2008/2/14  20:54

キンキーブーツ  UKのFILM

観たい、観たいと思いつつ、やっと観ましたの♪


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代々続いてきた家業の靴工場を離れて婚約者の転勤をきっかけにとロンドンに住もうとしていたチャーリー・プライス(ジョエル・エドガートン/Joel Edgerton)だが、父の突然の死により実家のノーサンプトンに戻ることになった。大量生産で安価な外国の靴が手に入る時代、工場の従業員の首を切ることが彼の最初の仕事だった。“What can I do?” を繰り返す彼に従業員ローレン(サラ=ジェーン・ポッツ/Sarah-Jane Potts)の厳しい言葉が飛ぶ。“Do something.”。言い訳ばかりしてないで、ニッチな市場でも探したら!とハッパをかけられる。今の時代、他社との差別化だ。そんな彼が思いついた、“ニッチ”な市場。ドラッグクイーンのローラ(キウェテル・イジョフォー/Chiwete Ejiofor)と出会い、彼女たちのブーツを作ることを思いつく・・・・・



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タイトルだけは知っていてどんな話なのかは知らずに借りたのだけど、こういうイギリスのドラマ、大好き!
冴えない感じの主人公の男、もう一人の主人公カッコええドラッグクイーンの姐さん。
映画の冒頭は、港で女の子が赤い靴を履いて踊っている所を父に怖い顔に睨みつけられている・・・というシーンから始まる。実は女の子ではなく、今はドラッグクイーンとして生きているローラ/サイモンの回想シーンだったのだ。男の子なのに女の恰好をしている息子を受け入れられない父の姿から始まる。

ドラッグクイーンの姐さんは、無茶苦茶男気(?)があってカッコええのだけど、靴の監修をするために来たノーサンプトンの田舎で偏見にあい、落ち込む。そこが『プリシラ』と似ている。でも違うのは、このローラ/サイモンは、ノーサンプトンでかつらを外し、素のままの格好で工場の皆の前に出るところ。そして、プリシラではやはり自分を受け入れてくれるのは都会だと知りシドニーに戻るけど、彼女は最後にはシューデザイナーとしてノーサンプトンに残ること。すごく偏見を抱いていた人たちとも和解するし。この一番偏見を持っていたの男と腕相撲するのがヨイ。こういうシーンは『プリシラ』でもあったけど、そこでは女装したクイーンの姐さんの一人が、ガタガタいう男の急所を蹴りあげて去っていくのに対して、こっちはこれが元になって偏見の氷が溶けていく・・・みたいな。
物語は格好が女性でも体格は男であるクイーン姐さん方が女性もののブーツを履くには無理がある!と、チャーリーが提案したしたことから始まり(実はローレンに尻を叩かれたのだが)、第1回目の試作品を作っていく過程が面白い。チャーリーが最初に作ったブーツは体重を支えることに重きを置いていたために、とってもダサいヒールになってしまっていて、即座にローラ/サイモンから却下されてしまう。この辺が、男の考えることって感じでおかしい。女の気持ちをわかってないのね〜。

細いヒールで男性の体重を支えるなんて出来ない!と思った彼に職人魂が発揮される。ベテランの靴職人たちが鮮やかに問題解決をしていってくれる。職人のおじちゃん達のカッコいいことったら!素敵なんだなー、これが。オンナ心をわかっていない主人公、“彼女”のおかげで“男”にしてもらう。そして、男として生まれたけど女の心を持っていたローラ/サイモン。そんな彼女を受け入れられなかった父親との関係。冒頭に出てきた港町から想像するに、きっと父親は漁師か何かではなかろうか。そんな♪海の男はよぉ〜♪みたいな父が赤いヒールを履いて踊る息子を見たら・・・理解できなかったことだろうと思う。和解できないままこの世を去った父とのことを胸に秘めながら、でも彼女は彼女として生きることを決意した。そんな彼女と出会ったチャーリー、頼りなかったのに男らしくなっていったね。大事なミラノのコレクション前に仲違いしてしまって、モデルがいない状況で覚悟を決めて自分でブーツを履いて出ていった所はやけのやんぱちっぽいけど、男らしかったぞ。


自分に合った靴を見つけた二人・・・うん、間違いなく大好きな作品です!




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Kinky Boots

Directed by Julian Jarrold
Cast Joel Edgerton/Chiwetel Ejiofor/Sarah-Jane Potts/Nick Frost/Linda Bassett

2005 UK


この話は"Based on true story" ということで、傾きかけた靴工場・・の再生話が事実で、それをヒントにこのようなストーリーに展開していったのだそうです。

キンキーブーツとは・・・”女王様(バッキンガムにいる人でなく)のブーツ”なんだって♪



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