2007/4/27 22:26
レディ・イン・ザ・ウォーター 気になっちゃうの〜この人たち
うひゃひゃ。何かに引き寄せられるかのように観ました、『レディ・イン・ザ・ウォーター(Lady in the Water)』。私は幼き頃からとーーーーーってもホラーが苦手。なので、ホラームービーのTVCMなんて流れていると、とにかく目をつぶってやり過ごす・・・。
で、私この映画を"その手"の映画と勘違いしていたんです・・ええ、ホラー映画と勝手に思い込んでしまったのっす。なんでかなー。とは思いつつ、間違いなく水の中に浮かんだ女性の顔が私には"コワク"見えてしまったのですねー。思い込みとはかくも恐ろしい。
なのに私にこの映画を観る気にさせたのは、やっぱりポール・ジアマッティなのです〜。
*******************
フィラデルフィアのアパート"コープ"の電球を取り替えたり、設備の修理にあけくれる平凡な日々を過ごしていたクリーブランド・コープ(ポール・ジアマッティ/Paul Giamatti)は、ある夜彼の人生を変える出来事に出会う。それはアパートのプールから現れた不思議な女性ストーリー(ブライス・ダラス・ハワード/Bryce Dallas Howard)。彼女は自分をナーフだと言う。クリーブランドは、アパートの住人の一人韓国人ヨンスンからおとぎ話に出てくる水の精霊"ナーフ"の話を聞き出す。クリーブランドは、彼女を狙う怪物から元の世界に戻すために出来ることを導き出すために動く・・・・

***
うーーむ。おとぎ話(劇中では"BED SIDE STORY"と表現されています)が、まさに"ストーリー"の鍵を握るので、映画自体もファンタジー感いっぱいに展開されていきます。彼女を救うためには一人の力ではなく、それぞれが役割を持った人間が必要で、その"守護者"や"通訳"、"ヒーラー"、"ギルド"がアパートの住人の中にいる・・・「人間には誰にでも果たすべき役割がある」というメッセージを乗せている・・・のかな?
『シックスセンス(The Six Sense/1999)』で衝撃的なラストを用意してくれたM・ナイト・シャマラン映画ということで、最後はどうなっていくのか期待に胸膨らませるも、少々しぼんでしまったかしら・・・。
その、自分の役割を探していたのか、みんな!ちょっと、わからんの。クリーブランドの話を聞いてみんな驚くほど素直に彼女がナーフなる精霊だということを受け入れて協力していく様子がちょいと私には腑に落ちなかったわけなんす。ファンタジー心は忘れたくありませんが・・自分の目の前にこの事態が起きたとしたら???と思うと、やはり、あのアパートの住人は自分の果たすべき役割に気づいていたということなのかしらん。
しかし、何故か私の心を捉えて離さないポール・ジアマッティ。見事に中年腹もポロシャツからくっきり浮かんで見えているのに、時折素敵に見えてくるのは何故かちら。
彼の役の表現をする時は決まって、「平凡な暮らし」とか「冴えないナントカ」が多いのに不思議と主役をはる。そこがおかしくて目が離せないのかもなー。
彼がこの映画の中で心の傷を癒して前に進んでいく姿には・・ほろっと涙しました。
ちなみにナーフのストーリー役のブライスちゃん(とっても色白で綺麗!)は、なんとロン・ハワード監督(『アポロ13』監督でございますね♪)のお嬢さんなんだとか。似てるか?むむむ、しかしお嬢はめちゃカワイイざます。
超常世界を描き続けるのか、M・ナイト・シャマラン!本人の出演時間も刻一刻と多くなっているように感じるこの作品でございました。

この顔にびびったワタシ(^^;)
Lady in the Water
Directed by M. Night Shyamalan
Cast: Paul Giamatti/Bryce Dallas Howard/Jeffrey Wright
2006 AMERICA
で、私この映画を"その手"の映画と勘違いしていたんです・・ええ、ホラー映画と勝手に思い込んでしまったのっす。なんでかなー。とは思いつつ、間違いなく水の中に浮かんだ女性の顔が私には"コワク"見えてしまったのですねー。思い込みとはかくも恐ろしい。
なのに私にこの映画を観る気にさせたのは、やっぱりポール・ジアマッティなのです〜。
*******************
フィラデルフィアのアパート"コープ"の電球を取り替えたり、設備の修理にあけくれる平凡な日々を過ごしていたクリーブランド・コープ(ポール・ジアマッティ/Paul Giamatti)は、ある夜彼の人生を変える出来事に出会う。それはアパートのプールから現れた不思議な女性ストーリー(ブライス・ダラス・ハワード/Bryce Dallas Howard)。彼女は自分をナーフだと言う。クリーブランドは、アパートの住人の一人韓国人ヨンスンからおとぎ話に出てくる水の精霊"ナーフ"の話を聞き出す。クリーブランドは、彼女を狙う怪物から元の世界に戻すために出来ることを導き出すために動く・・・・
***
うーーむ。おとぎ話(劇中では"BED SIDE STORY"と表現されています)が、まさに"ストーリー"の鍵を握るので、映画自体もファンタジー感いっぱいに展開されていきます。彼女を救うためには一人の力ではなく、それぞれが役割を持った人間が必要で、その"守護者"や"通訳"、"ヒーラー"、"ギルド"がアパートの住人の中にいる・・・「人間には誰にでも果たすべき役割がある」というメッセージを乗せている・・・のかな?
『シックスセンス(The Six Sense/1999)』で衝撃的なラストを用意してくれたM・ナイト・シャマラン映画ということで、最後はどうなっていくのか期待に胸膨らませるも、少々しぼんでしまったかしら・・・。
その、自分の役割を探していたのか、みんな!ちょっと、わからんの。クリーブランドの話を聞いてみんな驚くほど素直に彼女がナーフなる精霊だということを受け入れて協力していく様子がちょいと私には腑に落ちなかったわけなんす。ファンタジー心は忘れたくありませんが・・自分の目の前にこの事態が起きたとしたら???と思うと、やはり、あのアパートの住人は自分の果たすべき役割に気づいていたということなのかしらん。
しかし、何故か私の心を捉えて離さないポール・ジアマッティ。見事に中年腹もポロシャツからくっきり浮かんで見えているのに、時折素敵に見えてくるのは何故かちら。
彼の役の表現をする時は決まって、「平凡な暮らし」とか「冴えないナントカ」が多いのに不思議と主役をはる。そこがおかしくて目が離せないのかもなー。
彼がこの映画の中で心の傷を癒して前に進んでいく姿には・・ほろっと涙しました。
ちなみにナーフのストーリー役のブライスちゃん(とっても色白で綺麗!)は、なんとロン・ハワード監督(『アポロ13』監督でございますね♪)のお嬢さんなんだとか。似てるか?むむむ、しかしお嬢はめちゃカワイイざます。
超常世界を描き続けるのか、M・ナイト・シャマラン!本人の出演時間も刻一刻と多くなっているように感じるこの作品でございました。
この顔にびびったワタシ(^^;)
Lady in the Water
Directed by M. Night Shyamalan
Cast: Paul Giamatti/Bryce Dallas Howard/Jeffrey Wright
2006 AMERICA
2007/4/26 22:22
300 ジェラルド・バトラー
体調不全気味の私ですが、これだけは外せないと行きました。愛してやまないジェリーの待望の新作『300(スリーハンドレッド)』。公開は6月9日からですが、幸運にも試写会(多分、国内初めて?)に当選して、ジェリー友といそいそ。撮影に入ったのが一昨年の10月、昨年2月にクランクアップしたという時間を流れてきた作品だけに、ファンとしては待ちに待った・・なわけです。製作本国アメリカでは3月9日から公開されていて、もう少しでアメリカまで飛んでいきそうでした。。ホント、この試写会が当たるなんて幸せでございました。
第45回 優秀外国映画輸入配給賞
なる賞があったそうで、その受賞記念試写会として上映されました。ちなみに『300』がこの賞を受賞したわけではなく、会の記念という感じだと思います。開会から約30分ほどの授賞式のあと、やっと「その時」が訪れました!!!
*******************************
紀元前480年。ギリシャのスパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー/Gerard Butler)のもとに強大な帝国を築いたペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ/Rodrigo Santoro)からの使者がやってきた。国を滅ぼされたくなければクセルクセスに服従の証として土と水を捧げろという。「服従か死か」と問われればスパルタの答えはひとつ。使者を葬った瞬間にスパルタは百万という大軍を敵に回した。レオニダス王のもとに集まった兵士は300人。無謀とも思える人数、しかしスパルタの精鋭はひるまず戦地へ赴く。こうして史実にも残されている「テルモピュライの戦い」が始まる・・・・
***
「スパルタ教育」の語源となったスパルタ。その意味がやっとこの映画の冒頭でわかりました。スパルタ教育というと自然に'厳しい'と浮かんできますけど、なんでそうなん?と思いながら意味を知らずにきたウン十年。スパルタの男子は生まれながらに選別され、兵士となるべく厳しい訓練を幼い頃から受けて成長するのですね。なので、たった300人であっても高い戦闘能力を備えている・・というのが物語の複線にあります。
この映画が製作されることになり、この物語や映画化の基になったフランク・ミラーのグラフィック・ノベルなる存在を知ることになりました。ちょうどその頃に同じくフランク・ミラーの『シン・シティ(Sin City/2005)』が日本で公開され、強烈に私の記憶に刻まれたのであります。ま・・あまりアメリカンコミックが好きな方ではないので、『300』がなければ読む機会もなかったかと思いますが。
製作段階から撮影風景などの写真を目にすることも多く、オールスタジオ撮影でどれだけこの戦いのスケール感を出せるのかと思っていました。だって、目にできるものはほとんどがブルーバックでしたから。

こんな感じがどんな感じになるのかと思いきや・・・

こんなんなりました。
正直、今回この映画で一番驚いたのはこのVFXの技術でありました。とても忠実に原作の世界を描いている!と素直に感じました。実は、個人的にはオールスタジオ撮影と聞いた時に心配だったのはこの世界がちゃちく見えてしまうことだったのですが、驚くほど美しくかつ非現実でないのにリアリティーがあったということに驚嘆しました。
しかしあくまでもブルースクリーンの前で俳優達は演技をしているのだ、とふと思うにつけ、彼らの'俳優魂'に拍手を送りたい気持ちでいっぱいでありました。
・・・と客観的に観ようと思っても、そこはもちろん'特別な'感情と共に観ていますから、褒めすぎ感があってもお許しくださいまし。
そう、ジェリーは美しかった(涙)。そして脚が長かった(照)。
私情はさまずとも・・いやそりゃ無理か・・ジェリーには'王'の役がはまっていた・・と思う。大きな存在感と包容力を兼ね備え、臣下から絶大な信頼を得、女王と王子への愛に満ち溢れている・・決して完璧ではなく人間的な苦悩する王、の役がはまる(と思う)。
女王役のレナ・ヘディ(Lena Headey)。強くて美しくて女王たる女性を演じていて本当に素敵でした。レオニダス王との信頼関係も見ているこちらも泣けてきます。
死を覚悟したレオニダス王が、'My lady, My Queen, My love...'と女王を思い出す場面。二人の強い結びつきを感じさせてくれます。
屈強な戦士達の役なので、撮影前から過酷ともいえるトレーニングで体を鍛えていたという話は見聞きしていましたが、もう皆お見事としか言いようのない肉体美を魅せてくれてます。衣装を見てお分かりのように露出度高いですからねー。ジェリーの腹筋にタッチしたファンの話を読みましたが、撮影後1年以上たった今ではもう違う腹筋になっていることでしょう(^^;)。語り部であり、スパルタの戦士、ディリオス役で『ロード・オブ・ザ・リング』のファラミア、デヴィッド・ウェンハム(David Wenham)も鍛えたカラダで登場していますが、不思議と彼にはムキムキは似合わんなーと思ったのは私だけではないかも・・。
それから、ロドリゴ・サントロのクセルクセス。妙に巨大で、ボイス・チェンジャー使用のような声は・・・神格化した役に表現したかったからだろうか。なんだか不自然だった。
"300人 VS 1,000,000人 真っ向勝負"
この泣けてくるほど情けないコピーで観客は呼べるのか心配でありますが・・アメリカでは3月に公開された映画の興行収入の記録を破ったということで、現在400万ドル稼いでいるようだし、このニュースで一人でも多くの人が劇場に足を運んでもらえれば・・とただただ願うのでありました。
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/

300
Directed by Zack Snyder
Cast: Gerard Butler/Lena Headey/David Wenham/Rodrigo Santoro
2007 AMERICA
第45回 優秀外国映画輸入配給賞
なる賞があったそうで、その受賞記念試写会として上映されました。ちなみに『300』がこの賞を受賞したわけではなく、会の記念という感じだと思います。開会から約30分ほどの授賞式のあと、やっと「その時」が訪れました!!!
*******************************
紀元前480年。ギリシャのスパルタ王レオニダス(ジェラルド・バトラー/Gerard Butler)のもとに強大な帝国を築いたペルシアの大王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ/Rodrigo Santoro)からの使者がやってきた。国を滅ぼされたくなければクセルクセスに服従の証として土と水を捧げろという。「服従か死か」と問われればスパルタの答えはひとつ。使者を葬った瞬間にスパルタは百万という大軍を敵に回した。レオニダス王のもとに集まった兵士は300人。無謀とも思える人数、しかしスパルタの精鋭はひるまず戦地へ赴く。こうして史実にも残されている「テルモピュライの戦い」が始まる・・・・
***
「スパルタ教育」の語源となったスパルタ。その意味がやっとこの映画の冒頭でわかりました。スパルタ教育というと自然に'厳しい'と浮かんできますけど、なんでそうなん?と思いながら意味を知らずにきたウン十年。スパルタの男子は生まれながらに選別され、兵士となるべく厳しい訓練を幼い頃から受けて成長するのですね。なので、たった300人であっても高い戦闘能力を備えている・・というのが物語の複線にあります。
この映画が製作されることになり、この物語や映画化の基になったフランク・ミラーのグラフィック・ノベルなる存在を知ることになりました。ちょうどその頃に同じくフランク・ミラーの『シン・シティ(Sin City/2005)』が日本で公開され、強烈に私の記憶に刻まれたのであります。ま・・あまりアメリカンコミックが好きな方ではないので、『300』がなければ読む機会もなかったかと思いますが。
製作段階から撮影風景などの写真を目にすることも多く、オールスタジオ撮影でどれだけこの戦いのスケール感を出せるのかと思っていました。だって、目にできるものはほとんどがブルーバックでしたから。
こんな感じがどんな感じになるのかと思いきや・・・
こんなんなりました。
正直、今回この映画で一番驚いたのはこのVFXの技術でありました。とても忠実に原作の世界を描いている!と素直に感じました。実は、個人的にはオールスタジオ撮影と聞いた時に心配だったのはこの世界がちゃちく見えてしまうことだったのですが、驚くほど美しくかつ非現実でないのにリアリティーがあったということに驚嘆しました。
しかしあくまでもブルースクリーンの前で俳優達は演技をしているのだ、とふと思うにつけ、彼らの'俳優魂'に拍手を送りたい気持ちでいっぱいでありました。
・・・と客観的に観ようと思っても、そこはもちろん'特別な'感情と共に観ていますから、褒めすぎ感があってもお許しくださいまし。
そう、ジェリーは美しかった(涙)。そして脚が長かった(照)。
私情はさまずとも・・いやそりゃ無理か・・ジェリーには'王'の役がはまっていた・・と思う。大きな存在感と包容力を兼ね備え、臣下から絶大な信頼を得、女王と王子への愛に満ち溢れている・・決して完璧ではなく人間的な苦悩する王、の役がはまる(と思う)。
女王役のレナ・ヘディ(Lena Headey)。強くて美しくて女王たる女性を演じていて本当に素敵でした。レオニダス王との信頼関係も見ているこちらも泣けてきます。
死を覚悟したレオニダス王が、'My lady, My Queen, My love...'と女王を思い出す場面。二人の強い結びつきを感じさせてくれます。
屈強な戦士達の役なので、撮影前から過酷ともいえるトレーニングで体を鍛えていたという話は見聞きしていましたが、もう皆お見事としか言いようのない肉体美を魅せてくれてます。衣装を見てお分かりのように露出度高いですからねー。ジェリーの腹筋にタッチしたファンの話を読みましたが、撮影後1年以上たった今ではもう違う腹筋になっていることでしょう(^^;)。語り部であり、スパルタの戦士、ディリオス役で『ロード・オブ・ザ・リング』のファラミア、デヴィッド・ウェンハム(David Wenham)も鍛えたカラダで登場していますが、不思議と彼にはムキムキは似合わんなーと思ったのは私だけではないかも・・。
それから、ロドリゴ・サントロのクセルクセス。妙に巨大で、ボイス・チェンジャー使用のような声は・・・神格化した役に表現したかったからだろうか。なんだか不自然だった。
"300人 VS 1,000,000人 真っ向勝負"
この泣けてくるほど情けないコピーで観客は呼べるのか心配でありますが・・アメリカでは3月に公開された映画の興行収入の記録を破ったということで、現在400万ドル稼いでいるようだし、このニュースで一人でも多くの人が劇場に足を運んでもらえれば・・とただただ願うのでありました。
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
300
Directed by Zack Snyder
Cast: Gerard Butler/Lena Headey/David Wenham/Rodrigo Santoro
2007 AMERICA
2007/4/17 21:47
オール・ザ・キングスメン 映画館で観ましたの〜
くらくら〜〜。
いやー、いいオトコを観れたからでなくて(いや、いいオトコだったけど^^;)、この映画を観に3月に出来た近くの(・・と言っても車で30分)映画館を出た直後。今まで体験したことないようなめまいのような症状が出て思わずソファに座り込んでしまった。少ししたら治るだろうと思って、休んでから車に乗って帰る間も3回くらい同じ症状が・・・。運転中で、このまま事故起こしたらまずい!と休み休み帰ってきてから1週間、どうも調子が良くない状況。土曜に大事なイベントがあった時はウキウキが勝って元気に過ごせたものの、そのハイ状態がよくなかったのか、その後も良くなりつつも微妙にヘンな感じ。せっかくこのブログも続けて書けるようになったというのに〜と思いつつ、早1週間が過ぎてしまいましたよ〜。音響効果も良かった、良すぎたのか、なんか映像に仕込まれていたのか(←ウソウソ)、もう大変な1週間が過ぎました〜。
『ホリデイ』で久しぶりにジュード・ロウの瞳に釘付けになってしまってから、この映画絶対に観に行くぞ〜と公開館もそう多くはない中観て参りました。
***********************
1949年、アメリカ・ルイジアナ州。上流階級出身、クロニクル紙の記者ジャック(ジュード・ロウ/Jude Law)がウィリー(ショーン・ペン/Sean Penn)と出会ったのは、まだウィリーが郡の出納官だった頃。実直なウィリーは役人の不正を来る日も来る日も街角に立ち訴えていたのであった。しかし、それが元で教師の妻共々職を失う羽目になる。「俺は決して信念を捨てはしない。人々は決して汚職は許さないと信じる。時が必ずや全てを明らかにする。」その彼を支持して書くジャックの記事によって彼の人気は絶大なものになっていく。それに目をつけた州の役人ダフィ(ジェームズ・ガンドルフィーニ/James Gandolfini)が彼を州知事候補に押し上げる。しかしそれは対立候補の票割れのための当て馬だった。それを知ったウィリーは演説を変え、ついには州知事の地位へと上り詰める・・・・・

***
監督は観ていないそうですが・・1949年にアカデミー作品賞を受賞した作品の原題を元にした作品だそうです。実在したルイジアナ州知事で、当時のルーズベルト大統領に「今最も危険な人物は二人。」と言われた内の一人、ヒューイ・P・ロングという人物の実話から発想を得、ピューリッツァー賞をも受賞した作品の映画化です。
『オール・ザ・キングスメン』のタイトルは知っていたけれど、その作品の詳しい内容については知らないので、比べて語ることはできませんが、もう何百年経っても変らない人間の闇の部分を描いている、と感じました。ウィリーは不正を憎み、酒も飲まず、とにかく実直な人間でした。ただ、観客は本当の冒頭に既に不正の側に立っているウィリーを観ることになるのですが。この映画はクロニクル紙の記者ジャックの視点から描かれています。ジャックは、ウィリーに肩入れし熱心に記事にしたことで編集長からその態度を咎められ自分から職を辞することになります。その後ウィリーの元で働くようになり、親同然の判事がウィリーの弾劾を訴えたことにより、判事の弱点を探るようになるのですが、正直、どうしてここまでジャックがウィリーに加担していくのかが理解し難かったです。
どういう意図なのか、ウィリーが汚職に染まっていることは判っても、その過程がどうしてもわからなかった。"政治的決着"とでも表現するのでしょうか、知事になったウィリーの周囲は"反ウィリー"ばかりの中で"袖の下"などを駆使しないと議会は掌握できないから、不正を訴えていたはずのウィリーがあっさりと数年で訴えていた側に行ってしまうのは人間とはそういうものだ、と言われているようにしか思えませんでした。そういうことは必要悪のようなものなのかも知れないけど、その辺りをもう少し掘り下げて欲しかった、が素直な感想。
そして、ウィリーに呼応していくジャックの行動も。理想に燃えていたウィリーとは明らかに変ってしまったはずなのに、どうしてそんなにもウィリーに従うのか・・・。本人は従ってなどいるつもりはないのかも知れないが、見えない、抗えないモノにがんじがらめになっていたのだろうか。どう考えても親同然の恩人の判事(アンソニー・ホプキンス/Anthony Hopkins)相手に・・そんな。。。と思ったけど、その探りたい衝動は記者故の職業病かも・・・。しかし、誰にも共感できないと思う半面、誰にでもある心の闇を描いた不変的な物語であることは間違いないと思いました。「善は悪からも生まれる」と言うスターク知事の言葉・・・どう捉えて良いのか。
余談。『ホリデイ』でジュード・ロウの妹だったケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)が、ここでは昔の恋人の役だった。イギリス人の二人が、アメリカのアクセントでアメリカ人をしているのが今回はとても不思議だった。でも、南部のなまりはこんなもんではなかったような。。
撮影はニューオーリンズで行われたということで個人的に思い入れは多かった作品です。ジャズの発祥の地ということで、一度は訪れてみたいと旅したのは5年前の2002年のこと。アメリカの中でも古い部類に入る街で、街のあちらこちらに歴史の息吹を感じる美しい街でした、2005年にこの街を襲ったカトリーナのニュースは衝撃。日々復興しているこの街に必ずまた訪れたい!

街中ジャズ♪

2002年ニューオーリンズにて

ALL THE KING'S MEN
Directed by Steven Zaillian
Cast: Sean Penn/Jude Law/Anthony Hopkins/Kate Winslet
Mark Ruffalo/Patricia Clarkson/James Gandolfini
2006 AMERICA
いやー、いいオトコを観れたからでなくて(いや、いいオトコだったけど^^;)、この映画を観に3月に出来た近くの(・・と言っても車で30分)映画館を出た直後。今まで体験したことないようなめまいのような症状が出て思わずソファに座り込んでしまった。少ししたら治るだろうと思って、休んでから車に乗って帰る間も3回くらい同じ症状が・・・。運転中で、このまま事故起こしたらまずい!と休み休み帰ってきてから1週間、どうも調子が良くない状況。土曜に大事なイベントがあった時はウキウキが勝って元気に過ごせたものの、そのハイ状態がよくなかったのか、その後も良くなりつつも微妙にヘンな感じ。せっかくこのブログも続けて書けるようになったというのに〜と思いつつ、早1週間が過ぎてしまいましたよ〜。音響効果も良かった、良すぎたのか、なんか映像に仕込まれていたのか(←ウソウソ)、もう大変な1週間が過ぎました〜。
『ホリデイ』で久しぶりにジュード・ロウの瞳に釘付けになってしまってから、この映画絶対に観に行くぞ〜と公開館もそう多くはない中観て参りました。
***********************
1949年、アメリカ・ルイジアナ州。上流階級出身、クロニクル紙の記者ジャック(ジュード・ロウ/Jude Law)がウィリー(ショーン・ペン/Sean Penn)と出会ったのは、まだウィリーが郡の出納官だった頃。実直なウィリーは役人の不正を来る日も来る日も街角に立ち訴えていたのであった。しかし、それが元で教師の妻共々職を失う羽目になる。「俺は決して信念を捨てはしない。人々は決して汚職は許さないと信じる。時が必ずや全てを明らかにする。」その彼を支持して書くジャックの記事によって彼の人気は絶大なものになっていく。それに目をつけた州の役人ダフィ(ジェームズ・ガンドルフィーニ/James Gandolfini)が彼を州知事候補に押し上げる。しかしそれは対立候補の票割れのための当て馬だった。それを知ったウィリーは演説を変え、ついには州知事の地位へと上り詰める・・・・・
***
監督は観ていないそうですが・・1949年にアカデミー作品賞を受賞した作品の原題を元にした作品だそうです。実在したルイジアナ州知事で、当時のルーズベルト大統領に「今最も危険な人物は二人。」と言われた内の一人、ヒューイ・P・ロングという人物の実話から発想を得、ピューリッツァー賞をも受賞した作品の映画化です。
『オール・ザ・キングスメン』のタイトルは知っていたけれど、その作品の詳しい内容については知らないので、比べて語ることはできませんが、もう何百年経っても変らない人間の闇の部分を描いている、と感じました。ウィリーは不正を憎み、酒も飲まず、とにかく実直な人間でした。ただ、観客は本当の冒頭に既に不正の側に立っているウィリーを観ることになるのですが。この映画はクロニクル紙の記者ジャックの視点から描かれています。ジャックは、ウィリーに肩入れし熱心に記事にしたことで編集長からその態度を咎められ自分から職を辞することになります。その後ウィリーの元で働くようになり、親同然の判事がウィリーの弾劾を訴えたことにより、判事の弱点を探るようになるのですが、正直、どうしてここまでジャックがウィリーに加担していくのかが理解し難かったです。
どういう意図なのか、ウィリーが汚職に染まっていることは判っても、その過程がどうしてもわからなかった。"政治的決着"とでも表現するのでしょうか、知事になったウィリーの周囲は"反ウィリー"ばかりの中で"袖の下"などを駆使しないと議会は掌握できないから、不正を訴えていたはずのウィリーがあっさりと数年で訴えていた側に行ってしまうのは人間とはそういうものだ、と言われているようにしか思えませんでした。そういうことは必要悪のようなものなのかも知れないけど、その辺りをもう少し掘り下げて欲しかった、が素直な感想。
そして、ウィリーに呼応していくジャックの行動も。理想に燃えていたウィリーとは明らかに変ってしまったはずなのに、どうしてそんなにもウィリーに従うのか・・・。本人は従ってなどいるつもりはないのかも知れないが、見えない、抗えないモノにがんじがらめになっていたのだろうか。どう考えても親同然の恩人の判事(アンソニー・ホプキンス/Anthony Hopkins)相手に・・そんな。。。と思ったけど、その探りたい衝動は記者故の職業病かも・・・。しかし、誰にも共感できないと思う半面、誰にでもある心の闇を描いた不変的な物語であることは間違いないと思いました。「善は悪からも生まれる」と言うスターク知事の言葉・・・どう捉えて良いのか。
余談。『ホリデイ』でジュード・ロウの妹だったケイト・ウィンスレット(Kate Winslet)が、ここでは昔の恋人の役だった。イギリス人の二人が、アメリカのアクセントでアメリカ人をしているのが今回はとても不思議だった。でも、南部のなまりはこんなもんではなかったような。。
撮影はニューオーリンズで行われたということで個人的に思い入れは多かった作品です。ジャズの発祥の地ということで、一度は訪れてみたいと旅したのは5年前の2002年のこと。アメリカの中でも古い部類に入る街で、街のあちらこちらに歴史の息吹を感じる美しい街でした、2005年にこの街を襲ったカトリーナのニュースは衝撃。日々復興しているこの街に必ずまた訪れたい!
街中ジャズ♪
2002年ニューオーリンズにて
ALL THE KING'S MEN
Directed by Steven Zaillian
Cast: Sean Penn/Jude Law/Anthony Hopkins/Kate Winslet
Mark Ruffalo/Patricia Clarkson/James Gandolfini
2006 AMERICA
2007/4/10 21:37
サイドウェイ 気になっちゃうの〜この人たち
ポール・ジアマッティは私にとっては不思議な役者さんだ。決して風貌も格好よくないけど、スクリーンに登場する彼はなんだか目の離せないキャラクターをたくさん演じてくれる。そんな彼の魅力をいっぱい見せてくれる一品。大体、"ジアマッティ"なんて名前が覚えられそうにないのにしっかり記憶にインプットされてしまう。
**********************
冴えないバツイチ中年オトコで小説家志望の国語教師マイルス(ポール・ジアマッティ/Paul Giamatti)。ワインに関しては一家言ある彼が、大学時代からの親友で今は落ち目のTVドラマのスター、ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ/Thomas Haden Church)の結婚祝いにとカリフォルニアのワイナリーツアーに出掛ける。ワインにはまったく興味のないジャックだが、独身最後のフリータイムとあって、彼にとっては羽目はずしの旅、マイルスにとっては日常からの開放の旅のはずだったが・・・・・・

***
どうしてこの二人が親友なのかしら?と素直に思わずにいられないオトコ二人。女にはわからない男の友情というものがあるのでしょうか。ジャックは結婚を1週間後に控えているにも関わらず、いや、いわゆる結婚を"人生の墓場"と思っているのか、とにかくこの1週間は浮気しまくると宣言して旅にやってきます。一方マイルスは、離婚して随分経つのに今だ分かれた妻のことが忘れられず、小説家になる夢も捨てきれずにいるちょっと陰気な性格の持ち主。あまりに対照的なので、違うものに惹かれる感情が二人を親友という間柄にしているのか、と解釈するしかないのだが・・・。
主人公のマイルスはとにかくワイン通というより、ワインオタクという表現が似合うヒト。でも、ワインに対する愛情がなみなみならぬことはしっかり伝わってきます。私もワイン好き(単にお酒好き?)ですけど、ワインはあまりに奥深くてこういうマイルスみたいな通にならないと飲んではいけないもののように感じてしまうこともしばしばあります。でもきっと絵画鑑賞と同じく、直感で「自分が好きだ」と思えばきっとテーブルワインとされるお手頃価格のワインともの凄い値段のワインも差がない・・と思いたい。ま・・そんなスゴイお値段のワインを飲める機会も器量もないので、そんなヤツが何言ってもねぇ、なんですが。しかし、この映画を観たことによってワインに興味が湧いてくるヒトも数々いると思えます。マイルスの解説は薀蓄!というものだけど、それには嫌味がなくワインを愛しているヒトだけが言える言葉がたくさん詰まっています。ピノってそういう種類のブドウだったのか・・マイルスのおかげで知ることができたことであります。
一方ジャックは・・どうしようもない女ったらしだけど、長年独身貴族(うーん、死語?)で過ごしてきた自分が俳優稼業にも限界を感じてアルメニア人一家の一員となり、イコール妻となる彼女の父親の事業を継ぐことにあきらめにも似た境地になりつつ、落ち目とは言え、自分なりにやってきた俳優稼業へのプライドを捨てきれずにいる・・という中年世代が迎える若い頃に夢を実現した頃と今の現実を受け入れる難しさの狭間の悩み、浮気を思い切りする!という点は賛同できませんが、すごくわかるような気がします。
若い時(おー、ツライ表現)は、次の時間に来るものが新鮮でどれも楽しく思えたけど、気がつけば人生の残り時間が一刻、刻一刻と過ぎていることに気づく。20代、30代の頃だって、人生の残り時間はどんどん減っていたわけなのに、それは決して減っていると感じるものではなかったから。
深いです。"中年"と呼ばれる世代な方こそ、この深さがわかると思うんです。
年を重ねれば重ねるほど、時間が「坂をころげる」かのごとく進むとよく言われます。自分自身も年末に「あーー、また1年があっという間に過ぎていった」と毎年のように思うようになって、ある時ふと思ったことがあって。同じ時間のはずなのにどうしてこんなにも時間が経つのが早く感じるのか、と考えてみれば、毎日が単調な繰り返しで"新鮮"という体験もそうそうなく、わかっている時間を過ごしているからそう思うんだなーと。だからと言って、毎日が波乱万丈では身はもたず。
そんな時はこうして「寄り道」をしてみれば、また新しい何かを見つけられるかも。もちろん、それは「青い鳥」探しになったらただの現実逃避になっちゃうけど、横道から一歩離れてみることで見えてくるものがあるのでは。煮詰まったらやっぱり旅が一番かしら!
そうして何気ない日常が一番幸せだと感じるものなのかも。
マイルスとジャックが尋ねたワイナリーマップがちゃんとあって、一度訪ねてみたいな〜。
そうそう大好きな台詞がひとつ。マイルスと親密になっていくワイナリーのレストランで働くウェイトレスのマヤが言う言葉。1961年のシャトー・シュヴァル・ブランというボルドーの一品($1000以上するそうです)を、「特別な日に飲むワイン」と言うマイルスに、
「私はこう思うの。シャトー・シュヴァル・ブランを飲む日が特別な日だって。」
「特別な日」を待つのではなく、自分から「特別な日」にしていく。
この言葉がなんとも私に元気をくれたのでした(^0^)
女性達についてあまり触れられませんでした。どうにもこの中年オトコ二人の行く末が気になっちゃって(^^;)。大好きなサンドラ・オー(Sandra Oh)は、やっぱり『トスカーナの休日』の役が好きかも。この映画でもはじけてて好きだったけど♪

Sideways
Directed by Alexander Payne
Cast: Paul Giamatti/Thomas Haden Church/Virginia Madsen/Sandra Oh
2004 AMERICA
**********************
冴えないバツイチ中年オトコで小説家志望の国語教師マイルス(ポール・ジアマッティ/Paul Giamatti)。ワインに関しては一家言ある彼が、大学時代からの親友で今は落ち目のTVドラマのスター、ジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ/Thomas Haden Church)の結婚祝いにとカリフォルニアのワイナリーツアーに出掛ける。ワインにはまったく興味のないジャックだが、独身最後のフリータイムとあって、彼にとっては羽目はずしの旅、マイルスにとっては日常からの開放の旅のはずだったが・・・・・・
***
どうしてこの二人が親友なのかしら?と素直に思わずにいられないオトコ二人。女にはわからない男の友情というものがあるのでしょうか。ジャックは結婚を1週間後に控えているにも関わらず、いや、いわゆる結婚を"人生の墓場"と思っているのか、とにかくこの1週間は浮気しまくると宣言して旅にやってきます。一方マイルスは、離婚して随分経つのに今だ分かれた妻のことが忘れられず、小説家になる夢も捨てきれずにいるちょっと陰気な性格の持ち主。あまりに対照的なので、違うものに惹かれる感情が二人を親友という間柄にしているのか、と解釈するしかないのだが・・・。
主人公のマイルスはとにかくワイン通というより、ワインオタクという表現が似合うヒト。でも、ワインに対する愛情がなみなみならぬことはしっかり伝わってきます。私もワイン好き(単にお酒好き?)ですけど、ワインはあまりに奥深くてこういうマイルスみたいな通にならないと飲んではいけないもののように感じてしまうこともしばしばあります。でもきっと絵画鑑賞と同じく、直感で「自分が好きだ」と思えばきっとテーブルワインとされるお手頃価格のワインともの凄い値段のワインも差がない・・と思いたい。ま・・そんなスゴイお値段のワインを飲める機会も器量もないので、そんなヤツが何言ってもねぇ、なんですが。しかし、この映画を観たことによってワインに興味が湧いてくるヒトも数々いると思えます。マイルスの解説は薀蓄!というものだけど、それには嫌味がなくワインを愛しているヒトだけが言える言葉がたくさん詰まっています。ピノってそういう種類のブドウだったのか・・マイルスのおかげで知ることができたことであります。
一方ジャックは・・どうしようもない女ったらしだけど、長年独身貴族(うーん、死語?)で過ごしてきた自分が俳優稼業にも限界を感じてアルメニア人一家の一員となり、イコール妻となる彼女の父親の事業を継ぐことにあきらめにも似た境地になりつつ、落ち目とは言え、自分なりにやってきた俳優稼業へのプライドを捨てきれずにいる・・という中年世代が迎える若い頃に夢を実現した頃と今の現実を受け入れる難しさの狭間の悩み、浮気を思い切りする!という点は賛同できませんが、すごくわかるような気がします。
若い時(おー、ツライ表現)は、次の時間に来るものが新鮮でどれも楽しく思えたけど、気がつけば人生の残り時間が一刻、刻一刻と過ぎていることに気づく。20代、30代の頃だって、人生の残り時間はどんどん減っていたわけなのに、それは決して減っていると感じるものではなかったから。
深いです。"中年"と呼ばれる世代な方こそ、この深さがわかると思うんです。
年を重ねれば重ねるほど、時間が「坂をころげる」かのごとく進むとよく言われます。自分自身も年末に「あーー、また1年があっという間に過ぎていった」と毎年のように思うようになって、ある時ふと思ったことがあって。同じ時間のはずなのにどうしてこんなにも時間が経つのが早く感じるのか、と考えてみれば、毎日が単調な繰り返しで"新鮮"という体験もそうそうなく、わかっている時間を過ごしているからそう思うんだなーと。だからと言って、毎日が波乱万丈では身はもたず。
そんな時はこうして「寄り道」をしてみれば、また新しい何かを見つけられるかも。もちろん、それは「青い鳥」探しになったらただの現実逃避になっちゃうけど、横道から一歩離れてみることで見えてくるものがあるのでは。煮詰まったらやっぱり旅が一番かしら!
そうして何気ない日常が一番幸せだと感じるものなのかも。
マイルスとジャックが尋ねたワイナリーマップがちゃんとあって、一度訪ねてみたいな〜。
そうそう大好きな台詞がひとつ。マイルスと親密になっていくワイナリーのレストランで働くウェイトレスのマヤが言う言葉。1961年のシャトー・シュヴァル・ブランというボルドーの一品($1000以上するそうです)を、「特別な日に飲むワイン」と言うマイルスに、
「私はこう思うの。シャトー・シュヴァル・ブランを飲む日が特別な日だって。」
「特別な日」を待つのではなく、自分から「特別な日」にしていく。
この言葉がなんとも私に元気をくれたのでした(^0^)
女性達についてあまり触れられませんでした。どうにもこの中年オトコ二人の行く末が気になっちゃって(^^;)。大好きなサンドラ・オー(Sandra Oh)は、やっぱり『トスカーナの休日』の役が好きかも。この映画でもはじけてて好きだったけど♪
Sideways
Directed by Alexander Payne
Cast: Paul Giamatti/Thomas Haden Church/Virginia Madsen/Sandra Oh
2004 AMERICA
2007/4/9 21:20
ホテルスプレンディッド UKのFILM
『カジノロワイヤル』(06.12.17)でもちょと触れた、『ホテルスプレンディッド(Hotel Splendide)』。
単純にイギリス映画ということで、ただ片っ端から観ていたので、観た時に衝撃というか・・・なんと表現してよいのやら、というのが第一印象でした。ので、どうやって書けばよいのか悩みつつ、一度観てみて〜〜という気持ちが強くがんばって紹介することにしてみる。
*******************
アイルランドある孤島にひっそりと立つホテル・スプレンディット。ここは、知る人ぞ知る、知らない人はきっと知らない、いや、知っていてもきっと来ないかも知れない。完璧なる健康と美、長寿を求める人々が集う場所。故人である先代経営者ブランチェ夫人が取り決めた厳格な規約を跡を継いだ長男デズモンド(スティーブン・トンプキンソン/Stephen Tompkinson)によってホテルの調和は保たれていた。が、そこへ元副料理長のキャス(トニ・コレット/Toni Collette)が5年ぶりに戻ってきたことからホテルの運命は大きく変わろうとしていた……。

***
えーーっと、がんばって紹介しようと思いつつ貧相な脳みそではかなり表現に限界があると後悔しているので、素直に観た時の経過をなぞりながらいってみます。映像はかなーーり暗く、こんな島あるんかいな〜、いやしかし、アイルランドならありそうな気もする(単に想像だけ)なんて思うオープニング。独特の世界を作り出しているというしかないその展開に始まり当初は、どんなにおもろない!と思っても全部観る、という私のポリシーが初めて崩れそうになりました。でも、でも!映画は最後まで観ないとわからないじゃない、と自分に言い聞かせながら物語の進行についていく私。本当に前半30分くらいは正直ちょっとツライ・・・という感情が私の中に渦巻いておりやした。この映画は何を伝えようとしてくれているのか・・私にはさっぱりわからなーーい(汗)。そんな苦悩する私にトニ・コレット演ずるキャス(名前、かわいい)の登場から俄然面白くなってくるので、彼女を観ることによって私は救われました。このホテルは美と長寿を願う宿泊客達が、病院以上に厳格な(で、まずいであろう)食事をもくもくと食しているところに、オイルたっぷり魅力たっぷりのイタリアンを作る彼女に患者たち・・いや宿泊客たちはみるみる元気になっていく。死んでなお母親の魂に己を支配されているデズモンドはこれに猛反発するが、何やらキャスとワケアリのロナルド(ダニエル・クレイグ/Daniel Craig)は、彼女を拒絶しているようで魅かれているのがありあり。どうも昔に料理長であるロナルドと副料理長であったキャスが何かあったのはわかるけど、一生懸命ロナルドは心を閉ざそうとしている。どうも亡くなった彼らの母親の影響力は絶大で、そこから抜け出せなくなっているらしい。息子達は母親の亡霊から逃れられない。息子達カムバーーック。
それをぶち破ってくれるキャスの存在は痛快!オンナとオトコ、どこまでも違う生き物でございます。
どの辺から面白いかも、と思い始めたのか。きっとキャスへ素直な感情を出していくにつれて表情がどんどん素敵になっていくロナルド=ダニエル・クレイグのどこまでも青い瞳に釘付けになっていったからか。ファンになる・・というのはこれまた別にしてもダニエル・クレイグの青い瞳は強烈に印象に残りました。それも皆きっと、トニ・コレットの魅力があったからだろうかと。最初「どっかで聞いた名前よね〜」と思っていたら、あらまー、『シックスセンス』の美しいお母さんではありましぇんか!よーーく観ても、同一人物とは、にわかには思えない違うキャラクターと風貌。それはキャスはショートヘアで赤毛というだけではなく、存在そのものが違うヒトでした。しかし、凛々しく格好いいところはものすごく魅力的♪彼女観たさにまたレンタルしよか、と思うくらい。
エコロジー(?)なホテル。ホテルのエネルギーはメタンガスで動くボイラー・・・メタンガスはどっから・・?お客様の食事後にお出しになるものを集めて・・ですね・・あぁーこの辺りはホラーと言ってもいいでしょうか。ブランチェ夫人の思い通りに行かなくなったホテルは、夫人の怒りによってボイラーが狂っていくーーー。うーーん、ゴシック・ホラーとかブラック・コメディーとか紹介されているけど、これってジャンル分けできるのかしら・・なんて私の脳みそはずーーっと混乱状態。キャスとロナルドの恋愛だけが普通に見えそうで実は宿泊客を含め、皆普通の人々の群像劇。
ここまで書いてもやっぱりどう紹介してよいかわからないけど、アンテナに引っかかってくれたたら、絶対一度鑑賞をオススメします。(が、その後の保証はありません)
とにかく私にとっては、ダニエル・クレイグ発見映画として個人的にはすごーーく思い入れのある映画になったことは間違いありましぇん。
ジェームス(・ボンド)が、"HOTEL SPLENDID"のカジノに行ったのはこれにかけてる?
と、ジェリーの出演作『The Jury』の出演者が数多く出ているのが私的にツボです。。

Hotel Splendide
Directed by Terence Gross
Cast: Toni Collette/Daniel Craig/Stephen Tompkinson/Katrin Cartlidge
2000 UK
英語は"SPLENDIDE"
米語は"SPLENDID"
これも勉強になりました
単純にイギリス映画ということで、ただ片っ端から観ていたので、観た時に衝撃というか・・・なんと表現してよいのやら、というのが第一印象でした。ので、どうやって書けばよいのか悩みつつ、一度観てみて〜〜という気持ちが強くがんばって紹介することにしてみる。
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アイルランドある孤島にひっそりと立つホテル・スプレンディット。ここは、知る人ぞ知る、知らない人はきっと知らない、いや、知っていてもきっと来ないかも知れない。完璧なる健康と美、長寿を求める人々が集う場所。故人である先代経営者ブランチェ夫人が取り決めた厳格な規約を跡を継いだ長男デズモンド(スティーブン・トンプキンソン/Stephen Tompkinson)によってホテルの調和は保たれていた。が、そこへ元副料理長のキャス(トニ・コレット/Toni Collette)が5年ぶりに戻ってきたことからホテルの運命は大きく変わろうとしていた……。
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えーーっと、がんばって紹介しようと思いつつ貧相な脳みそではかなり表現に限界があると後悔しているので、素直に観た時の経過をなぞりながらいってみます。映像はかなーーり暗く、こんな島あるんかいな〜、いやしかし、アイルランドならありそうな気もする(単に想像だけ)なんて思うオープニング。独特の世界を作り出しているというしかないその展開に始まり当初は、どんなにおもろない!と思っても全部観る、という私のポリシーが初めて崩れそうになりました。でも、でも!映画は最後まで観ないとわからないじゃない、と自分に言い聞かせながら物語の進行についていく私。本当に前半30分くらいは正直ちょっとツライ・・・という感情が私の中に渦巻いておりやした。この映画は何を伝えようとしてくれているのか・・私にはさっぱりわからなーーい(汗)。そんな苦悩する私にトニ・コレット演ずるキャス(名前、かわいい)の登場から俄然面白くなってくるので、彼女を観ることによって私は救われました。このホテルは美と長寿を願う宿泊客達が、病院以上に厳格な(で、まずいであろう)食事をもくもくと食しているところに、オイルたっぷり魅力たっぷりのイタリアンを作る彼女に患者たち・・いや宿泊客たちはみるみる元気になっていく。死んでなお母親の魂に己を支配されているデズモンドはこれに猛反発するが、何やらキャスとワケアリのロナルド(ダニエル・クレイグ/Daniel Craig)は、彼女を拒絶しているようで魅かれているのがありあり。どうも昔に料理長であるロナルドと副料理長であったキャスが何かあったのはわかるけど、一生懸命ロナルドは心を閉ざそうとしている。どうも亡くなった彼らの母親の影響力は絶大で、そこから抜け出せなくなっているらしい。息子達は母親の亡霊から逃れられない。息子達カムバーーック。
それをぶち破ってくれるキャスの存在は痛快!オンナとオトコ、どこまでも違う生き物でございます。
どの辺から面白いかも、と思い始めたのか。きっとキャスへ素直な感情を出していくにつれて表情がどんどん素敵になっていくロナルド=ダニエル・クレイグのどこまでも青い瞳に釘付けになっていったからか。ファンになる・・というのはこれまた別にしてもダニエル・クレイグの青い瞳は強烈に印象に残りました。それも皆きっと、トニ・コレットの魅力があったからだろうかと。最初「どっかで聞いた名前よね〜」と思っていたら、あらまー、『シックスセンス』の美しいお母さんではありましぇんか!よーーく観ても、同一人物とは、にわかには思えない違うキャラクターと風貌。それはキャスはショートヘアで赤毛というだけではなく、存在そのものが違うヒトでした。しかし、凛々しく格好いいところはものすごく魅力的♪彼女観たさにまたレンタルしよか、と思うくらい。
エコロジー(?)なホテル。ホテルのエネルギーはメタンガスで動くボイラー・・・メタンガスはどっから・・?お客様の食事後にお出しになるものを集めて・・ですね・・あぁーこの辺りはホラーと言ってもいいでしょうか。ブランチェ夫人の思い通りに行かなくなったホテルは、夫人の怒りによってボイラーが狂っていくーーー。うーーん、ゴシック・ホラーとかブラック・コメディーとか紹介されているけど、これってジャンル分けできるのかしら・・なんて私の脳みそはずーーっと混乱状態。キャスとロナルドの恋愛だけが普通に見えそうで実は宿泊客を含め、皆普通の人々の群像劇。
ここまで書いてもやっぱりどう紹介してよいかわからないけど、アンテナに引っかかってくれたたら、絶対一度鑑賞をオススメします。(が、その後の保証はありません)
とにかく私にとっては、ダニエル・クレイグ発見映画として個人的にはすごーーく思い入れのある映画になったことは間違いありましぇん。
ジェームス(・ボンド)が、"HOTEL SPLENDID"のカジノに行ったのはこれにかけてる?
と、ジェリーの出演作『The Jury』の出演者が数多く出ているのが私的にツボです。。
Hotel Splendide
Directed by Terence Gross
Cast: Toni Collette/Daniel Craig/Stephen Tompkinson/Katrin Cartlidge
2000 UK
英語は"SPLENDIDE"
米語は"SPLENDID"
これも勉強になりました

2007/4/8 23:45
ミルクマネー この映画でこの英語
メラニー・グリフィスに開眼(?)して見つけたこの作品。ある少年とメラニー、そして少年の父とのまさに"ハートウォーミング"なロマンティックコメディ。
*******************
12歳の少年フランク(Michael Patrick Carter)は母親を早くに亡くし高校で理科の教師をしている父親トム(エド・ハリス/Ed Harris)と二人暮らし。思春期の入口に立った友達ブラッド(Adam LaVorgna)とケヴィン(Kevin Scannell)と3人、いま一番の興味は女性の裸を見たい!こと。都会(city)に行けばきっと見られるとお金をかき集めて自転車で繰り出す。が、慣れない都会で危うく金を騙し取られそうに・・そこで助けてくれたのが気のいい娼婦のV"ヴィー"(メラニー・グリフィス/Melanie Griffith)。彼らを町まで送ったV、ひょんなことでしばらくフランクのツリーハウスで暮らすことになる。そんなVを娼婦の元締めマフィアのウォルツァー(マルコム・マクドゥエル/Malcolm McDowell)が金を持ち逃げしたと思い込んで探しにやってくる・・・
***
大好きな"ほのぼの"カテゴリーです。『クレイジーインアラバマ』でメラニーはきっといいお母さんなんだろうな、と感じたのがさらに増しました、この映画で。彼女が劇中で子供達に向ける顔は本当に優しくてかわいい。実生活でもお母さんだからなのかも知れないけど、なんだかとても慈愛のような表情を感じてしまうのです。その慈愛の眼差しを受けるフランクがまたかわいい!CityでVに助けてもらった後、彼ら3人は念願の"裸"をVの部屋で見せてもらうことになるんだけど、フランクは一人自分の手で目隠しをしているので、Vが何故かと聞くと、"I can't do it. I want to be a gentleman." なんて言う。
せっかくお金溜めてCityまで見に行ったのにね。
フランクはパパとこのVをくっつけたくて仕方がない!そのくっつけたいパパというのがエド・ハリスだったことも、この映画に興味を持ったもう一つの理由。だって、エド・ハリスと言えばどちらかというとコワ面系の役柄のイメージが強いから、ロマンティック・コメディ〜だなんて、トム・ハンクスを『ユーガットメール』で観た時以上の衝撃!!!それも似合ってる〜〜。そしてまた不思議にもうらやましく思う、ハリウッドのロマ・コメの平均年齢の高さ。日本でこの中年の年齢層の恋愛というと、どうしてもオドロオドロしい人間関係とストーリー展開だったりすることがほとんどだけど、ロマンティックにコメディだなんて。文化の違いですな〜。違和感ないものね。若い頃のようなお肌でもなく、若い頃のように髪がフサフサじゃなくても・・なぜかしっくりしてしまう。
二人が親密になるにつれ、Vは当初孤独な娼婦の悲哀を持った表情をしていたのに、フランクの愛情に触れるにつれ、柔らかく穏やかな表情になっていくのがすごく好きです。
フランクを含めた3人の少年達は"正しい思春期"を過ごしていて実にかわいらしくて、素直なとってもいい子たち。彼らの思春期物語とフランクとトム父子の愛情物語、とVとトムのラブ・ストーリーと3つのテーマが上手に組み合って、でもやっぱり核はロマンティック・コメディかな。一応娼婦が出てきたり、マフィアのボスが追ってきたりという展開はあるけれど、ラストからいってもほのぼのランキングのかなり上位に入ります。穏やかな気分になりたい時に観るには最高にオススメ作品です。
ラストに以前フランクがVに聞いた問いに対する答えをVが伝えるシーンが好き。
V: You know what? There is a place you can touch a woman that'll drive her
crazy. (わかる?女の人が触られて夢中になる場所)
F: Where? (どこなの?)
V: Her heart.(ハートよ)
それとその後にフランクが言うこのセリフも。
I have a hair. I have a hair!!
"毛"が1本。もちろん、髪の毛ではありませんね。オトナの一歩?

MILK MONEY
Directed by Richard Benjamin
Cast: Melanie Griffith/Ed Harris/Michael Patrick Carter/Malcolm McDowell
Anne Heche/Adam LaVorgna/Brian Christopher
1994 AMERICA
しかし、メラニーはラジー賞のターゲットになりやすいようだ・・・。。。
*******************
12歳の少年フランク(Michael Patrick Carter)は母親を早くに亡くし高校で理科の教師をしている父親トム(エド・ハリス/Ed Harris)と二人暮らし。思春期の入口に立った友達ブラッド(Adam LaVorgna)とケヴィン(Kevin Scannell)と3人、いま一番の興味は女性の裸を見たい!こと。都会(city)に行けばきっと見られるとお金をかき集めて自転車で繰り出す。が、慣れない都会で危うく金を騙し取られそうに・・そこで助けてくれたのが気のいい娼婦のV"ヴィー"(メラニー・グリフィス/Melanie Griffith)。彼らを町まで送ったV、ひょんなことでしばらくフランクのツリーハウスで暮らすことになる。そんなVを娼婦の元締めマフィアのウォルツァー(マルコム・マクドゥエル/Malcolm McDowell)が金を持ち逃げしたと思い込んで探しにやってくる・・・
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大好きな"ほのぼの"カテゴリーです。『クレイジーインアラバマ』でメラニーはきっといいお母さんなんだろうな、と感じたのがさらに増しました、この映画で。彼女が劇中で子供達に向ける顔は本当に優しくてかわいい。実生活でもお母さんだからなのかも知れないけど、なんだかとても慈愛のような表情を感じてしまうのです。その慈愛の眼差しを受けるフランクがまたかわいい!CityでVに助けてもらった後、彼ら3人は念願の"裸"をVの部屋で見せてもらうことになるんだけど、フランクは一人自分の手で目隠しをしているので、Vが何故かと聞くと、"I can't do it. I want to be a gentleman." なんて言う。
せっかくお金溜めてCityまで見に行ったのにね。
フランクはパパとこのVをくっつけたくて仕方がない!そのくっつけたいパパというのがエド・ハリスだったことも、この映画に興味を持ったもう一つの理由。だって、エド・ハリスと言えばどちらかというとコワ面系の役柄のイメージが強いから、ロマンティック・コメディ〜だなんて、トム・ハンクスを『ユーガットメール』で観た時以上の衝撃!!!それも似合ってる〜〜。そしてまた不思議にもうらやましく思う、ハリウッドのロマ・コメの平均年齢の高さ。日本でこの中年の年齢層の恋愛というと、どうしてもオドロオドロしい人間関係とストーリー展開だったりすることがほとんどだけど、ロマンティックにコメディだなんて。文化の違いですな〜。違和感ないものね。若い頃のようなお肌でもなく、若い頃のように髪がフサフサじゃなくても・・なぜかしっくりしてしまう。
二人が親密になるにつれ、Vは当初孤独な娼婦の悲哀を持った表情をしていたのに、フランクの愛情に触れるにつれ、柔らかく穏やかな表情になっていくのがすごく好きです。
フランクを含めた3人の少年達は"正しい思春期"を過ごしていて実にかわいらしくて、素直なとってもいい子たち。彼らの思春期物語とフランクとトム父子の愛情物語、とVとトムのラブ・ストーリーと3つのテーマが上手に組み合って、でもやっぱり核はロマンティック・コメディかな。一応娼婦が出てきたり、マフィアのボスが追ってきたりという展開はあるけれど、ラストからいってもほのぼのランキングのかなり上位に入ります。穏やかな気分になりたい時に観るには最高にオススメ作品です。
ラストに以前フランクがVに聞いた問いに対する答えをVが伝えるシーンが好き。
V: You know what? There is a place you can touch a woman that'll drive her
crazy. (わかる?女の人が触られて夢中になる場所)
F: Where? (どこなの?)
V: Her heart.(ハートよ)
それとその後にフランクが言うこのセリフも。
I have a hair. I have a hair!!
"毛"が1本。もちろん、髪の毛ではありませんね。オトナの一歩?
MILK MONEY
Directed by Richard Benjamin
Cast: Melanie Griffith/Ed Harris/Michael Patrick Carter/Malcolm McDowell
Anne Heche/Adam LaVorgna/Brian Christopher
1994 AMERICA
しかし、メラニーはラジー賞のターゲットになりやすいようだ・・・。。。
2007/4/6 23:50
クレイジーインアラバマ 日本(劇場)未公開作
アントニオ・バンデラスもちょっと好き。ちょっと好きな人がたくさんいるので、おかげで色んな映画を楽しめているような気がします。んで、そのアントニオ・バンデラスが監督をした初めての作品ということで楽しみに公開を待っていたのに、この映画日本ではとうとう公開はされなかったようです。そして、メラニー・グリフィスは苦手だったのにこの映画でその苦手感は一掃され、好きまではいかないまでも好印象にさせてくれた作品です。
**************************
舞台は1960年代のアメリカ南部・アラバマ州。夫の暴力に耐えかねてついに夫を殺害してしまったルシール(メラニー・グリフィス/Melanie Griffith)は、甥のピージョー(ルーカス・ブラック/
Lucas Black)にだけ秘密を打ち明けた後、子供たちをアラバマの実家に預け夢であった女優になるためにハリウッドに向かってしまう。それも夫の首をタッパーに入れて持ち歩いたまま・・。

***
ルシールのぶっ飛んだ逃走劇と、ピージョー少年が遭遇する黒人差別から発展する大騒動の2つの話が上手く交差してお話が展開していきます。ただ、ルシールが耐えかねたものも"女性差別"という壁。この時代に横行していた問題は物語の底辺にあります。
ただ、ルシールの逃走劇は、実はものすごく漫画的でとても悲壮感などないからうっかりその辺を忘れちゃうんだけど。ルシールは不思議なチャーミングさで、人の心を惹き付けてしまうものを持っているようで、途中で寄ったドライブインのウェイトレスに「夫を殺したの。」って告白してもそれが彼女の共感を呼んで、手配中のルシールを探しに来た警官から庇ってもらえたりします。この場面は、女性差別に苦しむ女性の気持ちをコミカルに表しているのではないでしょうかね。
で、この首だけになった夫は、死んでなお彼女を束縛したいのか、首になった状態でルシールに話しかけてきたりするので、ルシールのパートはコメディを観ているかのようなのに対して一転、ピージョーのパートは、プールで泳いだ黒人の殺害問題を巡って起きる事件と街の騒動を通して、60年代の公民権運動などシリアスな話が展開していきます。ものすごーくテイストの違う話の展開なのに、無理なく観られた・・というより積極的に面白く観ることができました。きっと、ルシールのパートだけでは、ちょっと(言葉悪いですが)おバカ映画になりそうだし、ピージョーのパートだけだと、とても暗い映画になってしまうだろうから、この2つの重なり具合が絶妙なんですね。アントニオ・バンデラス(Antonio Banderas)が監督で主演がメラニーと聞いた時は、彼女撮りたさに映画作っちゃったのか!なんて思ってしまいましたが、実はメラニーはすごくいい役者さんではないかと思ったのです。役柄がこういうタイプが多めなのでイメージが偏りがちですが、特に子供たちへの愛情を感じるシーンや何故か人を惹き付ける魅力を持っているキャラクターなどは彼女そのものではないのかな、と。だからこの配役に納得。ルーカス・ブラックも良かったし、その上デイビッド・モース(David Morse)の妹想いの心優しいお兄さん役は、もう泣かせてくれます。殺人の重罪を犯してしまった妹だけど一心に守ってくれる。こんなお兄さんが絶対に欲しいです。
物語は最後裁判のシーンで、この二つのストーリーが交わって、えぇ〜な部分もありますけど、ルシールの無邪気さみたいなものにいつしか観客も肩入れしている頃かと思うので、この終わり方で私は満足でありました。
原作があるものですが、きっとどっちから先にしても堪能できるのではないかな、というのが私の感想です。アントニオ・バンデラスの監督センスも私は買いです。

監督姿のアント〜ニオ。

Crazy in Alabama
Directed by Antonio Banderas
Cast: Melanie Griffith/David Morse/Lucas Black/Rod Steiger
1999 AMERICA
**************************
舞台は1960年代のアメリカ南部・アラバマ州。夫の暴力に耐えかねてついに夫を殺害してしまったルシール(メラニー・グリフィス/Melanie Griffith)は、甥のピージョー(ルーカス・ブラック/
Lucas Black)にだけ秘密を打ち明けた後、子供たちをアラバマの実家に預け夢であった女優になるためにハリウッドに向かってしまう。それも夫の首をタッパーに入れて持ち歩いたまま・・。
***
ルシールのぶっ飛んだ逃走劇と、ピージョー少年が遭遇する黒人差別から発展する大騒動の2つの話が上手く交差してお話が展開していきます。ただ、ルシールが耐えかねたものも"女性差別"という壁。この時代に横行していた問題は物語の底辺にあります。
ただ、ルシールの逃走劇は、実はものすごく漫画的でとても悲壮感などないからうっかりその辺を忘れちゃうんだけど。ルシールは不思議なチャーミングさで、人の心を惹き付けてしまうものを持っているようで、途中で寄ったドライブインのウェイトレスに「夫を殺したの。」って告白してもそれが彼女の共感を呼んで、手配中のルシールを探しに来た警官から庇ってもらえたりします。この場面は、女性差別に苦しむ女性の気持ちをコミカルに表しているのではないでしょうかね。
で、この首だけになった夫は、死んでなお彼女を束縛したいのか、首になった状態でルシールに話しかけてきたりするので、ルシールのパートはコメディを観ているかのようなのに対して一転、ピージョーのパートは、プールで泳いだ黒人の殺害問題を巡って起きる事件と街の騒動を通して、60年代の公民権運動などシリアスな話が展開していきます。ものすごーくテイストの違う話の展開なのに、無理なく観られた・・というより積極的に面白く観ることができました。きっと、ルシールのパートだけでは、ちょっと(言葉悪いですが)おバカ映画になりそうだし、ピージョーのパートだけだと、とても暗い映画になってしまうだろうから、この2つの重なり具合が絶妙なんですね。アントニオ・バンデラス(Antonio Banderas)が監督で主演がメラニーと聞いた時は、彼女撮りたさに映画作っちゃったのか!なんて思ってしまいましたが、実はメラニーはすごくいい役者さんではないかと思ったのです。役柄がこういうタイプが多めなのでイメージが偏りがちですが、特に子供たちへの愛情を感じるシーンや何故か人を惹き付ける魅力を持っているキャラクターなどは彼女そのものではないのかな、と。だからこの配役に納得。ルーカス・ブラックも良かったし、その上デイビッド・モース(David Morse)の妹想いの心優しいお兄さん役は、もう泣かせてくれます。殺人の重罪を犯してしまった妹だけど一心に守ってくれる。こんなお兄さんが絶対に欲しいです。
物語は最後裁判のシーンで、この二つのストーリーが交わって、えぇ〜な部分もありますけど、ルシールの無邪気さみたいなものにいつしか観客も肩入れしている頃かと思うので、この終わり方で私は満足でありました。
原作があるものですが、きっとどっちから先にしても堪能できるのではないかな、というのが私の感想です。アントニオ・バンデラスの監督センスも私は買いです。
監督姿のアント〜ニオ。
Crazy in Alabama
Directed by Antonio Banderas
Cast: Melanie Griffith/David Morse/Lucas Black/Rod Steiger
1999 AMERICA
2007/4/5 21:49
純愛中毒 浮気で本気な<韓国>
『夏物語』を観にいったのは宣伝文句に、「『純愛中毒(原題/中毒)』以来イ・ビョンホンが選んだラブ・ストーリー」とあって、それを読む直前にちょうど『純愛中毒』を観ていたのが観に行ってみようか、という気にさせた理由でした。いや、特別ビョンビョンのファンということではないんですけど、アンテナに引っかかったというか。
*********************
両親を早くに亡くし兄弟二人、いつも寄り添うように生きてきたホジン(イ・オル)とテジン(イ・ビョンホン)。家具作家のホジンは3年前にコンサート・プランナーとして活躍するウンス(イ・ミヨン)と結婚し、田園地帯の一軒家で弟テジンと3人仲良く幸せに暮らしていた。ところが、カーレーサーであるテジンはレース中の事故に遭う。しかし驚いたことに、その同じ時刻、弟のレース観戦に向かいタクシーに乗ったホジンも事故に遭ってしまう。二人とも昏睡状態のまま1年後、テジンの意識が奇跡的に戻る。が、自分はホジンだと言い張る。テジンを自宅に連れ帰ったウンスは、ホジンだと言うテジンにとまどうが、彼の行動は全くもって夫ホジンそのものだった。次第にウンスはテジンにホジンの魂が宿っていると確信するようになる・・・・
〜愛しい人を守るために兄の魂が弟に宿った−
二人は失われた愛の時間を取り戻すことができるのか〜

***
完全ネタバレです。結末を映画で観たい方、観た後でまた読んでください(^^)
映画の感想は賛否両論ありましょうが。私はかなりこの映画を楽しめました。
楽しむ、というのはちょっと表現が違うのかも知れないけど、純愛ミステリー(?)というカテゴライズされた作品としては上々だったと思います。
なにより、「愛」の持つパワーにある意味圧倒されました。
イ・ビョンホンの演技良かったです。ウンスが、姿はテジンだけどこの人の魂はホジンだと確信するあたりは、私も色々考えを巡らせつつも「この映画は魂が宿るとか、ホントにそっちの路線で進んでしまうの?」と思ってしまったくらいで。そう思ったけど、と書いたのでそうでないことはおわかりだとは思いますが、思わず信じてしまいそうになるくらいにビョンビョンの演技は良かったです。
それにしても、「愛」とは、時にはこれほどまでに狂気を起こさせるものなのか・・と。
こんなに愛されたらあなたは幸せ?それとも怖い?とてもひと言では言えない複雑さがあります。
ホジンは本当に本当に優しい夫で、ウンスはその庇護の中でこれ以上ないくらいの幸せの中で暮らしていたから、あの暮らしを取り戻せることができるなら、結局嘘と知ってもホジンと信じてテジンを受け入れることにしたのではないのかな、と思ったのですが。ただ、ホジンの魂が宿っていると信じた後に真実を知ることになるので、ラストで彼女はどんな心情でいたのか、どういう気持ちの設定をされていたのか、知りたい気がします。
難しいですねー。冷静に考えるとテジンの行動は本当に怖いから。
兄になり切るために、全てのクセや仕草を徹底的に真似て、それを妻に信じさせてしまったのだから、一体いつからそういうことを考えていたのか。いつから目覚めていて、この計画を実行しようとしていたのか----コワイ。
でもでも、これだけは突っ込ませて〜。ホジンと信じて愛し合うシーンがあります。こればっかりは、たとえ究極の推察で(同じ家に住んでいたのだから)、覗いていたとしても、真似できない・・というか気づくのではないだろうか。。もしわからなかったとしたら・・・うーん、その先は言えましぇーーん。

중독(中毒)
Directed by パク・ヨンフン(박영훈)
Cast: イ・ビョンホン(이병헌)/イ・ミヨン(이미연)/イ・オル(이얼)
2002 KOREA
*********************
両親を早くに亡くし兄弟二人、いつも寄り添うように生きてきたホジン(イ・オル)とテジン(イ・ビョンホン)。家具作家のホジンは3年前にコンサート・プランナーとして活躍するウンス(イ・ミヨン)と結婚し、田園地帯の一軒家で弟テジンと3人仲良く幸せに暮らしていた。ところが、カーレーサーであるテジンはレース中の事故に遭う。しかし驚いたことに、その同じ時刻、弟のレース観戦に向かいタクシーに乗ったホジンも事故に遭ってしまう。二人とも昏睡状態のまま1年後、テジンの意識が奇跡的に戻る。が、自分はホジンだと言い張る。テジンを自宅に連れ帰ったウンスは、ホジンだと言うテジンにとまどうが、彼の行動は全くもって夫ホジンそのものだった。次第にウンスはテジンにホジンの魂が宿っていると確信するようになる・・・・
〜愛しい人を守るために兄の魂が弟に宿った−
二人は失われた愛の時間を取り戻すことができるのか〜
***
完全ネタバレです。結末を映画で観たい方、観た後でまた読んでください(^^)
映画の感想は賛否両論ありましょうが。私はかなりこの映画を楽しめました。
楽しむ、というのはちょっと表現が違うのかも知れないけど、純愛ミステリー(?)というカテゴライズされた作品としては上々だったと思います。
なにより、「愛」の持つパワーにある意味圧倒されました。
イ・ビョンホンの演技良かったです。ウンスが、姿はテジンだけどこの人の魂はホジンだと確信するあたりは、私も色々考えを巡らせつつも「この映画は魂が宿るとか、ホントにそっちの路線で進んでしまうの?」と思ってしまったくらいで。そう思ったけど、と書いたのでそうでないことはおわかりだとは思いますが、思わず信じてしまいそうになるくらいにビョンビョンの演技は良かったです。
それにしても、「愛」とは、時にはこれほどまでに狂気を起こさせるものなのか・・と。
こんなに愛されたらあなたは幸せ?それとも怖い?とてもひと言では言えない複雑さがあります。
ホジンは本当に本当に優しい夫で、ウンスはその庇護の中でこれ以上ないくらいの幸せの中で暮らしていたから、あの暮らしを取り戻せることができるなら、結局嘘と知ってもホジンと信じてテジンを受け入れることにしたのではないのかな、と思ったのですが。ただ、ホジンの魂が宿っていると信じた後に真実を知ることになるので、ラストで彼女はどんな心情でいたのか、どういう気持ちの設定をされていたのか、知りたい気がします。
難しいですねー。冷静に考えるとテジンの行動は本当に怖いから。
兄になり切るために、全てのクセや仕草を徹底的に真似て、それを妻に信じさせてしまったのだから、一体いつからそういうことを考えていたのか。いつから目覚めていて、この計画を実行しようとしていたのか----コワイ。
でもでも、これだけは突っ込ませて〜。ホジンと信じて愛し合うシーンがあります。こればっかりは、たとえ究極の推察で(同じ家に住んでいたのだから)、覗いていたとしても、真似できない・・というか気づくのではないだろうか。。もしわからなかったとしたら・・・うーん、その先は言えましぇーーん。
중독(中毒)
Directed by パク・ヨンフン(박영훈)
Cast: イ・ビョンホン(이병헌)/イ・ミヨン(이미연)/イ・オル(이얼)
2002 KOREA
2007/4/3 21:12
オーシャンズ11 この映画でこの英語
「・・・・never been charged.」
AFNを聞いていたら、ふいにその言葉が頭に飛び込んできたー。記憶にある言葉を脳みそは逃がさない。実際「聞いていたら」などという言葉を使っているけど、ニュースなんかは、文章として頭の中にきちんと入ってくる方が圧倒的に少ないのだ、私。そんな私の最高の教科書はやっぱり映画なんだなぁ。まあ初歩の初歩からなかなか抜け出せないのはご愛嬌(ではよくないが)。
*****************
泥棒稼業のダニエル・オーシャン(ジョージ・クルーニー/George Clooney)は4年の刑務所暮らしから晴れて出所してきた。保護観察中にも関らず、彼が向かった先はロス。そこで彼は旧知の仲間ラスティにラスベガスのカジノの襲撃計画を打ち明ける。難攻不落の城襲撃の計画に続々とダニエルの仲間が集まってくる。しかし、ダニエルの目的は金庫のだけではなかった・・・・
***
Interviewer : Good morning.
Daniel Ocean: Morning.
Interviewer : This was your first conviction, but you have implicated though
never charged in a dozen other schemes and frauds.
(有罪は初めてですが、今まで12件以上の詐欺行為に関与してますね)
What can you tell us about this?
Daniel : As you say, ma'am, I was never charged.
(あなたの言う通り有罪は初めてとしか・・)
“charge”いうと、日本語の中にもするりと入り込んでいる故、ガソリンチャージとかルームチャージとかといった費用の負担の意味の方が馴染みがあるなあ。けど、ここでの
“charge”は告発とか告訴の意味です。“arrest(逮捕する)”は、わりとパット出てくるのに比べてこれはさっと出てこなかった・・・のに、このセリフ一発で頭にすぽっと入ってくれたんですよねぇ。また、この始まりのカメラアングルが好き。ダニエルが出所前のインタビュー(と言っても取材とかじゃなくて、ちゃんと更正してまっとうな暮らしになれるか〜って聞かれるやつ) を受けるシーンは、インタビュアーの刑務官の声はすれども姿はなく、カメラは刑務官側からのアングルでのみで、ずっと聞かれているダニエルの表情に注視。
Interviewer: Mr. Ocean, what do you think you would do if realeased?
(オーシャン氏、釈放後はどうするつもりですか?)
この後の表情が絶妙〜〜。何か企んでいる含みを残しつつ、何も語らず飄々とした瞳。
ジョージがいい味出してる。わくわく感いっぱいで滑るように水面を駆けるアングルとスタイリッシュな音楽。この映画は「サントラが好きな」部門でも紹介したいくらい。
Daniel : No,sir, I wouldn't even think about leaving the state.
(まさか、州を出るなんて考えてもいません)
と、保護監察官に電話してたくせに・・ロスにいるダニエル。ラスティ(ブラッド・ピット/Brad Pitt)と合流して計画を打ち明ける。この電話をしているシーンのバックの霞がかった風景は自然のなせるわざで、たまたま撮影している時にこのシーンが取れたそう。
Rusty: God, I am bored.(退屈だ)
Daniel: You look bored.(退屈が見え見えだ)
ふむふむ、「退屈させる」はboringだけじゃなくて、これも使えるんだなぁ。しかし、公開のこの年(2001)に40歳を迎えるジョージ、ということは撮影時は30代。で、ブラピは2つ下だから37歳?むーーん、ジョージ貫禄あるってか、なんてか。
この映画は会話も早くてとてもそのままじゃあついて行かれないけど、字幕付きのDVDのおかげで繰り返し観ながら楽しみ&お勉強の出きる映画かな、と思います。それもきっと実はあまり日常では使わないようなおされ〜な言い方もあるんではなかろうか、と思いつつ、それが自分のお勉強で解明される日が来るのかは・・・神のみぞ知るってか。
Daniel : How you doing? Whiskey and whiskey.
これは英語と関係なく・・・チェイサーがウィスキーって・・どーゆー風に出すの?
Tess : You're a thief and a liar.
(あなたは泥棒で嘘つきだわ)
Daniel : I lied about being a thief. I don't do that anymore.
(嘘をついていたのは泥棒ということだけさ。もうしない)
Tess : Steal?
(盗みを?)
Daniel : Lie.
(嘘をつくことさ)
西洋の「罪の文化」とありますが・・「嘘」と「泥棒」、どっちがいいんじゃい?な会話でない?でも、この会話テンポも良くておされで好きなんです。
Daniel : Does he make you laugh?
(彼は君を笑わせてくれるのか?)
Tess : He doesn't make me cry.
(彼は泣かせはしないわ)
うーーん、深ーーい、男女の会話。笑わせてくれる男がいいか、泣かせない男がいいか。人生経験からすると、、、、、、笑わせてくれる男がいいかな〜ちょいと泣かされても。
『オーシャンズ13(Oceans Thirteen/2007)』も撮影完了のようです。なんとなーーく、トップスター達が息抜き&Enjoy! のために、「続編作って集まる機会作ろうじぇ〜〜」と言っている姿が見えるのは私だけでしょうか(^^)。でもちょっとだけライナス(マット・デイモン/Matt Damon)が"12"で見せた"ひとり立ち"願望が"13"でどうなるのか、は楽しみ♪
オリジナルをいい〜感じでリメイクされた"娯楽の秀作"・・と思うちょります。

2つ違いな二人・・・ふふふ。

この脚だけのジャケットGOOD♪
Oceans Eleven
Directed by Steven Soderbergh
Cast: George Clooney/Brad Pitt/Andy Garcia/Matt Damon/Julia Roberts
Bernie Mac/Elliott Gould/Carl Reiner/Casey Affleck/Scott Caan/Shaobo Qin
Don Cheadle/
AFNを聞いていたら、ふいにその言葉が頭に飛び込んできたー。記憶にある言葉を脳みそは逃がさない。実際「聞いていたら」などという言葉を使っているけど、ニュースなんかは、文章として頭の中にきちんと入ってくる方が圧倒的に少ないのだ、私。そんな私の最高の教科書はやっぱり映画なんだなぁ。まあ初歩の初歩からなかなか抜け出せないのはご愛嬌(ではよくないが)。
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泥棒稼業のダニエル・オーシャン(ジョージ・クルーニー/George Clooney)は4年の刑務所暮らしから晴れて出所してきた。保護観察中にも関らず、彼が向かった先はロス。そこで彼は旧知の仲間ラスティにラスベガスのカジノの襲撃計画を打ち明ける。難攻不落の城襲撃の計画に続々とダニエルの仲間が集まってくる。しかし、ダニエルの目的は金庫のだけではなかった・・・・
***
Interviewer : Good morning.
Daniel Ocean: Morning.
Interviewer : This was your first conviction, but you have implicated though
never charged in a dozen other schemes and frauds.
(有罪は初めてですが、今まで12件以上の詐欺行為に関与してますね)
What can you tell us about this?
Daniel : As you say, ma'am, I was never charged.
(あなたの言う通り有罪は初めてとしか・・)
“charge”いうと、日本語の中にもするりと入り込んでいる故、ガソリンチャージとかルームチャージとかといった費用の負担の意味の方が馴染みがあるなあ。けど、ここでの
“charge”は告発とか告訴の意味です。“arrest(逮捕する)”は、わりとパット出てくるのに比べてこれはさっと出てこなかった・・・のに、このセリフ一発で頭にすぽっと入ってくれたんですよねぇ。また、この始まりのカメラアングルが好き。ダニエルが出所前のインタビュー(と言っても取材とかじゃなくて、ちゃんと更正してまっとうな暮らしになれるか〜って聞かれるやつ) を受けるシーンは、インタビュアーの刑務官の声はすれども姿はなく、カメラは刑務官側からのアングルでのみで、ずっと聞かれているダニエルの表情に注視。
Interviewer: Mr. Ocean, what do you think you would do if realeased?
(オーシャン氏、釈放後はどうするつもりですか?)
この後の表情が絶妙〜〜。何か企んでいる含みを残しつつ、何も語らず飄々とした瞳。
ジョージがいい味出してる。わくわく感いっぱいで滑るように水面を駆けるアングルとスタイリッシュな音楽。この映画は「サントラが好きな」部門でも紹介したいくらい。
Daniel : No,sir, I wouldn't even think about leaving the state.
(まさか、州を出るなんて考えてもいません)
と、保護監察官に電話してたくせに・・ロスにいるダニエル。ラスティ(ブラッド・ピット/Brad Pitt)と合流して計画を打ち明ける。この電話をしているシーンのバックの霞がかった風景は自然のなせるわざで、たまたま撮影している時にこのシーンが取れたそう。
Rusty: God, I am bored.(退屈だ)
Daniel: You look bored.(退屈が見え見えだ)
ふむふむ、「退屈させる」はboringだけじゃなくて、これも使えるんだなぁ。しかし、公開のこの年(2001)に40歳を迎えるジョージ、ということは撮影時は30代。で、ブラピは2つ下だから37歳?むーーん、ジョージ貫禄あるってか、なんてか。
この映画は会話も早くてとてもそのままじゃあついて行かれないけど、字幕付きのDVDのおかげで繰り返し観ながら楽しみ&お勉強の出きる映画かな、と思います。それもきっと実はあまり日常では使わないようなおされ〜な言い方もあるんではなかろうか、と思いつつ、それが自分のお勉強で解明される日が来るのかは・・・神のみぞ知るってか。
Daniel : How you doing? Whiskey and whiskey.
これは英語と関係なく・・・チェイサーがウィスキーって・・どーゆー風に出すの?
Tess : You're a thief and a liar.
(あなたは泥棒で嘘つきだわ)
Daniel : I lied about being a thief. I don't do that anymore.
(嘘をついていたのは泥棒ということだけさ。もうしない)
Tess : Steal?
(盗みを?)
Daniel : Lie.
(嘘をつくことさ)
西洋の「罪の文化」とありますが・・「嘘」と「泥棒」、どっちがいいんじゃい?な会話でない?でも、この会話テンポも良くておされで好きなんです。
Daniel : Does he make you laugh?
(彼は君を笑わせてくれるのか?)
Tess : He doesn't make me cry.
(彼は泣かせはしないわ)
うーーん、深ーーい、男女の会話。笑わせてくれる男がいいか、泣かせない男がいいか。人生経験からすると、、、、、、笑わせてくれる男がいいかな〜ちょいと泣かされても。
『オーシャンズ13(Oceans Thirteen/2007)』も撮影完了のようです。なんとなーーく、トップスター達が息抜き&Enjoy! のために、「続編作って集まる機会作ろうじぇ〜〜」と言っている姿が見えるのは私だけでしょうか(^^)。でもちょっとだけライナス(マット・デイモン/Matt Damon)が"12"で見せた"ひとり立ち"願望が"13"でどうなるのか、は楽しみ♪
オリジナルをいい〜感じでリメイクされた"娯楽の秀作"・・と思うちょります。
2つ違いな二人・・・ふふふ。
この脚だけのジャケットGOOD♪
Oceans Eleven
Directed by Steven Soderbergh
Cast: George Clooney/Brad Pitt/Andy Garcia/Matt Damon/Julia Roberts
Bernie Mac/Elliott Gould/Carl Reiner/Casey Affleck/Scott Caan/Shaobo Qin
Don Cheadle/
2007/4/2 23:18
ナイトミュージアム 映画館で観ましたの〜
えーーと、この映画を知ったのはもう半年以上前のことだったので、「あ・・今から公開なんだ。」と思いつつどーしよーかなーモードが続いてましたが。先日時間があったのでちょっくら観に行ってきました。
ひと言。あーーー久しぶりに映画館で思い切り笑いました(^0^)
映画情報などで「結構面白かった」という感想を聞くにつれ観に行っちゃおうかな〜となってたもんだから、面白くなかったらどうしようかと思っていたので、ちょっと儲けたぐらいの気分になれます。
第一、 博物館というのも好きな上に、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural
History)は、初めての海外でも行った思い出の場所だし、そう言った意味でも思い入れの深い場所だったので懐かしさと共に楽んでこれました。
*******************
ニューヨークに暮らすバツイチのラリー(ベン・スティラー/Ben Stiller)は発明グッズはことごとく失敗し、現在失業中。このままじゃあ、大事な息子との面会もままならない。切羽詰まった彼が懇願して得た仕事は自然史博物館の警備員だった、しかもそれは夜警。年々来館者が減る一方の博物館の老警備員3人の代わりに若い一人を採用しようとの考えからだった。夜警をしぶる彼、しかし今、彼には選択の余地がない。しぶしぶ夜警を始めた彼がまず目にしたものは、展示されていたはずの恐竜の化石が水を飲んでいるところだった・・・
***
恐竜の化石のシーンはかなり映画紹介とかで流れていたからご存知の方多数かと思いますが、宣伝だとグワーっと叫びながら走って襲ってくるような場面を想像させておいて、実はこのティラノザウルス(だったよな?)は子犬のごとき性格で、遊び相手を探してじゃれてきてたんだ・・というオチに始まって、博物館中の展示品が夜中になると動き出す!それぞれがものすごーーくよく出来ていて、こんなん動き出したら怖いけど、ちょっと動いたら面白いーー状態。西部開拓者のコーナーのミニチュアでオーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)が小っちゃい、小っちゃい(笑)でも、大きい役果たしてたりして。
セオドア(テディ)・ルーズベルト(テディベアの由来の大統領さんですね)大統領役のロビン・ウィリアムス(Robin Williams)が・・ロビン・ウィリアムスでしたねぇ〜(なんのこっちゃ)
個人的には、アッティラ大王と部下のフン族(Huns)がやたらとラリーを追い掛け回して出て来るんだけど・・・ジェリーファンの自分としては、『ナイトミュージアム』に出ている方が正しいフン族(大体この字の当て方もちょっと響きが--;)なんでしょうけど(モンゴル系な感じ)、『ATTILA(2001)』の大王様が私の大王様なもんで・・・(^^;)

↑私の大王様

↑きっとこっちがホンモノに近いのよね・・・(涙)真ん中の人はエジプトのファラオ。
脳みそ使わずに楽しめつつ、歴史のおさらいも出来、親子愛ほろっ、などなど結構お楽しみ要素いっぱいあって、なかなかどうしてオススメの一品でした♪
↓本国オフィシャルサイトだけでもかなり楽しめるのがスゴイ!
http://www.nightatthemuseum.com/

Night at the Museum
Directed by Shawn Levy
Cast: Ben Stiller/Carla Gugino/Dick Van Dyke/Mickey Rooney/Bill Cobbs
Robin Williams/Owen Wilson
私としては、今もきっと自然史博物館にあると思われるバカでっかいイカ(あれはなんだったんでしょ)も出てきてほしかったわ〜〜ん。あの時記念に持ち帰った博物館ネーム入りのコーラのカップ、今日撮影してお見せしようとして持ち上げたら・・パキ・・と乾いた音と共に割れました。もう17年も前のだから・・・ね(T0T)
ひと言。あーーー久しぶりに映画館で思い切り笑いました(^0^)
映画情報などで「結構面白かった」という感想を聞くにつれ観に行っちゃおうかな〜となってたもんだから、面白くなかったらどうしようかと思っていたので、ちょっと儲けたぐらいの気分になれます。
第一、 博物館というのも好きな上に、アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural
History)は、初めての海外でも行った思い出の場所だし、そう言った意味でも思い入れの深い場所だったので懐かしさと共に楽んでこれました。
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ニューヨークに暮らすバツイチのラリー(ベン・スティラー/Ben Stiller)は発明グッズはことごとく失敗し、現在失業中。このままじゃあ、大事な息子との面会もままならない。切羽詰まった彼が懇願して得た仕事は自然史博物館の警備員だった、しかもそれは夜警。年々来館者が減る一方の博物館の老警備員3人の代わりに若い一人を採用しようとの考えからだった。夜警をしぶる彼、しかし今、彼には選択の余地がない。しぶしぶ夜警を始めた彼がまず目にしたものは、展示されていたはずの恐竜の化石が水を飲んでいるところだった・・・
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恐竜の化石のシーンはかなり映画紹介とかで流れていたからご存知の方多数かと思いますが、宣伝だとグワーっと叫びながら走って襲ってくるような場面を想像させておいて、実はこのティラノザウルス(だったよな?)は子犬のごとき性格で、遊び相手を探してじゃれてきてたんだ・・というオチに始まって、博物館中の展示品が夜中になると動き出す!それぞれがものすごーーくよく出来ていて、こんなん動き出したら怖いけど、ちょっと動いたら面白いーー状態。西部開拓者のコーナーのミニチュアでオーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)が小っちゃい、小っちゃい(笑)でも、大きい役果たしてたりして。
セオドア(テディ)・ルーズベルト(テディベアの由来の大統領さんですね)大統領役のロビン・ウィリアムス(Robin Williams)が・・ロビン・ウィリアムスでしたねぇ〜(なんのこっちゃ)
個人的には、アッティラ大王と部下のフン族(Huns)がやたらとラリーを追い掛け回して出て来るんだけど・・・ジェリーファンの自分としては、『ナイトミュージアム』に出ている方が正しいフン族(大体この字の当て方もちょっと響きが--;)なんでしょうけど(モンゴル系な感じ)、『ATTILA(2001)』の大王様が私の大王様なもんで・・・(^^;)
↑私の大王様

↑きっとこっちがホンモノに近いのよね・・・(涙)真ん中の人はエジプトのファラオ。
脳みそ使わずに楽しめつつ、歴史のおさらいも出来、親子愛ほろっ、などなど結構お楽しみ要素いっぱいあって、なかなかどうしてオススメの一品でした♪
↓本国オフィシャルサイトだけでもかなり楽しめるのがスゴイ!
http://www.nightatthemuseum.com/
Night at the Museum
Directed by Shawn Levy
Cast: Ben Stiller/Carla Gugino/Dick Van Dyke/Mickey Rooney/Bill Cobbs
Robin Williams/Owen Wilson
私としては、今もきっと自然史博物館にあると思われるバカでっかいイカ(あれはなんだったんでしょ)も出てきてほしかったわ〜〜ん。あの時記念に持ち帰った博物館ネーム入りのコーラのカップ、今日撮影してお見せしようとして持ち上げたら・・パキ・・と乾いた音と共に割れました。もう17年も前のだから・・・ね(T0T)
