2008/7/21  8:24

ジェシー・ジェームスの暗殺  映画

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*The Assassination Of Jesse James By The Coward Robert Ford (ジェシー・ジェームスの暗殺)
アメリカ史上最高(最悪?)の無法者「Jesse James」を題材にした映画。
1870年代のアメリカですから所謂西部劇です。

個人的には西部劇は大好きです。
って言うか、私が今聴いている音楽のベースは子供の頃よく見た西部劇からの影響が強いんです。
それほどに西部劇は大好きです。

特にこの映画の主人公「Jesse James」にはなんか変な思い入れがあっていつも話題に上げられるときになります。
彼を題材にした映画も今まで見てきました。

「Ry Cooder」がサントラを担当したことで知られる「The Long Riders」とか、かの「Rod Taylor」が原作で「Colin Farrell」が主演を演じた「American Outlaws」とかね。

でも今回のこの映画はその今までの西部劇とは違った一種異様な雰囲気が漂ったものでした。
その豪華で渋い役者達が揃った事とは裏腹にちょっとインディペンデントな雰囲気を持っており、そして始まってから終わるまで全編に漂うこの閉塞感は見ていて気持ち的に辛いものがありました。

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辛いと言っても決して退屈という意味ではありません。
映画そのものは非常に興味深く、ドンドンと引き込まれていくのですが、ストーリーというか、画面全体に漂う恐怖感とでも言いましょうか。

その裏切りから生まれる不信感から仲間を次々と殺していくのですが、なんて言うか、それがいつ行われるのかと言う恐怖感。
一緒に笑いながら食事をして、酒を飲みながらお互いを探り合うその言葉の裏を感じ、そしていつ「Jesse James」自身が決断を下すのか?
いつ引き金を引くのか?

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彼の仲間達がそれに怯え、また仲間として友人として従っていくそのなんとも言えない息が詰まる思い。
逃げたくても逃げれない、彼がやってこないことを祈るだけ。

そんな中での「Jesse James」役の「Brad Pitt」と「Robert Ford」役の「Casey Affleck」のやりとりは本当に手に汗握る緊張感がありました。

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本作の主役はどうやら「Brad Pitt」ではなく、彼を殺した「Robert Ford」役の「Casey Affleck」のようです。
元々の題材が「Jesse Jamesを暗殺した男」ですから。

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途中から姿を消して出番が無くなりますが、「Jesse James」の兄の「Frank James」を演じる「Sam Shepard」もええ味出してました。

そして1つ驚いたことは「Jesse James」の奥さんである「Zee James」の役を「Mary-Louise Parker 」が演じていたことです。
映画を見ている最中は全く気付かず、その後ラストのテロップの所で分かったものの、彼女は「Mary-Louise Parker 」ですよと言われて、改めて見ても全然感じが変わっていて驚いてしまいました。

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「Mary-Louise Parker 」と言えば映画「Boys On The Side」でエイズに冒された白人の世間知らずなお嬢様っぽい雰囲気を持った役柄を演じてました。

まぁあの頃から年月が経ち、ある程度彼女も歳を取ったにせよ、全然あの頃の面影や雰囲気はなく、西部開拓時代のたくましさを感じさせる女性の雰囲気を持っていましたから。

そしてもう一つ、
ラストではありませんが、ラストに近い後半の酒場でのシーンで、ギターを弾きながら、あの「Ry Cooder」もかつて自身のアルバムで歌っていた事で知られるようになった「Jesse James」という曲を小汚い若者が歌っているのですが、それが「Nick Cave」と分かって驚きでしたわ。



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