2004/9/30  20:36

しんがりで  京都

今日最初の授業に出ようと思い、指定の教室に行くと、一番後ろの席に友人のT君が座っていた。軽く挨拶して隣に座る。
「俺、もうちょいしたら教習所に金払いに行かんとあかんから」
と言い、授業を途中で抜けるという旨を伝えられた。
僕は最近まで彼がもう自動車の免許は持っていると勝手に思っていたのだが、原付だけしか持っていないことを知った。
意外と遅い教習所通いである。
授業は初めに言ったように、一番後ろの席で受け続けたのだが、今日は目の調子が良いのか、先生の字が大きいのか何時もより鮮明に字が見えた。
授業が終わると何事も無く教室を出たのだが、外に出て少しした所でハッと思い出した。
教室に傘を忘れたのだ。
僕はまるで振り子が戻ってくるように教室に舞い戻った。
空っぽになった教室の一番後ろの席にぽつんと僕の傘は慣性の法則により留まっていた。

2004/9/29  22:58

バスは最終的に意味を為した  京都

台風の接近を鑑みて自転車ではなくバスで登校したのだが、見事に雨は止んでしまった。
「これじゃあ、バスで来た意味が無いじゃないか」
とは思ったのだが、普通の時間に帰っていたらそれは本当の感情になっていただろう。
というのも、台風の接近を感じていたが友達と夕食を食べることにした。その時点では雨は未だ降っていない。風もそんなに強くなかった。
近場のラーメン屋で夕食を済ませ、ごちそうさまを言い店を出ると、ポツポツと雨が降り出してきた。
この前の飲み会で立て替えてもらっていた『300円』を返し、その飲み会の話の中で出た京都の川原でのBBQを10月の上旬くらいに実現する為の草案的な話をしに一路某ファーストフード店へ直行した。
飲み会で京都に住んでいることが判明した女の子を含めた数人で催すことが一応の目標である。地元から来てくれる女の子が、
「可愛い子つれていくわ」
と言っていたが、疑わしい限りである。期待と不安が入り混じっている。
話としてはまだまだなのだが、近いうちに大阪へ要る物を買いに行こうというところまでは話は進んだ。
雨は次第に豪雨と変化し、僕達の全身を傘を無視して濡らしていった。

2004/9/28  19:32

三ノ宮の雨  兵庫

何年ぶりだろう、三ノ宮に降り立ったのは。
何時もは新快速で過ぎ去るだけの駅、街。買い物は専ら京都だし、丁度、地元と京都の中間地点にある。大きな街なのに不思議と愛着や使用頻度は皆無だ。
そういや、4年程前に三ノ宮か元町の楽器屋でギターを買ったのが、一番最近のその周辺での買い物だったのかもしれない。
降り立つと都会の駅前の独特の臭いが漂う。
海沿いの方角へと僕は足を運んだ。用事の目的地はそちらの方向であった。
用事を済ますと、丁度雨が灰色の空から落ちてきた。僕は折畳傘は持って来ていたのだが、差すほどの雨ではなかったので、駅までの道程は濡れていくことにした。
時間的には短いものだったが、久しぶりの三ノ宮は何か目新しいものに見えたような気がした。何回か訪れた場所でも、長い間行かなければ、目新しさは或程度は感じざるを得ない。
帰りにGOOD CHARLOTTEのアルバムが出ていたので購入した。

2004/9/27  22:22

かからない電話  京都

京都に戻ってきて、休みの間にポストに溜まった新聞等、投函物、郵便物を整理していると、ハラリと一枚の紙切れがそれらの隙間から舞い落ちた。
何かと思い拾い上げてみると、それはある運送会社からの不在通知票であった。日付は昨日の26日、時間は五時半頃となっていた。
丁度、昨日は駅に居た時間である。
送り主はレコード会社。僕は記憶を掘り起こしてみた。
「多分、先日応募した抽選のものかな」
ということは推測出来たので―授業があるので―学校で電話をかけてみることにした。
しかし、電話をかけてみた所、呼び出し音ばかりで一向にかかる様子が無い。僕は数回試してみたが駄目だった。
その支店には人が不在だったのだろうか。今日は諦めて明日またかけてみるしかない。

2004/9/27  13:08

時は過ぎても  兵庫

週末26日は飲み会ということで地元に帰っていた。
半年に一回ペースで催し、既に慣例化しているそれは、今までで一番多くの人数が集まった。その人数は15人で、ラグビーチームが1チーム出来上がる程である。
事実上、高校3年の時にクラスで仲が良かったメンツなので、クラス会みたいなのにあたるとは思うが、趣は凡そ違った感じである。
飲み会の会場に行ってみると、僕の名前が団体予約の名前にされていた。
「○○壮行会」(○のなかは僕の名前)
もう笑うしかなかった。
予約した友人に因ると、この名目で予約をとった際に「え?」っと二度聞きされたそうだ。
しかし、皆其々に予定を調節して来てくれるのには頭が下がる。今回は四年ぶりに会った人もいた。
楽しい時間はすぐ過ぎるのは当たり前。あっという間に時間は虚空の彼方へ過ぎ去っていった。
カラオケでは、『関学のペ・ヨンジュン』と化したI君が重い内容の誰も知らないような曲をシャウトし、Tさんと僕は『キューティーハニー』を一緒に歌う羽目になった。しかし、それも一興。楽しいことには変わりが無い。
心地よい疲労感と腹に注ぎ込んだ大量のアルコールを含んだ水分を感じながら、帰る電車が同じのW君と夜の町を疾走した。
病的な程終電が早いローカル線に乗る為である。走ったお陰で終電には間に合った。
帰ると眠さが僕を支配した。

2004/9/23  19:12

走り回る  京都

今年度最後のオープンキャンパスを手伝いに行った。
夏休みにした時のメンバーも居たし、新しい顔も多く居た。夏休みの二日間の時程の来場者数には及ばなかったが、それでも多くの高校生が来場してくれた。
受付はとても忙しく、説明が終わると次の説明と目まぐるしく回転していた。時期的にはもう大学受験を真剣に考える時期を過ぎている頃だと思われるので、もう受験は決定事項のような気持ちの人がアンケートを見る限りでは多かった。
午前中と昼の早い時間帯はやはり忙しかったが、オープンキャンパスも終盤に近づくと暇な時間が出来てきた。僕達は疲労感と共に椅子に腰をおろし、人が来ない間は話していた。
「資格を取るのに大変で」
と、一人の女の子は言う。どうやら、その資格を取るためには、時間割を詰め込まなければならないらしい。
「一時間目から五時間目まで詰まってますよ」
と、大変さを滲み出しながら話していた。
片付けを終えると、ささやかなる『反省会』。反省会といっても打ち上げみたいなものだが。食べてる途中に外では雷が轟き、雨が降ってきた。何とか帰るまでには小降りにはなったが。

2004/9/22  19:16

秋風  京都

空気ががらりと変わった。
朝窓を開けるとひんやりとした空気が部屋に進入してきた。今までの暑さのギャップがあるので、肌寒ささえ感じた。
やはり長袖の人も少なくはない。しかし、この気温の変化に服が追いつかなかったのか、これぐらいの気温ならまだまだ半袖で十分と考えたのか、街中には半袖の人の方が多かった気がした。
僕は半袖のTシャツの上に長袖のシャツを着込んで出掛けた。今日も授業は昼からである。今日受けた授業の中に全くつまらない授業を発見。
辟易するような授業内容は、途中で多数の人が退室する始末。辛抱強い僕は結局最後までいたが、これはやばいなと思い、どうしようか決めあぐねているところだ。
今日もルーズリーフのバインダーを買うのを忘れた。別に急くこともないのだが、ルーズリーフが増えないうちに早めに買わなければ。

2004/9/21  23:33

始まりの朝  京都

後期授業の始まりである。
授業の関係上、昼から登校しようと思ったのだが、友人T君からの呼び出しで午前中に登校した。
成績表の交付は既に始まっており、多くの人が一喜一憂しながらそこに訪れていた。僕は単位は十分に充当しており、気楽な気持ちでそれを受け取った。
T君は後期の授業のことで話があるということで、食堂でその話となった。同じ授業を取ってるか否かのことであり、それ程重要なことではなかったのだが、一応それの確認。
僕はその時改めて自分の時間割を見たのだが、自分の学科の授業をゼミ以外は入れていないことに気づいた。
どうも他の授業の授業内容の方が魅力的に見えてしまい、無意識的にそのようにしてしまったのだろうか。
ともあれ、初っ端の授業が彼と同じだったので、一緒に受けることにした。どうも休み明けは授業に身が入らない。
授業を受けていると携帯が震えた。
「晩飯食わないか?」
僕は了承のメールを返信し、授業に頭を切り替えた。

2004/9/20  22:25

空白  兵庫

所用で実家に帰っていたのだが、実家のパソコンが起動すら正常に行われないという故障に見舞われていたので、あえなくパソコンが使えない状態に陥った。
時間を見て、行きつけの電器量販店に持っていって修理などを頼んだのだが、預けた当日に電話があり、店舗では直せないということでメーカーに頼まなければならないことになった。
メーカーまでのことはその電器店がしてくれるみたいだが、修理の見積と修理とで2週間くらいは掛かりそうである。
最近、僕の周りではパソコンの不具合、故障が短い期間で立て続けに起こった。メールなどはやや重要なものも届く状況にあるので、2,3日のパソコンの不使用は少し困ったが、幸い週末ということで、そのリスクは軽減された。
病的という意味での依存性は僕には無いと自分では思っているが、やはり使えないとなると不便さは否めない。
何日かおいたメールボックスには沢山のメールが溜まっていた。

2004/9/16  22:20

夜食  京都

京都駅でバスを待っていると、けたたましいサイレンを鳴らしながら救急車が本来バスしか通行出来ないエリアを走り抜け、駅の手前に停まった。
僕はバスを待っていたので、その方向に振り向くぐらいのリアクションしか出来なかった。よって何が起こったのかは定かではなかった。
僕以外にも多くの人が居たが皆そちらの方向へ頭を向けるなり、自分の予想を連れ立っている人と話したりしていた。
今日は久々に帰りが遅かったので、何となくだが、夕食を食べるタイミングを逸してしまったので、家に着くなり服を着替えて、近くのラーメン屋へ出掛けた。
昼もインスタントのラーメンを食べたので、極力それは避けたかったのだが、致し方ない。家の近くの数あるラーメン屋からチョイスして入った。
時間帯としては9時過ぎくらいだったので、店は繁盛していた。カウンター席に座り、行ったときに決まって頼むラーメンを頼み、取り敢えず水を一口含んだ。
外気よりも、火力の熱気でラーメン屋は異世界のように揺らいでいた。

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