2008/7/3  23:59

ダークナイト  ノンセクション

 「100万人のキャンドルナイト」というイベントがある。
 夏至と冬至を含む数日の20:00〜22:00の2時間、電気を消してろうそくだけをつけようという省エネ運動だ。
第1回は2003年。今年は6月21日〜7月7日が運動期間。
http://www.candle-night.org/jp/

 さて、その志にケチをつけるつもりはないけれど、なんでキャンドルを使わなきゃならんかな、というのが今ひとつの疑問。
 エコバッグなど工業的に量産するくらいなら、レジ袋をもらう方がはるかに環境負荷のないことは、ちょっと考えれば誰でもわかりそうなことだが、それに似た違和感が。

 このイベントを真に受けて、多くの人がキャンドルを買いに走って、一晩だけ使ってあとは捨てちゃうとか、そうならないか。ろうそくが排出するCO2など微々たるものだろうが、何もわざわざという気がしないでもない。
 公式HPでは「家中のキャンドルを集めてみました」とか、どこかの地域は商店街と公園に4100個のキャンドルを並べたとかあるが、そうなると何かが違うような・・・。

 いっそまるっきり電気を消して、真っ暗にしてしまう、「ダークナイト」というイベントにする方がずっとよい気がする。まちがって、このイベントで出生率が上がっちゃったらもうけものだ。
 
 もちろん、今夏公開の「バットマン」新作『ダークナイト』とタイアップして、ワーナーを巻き込むことは必須。
 街中に映画ポスターを貼ってイベント告知し、その時間帯は新宿・渋谷など主要都市の電灯をいっせいに消し、都庁あたりにバットマン・マークだけを映し出す。かっこいい。
 無論、その電力はファンにバットマン・カーを模した自転車を交代でこがせて賄う。当然、こがせるのに金はとる。収益は『ダークナイト』上映館のカーボンオフセットへ。

 もちろん、「バットマン」新作『ダークナイト』の原題は、“The Dark Knight”であって、夜を意味するnightじゃないことは承知だが、まあ『ザ・エージェント』や『ザ・インターネット』とかの邦題が通用する日本のことだ。この程度の語学的カン違いは誤差レベルだ。

 「100万人のキャンドルナイト」は、「100万人のダークナイト」への変更を提案する次第である。

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