません。
でもそれが帰ってあっさりして良かったのかも知れませんね。
そして彼の書くその歌も当時のアメリカへの思いが込められた、かなりその意識が強く込められた魅力溢れる素敵な歌が詰め込まれているように感じます。
特に6曲目の、1820年頃の当時のネイティヴ・アメリカンの居留地に送り込まれた悲劇を歌った「Trail Of Tears」は心打つ名曲でしょう。
勿論、このアルバムがリリースされた71年にはこのアルバムのことは全く知りませんでした。
このアルバムのことを知ったのはもっと後のこと。
75年くらい?
もしかしたら78年くらいかも。
でもそれでも噂だけで実際のアルバムは見たことはおろか、聴いたこともありませんでした。
元々UK方面は不得手と言うこともあって、その噂を聞いただけでそのままとなってしまっていました。
そうしていつしかこのアルバムがレアーな存在となって、とても1万円やそこらでは買えない状況となって行ってからは余計に興味の対象外となってしまっていました。
なにせ、レコードは5千円以上は出して買わないというのが私のポリシーですから(笑
そうしたうちに忘れた存在となってしまっていたのですが、数年前にレコード盤から起こしてCD化されたものが世に出回り始めました。
それから、どう言った経緯かはハッキリしませんが、しばらくしてオフィシャルという形で奇跡的にもCD化となりました。
私も御多分に漏れずに最初の海賊盤紛いの方を買ってしまったのですが、その後に出たこちらの方がボーナストラックが4曲も収録されて、オフィシャル盤と言うことで音質も幾分かは良かろうかという思いで買い直しを決意した次第です。
実際に聞き比べてみて、こちらの方がマスターテープからのCD化とは言いがたいものの、音質はやはりこちらの方が良いように感じた次第です。
そして何よりも嬉しいのは本人の意向が入っていて、オリジナル・アルバムとは曲順が変わっていることです。
そう言ったことが理由かどうかは分かりませんが、最初に海賊盤で聴いたときはあまりピンとは来ませんでしたが、こちらの方で聴いたときはかなり入り込んで聴くことが出来ました。
彼はこの後、80年に念願のアメリカに移り住み、ウッドストックを拠点としてソングライター活動を続けているようです。
そして、30年ぶりとなる2001年に自主製作ながら2作目をリリースした後、2004年に3作目もリリースしています。
これは70年代に素晴らしいアルバムをリリースしながら年齢と共にリタイアしていくミュージシャン達が多い中でとっても嬉しい出来事ですね。
尚、ボーナス・トラックは本アルバムのアウト・テイクではなくて、翌年に製作されたデモ・テープと言うことです。
しかし雰囲気的には全く違和感はなくアルバムの曲順の中に混ぜてしまっても問題ないくらいに素晴らしい出来です。
このままデモ・テープとして置いておいたのが勿体ないくらいです。
でも実際、このアルバムは70年代のあの時代だから生まれた名作なんでしょうね。
もう音楽の世界がボーダーレスとなりつつある現在では遠いアメリカに思いを馳せてなんて言う言葉や気持ちなんて起こらないでしょうね。
なにせ、情報なんてマウスでカチッカチッってクリックすればすぐに得られんですから。
昔々の、音の悪〜いノイズだらけの「FEN」から漏れ出る音楽を必死の思いで耳を傾けて聴くなんて事はないんですから。
Setlist
1. Taken For Granted
2. Vigil
3. Golightly's Almanac
4. Showdown
5. All My Riches
6. Trail Of Tears
7. Northern Star
8. Livin' On Memories
9. Poor Lucy
10. First Snow
11. Let The Four Winds Blow
12. Idaho
Bonus Tracks
13. Mississippi Story
14. Down The Meadow
15. Number 1 Need
16. Copenhagen Moon
Musicians
Roger Morris:Vocals,Piano,Electric Guitar,Acoustic Guitar
Lislie Harper:Bass
Bruce Rowlands:Drums
Terry Stannard:Drums
Rod Coombes:Drums
Tommy Eyre:Piano,Organ,Acoustic Guitar,Piano Accordion
John Weider:Electric Guitar,Fiddle
Keith West:Electric Guitar,Vocal Harmonies
Glen Vampbell:Pedal Steel Guitar
Chris Mercer:Sax
Ken Burgess:Vocal Harmonies