2007/3/19 20:12
フィラデルフィア I LOVE EIGA
前回の『IN & OUT』が生まれるきっかけになったのは、この『フィラデルフィア(Philadelphia/1993)』があったおかげ?一見まったく違う映画に見えながら、しかしこの2作は共通のテーマを持っている。
私は『ユーガットメール(You’ve Got Mail/1998)』である意味衝撃を受けて(詳しくは拙ブログ6/11をご参照ください*^-^*)、以来彼の作品をほとんど観たが、また別の意味で衝撃が走った。
役者・トム・ハンクスに出会った瞬間。
*********************
弁護士としてフィラデルフィア一の事務所にスカウトされ将来を嘱望されていたアンドュー・ベケット(トム・ハンクス/Tom Hanks)。大きな裁判を任されまさに順風満帆という生活をしていた彼だったが、ある日仕事のミスを理由に突然解雇されてしまう。突然の出来事に戸惑うアンドリュー。実はエイズを発症した事が事務所の知るところとなりそれを理由に解雇されていたのだ。事務所を相手に取り訴訟を起こす決意をしたアンドリュー。しかし相手はフィラデルフィア一の事務所。彼を病気により解雇した証拠がないということでフィラデルフィア中の弁護士から弁護を断られ、自分自身で弁護を決意する。しかし裁判の朝、裁判所の弁護人席にいたのは原告でありの弁護人であるべきのアンドリューでなく、一度弁護を断った黒人弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン/Denzel Washington)だった。
***********************
この映画全編に流れているのは「偏見」と「差別」という人間にとって抗い難いテーマ。
誰でも偏見や差別はいけないと知りつつも、誰もが持つ未知のものへの恐怖や他人への
優越感がもたらす感情。映画を観ていれば、アンドリューに同情し彼を偏見により解雇
へ追いやった事務所のメンバーを嫌悪することだろう。でも、これが現実の出来事だっ
たら・・・?答えなど出せないけど、無知であることで知らないことへの恐怖、偏見が
あっただろうことを一歩的には責められないのではないだろうか。
事務所の人間だけでなく、アンドリューが訪ねてきた日主治医の元に走ったジョー。
エイズは握手などでは感染しないというのが常識だが彼は主治医に言う。
「今は大丈夫だと言っても半年後に新しい事実が発見されて、Ooops!あれは間違いだっ
たなんてことにならないと誰が言えるのか。」と。
アンドリューの弁護をすることを決意したジョーは裁判のその日になってもきっとゲイ
に対しての偏見はなくしてはいなかったように思う。けど、彼もまた黒人ということで
たくさんの差別を受けてきたのであろうことはアンドリューと偶然出くわす図書館での
シーンで見て取れる。資料を探している彼のデスクの横を白人の男性が冷ややかな目で
じーっと見つめながら過ぎていくのだ。お前なんかがここで何をしているんだ・・と言
わんばかりに。(図書館でパンを食べていたのを咎めていたのだろうか --;)
アンドリューの有能さを知り、差別というものを知っているから、無能という理由で解
雇されたことに疑問を抱き、差別と闘うために弁護を引き受けたのだろうと思う。
重いテーマの中でもうひとつ中心になるのは「愛」だ。
家族の愛、友人の愛、そして恋人の愛。みんなの愛に支えられていなければ、厳しい裁
判と進行する病状と闘っていくだけの気力はきっと続かなかったのではないだろうか。
本当に身近な人々の愛というのはかけがえのない、何にも替え難いもの。
アンドリューを解雇した事務所の幹部達だって彼を高く評価していたし、それぞれの立
場で彼を愛していたと思う。このような決断を下してしまったけれど。
恋人のミゲール(アントニオ・バンデラス/Antonio Banderas!)と一緒にアンドリューの家族の元
へ裁判の前に向かった時、正直両親が心配だという妹の言葉に対して、父も母も偏見に
負けずに正々堂々と戦いなさい、と言ってくれるシーンは数々涙の場面があるこの映画
の中でも本当に親の愛情の深さを知ることの出来るシーン。
しかし、実際の裁判を傍聴したことがなく、もちろんアメリカと日本のそれとではそも
そも制度が違うので大分違うのだろうとは思うが、この映画の中での裁判シーンの中に
は驚くべき場面があった。特に法律事務所側の弁護士が陪審員に訴える箇所。
彼女(バックトゥザフューチャー3のクレイトン先生)が、
"Fact, Andrew Beckett is dying..." というシーン。
直訳したら「彼は死にかけています。」と言っているわけで。この後に、自身の行動に
より彼は死をもたらす病になったことへの怒りを誰かにぶつけたいが為に訴訟を起こし
た、と訴えかけるのですが・・・法廷戦術とは言え、こんな表現をするなんて言うのは
見ていても耐え難かったですね。もちろん、映画を盛り上げる演出もあるでしょうが。
勝訴した夜、ミゲールに"I'm ready." と言って旅立ったアンドリューの顔はとても穏や
かだった。もっともっと生きたかっただろうに。
"But I don't consider myself. Any different from anyone else has this disease.
I'm not guilty, I'm not Innocent. I'm just trying to survive."
(この病気を持つ人は皆同じです。有罪でも無罪でもなくただ生きたいだけなのです。)
感染した理由は違えど、証言に立った女性のひと言でした。

Philadelphia
Directed by Jonathan Demme
Cast Tom Hanks / Denzel Washington / Jason Robards / Antonio Banderas
1993 AMERICA

ブルース・スプリングスティーンの歌声がアメリカを強く感じます。
Streets Of Philadelphia / Bruce Springsteen
私は『ユーガットメール(You’ve Got Mail/1998)』である意味衝撃を受けて(詳しくは拙ブログ6/11をご参照ください*^-^*)、以来彼の作品をほとんど観たが、また別の意味で衝撃が走った。
役者・トム・ハンクスに出会った瞬間。
*********************
弁護士としてフィラデルフィア一の事務所にスカウトされ将来を嘱望されていたアンドュー・ベケット(トム・ハンクス/Tom Hanks)。大きな裁判を任されまさに順風満帆という生活をしていた彼だったが、ある日仕事のミスを理由に突然解雇されてしまう。突然の出来事に戸惑うアンドリュー。実はエイズを発症した事が事務所の知るところとなりそれを理由に解雇されていたのだ。事務所を相手に取り訴訟を起こす決意をしたアンドリュー。しかし相手はフィラデルフィア一の事務所。彼を病気により解雇した証拠がないということでフィラデルフィア中の弁護士から弁護を断られ、自分自身で弁護を決意する。しかし裁判の朝、裁判所の弁護人席にいたのは原告でありの弁護人であるべきのアンドリューでなく、一度弁護を断った黒人弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン/Denzel Washington)だった。
***********************
この映画全編に流れているのは「偏見」と「差別」という人間にとって抗い難いテーマ。
誰でも偏見や差別はいけないと知りつつも、誰もが持つ未知のものへの恐怖や他人への
優越感がもたらす感情。映画を観ていれば、アンドリューに同情し彼を偏見により解雇
へ追いやった事務所のメンバーを嫌悪することだろう。でも、これが現実の出来事だっ
たら・・・?答えなど出せないけど、無知であることで知らないことへの恐怖、偏見が
あっただろうことを一歩的には責められないのではないだろうか。
事務所の人間だけでなく、アンドリューが訪ねてきた日主治医の元に走ったジョー。
エイズは握手などでは感染しないというのが常識だが彼は主治医に言う。
「今は大丈夫だと言っても半年後に新しい事実が発見されて、Ooops!あれは間違いだっ
たなんてことにならないと誰が言えるのか。」と。
アンドリューの弁護をすることを決意したジョーは裁判のその日になってもきっとゲイ
に対しての偏見はなくしてはいなかったように思う。けど、彼もまた黒人ということで
たくさんの差別を受けてきたのであろうことはアンドリューと偶然出くわす図書館での
シーンで見て取れる。資料を探している彼のデスクの横を白人の男性が冷ややかな目で
じーっと見つめながら過ぎていくのだ。お前なんかがここで何をしているんだ・・と言
わんばかりに。(図書館でパンを食べていたのを咎めていたのだろうか --;)
アンドリューの有能さを知り、差別というものを知っているから、無能という理由で解
雇されたことに疑問を抱き、差別と闘うために弁護を引き受けたのだろうと思う。
重いテーマの中でもうひとつ中心になるのは「愛」だ。
家族の愛、友人の愛、そして恋人の愛。みんなの愛に支えられていなければ、厳しい裁
判と進行する病状と闘っていくだけの気力はきっと続かなかったのではないだろうか。
本当に身近な人々の愛というのはかけがえのない、何にも替え難いもの。
アンドリューを解雇した事務所の幹部達だって彼を高く評価していたし、それぞれの立
場で彼を愛していたと思う。このような決断を下してしまったけれど。
恋人のミゲール(アントニオ・バンデラス/Antonio Banderas!)と一緒にアンドリューの家族の元
へ裁判の前に向かった時、正直両親が心配だという妹の言葉に対して、父も母も偏見に
負けずに正々堂々と戦いなさい、と言ってくれるシーンは数々涙の場面があるこの映画
の中でも本当に親の愛情の深さを知ることの出来るシーン。
しかし、実際の裁判を傍聴したことがなく、もちろんアメリカと日本のそれとではそも
そも制度が違うので大分違うのだろうとは思うが、この映画の中での裁判シーンの中に
は驚くべき場面があった。特に法律事務所側の弁護士が陪審員に訴える箇所。
彼女(バックトゥザフューチャー3のクレイトン先生)が、
"Fact, Andrew Beckett is dying..." というシーン。
直訳したら「彼は死にかけています。」と言っているわけで。この後に、自身の行動に
より彼は死をもたらす病になったことへの怒りを誰かにぶつけたいが為に訴訟を起こし
た、と訴えかけるのですが・・・法廷戦術とは言え、こんな表現をするなんて言うのは
見ていても耐え難かったですね。もちろん、映画を盛り上げる演出もあるでしょうが。
勝訴した夜、ミゲールに"I'm ready." と言って旅立ったアンドリューの顔はとても穏や
かだった。もっともっと生きたかっただろうに。
"But I don't consider myself. Any different from anyone else has this disease.
I'm not guilty, I'm not Innocent. I'm just trying to survive."
(この病気を持つ人は皆同じです。有罪でも無罪でもなくただ生きたいだけなのです。)
感染した理由は違えど、証言に立った女性のひと言でした。
Philadelphia
Directed by Jonathan Demme
Cast Tom Hanks / Denzel Washington / Jason Robards / Antonio Banderas
1993 AMERICA
ブルース・スプリングスティーンの歌声がアメリカを強く感じます。
Streets Of Philadelphia / Bruce Springsteen
2007/3/16 23:55
IN & OUT I LOVE EIGA
ケビン・クライン(Kevin Kline)にはまった記念すべき作品です。
****************
小さな町の高校教師ハワード(ケビン・クライン)。
彼は、生徒から慕われる人気教師。優しい家族と愛する婚約者に囲まれ
平凡ながら幸せな生活を送っていた。婚約者エミリー(ジョーン・キューサック)との
結婚式を3日後に控えたある日、彼にとんでもない大事件が降りかかった。
教え子で俳優になったキャメロン(マット・ディロン)がオスカー主演男優賞を受賞
した晩、彼は感激の受賞スピーチの中でハワードに感謝の言葉を述べると
同時にひと言放ったのだ。「He is gay(彼はゲイです).」と。
小さな田舎町は一挙に騒然!TVのレポーターが押しかけ、生徒の両親が
騒ぎ出したために大好きな教職を失いかねない状態に。
彼は必死にゲイの噂を否定するのだが・・・果たして結婚式は無事に行う
ことができるのか、事の真相は・・・
***************
傑作コメディ!という言葉だけでは表せない、ウィットに富んだ愛すべき映画です。
なんと言ってもケビン・クラインが素晴らしい!
一生懸命否定するけれど、風貌からしてもしかして彼はホントはゲイ??
どっち??と微妙なニュアンスをとても上手に演じています。
HOW TOモノ大好きアメリカ人らしく、「男らしい振舞い方」みたいなビデオを観な
がら一生懸命それをなぞろうとするんだけど、そのビデオの中にひっかけのように
"その筋"の方々が好きそうな曲が入っていて、「こんなものに惑わされてはいかー
ーん」という言葉も虚しく、曲にノリノリになって踊り狂うハワードが最高です
(もう大爆笑)。
それから、取材でやってきたゲイの記者ピーター(トム・セレック/Tom Selleck)に自分は
ゲイでない!とつっぱねた後にいきなりキス(!)をされて、どうするのかいな〜と
思ったら・・思わずそのキスにうっとりして、ついに自分の中の性に目覚める瞬間
の演技こそアカデミー賞ものでした。。
しかし、それでも結婚式はついに行われることになった当日。式は順調に進み、いよ
いよ誓いの言葉の場面がやってきちゃいます。
" I do." というべき場面、教会中の参列者の皆が固唾を飲んで見守る中、彼の口から
発せられた言葉は・・・・
"I.....I.....I'm gay."
騒然とする場内。顔がひきつるエミリー。しかし、ハワードは穏やかな顔で母親に
向かって " I'm gay." と告白する。
この場面、エミリーにとっては人生最悪なんですが・・ハワードのとても穏やかな
表情を見て、カイングアウトできた安堵に満ち溢れているように思えて、どうして
も情はハワードに向いてしまいました。
そして、両親と弟の温かい気持ちも。家族はもしかしたらわかっていたのかも知れ
ないけど、とにかく彼を責めたりしないで温かく理解しようとする姿に家族の温かさ
が感じられて胸がじーんとしました。
が、と言ってもやはり可哀想なエミリー!
エミリーを演じているのはジョーン・キューサック。面長の顔がすごく印象的でキュ
ートな女優さんで、ジョン・キューサックのお姉さん♪
この作品ではアカデミー賞の助演女優賞のノミニーにもなっています。
ウェディングドレスのまま飛び出してきたエミリーが町外れ(?)のバーで出会う男
(実はピーター)もゲイだと言うし、この町にはゲイしかいないのーー!とバーを出
て道行く車に" Hey! I'm ready!"と叫ぶシーンは悲しいけど笑えます。
そこにやってきた問題の発信源キャメロン。彼はエミリーと詩の朗読をしていた学
生時代から彼女のことが好きだったみたい。太っていたエミリーがダイエットして
痩せてしまったのを見て、「先生は昔から綺麗だったのに。」なーーんてキュート
な言葉を言ってくれちゃいます。
このマット・ディロンがかわいい教え子役で、なんかカワいいです(*^-^*)
しかし、カイングアウトしたことで町中の風当たりはますます強くなっていくし、
卒業式でハワードに渡されるはずだった"Best Teacher of the Year"は全く検討違い
の先生の手に渡されることになってしまうし。
でも、そこでキャメロンがやってきてハワードがいかに素晴らしい教師かとスピーチ
して、生徒達が同調する場面が感動的です。キャメロンがオスカー像をハワードに
渡したりするあたり、アメリカっぽいです。
最後はエミリーととってもアツアツな仲になってて二人の仕草も微笑ましいですよ。
ラジオでAFN(American Forces Network)を聞くのですが、よく"GAY ISSUE"が取り上げ
られていて、どちらかというと肯定的な意見より否定的(それもかなり強く"I hate.."
と言う人が多く)な意見が交わされることがあって、個人の内面の問題なのに、外見で
判断してしまう、理解のないことの悲しさを感じるのですけど、この映画はそういう問
題に正面から取り組みつつも上手にコメディの中に埋め込んでいて、爽やかで温かな気
持ちにさせてくれる作品でした。
この映画のヒントはなんと、トム・ハンクス(Tom Hanks)がゲイの役を演じた『フィラデルフィア(Philadelphia/1993』で、アカデミー賞の主演男優賞を受賞した時のスピーチで、ゲイの恩師に感謝の意を表したことから来ているのだそうで、そのシリアスな作品から
こういうコメディを生み出すセンスってすごい!と思ったのでした。
そして、曲もお約束(?)のビレッジ・ピープルの「マッチョマン」で思い切り踊れます(笑)

IN & OUT
Directed by Frank Oz
Cast Kevin Kline/Joan Cusack/Matt Dillon/Tom Selleck
1997 AMERICA
****************
小さな町の高校教師ハワード(ケビン・クライン)。
彼は、生徒から慕われる人気教師。優しい家族と愛する婚約者に囲まれ
平凡ながら幸せな生活を送っていた。婚約者エミリー(ジョーン・キューサック)との
結婚式を3日後に控えたある日、彼にとんでもない大事件が降りかかった。
教え子で俳優になったキャメロン(マット・ディロン)がオスカー主演男優賞を受賞
した晩、彼は感激の受賞スピーチの中でハワードに感謝の言葉を述べると
同時にひと言放ったのだ。「He is gay(彼はゲイです).」と。
小さな田舎町は一挙に騒然!TVのレポーターが押しかけ、生徒の両親が
騒ぎ出したために大好きな教職を失いかねない状態に。
彼は必死にゲイの噂を否定するのだが・・・果たして結婚式は無事に行う
ことができるのか、事の真相は・・・
***************
傑作コメディ!という言葉だけでは表せない、ウィットに富んだ愛すべき映画です。
なんと言ってもケビン・クラインが素晴らしい!
一生懸命否定するけれど、風貌からしてもしかして彼はホントはゲイ??
どっち??と微妙なニュアンスをとても上手に演じています。
HOW TOモノ大好きアメリカ人らしく、「男らしい振舞い方」みたいなビデオを観な
がら一生懸命それをなぞろうとするんだけど、そのビデオの中にひっかけのように
"その筋"の方々が好きそうな曲が入っていて、「こんなものに惑わされてはいかー
ーん」という言葉も虚しく、曲にノリノリになって踊り狂うハワードが最高です
(もう大爆笑)。
それから、取材でやってきたゲイの記者ピーター(トム・セレック/Tom Selleck)に自分は
ゲイでない!とつっぱねた後にいきなりキス(!)をされて、どうするのかいな〜と
思ったら・・思わずそのキスにうっとりして、ついに自分の中の性に目覚める瞬間
の演技こそアカデミー賞ものでした。。
しかし、それでも結婚式はついに行われることになった当日。式は順調に進み、いよ
いよ誓いの言葉の場面がやってきちゃいます。
" I do." というべき場面、教会中の参列者の皆が固唾を飲んで見守る中、彼の口から
発せられた言葉は・・・・
"I.....I.....I'm gay."
騒然とする場内。顔がひきつるエミリー。しかし、ハワードは穏やかな顔で母親に
向かって " I'm gay." と告白する。
この場面、エミリーにとっては人生最悪なんですが・・ハワードのとても穏やかな
表情を見て、カイングアウトできた安堵に満ち溢れているように思えて、どうして
も情はハワードに向いてしまいました。
そして、両親と弟の温かい気持ちも。家族はもしかしたらわかっていたのかも知れ
ないけど、とにかく彼を責めたりしないで温かく理解しようとする姿に家族の温かさ
が感じられて胸がじーんとしました。
が、と言ってもやはり可哀想なエミリー!
エミリーを演じているのはジョーン・キューサック。面長の顔がすごく印象的でキュ
ートな女優さんで、ジョン・キューサックのお姉さん♪
この作品ではアカデミー賞の助演女優賞のノミニーにもなっています。
ウェディングドレスのまま飛び出してきたエミリーが町外れ(?)のバーで出会う男
(実はピーター)もゲイだと言うし、この町にはゲイしかいないのーー!とバーを出
て道行く車に" Hey! I'm ready!"と叫ぶシーンは悲しいけど笑えます。
そこにやってきた問題の発信源キャメロン。彼はエミリーと詩の朗読をしていた学
生時代から彼女のことが好きだったみたい。太っていたエミリーがダイエットして
痩せてしまったのを見て、「先生は昔から綺麗だったのに。」なーーんてキュート
な言葉を言ってくれちゃいます。
このマット・ディロンがかわいい教え子役で、なんかカワいいです(*^-^*)
しかし、カイングアウトしたことで町中の風当たりはますます強くなっていくし、
卒業式でハワードに渡されるはずだった"Best Teacher of the Year"は全く検討違い
の先生の手に渡されることになってしまうし。
でも、そこでキャメロンがやってきてハワードがいかに素晴らしい教師かとスピーチ
して、生徒達が同調する場面が感動的です。キャメロンがオスカー像をハワードに
渡したりするあたり、アメリカっぽいです。
最後はエミリーととってもアツアツな仲になってて二人の仕草も微笑ましいですよ。
ラジオでAFN(American Forces Network)を聞くのですが、よく"GAY ISSUE"が取り上げ
られていて、どちらかというと肯定的な意見より否定的(それもかなり強く"I hate.."
と言う人が多く)な意見が交わされることがあって、個人の内面の問題なのに、外見で
判断してしまう、理解のないことの悲しさを感じるのですけど、この映画はそういう問
題に正面から取り組みつつも上手にコメディの中に埋め込んでいて、爽やかで温かな気
持ちにさせてくれる作品でした。
この映画のヒントはなんと、トム・ハンクス(Tom Hanks)がゲイの役を演じた『フィラデルフィア(Philadelphia/1993』で、アカデミー賞の主演男優賞を受賞した時のスピーチで、ゲイの恩師に感謝の意を表したことから来ているのだそうで、そのシリアスな作品から
こういうコメディを生み出すセンスってすごい!と思ったのでした。
そして、曲もお約束(?)のビレッジ・ピープルの「マッチョマン」で思い切り踊れます(笑)
IN & OUT
Directed by Frank Oz
Cast Kevin Kline/Joan Cusack/Matt Dillon/Tom Selleck
1997 AMERICA
2007/3/1 12:26
お知らせ『中天』関連 I LOVE EIGA
*****************************************************************
『中天』関連のお知らせです。
滋賀県にある彦根城築城400年祭記念として各イベントが行われます。
その中に、チョン・ウソン主演映画『中天』で衣装デザインを担当した
ワダエミさんの『森羅万象in彦根城/ワダエミ衣装展』が開催されます。
その中には『中天』で使用された衣装の展示もあります。
私は12月にウーチャンとの遭遇!のソウルタワーにて見てきましたが、
とにかく美しい衣装です。ワダエミさんならでは色、生地使いのものでした。
近くにお住まいの方、行楽にお出掛けしてみようかしら・・・という方
いらっしゃいましたら、ぜひお運びくださいませ♪
『中天』未だ買い手の情報が未確認ですが、こういうイベントを通して
興味を示していただければ、ファンとしても嬉しいところです。

******************************************************************
『中天』関連のお知らせです。
滋賀県にある彦根城築城400年祭記念として各イベントが行われます。
その中に、チョン・ウソン主演映画『中天』で衣装デザインを担当した
ワダエミさんの『森羅万象in彦根城/ワダエミ衣装展』が開催されます。
その中には『中天』で使用された衣装の展示もあります。
私は12月にウーチャンとの遭遇!のソウルタワーにて見てきましたが、
とにかく美しい衣装です。ワダエミさんならでは色、生地使いのものでした。
近くにお住まいの方、行楽にお出掛けしてみようかしら・・・という方
いらっしゃいましたら、ぜひお運びくださいませ♪
『中天』未だ買い手の情報が未確認ですが、こういうイベントを通して
興味を示していただければ、ファンとしても嬉しいところです。
******************************************************************
2007/2/23 20:59
新作を待つ気持ち I LOVE EIGA
『中天』の日本公開も未定なままですが・・・
ウーチャンの新作がまたまた中国で撮影されるそうで、
きっと今はその役作りをしているところなのではないでしょうか。。
この映画は、なんと!ソン・ガンホssi(『グエムル・・』)とイ・ビョンホンssiとの
3大共演であります!!なんと豪華なキャスティングなのでしょう〜
2008年公開予定ということなので、1年は待たねばならないのに、
各々のファンサイトでは既に、プレミア争奪戦の心配に対する声が
上がっているようであります。そうだよね・・ビョンビョン相手じゃもん。
・・・って、そーゆーものにチャレンジしたことのない私ですが。
「いい奴、悪い奴、変な奴」という韓国風西部劇になるそうで、
時代設定が第2次世界大戦前くらい、私の大好きな30年代あたりの
設定になるみたいで、今からワクワク♪
ウーチャンは「悪い奴」のようで、ちょっと彼の悪い奴って
見てみたーーい(≧▽≦)/、ともうソワソワでありやんす〜〜。
ウーチャンの悪い奴って、きっとなんかすごーーい悪い奴だけど、
眼をそらせられない・・ような凄みと魅力がありそうで。。
『中天』は日本公開に向けて応援活動をしているけれど、
今はまだまだ先が見えなくて・・・でも、この作品は必ずやニッポンの
地を踏むこと間違いなしかと思うのでドキドキもんです。
しかし・・・
映画は文化・・・でもやっぱりビジネス。
お金をかけた分返ってこなかったら困る・・大々的に困る。
大金がかかっている。どんなに「低予算」とか言っても、100万円とかで
できるもんとちゃいますもんね。
だから・・・ジェリーの『300』の劇場予告を見た時は、
「やっと劇場で見られた〜」というより、「あー、日本で公開するのね・・」と
安堵の気持ちの方が遥かに大きかったし。
ウーチャンの『中天』同様、公開に向けての応援活動をしている
ジェリーの『Beowulf&Grendel(原題)』という映画、
それから、ピアース・ブロスナン、マリア・ベロと共演しているサスペンス
『Butterfly on a wheel(原題)』も公開予定が見えてこない。。。
実は、『探偵レミントン・スティール(REMINGTON STEELE)』以来のピアースファンの
私は、ジェリーとの共演が決まって、なんかもう「一粒で2度美味しい」の
グリコ状態になって浮き立ったものだったのに・・・
もちろん売り込みはしているようだけど、買い手の話が出てこないの。
海の向こうで間違いなく精魂込めて愛する人たちが心底愛する映画を
作っているというのに、大スクリーンで観られないこの辛さ。。。
もちろん、今は海外からDVDを取り寄せることはいとも簡単に出来るけど、
映画はやっぱり劇場のスクリーンで観てこそでしょう。
悲しい・・・悲しすぎるぅーーー。
こんなに観たいと思っているファンはたくさんいて、そりゃあ興行収入なんぼ
とかの計算したらおっつかないのはわかっているけど、
せめて、著作権を開放する策やらないもんなんですかねー。
スクリーンで観たいファン、いっぱいいるんですよ。
作った人は一人でも多くの人に観てもらいたいわけですよ。
ファンはそのチャンスが数度しかなかったら、なんとしてでもやってきますよ、その場所に。
そういう気持ちの糸を繋ぐような方策は出来ないものなのでしょうか。
去年、ジェリーの『Beowulf&Grendel』を観にサンフランシスコまで飛んだ
Gerry Friendがおりますよ。
私は去年、ジェリーの故郷を旅するためにイギリスに飛び、そして
年末にはウーチャンの映画を観るためだけにソウルに飛びましたですよ。
映画が大好きで、映画によって彼らに出会うことができたから、
どうしても映画を劇場で観たい!
なんかいい知恵ないかしら〜〜〜〜。

『Dear Frankie』の撮影地、Greenock in Scotlandにて撮影。2006.9.20
ウーチャンの新作がまたまた中国で撮影されるそうで、
きっと今はその役作りをしているところなのではないでしょうか。。
この映画は、なんと!ソン・ガンホssi(『グエムル・・』)とイ・ビョンホンssiとの
3大共演であります!!なんと豪華なキャスティングなのでしょう〜
2008年公開予定ということなので、1年は待たねばならないのに、
各々のファンサイトでは既に、プレミア争奪戦の心配に対する声が
上がっているようであります。そうだよね・・ビョンビョン相手じゃもん。
・・・って、そーゆーものにチャレンジしたことのない私ですが。
「いい奴、悪い奴、変な奴」という韓国風西部劇になるそうで、
時代設定が第2次世界大戦前くらい、私の大好きな30年代あたりの
設定になるみたいで、今からワクワク♪
ウーチャンは「悪い奴」のようで、ちょっと彼の悪い奴って
見てみたーーい(≧▽≦)/、ともうソワソワでありやんす〜〜。
ウーチャンの悪い奴って、きっとなんかすごーーい悪い奴だけど、
眼をそらせられない・・ような凄みと魅力がありそうで。。
『中天』は日本公開に向けて応援活動をしているけれど、
今はまだまだ先が見えなくて・・・でも、この作品は必ずやニッポンの
地を踏むこと間違いなしかと思うのでドキドキもんです。
しかし・・・
映画は文化・・・でもやっぱりビジネス。
お金をかけた分返ってこなかったら困る・・大々的に困る。
大金がかかっている。どんなに「低予算」とか言っても、100万円とかで
できるもんとちゃいますもんね。
だから・・・ジェリーの『300』の劇場予告を見た時は、
「やっと劇場で見られた〜」というより、「あー、日本で公開するのね・・」と
安堵の気持ちの方が遥かに大きかったし。
ウーチャンの『中天』同様、公開に向けての応援活動をしている
ジェリーの『Beowulf&Grendel(原題)』という映画、
それから、ピアース・ブロスナン、マリア・ベロと共演しているサスペンス
『Butterfly on a wheel(原題)』も公開予定が見えてこない。。。
実は、『探偵レミントン・スティール(REMINGTON STEELE)』以来のピアースファンの
私は、ジェリーとの共演が決まって、なんかもう「一粒で2度美味しい」の
グリコ状態になって浮き立ったものだったのに・・・
もちろん売り込みはしているようだけど、買い手の話が出てこないの。
海の向こうで間違いなく精魂込めて愛する人たちが心底愛する映画を
作っているというのに、大スクリーンで観られないこの辛さ。。。
もちろん、今は海外からDVDを取り寄せることはいとも簡単に出来るけど、
映画はやっぱり劇場のスクリーンで観てこそでしょう。
悲しい・・・悲しすぎるぅーーー。
こんなに観たいと思っているファンはたくさんいて、そりゃあ興行収入なんぼ
とかの計算したらおっつかないのはわかっているけど、
せめて、著作権を開放する策やらないもんなんですかねー。
スクリーンで観たいファン、いっぱいいるんですよ。
作った人は一人でも多くの人に観てもらいたいわけですよ。
ファンはそのチャンスが数度しかなかったら、なんとしてでもやってきますよ、その場所に。
そういう気持ちの糸を繋ぐような方策は出来ないものなのでしょうか。
去年、ジェリーの『Beowulf&Grendel』を観にサンフランシスコまで飛んだ
Gerry Friendがおりますよ。
私は去年、ジェリーの故郷を旅するためにイギリスに飛び、そして
年末にはウーチャンの映画を観るためだけにソウルに飛びましたですよ。
映画が大好きで、映画によって彼らに出会うことができたから、
どうしても映画を劇場で観たい!
なんかいい知恵ないかしら〜〜〜〜。
『Dear Frankie』の撮影地、Greenock in Scotlandにて撮影。2006.9.20
