おしらせ  

皆さん、大事なおしらせです。以前と同じに見えるこのブログ、実は数日前から全く違うものになってしまっているんです・・、ミステリーーー

URLにご注目!
これまでずっとAOLのブログサービスを使っていた私ですが、つい先日そのAOLからびっくりニュースがメールで届きました。「来年2月よりブログサービスを全て停止させていただきます」。ちょっと待ったーーー、停止させていただきますじゃないよ、あんた!今まで書き溜めた膨大なこの記事たちはどうなっちゃうんだい!
・・ご安心を、無料で手軽にAutoPageのブログサービスに移行していただけます、ということで即、移行手続きをしました。あーよかった。
1月末までは前のAOLのURLにアクセスすると自動的にこのAutoPageにジャンプしてくれるようですが、2月からはそれもできなくなるそうですので、もし私のこのつたないなまけものブログをお気に入りページに登録してくださっている方は(なんとありがたいことでしょう!!)、現在のURLに登録しなおしていただくよう、お願いします。

しかしです、数年がかりの蓄積だった、総アクセス数がゼロに戻ってしまったのが、なんとも悲しい・・。もうすぐ30000だったのに、それが、よ、40って・・・。とほほ。
新たな門出?とでも思って頑張ることにしましょう。

そんなこんなで、のんびりノロノロ、マイペースでやっているブログですが、今後もたのしんでいただけたら幸いです。

ではでは・・。




2008/12/5  3:43

BC・クライミング・ロードトリップ(2)  カナダ・バンフでの日々

まぁ・・、私たちも、ジミーが何のトラブルもなしに、遥かカナダの西の果てまでたどり着いてくれるだろうとは思っていませんでしたよ。ジミーは1991年生まれの、車年齢で言えばおじいさん、そして私たちは3人目の持ち主。エンジンクーレント、クラッチは漏れ漏れ、車体はサビサビ、BCの湾岸までこの車で行く、と言うと友人のだれもが眉をひそめて「大丈夫なの、あの車で!」と心配してくれたものです。

・・しかし旅の初日にトラブルとは思っちゃいなかった!!(ひぃ!)

・・しかも最終目的地まで半分も走っていない!!(うぎゃあ!)

マーティンは自分が見つけて買ってきた車なだけに、そしてその車を私に残して自分はチェコに去らなければならないだけに、いつも責任を感じていて、夏の間ちょこちょこ自分で修理したり部品を変えたりしていました。そのかいあってひと夏越えたジミーは見違えるほどの乗り心地。最初のドライブのときは、「こんなポンコツやってられるか!もう二度と運転しない!!」と誓った私ですが、今ではすっかり慣れて、それどころか愛着すら感じるまでになりました。手のかかる子ほど可愛いってやつでしょうか。冬の間もジミーと二人で乗り切る気満々!そんな私とジミーの間に育まれていく愛を見て、マーティンはますます責任を感じていた様子(笑)。

最初のクライミング目的地、スカハを目前にした大きな町、ケロウナに入ったときに、一日の走行距離はすでにこれまでの記録をはるかに超えていました。ジミー初の大仕事。
ここで、ちょっと休憩で、ガソリンスタンドでジミーと自分たちとに燃料補給をすることにしました(ちなみにジミーにはガス、私たちにはコーヒー)。それから、この機会にマーティンは、グレイシャー国立公園あたりから起こり始めた謎の空気音の正体を突き止めるべく、色々試してみることにしたようです。私は全く気にならなかったのですが、フロントガラスの下のあたりから、常に「シュー」という空気音?排気音?のようなものがしていたのですね。ま、車のことはマーティンにまかしときゃいいや、とコーヒーを楽しむ私。私たちは二人ともコーヒー中毒者なのです。あつ〜い濃いブラックコーヒーの香りと味。ああ、いい一日だった、これぞまさに順風満帆・・・。

そしてそれは、マーティンが4駆の切替レバーを操作したときにおこった!!

おかしな回転をし、かみ合っていないタイヤたちの動き、それにあわせてガクンガクンと上下する車体。急ブレーキをかけたときのような、ゴムのすれる音がタイヤから聞こえてきます。な、何これ、何これぇ!!!!
この状況でもしっかりハンドルを握り、「No panic, it's ok Sachi」と冷静な言葉をくれるマーティンの頼もしいこと、でもその横顔はかなりひきつっています。とりあえず黙っていよう、邪魔しないでおこう。でもどう考えても大丈夫じゃないよね、これ?
路肩でゆっくりゆっくり進めながら、4駆のレバーを動かします。だけど色々試してみるも、これも駄目、あれも駄目・・。ジミーは全てを拒否してがくがく震えるばかりです。どうも通常の2輪駆動と、4駆動の間でレバーが動かなくなってしまったような、そんな感じです。

なすすべもなく、右側に現れたウォールマートの駐車場にとりあえず緊急駐車。その時の時間、すでに夜の10時・・。どうする、どうなる!?蒼白の二人、死亡寸前のジミー。目的地は遥か地平線の果ての果て。

もうかなりの真夜中なので、お店はどこも開いていませんが、幸か不幸か、私たちが駐車した場所はカナディアンタイヤ(車のパーツ屋さん、そして修理屋さん)、個人経営のガレージなどに囲まれていました。とりあえず気を落ち着けるべく、クーラーボックスの中からビールをつかみ、やけ酒を飲みつつ、カナディアンタイヤが朝何時に開くのかを確かめに行きました。マーティン、かなり憔悴しています。4駆のレバーをいじったことを、激しく後悔しているのでしょう。排気音のことはともあれ、それまではジミーは全く問題なく走っていたのですから。
私はマーティンをなだめつつ、「明日朝イチで修理に持ち込むしかないか、でもレッカー移動がほとんどないだけラッキーだったかな。あ〜あ、一体修理にいくらかかるだろう・・。」なんて考えていました。
ところがマーティンは私と全く違う意見を持っていたのです。
「ここでジミーを捨てて、ヒッチハイクで旅を続けよう。」
・・・えっ!!??何で!!?

涙と絶望の夜、(3)につづく!

2008/11/29  12:46

BC・クライミング・ロードトリップ(1)  カナダ・バンフでの日々

待ちに待った9月!夢にまで見てきた9月!!

そう、私の夏休みは、仕事の繁忙期の7月8月を乗り切ってから、いつも9月にやってくるのです。
去年の場合は、9月に1週間の有給休暇をとって、ヤムヌスカのクライミングコースに参加し、毎日違うビッグルートを登りまくったのでした。そういえばマーティンとの出会いもこの休暇中のことだったな・・。1年を経た2008年の9月は、思い切って(?)どんと2週間の有給休暇、我らがジミーに乗り込んで、BC、ブリティッシュコロンビア州の海側までのんびりロードトリップに繰り出すことにしました。

何せ2年半カナダに暮らしているというのに、いまだにカナディアンロッキー以外のカナダをほとんど知らない私。カルガリーより東に行ったことはありませんし、西側も一番遠出したのはセンチュリーバックカントリースキーのとき。つまりロッキーの山岳地帯をほとんど出ちゃいないのです。我ながらちょっとびっくり・・。そら山猿だか野人だかになってしまうわけです(笑)。

後ろの席を全てぺしゃんこに倒して、広々積め放題のジミーの荷台に、わんさか積み込まれたのは、二つのクーラーボックス(ちなみにひとつはビール専用)、食器に調理器具、パスタやパン、缶詰などが詰まったプラスチックボックス、そして大量のキャンプ道具とクライミング道具。ほとんど家まるごと移動しているようなものです。おっと、長旅に備えておやつと音楽CDも忘れずに。ぽんこつジミー、いかにもラジオだけか、カセットテープデッキ備え付け、の雰囲気なのに、なぜかぴかぴかのCDプレイヤーが装着されているのです。ふふ。
スカハ、スコーミッシュ、この2つのカナダ・ロッククライミングメッカをメイン目的地にしつつ、バンフからBCの湾岸地域まで、およそ1200キロの道のりです。

え、なぜ「ジミー」なのかって?そういえばまだお話していませんでしたね・・。
命名者は私なのですが、背景は単純です。まず、もちろんJimmyのJはJeepのJ。それからジミーは、昔懐かし、サンリオキャラクター「Paty & Jimmy」のジミーでもあります。なぜか高校のころ、このジミーが好きで、カバンにぬいぐるみのキーホルダーを付けていたりしたのですが、ふとマーティンが金髪のくるくる巻き毛で、まんまジミーなことに気づいたのが、命名の瞬間でした(笑)。車の持ち主は、一応名義ではマーティンですし、そして車はマーティンの「ベイビー」な訳ですし(笑)、もう私の中で、車の名前はジミーに即決定。
ところが、この命名にマーティンの反応はこれ以上ない、というくらいの嫌がりよう!
「なんでそんなへんてこな名前を付けるんだ!ださすぎる!!」と断固拒絶、そもそも車に名前をつけること事態「ナンセンスだ、女のやることだ」と頭ふりふり、一人でぶつぶつ。百歩ゆずって名前をどうしても付けたいなら、もっとかっこいい名前にしよう、とスポーツカーとか宇宙船などの名前を挙げるのですが、なかなかいいものが思いつかない様子でした。
でも名前をつけると、よりいっそう愛着が湧くものです。私が知らん顔でいつも「ジミーがさぁ・・。」などと使っているうちに、最初は「うは〜」といちいちため息をついていたマーティンが、いつの間にか「ようジミー」と普通に呼ぶようになっているではありませんか!あれ??

そんなわけでジミー、かなりの老体なのに、今回は情け容赦ないムチに打たれ、二人のクライマーを乗っけて、遥か地平線の彼方までドライブです。

初日の目的地は砂漠地帯のスカハ!
道中で初めてのグレイシャー国立公園を通り、ここでお昼にしました。

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おにぎり、たくわん、玉子焼きにほうれん草のゴマ和え。DNAに染み付いた日本のピクニックお弁当です。ちなみに金髪巻き毛のマーティンは、ワカメの味噌汁と並んで、おにぎりが大好物であります・・。一体どこの国の人じゃい。

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お昼ごはんをお腹いっぱい食べたら、せっかくなので、短いハイキングトレイルをいくつか歩いてみました。
グレイシャー国立公園は、バンフ、ジャスパーなどと並んでMountain Parksと呼ばれる山岳地帯の国立公園システムの仲間なのですが、いやはや生態系が全然違うではないですか!写真ではなかなか伝わりにくいかもれしれませんが、ほんの数時間バンフから走っただけなのに、空気に混じる湿気の具合がまるで違います。そしてこのうっそうとした大きな巨樹たち・・。カナディアンロッキーの生態系というより、カリフォルニアなどで見た、セコイヤ群の雰囲気と同じものを感じます。これだから自然は面白いな・・。

そして再び数時間ジミーを走らせると、今度は果ての見えない巨大な湖が待っていたのでした。わ〜、カナダって、ほんと広いな、そしてすごく多様だ!
岸辺にはボートハウスが立ち並び、ロッキーとはまるで違う、水辺のバカンス地帯です。もちろん私たちもバカンス中なのですが、レストランでリッチな食事とワインと楽しむような身分ではないので、丘の上に車を止めてサブウェイのサンドイッチとスープの夕飯を楽しみました。でもほら、見晴らしは、どんなレストランにも負けない、ファーストクラス!

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ロードトリップ、絶好調です。初めての場所、ぐんぐん変わる景色、気心知れた相手と、自分たちのペースの旅。気楽で自由でお金のかからない、こんな旅を、これからもっとたくさんやりたいな。やっぱり車があるってすごいなぁ・・。
すっかり日がくれて真っ暗になりましが、目的地のスカハまであと少し、ジミーやるじゃん!

ところが・・、
スカハへのあと数キロの道のりは、悲劇へのカウントダウンだったのでした・・。

この順風満帆の初日の夜、誰が予想したでしょう、ジミーにサヨナラをしてヒッチハイクで旅を続けることを計画しつつ、草むらの中で眠ることになろうとは・・。

蒼白!衝撃の(2)へつづく!

2008/11/29  12:21

賞をいただきました  カナダ・バンフでの日々

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誰もがデジカメとは思わない、大きくて重たい、一昔前のデジタルカメラ。学生の時に、使い慣れないクレジットカードでドキドキ買った愛用のカメラ。数々の旅とクライミングをともにして、タフな環境をくぐりぬけた彼の体は、ぼろぼろで傷だらけ。それでもいまだにシャッターを押せば、パソコンに接続したときに、思わずにっこりしてしまうような、素敵な写真を約束してくれる頼もしいカメラなのです。

以前このカメラで撮ったクライミングの写真が、ヤムヌスカという山岳ガイドのサイトに採用されたお話をここでしたと思いますが、今回はスキーの写真で、所属している山岳会の賞をいただきました!
アルパインクラブ・オブ・カナダ、通称ACCはカナダ全土に支部を持つ、古い歴史のある山岳会です。私の所属しているロッキ−マウンテン支部は、毎年アマチュアむけの写真コンテストを行っています。こつこつ撮りためたとっておきの何枚かを、いくつかの部門に応募してみたのですが、冒頭のバックカントリースキーの写真が、トリップ部門の3等賞をいただきました。今年の春先に、Icefield Parkway沿いにある、Crowfoot Passに行ったときの風景です。賞品として山の本を3冊もらって大満足!やったー。

今年も、はやくもスキーシーズンがすぐそこまできているところ。来年のコンテストに応募できるような力作がまた撮れるかな・・?さぁ、カメラをザックに入れて、冒険に繰り出すことにしましょう!

でもここで私のブログは少し時をさかのぼり、更新をさぼっていた夏の間にたまった、クライミングロードトリップ珍道中を何度かに分けてお送りしたいと思います。もちろん愛用のカメラで捕らえた、トリップ風景を交えつつ・・。

どうぞお楽しみください!

2008/11/25  12:31


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こちら11月末のバンフ、一足お先に冬まっしぐら!です。レイクルイーズ、こんな景色になっちゃいました。

寒いと人肌が恋しくなるものですが、ここで出会った素敵な彼は、ちょっと冷たすぎました。残念!

スキー、アイスクライミング、すでに始まっています・・。
長い長い冬がきた!

2008/11/13  12:25

はじめてのドライブ(2)  カナダ・バンフでの日々

すいません・・。久々の更新の最初の2つがとても深刻かつ重い内容だったものですから(まず最初に書かなければならない内容でしたからね・・)、その直後に、もうどうしても、しょーもないくだらない記事を書かずにいられなくなってしまいました。生来、深刻な文章よりも、くだらない文章を書くほうが向いているんでしょうね(笑)。前回の記事の余韻にひたっている方は、どうぞ少し時間を置いてからこの記事をお読みください。全てぶち壊しますんで(笑)。
というわけで、やっと書きます、カルガリードライブの続き記事!!

前回は雹に降られて、クラッチオイルが空っぽになり、命からがら(?)保険会社の駐車場までたどり着いたところまで書いたと思います。
カナダに典型の、極めて無愛想な店員が作ってくれたサブウェイのサンドイッチにがっついて、ほっと一息。腹ペコ濡れねずみ、疲労困憊の若者にとって、店員の愛想なんて知ったこっちゃありません。おなかがふくれたところで、やっと動く気力が湧いてきました。アポイントメントの時間をとうに過ぎた状態で、いざオフィスのドアをノック。

日本で自動車保険に入った経験がないものですから、日本とカナダの保険オフィスとか、対応とか、全く比較ができないのが残念。でも巨大スーパーマーケットの一角にあるカウンターで手軽に手続きをしたハワイイでの自動車保険に比べると、きちんとした個人のオフィスに踏み入れるのは、ちょっと新鮮な、なんだか大人になったような気持ちになるから不思議です。
車がマーティンの名義なので、保険ももちろん彼の名義ですが、数ヶ月後にチェコに帰ったあとも引き続き私が使うこともあり、保険に私の名前も入れてもらいました。そこで担当者から当然あるのがこの質問。「What's your relationship with her?(彼女との関係は?)」マーティンの答えはしごくシンプル。「She is my common-low」。
Common-low、コモンローは、海外で暮らさない限りあまり耳にしない言葉かもしれません。いわゆる同棲相手のことで、家賃や電気代とか、そういったものを共同している状態を指します。と、いうと家や部屋をシェアしている仲間はみなCommon-lowとなりそうですが、なぜかそうはならず、(ここらへん私にもよく分かりません・・)同棲しているカップルのことのみです。タックスリターンや、移民申請などの手続きにもコモンローについて記入する欄はしょっちゅう登場しますし、カナダ国籍の人間と1年以上コモンローとして暮らすと、カナダ移民の資格ができたりもします。ただ単に「Girl Friend」と言われるより何倍も、「Common-low」と言われるほうが、特別で深い気がします。
保険会社のオフィス、若いカップル、コモンロー・・・、なんだか北米の気安い青春テレビドラマの一場面みたいで、私は一人笑い。これから今までと違う生活が始まるんだぁ、と改めて思ってみたり・・。

自動車保険に加入して、それから車を州の役所で登録して初めてライセンスプレート(日本でいうナンバープレート)をもらうことができます。これでやっと安心して堂々と車を乗り回すことができるわけです。
というわけで、次なる目的地はアルバーター州役所。つまり日本の市役所みたいな場所です。無機質なお役所カウンターの前は長蛇の列。大きなボードに、苗字を変える手続きはいくら、結婚届はいくら、などとお役所的な内容の値段が並んでいました。は〜、何するにも役所にお金を払わなければならないわけね・・。こんな場所に彼氏と二人で並んで、私は再び浮ついた気持ちになっておりました。く、くすぐった〜。変な感じ〜〜。ぶふふ。

何せ、出会って数日で恋に落ちたと思ったら数週間後にはチェコに帰ってしまったというオチ。それで9ヶ月後に再会したと思ったらその日から一緒に暮らしているわけですから、私たちの関係は、日本の常識で見ると、ちょっとぶっとんでいるかもしれません。
日本では同棲というと、まだ抵抗や許されない感があったりするかもしれませんが、カナダではカップルでなくても異性が一緒に家をシェアすることは普通にありますし、バンフの家賃は絶望的に高いので、カップルが一緒に暮らすことは当然といえば当然です。とはいえ、これから改めて互いのことをいっぱい知っていこう、という状態で、コモンローとして二人で保険会社だの州の役所だのまわっているのは、なんだか気恥ずかしい、へんてこりんな感じです。

・・そう、私たちは互いのことをまだあまり知らないのだ!!
そして一緒に暮らす、ということは、いきなり互いの見たくない一面なんかも全て飛び込んでくる、ということなのだ!!!
それに特別のエッセンスをさらに加えてくれたのが、このぽんこつ車・・・。

きらきら輝くライセンスプレートをさっそく取り付けて、再びドライブに出発!
しかし慣れない都会のナビが私にできるはずもなく、揺れまくる助手席で車酔い半々、地図とにらめっこ。ナビは役立たずだわ、一方通行天国と交通渋滞の時間帯に見舞われるわ、マーティンもいつの間にかイライラ絶好調。午前中のすったんもんだの疲労もあり、灼熱の太陽光線の攻撃もあり、保険会社や州役所での甘〜い幻想はどこへやら、なんだか車中の空気はどす黒い瘴気に満ちております・・。

そんな状況で、さぁ、カルガリーからバンフへ帰る道のりは、私が運転する番ときたもんだ!

バスン・ドカン・ガツン!!
「うがーーーーー!!!」
マニュアルの車なんて、何年も運転していません。あの動き出すときのクラッチとアクセルの微妙な操作にまず手こずりました。しかもこんな大きな四駆を動かすのは初めて。それに加えて、その車のクラッチがちょこっとおかしいときてますから、もう最悪。
マーティンが念を入れて人気のない場所にぽつんと駐車してくれたので、周りに気を配る必要がないのが不幸中の幸いでした。しかしこのバックへのクラッチの入りにくさときたらどうでしょう!
「がっと横に入れて一瞬止めて、ガツンと下!」が、バックに入れるコツです(笑)。
おお、揺れる、揺れる、全くもって揺れること!!
って、あのー、またクラッチが動かなくなちゃったんですけど・・・。

マーティンがイライラ説明することには、クラッチを押すたびにオイルが漏れていて、特にファーストやバックを使うときに長く押していると、空っぽになってしまいクラッチが動かなくなってしまうので、常にクラッチを押す時間をなるべく短く、すばやくやらなくてはならない、とのこと。動かなくなったら、エンストさせてクラッチペダルを何度か踏んでオイルを流し、それかまたエンジンをスタートさせるのしかないのです・。でもちょっと待った!それじゃ渋滞のときとか、駐車のときとか、どうすんだよぉ!次々と明らかになるポンコツ車の実態と、操る難しさに、次第にげんなりしてきました。さらに頭にくるのが、マーティンが日本の完璧な車の操作にしか慣れていない私の、運転技能や知識の低さに驚きを隠せずにいること。日本じゃオイル交換だってタイヤ交換だって、ほとんどの人が自分じゃやらないんだよ!と言うと目玉をぐるぐるさせていました。自分でもDo It Yourself精神の反対を行くような日本人のありようには辟易しますが、それでも自分の育った国に愛着心はありますし、世界にむかって誇れるようなところもたくさん知っています。日本を離れてカナダに移住しようとしている身にも関わらず、カナダのような国際社会の中で日本をバカにされると私は常に逆上してしまうのです。さぁ出てくる出てくる、国籍のギャップ!!どうなる暗中模索の国際カップル!!

「クラッチはもっとゆっくり離して!」
「アクセル足りない!」
「わかんないな〜、簡単だろ、こんなの。」ため息。

はい、私もついに爆発。
「ドゥアー!!(←意味のない叫び)もぉー!You just shat up and let me drive!! You made me nuts!!(いいからちょっと黙っててくれる!?頭にくるばっかりだから!)」
「Ok, ok, I'll shat up, you drive(分かった分かった、もう黙るから運転してよ)」

高速道路にさえ出てしまえば、マニュアルもオートマもほとんど変わりありません。ビシビシ振動するポンコツ四駆をどうにか操って、バンフまでたどり着くことができました。でも、もちろん駐車に苦戦、ファーストとバックの切り替えの繰り返しの中で、クラッチの押しすぎで何度もエンスト&再スタート。結局見かねたマーティンにハンドルを奪われました。
なんだこの車!もうすっかり頭にきました。こんなおんぼろのガラクタに私は400ドルも払わされたのか!!
そんな私にマーティンの言うことには、「Hey please treat it carefully, ok? This is old and you have to be careful and nice. This is alredy like my baby, kind of(なぁ、頼むから気をつけて扱ってくれよ。古いんだしさ、優しくしてやらなきゃ。この車はもう俺のベイビーなんだよ。)」

ぷっつーーーーん。
ベイビィだぁ!?私のことをベイビーともハニーとも呼んだことがないくせに、よくも!!
・・外国人の彼氏を持つ日本人女性にとって、ベイビーとかハニーとか呼ばれることって、一種あこがれではないでしょうか。現実はそんなに甘くないのですよ(笑)。
というわけで車の横っ面に思いっきり蹴りを入れて捨てゼリフ。
「What's the hell! I don't care! This is just a piece of shit!!!」(すいません、おぞましくて日本語訳ができません(笑)。

まったくもってドタバタ青春ドラマ・・。というよりコメディ映画か、こりゃ。
はじめてのドライブにはじめてのケンカ。

シャワーをがーーーーっと浴びて、気持ちが落ち着いてから、改めてマーティンに、チェコに帰った以降、この車を一人で取っておく気は今のところない、と伝えました。このぽんこつの難物を、一人で操りメンテナンスする自信は全くなかったのです。というよりもう金輪際二度と運転する気がありません。
気分屋のマーティンも私のぷっつんのおかげで、持ち前の穏やかさを取り戻し、確かにあの車はかなりの難物、でももう少し練習しながら、様子を見よう、プレッシャーを感じることはないよ、と子どものように頭をなでてくれました。

はじめてのドライブにはじめてのケンカ、は、これから訪れるたくさんの車トラブルと、たくさんのケンカの、幕開けに過ぎなかったことに気づくのはもう少し先の話。

その後同じようなイライラ教官とぷっつん生徒劇を何度か繰り返したあげく、ついに私は一人でバンフからケンモアまでドライブしてみることにしました。
やっぱりこういうのは慣れなんでしょうね、少しの失敗はありつつも、ガンガンのハードロックを聴きながら、無事行って帰ることができました。
そのことを仕事から帰ったマーティンに報告すると、「俺の彼女はCanadian Death Raceのスッテカーがついたジープの四駆を、ハードロックを聴きながら乗り回している。」とにやりと一人笑っていたのでした。


それから数々のトラブルを乗り越え、いくつかの修理を繰り返し(とはいえクラッチは漏れるままですが)、見違えるほど乗り心地のよくなったジープの四駆は、ジミーという名前も付けられ、マーティンの去った後の現在2008年冬、いまだ私の相棒として活躍しています。私の運転技術はいやがおうにも、この夏で格段に磨かれました。
さて、来年の夏に帰ってきたマーティンをカルガリー空港に迎えに行くまで、ジミーと私たちの遠距離恋愛の関係と、果たして持つのかどうか、続報をお楽しみに・・。

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2008/11/13  11:40

千の風になって  カナダ・バンフでの日々

人々の行きかうバンフ通り。
横断歩道ですれ違う一人の女性、ほっそりした後姿に、ストレートの黒髪が揺れていた。
はっとして振り返る。
あ・・、違った。
バカだな、ミキちゃんのわけないじゃんか。
一人苦笑する。
そんな瞬間を、もう何度おくっただろう。

ミキちゃんの突然の事故死から、1年がたった。


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ピジョン山は、ケンモアのはずれにある、知る人ぞ知るハイキングガイドブックにも載っていない小さな山。難しい山では全くないのだけど、たくさんのトレイルが交わっているうえ、標識が整備されていないこと、そして送電線やら砕石場に囲まれていることもあって、あまり人気がない。けれど鳥が大好きだったミキちゃんは、鳥の名前がついているこの山にいつも登りたがっていて、3度も挑戦したのにも関わらず、そのたびに迷って山のてっぺんにたどり着けずにいた。それは私たちの間で、いつも笑い話だった。

カナディアンロッキーの山々と自然を愛したミキちゃんが、遺骨と遺灰になって全て日本に還ってしまうことは、私たちにとって耐え難いことだった。ご家族が日本に帰る前日に、親しい友人カズーと、頭を下げて「遺灰を分けてください」とお願いしたことは、今でも昨日のことのように思い出す。
「ありがとう、ありがとう、こんなにミキを愛してくれて、本当にありがとう」と泣きながら遺灰を分けてくれたご家族の強さと優しさは、私を変えた。

ミキちゃんの遺灰をピジョンの山の上から、一年後の命日に飛ばすことは、そのときに仲間で決めた大切な大切な約束。

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2008年10月16日。
真っ青な空の広がる秋晴れを期待していたのだけど、その日は風の強い寒い日になった。
あまりの寒さに、てっぺんでゆっくりすることは不可能で、ミキちゃんのためのケルンを作ったり、メモリアルノートを用意している間は、全員でスクラムを組んで暖めあっていた。ペンを綴る指が寒さで震えて、思いをこめているはずのメッセージはほとんど解読不可能。そんな状況がおかしいやら笑えるやらで、爆笑の繰り返し。

でも、ケンモアやバンフの山々が果てしなく広がっている山頂だった。
そして、この強い風は私たちにとって恵みだった。

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『千の風になって』という詩を思い出した。
何年か前に日本ですごくはやった、確か死んだ人の側から残された人々にむけたメッセージのような内容だったと思う。きちんとした内容は全く思い出せなかったけれど、タイトルをふと思い出した。

ミキちゃんは、カナディアンロッキーの千や万の風に抱かれて、旅をする。気流にのって旅をする。
山頂の強風に一人ずつ向かいながら、私たちはミキちゃんに話しかけていた。
ばいばい、ミキ。きっとまた、会うね。よい旅をね。またね。

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一年間部屋にあった、ミキちゃんの遺灰の瓶が空っぽになった。
山々はどこまでもつながっていて、風は果てしなく吹き抜けていた。
私たちの心は満たされていた。

今、この大気を胸に抱けば、この地球が生まれたときからの、星の数ほどの命たちの息吹を抱きしめることができる。
千の風の中に、大切な人たちの面影を見る。

2008/11/12  7:39

時の流れとともに・・  カナダ・バンフでの日々

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みなさん大変お久しぶりです。もう2008年も11月になってしまいましたね。今年は春以降、ブログの更新がほとんどできませんでした。楽しみにチェックしていただいている方々、ごめんなさい!
忙しく駆け回っていた夏を終えて、今こうして振り返ってみると、この夏は人生の上で大きな転機になったことに気づきました。ちょっとこの場をお借りして、私はっぴーの新たなありよう(?)をお伝えしたいと思います。

単刀直入に言いますと・・・、

夢だけが全てだった、5年間は過去のものになりました。
今、私は大学から卒業以降数年の間の人間とは、かなり違うライフスタイルをおくっています。

・・ということです。

これまで、日本にいる皆さんにとって、私は「夢に向かって一直線」「インタープリテーションが生きがい」「情熱の塊」そんな若者だったと思います。
私もつい最近まで自分をそういう目で見ていました。ここまではっきりとした夢があって、それを追い続けていることに誇りも持っていました。バンフに来たのも、そんな夢を追いかける道の途上でのことでした。インタープリターとして生涯を送っていくであろうことに、なんの疑問も持たず・・。

でも日本でのがむしゃらな日々の中で、たくさんのものを犠牲にしてきました。そんな猪突猛進の日々に疑問を感じることもありましたが、振り返ることはありませんでした。
夢だけが全てではなく、もっとスローダウンして、自分の身の回りの人々や、日々の出会いや、自然とちゃんと向き合おうというライフスタイルにようやく変わり始めたのは、ハワイイでの暮らしのおかげです。

そしてそれに加えて、今回の大きな変化は、「流れに身を任せるのも、時にはいっか」というケ・セラセラなスタンス。というか、ちゃらんぽらん!?

あれ?夢・・、が、消えた。

インタープリテーションに対する、あの炎のような情熱が、バンフの3度の夏の末に、すっかり消えてしまっていました。こんな日が自分にくるとは・・。
燃え尽きちゃったのかな?掻き消えちゃったのかな?燃料はまだ残っているのだろうか。
突然訪れたようで、本当は少し前から気づき始めていました。見ないふりをしていた、だけ。

そういえば昔は毎回インタープリテーションをするごとに、記録をつけて、振り返りをしていた。プログラムの前はリサーチを丹念にして、常にベストを尽くしていた。今の私、インタープリターとして、あのころの私に顔向けできないかもしれないな・・。
今年の夏は空前の人手不足に見舞われ、実はインタープリテーションがほとんどできなかったのです。私の夏は、お店の売り子さんでほとんどが終わりました。そのストレスと言ったら、もう爆発寸前でした。どうしてバンフにいるんだろう、私ここで何やっているんだろう。でもだからと言って、インタープリテーションプログラムを改善しよう、とか売り込もう、とか、そういう情熱も全く湧かないのです。あんなに、5年間も、がむしゃらに追いかけ続けてきたのに!!

私、どうなっちゃうんだろう。こんなんでいいのかな・・。

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そんな隙間を埋めて、埋めるどころかあふれかえるくらいに満たしてくれた、新しい人生の大きな糧が、ロッククライミングと、マーティンとの暮らしでした。

そんな変化への戸惑いや、後ろめたさが、これまで主に夢への軌跡をつづってきた場であるブログの更新から遠ざかっていた原因のひとつでもあります。変化に対応し、落ち着いて自分を取り戻すまで、少し時間が必要でした。

その結果が、「今がしあわせならいいや、の、ちゃらんぽらん女です♪」と開き直るにいたりました(笑)。おっとっと。でもそれには大きなバックグラウンドや思いがあります。

「結局人生は人と人との関わりあいなんじゃないかな。」
マーティンとの出会いや、結婚とか家族とかそういうことを母と話していたときに、ふと母が口にした言葉です。
この娘にしてこの母あり、それこそ夢や情熱をがむしゃらに追いけるタイプの私の母が、まっしぐらに続けてきたピアノから少し離れて、父との結婚と子育てを選んだときに感じたことでした。
「ピアノはまたできる。でもこの人との出会いや、自分の子どもを育てていくことは、今しかできないことで、大切にしたいことだとすんなり思えた。」

それは、なんだかじんわりと私の心にしみたのでした。
人と、人・・。
私にとって、これまでおなざりにしてきた、でもきっと人生で一番大切なもの、かもしれない・・。

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10月16日、ミキちゃんの命日。
バンフの親しい仲間で集まって、ミキちゃんが登りたがっていた、鳥の名前がついている山に登りました。もうあれから1年もたったのか・・。

いつまでたっても、手を伸ばしたその先にある未来ばかりを見つめて走り続けているのでなく、立ち止まって、「いま」を大切にしたい。腕の中に抱きしめることができる、今。
「いま」自分の周りにいるこの大切な人々を、「いま」の瞬間を、大切にしていきたい。
・・だって人生は短いのだから。

クライミングをしながら見つめる、美しい山々。峰と雲。自分の心と体の「今」に向き合う旅。人間が美しいと、自然が、この星が美しいと、心から思える時間です。
今の私を作っているのは、クライミングと、大切な人々とのつながりの二つ。夢を失くしたけれど、決して空っぽではなく、満たされています。燃えるような情熱が心から消えたけど、その分優しい人間になれた気がします。

カナダ・バンフで私は新しいライフスタイルと、しあわせを見つけました。
きっと、これは人間として成長したということなのだと、そう信じています。

人と自然をつなげるインタープリテーション。
これからは仕事と夢としてではなく、自分のライフスタイルの中で続けて生きたいと思っています。自分の「生き方」として、これからも・・。
自分自身の自然体験とアウトドアライフがこれだけ豊かになった今だからこそ、ちょっと違う形になるかもしれませんが、伝えていけるものがあるはずだと信じて・・。

2008/9/2  9:08


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8月31日、バンフ。
目覚めて寝ぼけまなこを直撃したのは、窓から見える真っ白な庭と、降りしきる雪、雪、雪。

夏が終わった・・・?
いや、それどころかいつの間に冬になってた・・?
2ヶ月くらい眠っちゃってたのかな??
というわけで、今朝の挨拶はもちろん、「メリークリスマス!」

8月の最後の週に雪が降るのは、毎年恒例ですが、こんなに日中も降り続き、庭に積もったりしたのはさすがに初めてです。

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スキーもアイスクライミングも楽しみだけど、でもまだ夏を満喫しきっていません。
ようやく待ちに待った2週間の夏休みが明後日から始まるというのに!

暖かく晴天の続く、『インディアンサマー』が今年も9月にやってくることを、切に祈って・・。

恐るべし、これは正真正銘Canadian Rockyの8月なのだ!

2008/8/11  5:16

夏まっさかり  カナダ・バンフでの日々

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更新が滞っております、楽しみにしてただいているみなさん、ごめんなさい。
まだカルガリー初ドライブ珍道中の記事が、完結していませんね・・。
ちょっと落ち着いたところなので、じきにアップできると思います。
とりあえず今回は、近況とご挨拶まで・・。

私は元気に大忙しに暮らしております。
短い夏の恵みをめいっぱい享受しようとするのは、植物も、野生動物も、そしてバンフに暮らす人間もいっしょ。

でも今年の夏は今まで以上に特別です。
ちらりとこの夏の様子&ハイライトを足早にお届けしましょう。

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まずは、3度目のバンフ旅行に、日本からやって来た両親です。
最高の晴天に恵まれたバックカントリートリップを楽しむことができました。
トップの私の後姿の写真は、父が撮ってくれたもので、たくさんの写真の中のお気に入りのひとつです。
1週間強の滞在の間、なんと毎日ハイキングを楽しんだ両親を、密かに自慢に思っている私。
今ではロッククライミングやアルパインクライミングなんかに夢中になってしまっている私ですが、そもそもこんなふうに自然が好きになるきっかけをくれたのは、子ども時代に毎夏、長野県・清里へと連れ出してくれていた両親なのです(もちろん彼らは、私がこんな野生児になってしまうとは思ってもみなかったでしょうが・・)。
大自然、おいしい食事、やさしい時間。
毎年、彼らとの夏の短い共有時間の間に、いつも自分がどんなに愛されてるかを実感するのです。

それから、夏、といえば、仕事!!
アルバータ州は空前の人手不足に見舞われていますが、我がフレンズオブバンフもその例にもれず、去年以上の人員不足にあえいでおります。
一番忙しい夏の2ヶ月に、ぎりぎりの人手、そしてみんな体調は崩すは、長期の休みはとるは・・・、ああ息つく暇もありゃしない。
あと1ヶ月、走りきるのみ。

そして仕事を終えて家に帰れば、いつもと違う展開が待っています・・。

もう2ヶ月近くなろうとしている、マーティンとの二人暮し。
いやはやよく笑い、よく泣き、よく話しています。
育ちも国籍も違う相手が、狭い家で一緒に暮らしているわけで、不満やムカつくこともたくさんありますが、そんなぶつかりあいを通しで理解しあい、歩み寄る過程は、なかなか新鮮です。
二人暮しって、いいものだな。

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そして今年の夏の1,2位を争うハイライトになりそうなのが、ジャスパー国立公園の有名な山、エディス・キャベル登山でしょうか。
16時間のロッククライミング、スノーウオーク、リッジ超え、というアルパインルート。
大きな達成でした。
これについても近いうちにブログで詳しくお伝えできればと思っています。


・・つい昨日です。
両親が日本に帰り、マーティンが10日間ブリテッシュコロンビアでの仕事に旅立ったのは。
仕事と両親とマーティンの間で、超多忙!な日々に追われた後で、一人の時間が大切で、のんびりすごすプライベートを愛する私は、このひと休みの時間を待ちに待っていただろうに、・・どうでしょう、この孤独ときたら!
自分を愛してくれる存在が周りにいることは、ときに狭苦しく、息苦しく、疲れるものだったりもしますが、それ以上に自分を満たしてくれるものなのですね。

仕事を終えて、大急ぎで夕飯の時間に落ち合う両親がいない。
そして家に帰ると、しんと静か、からっぽの大きなベット。
ん・・、寂しいな・・。
切なさが、じんと身にしみます。
でも、Life Goes On
大満足の笑顔でアシニボイン山と映っている両親の写真を、冷蔵庫にはりつけ、カバンを背負ってまた、今日も仕事に行きます。

そうだ、この間に掃除をして、本を読んで、手紙を書こう。ブログもきちんとアップしよう。やることはたくさんあります。ちょっとご無沙汰の友だちにも連絡をとりましょう。
なんて、なまけものの私がどこまでできるかな?

ブログ更新、みなさん気長にお待ちください!

暑さに負けず、よき夏を・・




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